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【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル>>1:195 「僕としちゃ優しいつもりなんだがねェ? どうも彼等は僕が考えるより気難しいようだ。次は気をつけるさ」 キエは呆れた様子で話をした。しかしキエが配慮をした所で結果は目に見えているかもしれない。 「僕ァ昔からこうだよ。魔法や科学かはわからないがきっと生まれつきだろうね。 さてユピテル君、僕ァ君について気になる事があるんだが良いかい?」 (-15) 2021/10/17(Sun) 21:46:14 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 巫女 ユピテル「ん……お前、随分酒の知識があるように見えるな。その見た目から素性を推測しにくいが……。 ……ああ、お前、確か巫女と名乗っていたか?神事と酒は切っても切れない関係だしな、もしかしてその繋がりから詳しくなったのだろうか」 怒らない、むしろ前向きな反応を見せた貴方を見て更に柔らかい空気を纏いながら自分もまたワインを一口。 やがて、下女が扉の向こうから呼ぶ声が聞こえるだろう。応対して戻ってきた男の手には肴が用意されていた。つまみやすいドライフルーツに、クリームチーズを生ハムで巻いたものなど。好きなものを食べろと勧めながら男は会話を続けた。 「特別な人を作るつもりは今のところない。俺はあらゆる美しい花を愛でていたいからな。十分に可愛がるには一年じゃ足りないし……それに、気付けば新顔がやってくる不思議な場所だ。飽きなどまだこないな。 それはそれとして、気になると言われれば悪く思う者などいないだろう。俺もまた例外じゃない。綺麗な花に思われたのなら尚更」 (-19) 2021/10/17(Sun) 22:07:29 |
【秘】 巫女 ユピテル → 探偵 キエ「うん。……うん。 キエはそのままでもいいような気もしてきたわね」 最初は肯定的なうん。続くは疑問交じりのうん。 そう、キエの性格上むしろ気回しをすると、 余計なトラブルが増える可能性に薄々気付きだしました。 「生まれつき。種族か素体がそんな仕組みか、 探偵なのに、その理由を気にした様子はないのね?」 「……聞きたい事ではなく気になる事? 何かあったかしら。ええ、私は構わないけれど、なあに?」 (-36) 2021/10/17(Sun) 23:48:15 |
【独】 巫女 ユピテルいえ唯一「ユピテルでは?」と 1件のみ言われました それもミズガネ>ユピテルでしたが 理由が「投稿発言の速度」ってなにー!? (-51) 2021/10/18(Mon) 1:12:04 |
【独】 巫女 ユピテルやだなあ滅茶苦茶ユピテルさん ポルティ女子じゃないですかここですよ こここここここここここここここ 初日に40回発言してアピールしていたのに おかしいなあ・・・・・・・ ここここここここここここですよ (-52) 2021/10/18(Mon) 1:14:17 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「当たり前だろう? 君は何故自分が呼吸をするか考えたことがあるかい。何故瞬きをするか考えながら目蓋を動かすのかい。 何も不便が無いのだから、其れで良いだろうよ」 キエの視線は躊躇なく足元へ向かう。 「聞きたい事でもあるねェ。謎があるなら暴きたいのが探偵の性というものさ。…服装に関しても謎はあるが其処はさておき。 なあ君、足首の痣はどうしたんだい? まるで枷を課せられていた様じゃあないか」 (-54) 2021/10/18(Mon) 1:30:28 |
