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【人】 魔法猫 カザリ── じゃらしタイム ── [悲鳴をあげるサラリーマンと、絶え間なく続く落雷の音>>0:228 そこにネズミの断末魔の声が加わり、辺りの状況は一言で表現するなら『混沌』そのものだった。 そう、まさしく混沌とした状況。 一眼見ただけでは、どちらが善でどちらが悪かは計り難い。 強いて言えば明らかに巻き込まれたらしいサラリーマン。それに羽付ネズミだけが被害者(?)だと言える。 ──それはともかくとして] にゃにゃ♡ にゃーのために練習したのかにゃ? それって、あれかにゃ じつはにゃーの下僕希望とか? [煽ってるつもりはない。 むしろ、下僕希望なら大歓迎だったりする] (20) 2020/10/21(Wed) 17:29:15 |
【人】 魔法猫 カザリ[小首を傾げ、可愛く招き猫ポーズ。 多分、テレビ画面にはピンクのハートのエフェクトが表示されているはず。原理はわからないけれど、幹部の意向なのだけは間違いない。 弧を描くように跳びつつ、長い尻尾でさらに2つ3つネズミをなぎ払い] はにゃ? にゃーのこと、吸いたいのかにゃ? お代次第では 吸わせてあげてもいいけどにゃ 具体的に言えば ちゃ〜る ちゃ〜る あぶにゃ [至高の美味として、にゃー達の間で有名な逸品。とろとろなおやつを思い浮かべていたためか、一瞬意識が脇へ逸れた。 足元への穂先の一撃>>0:229足払いを間一髪ギリギリかわし] (21) 2020/10/21(Wed) 17:32:11 |
【人】 魔法猫 カザリにゃーは『ネコ』だからにゃあ ネズミを獲るのが『ネコ』 鳥を獲るのが『トコ』蛇なら『ヘコ』 にゅるにゅるな獲物も嫌いじゃにゃいけど 足払いはあんまり好きじゃないにゃー 一括りに『猫』でも違うって覚えてにゃ♡ [ネズミを蹴り返しつつ、豆知識を展開。 たぶん画面の向こうで下僕達がメモを取っている、はず*] (22) 2020/10/21(Wed) 17:32:46 |
【人】 魔法猫 カザリ── じゃらしタイム ── [ネズミを獲るのが『ネコ』鳥を獲るのが『トコ』蛇なら『ヘコ』では、何も獲らないのは>>27] ざーんねんっ♡ 何も獲れないのはニンゲンぐらいにゃ あとはにゃあ 獲れないんじゃなくて獲らないだけ 無駄に動くとエネルギー使うしにゃ♡ [蜘蛛一匹にへっぴり越しになる下僕とは大違い。 にゃー達の仲間なら最低限、昆虫ぐらいは捕まえられる。 下僕を持ち、室内に入り込む虫を追わなくなった仲間であっても、狩りをしないのは単にその必要がないから。 だから、本当に必要ならばきちんと獲物を捕らえることができる。 ──そのために生まれついての武器、爪と牙があるのだから。 蹴り飛ばしたネズミが地面に当たり、紫色の雷が土に穴を開ける。 数を増したネズミ達は今や避けるのが困難なほど、ならば一気に処理してしまおうかと鋭い爪で横一文字に切り裂き] (46) 2020/10/21(Wed) 23:15:04 |
【人】 魔法猫 カザリお風呂は却下!にゃ! シャワーも、ドライヤーも論外にゃ! にゃーは断固、おやつを要求するにゃ!! [お風呂。にゃー達にとって謎でしかないもの。 拷問器具のようなそれに、なぜ人間は自ら入りたがるのだろう。 濡れて体が冷えれば、その分エネルギーが消費され命に関わる。 それだけじゃない、石鹸──あの妙な匂いがするもので擦られれば、自分の香りが消されてしまう。 良い匂いだと人間は言うけれど、にゃーにとっては迷惑甚だしい。 しかもそれを毎日だなんて、冗談ではない。 せっかくならば下僕にと思ったのは間違い。 やっぱりこいつは敵だ、と喉の奥から唸り声を発し] 遊びはこれまで!にゃぁぁぁ!!! [ふりふり揺れる緑の穂先へまっしぐら。 爪と牙、両方で奪い取ろうかと襲いかかる*] (47) 2020/10/21(Wed) 23:15:27 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── [至る所、灰色だらけの世界。 壁も、窓の桟も、空さえも灰色い。 焼かれた日記帳のページの色。 はたまた、主人を失った蜘蛛の巣の色。 世界はこんなにも灰色に覆われているのに どうして、夢の中はあんなにも色鮮やかなのだろう] (+3) 2020/10/21(Wed) 23:15:48 |
