【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* ぼくたち実は最初サーヴァントとマスターだったんですけどガチのfate村の方がいるってことではわわわわわとなったのと、宝具名のセンス/Zeroで諦めた記憶。 あと悪魔達懐かしいね。 (-30) 2019/04/08(Mon) 14:41:35 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 夜の森を独りで歩いてはいけないよ。 小さな子なら誰でも耳にした事のあるお伽話。 冷たくて恐い化け物に血を吸われてしまって 枯れた薔薇の花弁のように散っていずれ灰になるから ] (167) 2019/04/08(Mon) 21:58:35 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 幼子を放った夜は静けさに包まれていた。 今頃あの子はどうなっただろうか。 赤い頭巾も被らず、剥き出しの足に硝子の靴は遠く 針に刺されなかった細い指で描く道は 月夜に輝く白い小石のように道を示したりしない。 そのままでは道草をしなくても狼の餌食になるか。 随分と哀れな末路だと思い描くも同情はなく。 訪れた暇な時間を過ごすこと如何程に。 ふと、眷属の蝙蝠が耳元で囁いてくる。 退屈に組んでいた脚を解けばゆらり蜉蝣が揺らめき ] (168) 2019/04/08(Mon) 21:58:51 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスそう。 ……また送られてきたんだ。 [ ――次の子が 伏せた睫毛はアッシュグレーと同じ色。 陰を落とす表情は月に照らされることなく、 踵の音を響かせながら古城の主人は階段を降りる。 今宵訪れた哀れな仔羊を出迎える為に ] (169) 2019/04/08(Mon) 21:59:09 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 掠める花の香り>>134は何処からか。 這い寄る影は月夜にすら透けることはなかった。 開かれない扉>>138は無言を貫く。 空気を震わす金糸雀の囀り>>140をせせら笑うように。 動きづらそうなシルクは誰の趣味か>>136 夜に煌めく白金は月夜で眩く剱のように輝いた。 唇に施された紅>>132だけが嫌に生々しい。 人々の煮え滾る慾で搦め取られているようだった。 男は眷属の眸を介し、視る。 着飾った子供を無駄に浪費させる愚かな村 繰り返される風習に鼻を鳴らして ふと夜の風が彼の頬を撫でるだろう。 纏わりつくように微かに薫るのは薔薇の気配。 瑞々しく熟れているが枯れる事を逃れられない芳醇の香り。 視界を遮る程の冷え切った風が吹いた ] (170) 2019/04/08(Mon) 21:59:29 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス今晩は、月のお嬢さん。 こんなに昏い夜に出歩いていては 恐ろしい化け物に食べられてしまうよ? [ 静けさと共に現れるは幼子より一回りは上に見えるだろう男。 迎えに来させた贄は初めてだと眸を瞬かせるも 直ぐに月の如きプラチナブロンドに目が奪われる。 ――――綺麗な子供、だと思った。 少年か少女かは中性的な風貌故 パッと見ただけでは判別がつかないまま かつんと、踵が鳴らす音が宵闇に響く。 人ならざる者が持つ鋭き歯牙を覗かせ、微笑んだ ] (171) 2019/04/08(Mon) 22:00:03 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス俺のような、ね? [ 一歩、踏み出す足は大きい。 距離を詰めるように影は揺らめいた。 狙うは彼の細く尖った頤。 眸を見下ろすように長駆は嘲笑った ] ねぇ、君は……何者? [ 贄なのか、客人なのか、奴隷なのか、玩具なのか、 はたまた、何者になってくれるというのか。 鋭い血色の眸玉は幼き瞳を見下ろして離さぬまま 笑みを象ったまま、問いを一つ投げた ]* (172) 2019/04/08(Mon) 22:01:00 |
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。 (a19) 2019/04/08(Mon) 22:02:01 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 此方を見上げる宝石は二つ>>202 男にしては珍しく片方ずつ異なる色彩に瞬きを数度。 濡れた下睫毛を目敏く見つけ出せば双眸を細める。 彼の問い>>203を満足そうに弧を描いた唇で迎えた ] その問いに自分の名を答えたのは、君がはじめて。 [ ほんの少し幼さすら滲ませる声色は微かに甘い ] その名前、よく似合っているよ。 [ 子供が名の意味を知っているかは定かではない。 だが今はそれ以上告げることはなかった ] (214) 2019/04/08(Mon) 23:22:14 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 何度も聞いた台詞>>204に片眉を上げる。 村の子供は皆斯様な教育を施されているのだろうか。 皆、切々とした表情を見せては縋り付く。 この子供も同じように見えた。 だが、一点だけ異なる点があった ] 君、隠さないんだね。 [ ある種愚かとも思える言動だった>>205 少年少女とまちまちであったが 男の元に送られるのは大抵が少女だった。 