【秘】 巫女 ユピテル → 技術指揮 シトゥラ「ええ、巫女。生も死も関わりは強く、どちらも行う仕事よ。 私にとって神は、いつでも傍にいる大切な大切な人だから。 そうねえ、神と言うから誤解を生むのかしら。 “母なる大地は常に私達を見守っている” そう言うと納得してくれる人は多いのよ。 シトゥラの国とは……いえ、文字通り住む世界が違うのね。 神は大地、あるいは世界そのものが私の当たり前。 そう言う意味では死神の側面も持つと解釈は出来るけど」 つい、自国と神について語ってしまいましたが、 彼が望む事は天変地異による死などではなく、 もっと形の違う、傍にある身近な死であると考えました。 「……と、学者さんの上に話したいと言ってくれたから、 少し長く語ってしまったけど考古学者とは限らないわね。 どの分野の学者さんだったのかしら。それと、」 その言葉を聞くと、少しの間の後、僅かに目が輝きます。 明らかにその単語、及び職業に関心を持つ目です。 「誰かを殺したいの?」 (-58) 2021/10/18(Mon) 1:51:09 |
【独】 巫女 ユピテルところでミズガネくん もちぱいかやいの二択と思ってますが ・『この形式カッコ』の多様 ・"カッコ" ←この “カッコ”の斜めじゃなく縦直線の囲い ・強調ボールド&アクションの使用頻度 ・もちぱいのほうが文章を連結してる率は会話の「」台詞内の連結度は恐らく高かった気がする ・感嘆詞の時の静かさはやいの方が近い気はする (-63) 2021/10/18(Mon) 2:40:33 |
【秘】 巫女 ユピテル → 探偵 キエ「あらあら。不思議なことを言うのね。 少なくとも私は呼吸をする仕組みは理解しているわ。 だから考える。"不便がないならそれでいい"と流さない。 今の言い方、むしろミズガネみたいだったわ」 「でもそう言うものかしら? キエは学者でも研究者でもなく、"探偵"なのだから」 「根本が知的好奇心による暴きそのものが動機なら。 全部全部、納得できてしまうのよね〜」 初日から大広間で大騒ぎしていたものねぇ…… さすがにそれは口に出しませんでしたが、 "天才"な事を言っていたアマノとの衝突を少し納得しました。 「うん。されていたから残っているの。痣が。 実際に足枷だったけれども。もう痛みはないし平気よ?」」 (-67) 2021/10/18(Mon) 3:04:53 |
【秘】 巫女 ユピテル → 酔吟 ミズガネ「素性って難しいわよね。"巫女のユピテル"では色々伝わらない。 同じ様に"吟遊詩人のミズガネ"しか知らないからお話にきたの。 だから気が向いたらなんでも聞いて?そしてお話して? 私も聞いて答えるわ。巫女のお仕事もその対話が重要なの」 「ちなみに、 」お酒は単に本当に好きなだけです ……ぇへ……巫女と格好つけた直後にこの台詞は余りにもしまりません。 誤魔化す目逸らしをしながら照れ臭そうに頬を掻きました。 ありがとうと礼を述べつつ、全てを試してみようとばかりに、 一通りの肴に一度は手を付けます。薄々感じるかもしれません。 "この女、相当飲み慣れている酒好きでは?"と。 「あら真摯ね。それとも拘りを強くは持たないのかしら。 とりあえずでお付き合いなり、愛人なり。 持っても不思議ではない、そんな環境に思えたから」 「うん。そうね、今私も花に例えられれば満更でもないもの。 一応ちゃんと理由はあるのよ。今飽きないと言っていたけど、 どちらかと言うと"元の場所よりこの館の方がいい"と思ってる。 ミズガネがそう見えたから。……違っていたらごめんなさいね」 (-75) 2021/10/18(Mon) 3:49:12 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 巫女 ユピテル「なんでも、ねえ。んー……。 ……巫女というからには何かしら神に仕える者だとは思うが。お前が仕えているのはどういう神で、その神を奉る宗教はどういうものなんだ?」 それは吟遊詩人としての興味だったのかもしれない。各地の伝承や神話を語り継ぐ者として、巫女の在り方が気になったようだ。 そう質問しつつ、しまらない一面や肴に手を伸ばす様子を観察する。 (この女、相当飲み慣れている酒好きでは?) 勘付いてしまった。 「いいや、後者だ。拘りが無い。だからお前の想像を裏切って悪いが、下女達には声をかけて『仲良く』しているよ」 そこまではつらつらと返していた。けれど。 「…………。 衣食住が満たされて、仕事をしなくても生きていける。……自分を見て言葉を交わしてくれる人もいる。 むしろ、元の場所がいいなんてどうして思えるんだ?終わらない宴、終わらない夢、終わらない幸せなんて最高だろう」 居た堪れないといった様子でそのままグラスを回す。不規則に、ぐらぐらと紅色が揺れては乱れる。 (-79) 2021/10/18(Mon) 4:10:22 |