【墓】 魔法猫 カザリ["夢は記憶の整理だ"と人は云う。 それも一理、あるのかもしれない。 なぜならば 夢の中で相対するヒトを私はよく知っている。 現にもいる相手。 夢と同じ名を持ち、面影を残すヒト。 けれど、彼女を夢に見る その理由が私にはよくわからない。 夢に見るほど、思うほど 深いつながりなどない──そのはず、だから] (+4) 2020/10/21(Wed) 23:16:09 |
【墓】 魔法猫 カザリ……なんでかしらね あぁ、でも猫になりたい それぐらいならあるかもしれないけど [井戸端でぽつり。 水を汲んだ木桶を持ち上げれば、あかぎれた手指に鈍い痛みが走る。 ぎしり、と食い込む持ち手の重たさに眉間に皺を作りつつ] (+5) 2020/10/21(Wed) 23:16:31 |
【墓】 魔法猫 カザリ──── 。 [目当ての部屋の前まで来たなら、ノックをまず三度。 次いで扉を開け、先に汲んだ木桶の水を洗面台へと移し替える。 部屋の主人が朝の支度をできるよう、そうやって準備を整えてから] おはようございます、シオン様 朝の用意が整いました [言葉だけは丁寧に。 けれど、揺り起こすことはしない。 寝台から三歩離れた距離を保ち 部屋の主人が目覚めるのをいつものように待った*] (+6) 2020/10/21(Wed) 23:17:03 |
【人】 魔法猫 カザリ── じゃらしタイム ── [コツン、コツンと地面を叩く音がする>>72 繰り出そうとした爪や牙を避けるそぶりさえ見えない。 変だ、と気がついた時には些かタイミングが遅かった] 根こそぎ……にゃねー 乱獲は身を滅ぼすにゃよ それににゃ、安全なところから網だけ引く 地引き網みたいにゃのは にゃーは狩りとは認めないにゃ! [誘われている、おそらくこれは罠。 飛びかかった先にきっと何かがあるのだろう。 だからといって、後に退くことなど出来はしない。 食うか食われるかの勝負。 だからこそ楽しい、やりがいがあるのだと瞳に喜色を滲ませ] (109) 2020/10/22(Thu) 19:53:28 |
【人】 魔法猫 カザリ げっ!!!? なにこれ、趣味悪っっにゃ [おやつは少なめだからこそのおやつ。 あのサイズは、おやつどころか主食ですらない。 そもそもおやつに食べられるのでは真逆。 筋が違うと、唇を尖らせ] 美味しくなさそうなものはポイ!にゃ シールド・オブ・キャットサンド!!! [詠唱と共に両の手を真っ直ぐ前へ。 広げた掌から無数の星が生まれ、防御壁になる。 液体を吸収し、青からピンクへと変わっていく極小の星。 竜の全てを吸収することは難しいだろうが、丸呑みだけは避ける寸法だ*] (111) 2020/10/22(Thu) 19:56:36 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── [監獄のような場所。 此処での生は死と同然だと云う者もいる。 此処に来たことで、全ては終わったのだと。 けれど、それならば私はどうなのだろう。 この修道院の門前に捨てられていた私は、ここより他を知らない。 始まるより先に終わった生、なのだろうか。 わかっている。考えること自体が無駄なこと。 終わりを嘆く彼等が羨ましいだけなのだと。 だから、今日もこうして] そうでしょうか? 木桶の水はまだ汲んだ時のまま かわらずに冷えておりますが [遅いと言われているのはわかっている。 当たり前だろう、敢えて回り道をしているのだから。 けれどそれは、単に困らせるためだけではなく] (+10) 2020/10/22(Thu) 21:39:43 |