性別に対して拘りはない。 ただ、極上の精気を喰らいたいだけ。 だが、村の人々はそうではないだろう。 教えを耳にしていたならば少女として 過ごすことも出来ただろうが 素直に打ち明けられた男は思案に数秒。 彼の切実たる言葉>>206に口端を上げた ] (215) 2019/04/08(Mon) 23:22:34 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスセレン――君は生きる為に何処まで出来る? [ 顎に触れていた手をそのまま頬へと伸ばす。 涙の理由を問わないままその痕跡に触れた ] 何でもすると、謂ったね? [ 彼の言葉の一つ一つをなぞっていく。 自らが選んだ台詞に重しを乗せる為に。 血濡れのルビーを覗かせながら男は笑う。 誰をも甘く蕩かせた眼差しで微笑んだ ] (216) 2019/04/08(Mon) 23:23:34 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス俺を退屈させないでくれたら、 ……君の欲しいものを与えてあげる。 [ 右と左でそれぞれの色を放つ眸を覗き込む ] 君は俺の願いを叶えてくれる? 誓えるなら、この手に口付けて。 [ 謂わば契約のように重たい約束の為。 彼の涙の跡を追いかけた指で唇をなぞる。 人差し指を不躾に差し出せばいっとう愉しげに微笑んで 子供の見せる反応を期待するように赤はまた鈍く光った ]* (218) 2019/04/08(Mon) 23:26:52 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 白磁の肌が紅潮する>>228 随分と初心だと目を瞬かせるもの納得した。 子供なのだからそんなものかもしれないと。 男を見る子供の双眸は怯えも混じる。 誘うような唇の彩りだけがちぐはくで その癖して濡れた瞳だけが印象的だった ] ……どうして? 君が嘘を吐いていたって俺が困る事はない。 なら、君の方に何か理由があるんだろうね。 [ まるで裏切られる事が嫌だと暗に告げられているよう>>229 子供がその姿勢を貫いたとしても 人とは異なる感覚を持つ男だ。 不思議なものを見るような眼差しを向け 絲を結ぶように絡まる視線に口端を上げた ] (243) 2019/04/09(Tue) 1:17:29 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス人の子は夜の世界にいたって 何処を触れても熱いね。 [ 壊れ物を扱うような指の力で触れる>>231 柔らかくて滑らかな温もりを。 ほんの一瞬だけ熱が灯った錯覚に目を伏せて 望むこと>>232 何処でも、望むこと>>236 指先に口づけるだけではなく 赤い舌を覗かせた子供>>235に首を振った ] (244) 2019/04/09(Tue) 1:18:11 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス――……セレン。 [ 唇に伸びた指を彼の頬にあてがう。 まだ華奢な少年を見下ろせば此方を向かせた ] 俺の望みは退屈させないで。ただ、それだけ。 [ 顔を傾ける。 白銀は月の光を浴びて輝きを増した。 そこに大きな影が翳される。 静謐な真夜中、薔薇の薫風が舞う先で ] (245) 2019/04/09(Tue) 1:18:37 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ そっと掠め取るように伸びた舌は彼の唇に。 花の蜜を垂らした甘ったるい赤に這わされた。 唇の柔らかさ。 甘露のような残り香を残る場所を 吸い付いて、啄んで、リップ音を立てる。 大人の欲望で飾られた紅を消してしまうよう 口付けて、啜って、舐め上げた。 糸が伝う。 くちびるに映った紅を伸ばした舌で拭った ] (-77) 2019/04/09(Tue) 1:19:17 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス望む事は、君自身でいてくれること。 [ 自己を殺し生きていた者からすれば 難しい事を上げているのかもしれない。 だがそれすらも此方の企みではあった ] 俺の言う事を聞く賢い狗が欲しい訳じゃない。 だから考えて? 君が何をすれば俺の退屈が癒せるかを。 きちんと合っていたらご褒美をあげる。 [ 何処までも望むもの。 悠久を生きる吸血鬼としては、 殆ど意味を成さないものになっていた ] (246) 2019/04/09(Tue) 1:19:42 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ ふと見下ろす姿は肌寒そうだ。 古城へと視線を移しながら一足先に中へ向かおうとする ] 置いていかれたくないのならおいで、セレン。 [ 一瞥と微笑を彼へと向けながらも歩調は緩めず。 扉を開けた先にはエントランスホールと 上階に続く階段が見えている。 上階には空き部屋へと変わった部屋があった。 必要な洋服はクロゼットにまだ残っている。 そちらを彼へとあてがえばいいだろうと考えつつ これからの事を考えては一度軽く瞼を閉じた ]** (247) 2019/04/09(Tue) 1:20:16 |
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。 (a30) 2019/04/09(Tue) 1:21:36 |
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