【置】 巫女 ユピテル空を一瞥。 夜と朝。見え方が違うそれに感傷めいた言葉はありません。 その瞳に何が映ろうと、今から視るものは別物ですから。 中庭の物陰の一点を迷いなく訪れ、 幾重の禍を予兆しようとただ一つの怯えもない足取りは、 今は独り、森羅を抱く記憶と魂を重ね、其処を視ます。 言葉は、解き放たれていました。 その者の命は其処にあると、まだ言えるのでしょうか。 『脆く消える存在は、魂のみの存在を是とするのか』 それは虚構と、視ない貴方達 は例えるでしょうか。 これが始まりであっても、巫女にとっては廻る刻の一つ。 何一つ汚れていない手を、ちゃぷり、と。 朱の噴水の中に禊のように入れ、暫し目を閉じ続けていました。 (L0) 2021/10/18(Mon) 4:30:36 公開: 2021/10/18(Mon) 4:35:00 |
【置】 巫女 ユピテル確かな物は存在し得る上で。 脆く消える儚い存在を重石とした裁定は、 確かな傷と宿業に寄り、天秤を傾け続けようとします。 「此度の導き、僥倖である事は疑いないけれど」 巫女はもう疲れたのです。もう泣いて嘆く気力すら衰え出していましたから。 積年の人の堕落と欲念の記憶は、積怨の様に蝕み続けます。 絶えぬ使命は、文字通りの"すべて"に望まれていようと。 『私は、未だに"間違い"ではないかと言う疑念が消えない。 人世は、人はどう在る事が正しいのでしょうか』 尊き者を散らし、犠牲の上に続く道を その世界を当然の様に人生だと言う説法を肯定し続ける。 「それ程の価値が、神の子と言うだけであるのか」 誰か私の選ぶ道の先を、示してくれませんか。 私はただ、あの真白の尊き命を守りたいだけだったのです。 まだ天秤は傾き切っていません。 或いは天秤そのものが、"ここ"に潰えるのかもしれません。 巫女の手は一色に染まっていても、心だけは、まだ完全には。 どれが、誰にとっての安寧となるのか。 証明が不可能だったその解答を、誰か私にみせてください。 私が決断を揺るがぬように。或いは、天秤の役割そのものを降りる為に。 (L1) 2021/10/18(Mon) 5:15:36 公開: 2021/10/18(Mon) 5:15:00 |
ユピテルは、中庭の物陰を後にしました。 (a18) 2021/10/18(Mon) 5:34:15 |
【秘】 巫女 ユピテル → 酔吟 ミズガネ「“母なる大地は常に私達を見守っている”」 教えの一文を読み上げるように述べます。 「神が大地や世界を作ったのではなく、 大地、世界そのものが神なの。 私はその声が聞こえるから巫女なのよ。 私にとって神は、いつでも傍にいる大切な大切な人。 だからその声を聞き、願いを叶えるのが使命ね」 興味自体を持って貰えた事が嬉しいように。 終始両手を合わせ、嬉々として語ります。 語り終えた後にまたお酒を一口頂きました。 「……ふふ。詩人らしい質問で喜んじゃった。 こういうお話に興味を持つから吟遊詩人になったのかな」 「あらあら男の子ね。『仲良く』なんて。 勿論無理強いじゃないならいいと思うけれど。……」 "自分を見て言葉を交わしてくれる人もいる" その言葉と、居た堪れない様子にグラスを置きます。 心配そうな顔をし、少し距離を縮め貴方の瞳を覗き込みます。 「私、まだ何も言ってないわ。否定だってしない。 なのにミズガネはどうしてそんな顔をしているの? まるで幸せな夢を見続ける事に、罪悪感があるみたいだわ」 (-108) 2021/10/18(Mon) 6:05:06 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「こりゃ一本取られたねェ。僕ァ全ての謎に興味がある訳じゃあないのさ。空が青い理由などどうでも良いし、血潮が赤い理由だってどうでも良い。 でもミズガネ君みたいかァ、…ふふ、今度伝えてみよう」 最後の一言を聞くまでキエは笑っていた。 最後の一言を聞いて足首から視線を外しユピテルを見据えた。 (-109) 2021/10/18(Mon) 6:27:40 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「…? まるで僕が君を心配したかの様に言うんだなァ。僕が気になったのは其処じゃあない」 ユピテルの周囲をゆっくりと歩き始めた。その表情は先程迄と打って変わって退屈さが滲んでいる。 キエの一挙一動は礼節に欠けた身勝手なものだった。ミズガネに対する其れと同じ、いや更に酷いかもしれない。 「枷をされた理由と外された理由さ。何方かと言えば僕ァ外された理由の方に興味があるがね」 (-110) 2021/10/18(Mon) 6:28:38 |
【秘】 巫女 ユピテル → パイ焼き ゲイザー>>1:202 ゲイザー 「ありがとうゲイザー。 けれど、お姉ちゃん少し心配になってきたの。 ううん、怒りはしないのだけど……」 言い方の程度に悩み口元に手を当てて思案します。 思考の末、口を尖らせ注意の様な形式にしました。 「"親切にしてくれた"だけで、人を判断しちゃ駄目。 悲しいけど言葉は嘘を幾らでもつける人もいる。 勿論言葉以外に多くを重ねても見極められるとは限らない。 でも……今のあなたの思考は、 褒められた事が余りない故の反応に思えるの。 それでゲイザーが傷付くと、傷付く人もいる。私もね。 勇気と無謀を履き違えちゃだめよ。覚えておいて」 後悔しない。という発言への指摘です。 本当に後悔はしないかもしれません。しかしそれは、まるで自分が傷付いても気にする人がいない前提の言葉のようです。 それを説き、落ち込ませないように語り掛けました。 (-112) 2021/10/18(Mon) 7:10:40 |
【秘】 巫女 ユピテル → 探偵 キエ「学者も全ての謎には興味がある人は少ないと思うけれど。 その言い方だとキエの知りたがる謎には基準があるみたい。 あるなら、どんな基準の上でか聞いてみたいわね」 対ミズガネ以上のキエの礼節の無さも、気遣いの無さも。 まるで謎以外興味がないと言われている事に動じる様子はありません。『気にしていない、慣れている。』 その程度の感慨のように「そうねぇ〜」といつもの調子が帰ってきます。 「されたのは逃げるから。外されたのは逃げなくなった、 或いは外してでも何かをやらせる必要があった。 なんて言っても、『そんな事はわかりきってる』かしら?」 更に退屈か、或いは失望の顔が浮かぶ? そんな事を逆に問い質し、答え合わせでも見たがるように。 周囲を回るキエの目の前に笑顔のまま身を乗り出します。 (-113) 2021/10/18(Mon) 7:24:49 |
【神】 巫女 ユピテル>>【ハロウィン】 「良い機会だから縫い直すついでに、 着替え替わりに仮装を貸して貰ったけれど。 こう、なんだか落ち着かないわ。すーすーするわね……」 いつものチグハグ過ぎる服は修復と洗濯の旅です。 代わりに仮装をお願いして貸してもらいました。 特徴的なトンガリ帽子に羽織られる黒いローブ。 この点だけで魔女の衣装は明確でしょう。 問題は中に着るローブが丈は長いのに首肩の露出が広い服で。 「あ。挨拶なんだっけ。ハッピーハロウィン!かな? それとも例のアレを言わせてくれる人はいるかしら〜」 つまり、今はさらしで胸を潰していないこの状態は。 今まで気付かなかった人でもわかるほどに形が見えます。 最早、仮装並の 巨乳 を遮るものは何一つありません。とても凄いです。既にある種の悪戯レベルでしょう。 (G24) 2021/10/18(Mon) 7:45:40 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 巫女 ユピテル「…………成る程ね」 巫女同様語り終えられるまで酒を口にすることもせず静かに聞いていた。 「対話が重要、という理由がよく分かった。それにしても『声を聞き、W願いを叶えるW』なあ……。 他宗教の巫女も大抵神の声を聞き、民衆に伝える所謂神託までなら行っているが……願いを叶えるという部分は珍しい気がするな。それで、ユピテルのとこの神様はなんて?どういう事を話してどういうことを願っているんだろうな」 「無理強いはしてない。全員同意だ。嫌がるなら普通に飲んで部屋まで送って帰してる」 距離を縮め、此方を覗き込む女の視線から逃げるように男は視線を更に別方向へと泳がせる。 「……この話をすればだいたい人は真っ二つに意見が分かれる。同意する奴と、それは間違いだと真っ向から否定してくる奴。面倒なんだよそういう人の在り方に口を出してくる奴が」 うんざりした口調からそれが本音であることは分かる筈だ。ただ、それでも貴方の視線から逃げる様子から理由の全てを話したとは言えないかもしれない。 (-120) 2021/10/18(Mon) 9:56:40 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「………基準は当然ある。でも君ァその基準を満たしていなさそうだから余り興味が無い。しかし問われれば僕は答えよう。 ⏤⏤⏤⏤“感情を隠す謎”さ」 空は誰かの想いを隠さず海は誰かの嘆きを覆わない。だから興味が無い。 「何でもかんでも明け透けなのは面白く無い。 箱の中身は何なのか、何故箱に入れたのか? 其れを暴くのが愉しいというのに君と来たら……もう箱に穴が空いているんだもの」 (-123) 2021/10/18(Mon) 10:28:57 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテルキエは歩みを止めた。僅かに骨張った指がユピテルの心臓の真上をとんと突く。この下に何が在るかは自明だ、きっと壊れかけの心がある。 「嗚呼、そんな事は判りきってるのさ。そうでなければ不要になって捨てられたとかねェ。 ………もっと早く、そう、君という意思がまだ蝕まれていない内に会いたかったなァ。残念だ、もう食べられてしまったね。それも無作法な食べ散らかし方で悲しいよ」 口惜しそうに溜め息を吐く姿に憐憫は欠片も見られない。只々落胆していた。 (-125) 2021/10/18(Mon) 10:29:41 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 巫女 ユピテル「そんなこという人、ぜったい……」 頬を膨らませたまま、俯く。 傷ついたわけではない。 重ねようとした手がすれ違ったような不服。 あなたの語る言葉は暖かくて、そして、ある種の真実なのだろう。 けれど今ゲイザーは、”あなた”を見ていたかった。 だが、納得したようにこくりと頷く。 「わ、分かり、ました……」 そこで、ゲイザーは給仕の途中だったことを思い出す。 あなたの包容力のある物腰に惹かれて、 つい歓談に夢中になってしまった。 「す、すみません! あたし、仕事にもどらなきゃ。 そのっ、……ありがとうございます! あたしっ、……あなたが言うこと、わかります、でも── ”親切にしてくれたから”、あなたは。 あたしの中では、いい人です」 それだけで十分だった。 『それじゃ!』そのままゲイザーは、 駆け足で給仕に戻って行った。 (-126) 2021/10/18(Mon) 10:38:26 |
【秘】 技術指揮 シトゥラ → 巫女 ユピテル「国ごとで違うと呼ばれる地域信仰もすべては、 死は自然にもたらされるとされる自然信仰からなっている。 皆が納得するのも、ユピテルが説明するのに適している言葉なのもわかる。 君はとても賢くて聡明だ。 巫女という職業を、どこかで聞いたことがあった。 ……身近にあればどれだけまた研究できたか。 今でも十分なほどに聞けているが。 俺の学んでいた学問は犯罪心理学。 だけどここに来てからとある考古学者に説かれたんだ」 「ここに法もルールもなにもない。 治外法権、誰かが規制することのない領域ということ。 そんな場所で手を汚さない選択肢を、取らないことにするもの。 ……不自然ではない」 「だろ?」 ▼ (-138) 2021/10/18(Mon) 12:51:51 |
【秘】 技術指揮 シトゥラ → 巫女 ユピテルそこまで言い切って、ため息をつく。 「……直接聞くか? 正しく、殺人鬼だったらどうするんだよ」 答えは是である。 きっと己は誰かを人前で殺しても問題はない。 隠れないと次ができないだけなのだから。 (-139) 2021/10/18(Mon) 12:53:06 |
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