【墓】 魔法猫 カザリたまにはご自分でされては? 暇をつぶすという意味ならば その方がよほど [繰り返される毎日。 仕事を一つ片付ければ、また次の仕事が現れる。 けれど、全て片付けてしまったなら後には空白が広がるだけ。それが何よりも恐ろしいから] ……かしこまりました [回り道も、反発も元を辿れば同じ。 後に広がる空白の時間を少しでも遅らせるためのもの。 だから結局は要求通り、彼女の服へと手をかけて] 今日の色は、紫ですか? こちらの色は、青が強いようですが [ぷつり、とボタンを外していけば裏地に使われたレースの色が目に入る。 修道服に相応しくない艶やかな色、夢に見た色に近いと目を細めた*] (+11) 2020/10/22(Thu) 21:40:08 |
【人】 魔法猫 カザリ── じゃらしタイム ── [我が儘なのはお互い様>>112 にゃーから見れば、人間こそが我が儘だ。 にゃーはただ、にゃーであることに素直なだけ。それがたとえ、人間の目に捻くれているように見えたとしても。 水分を吸収し、ピンク色になった星が足元に降り積もっていく。視界はもちろん、聴覚も嗅覚もその機能の大半が奪われている状態。 そもそも猫は肉食獣。攻撃にパラメーターの大半が振られているため、あまり防御は得意ではない。 毛並みを守るためとはいえ、防戦一方のこの状況は不利でしかないのだ。 それでも防御に回ったのは、他でもなく時間切れを狙ってのものであり] (125) 2020/10/22(Thu) 23:01:03 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── [温めていない水は冷えたまま>>+12 彼女のいう通り、それは当然だろう。 真夏でもない限り、木桶の水が自然と温まることはない。 かといって湯を持ち込めば良いかといえば、それはまた別の話であり] 温めたものであれば 今度は逆に冷えてしまいますが [湯を沸かせる調理場からこの部屋までの道のりは長い。なにより敷き詰められた石畳の床はシン、と冷えて温もりを奪うもの。 湯を運んできたところで、どうせ部屋に着く頃には冷めてしまう。 非効率なことならば、はなからしないほうが良いでしょうとため息まじりにぽつり] (+15) 2020/10/23(Fri) 18:45:59 |
【墓】 魔法猫 カザリ[時間つぶしのやりとりの最中にも、手を止めることはない。 また、口角を上げた笑みに反応することも>>+16 フォークより重たくとも本は持てるでしょう。なんて心の中で言い返したとして、彼女の服を脱がすのも、着せるのもどうせ自分の役目なのだから。 従者であるかといえばそれは違う。 自分は彼女専属のモノではない、ただその役を多く任されているだけ。 身寄りがないということはそういうこと。 『万一』が起きた時に責任を取らせやすい、そんな位置だと自覚はあった。 媚びれば良いのかもしれない、そうすればもっと生きやすくなる。 湯も、薬も、目の前の相手に強請ればよい。そのはずなのに] 構いませんよ 温めたところで翌日にはまた水仕事ですから [湯に浸かるのは嫌いではない。 とはいえ彼女が来る前は、水浴びで身を清めるのが当たり前だった。 慣れていることだと口の端をわずかに歪ませて] (+16) 2020/10/23(Fri) 18:46:21 |
【人】 魔法猫 カザリ[そして、周囲が静まった頃] うにゃにゃにゃ…… [植え込みの中で、んべんべと毛繕い。 体にまとわりつく赤色は、何故だか甘酸っぱい味がして] にゃう…… (魚が良かった……) [ようやく綺麗になれば伸び一つ、あくび混じりに下僕の待つ家へ*] (156) 2020/10/23(Fri) 18:49:07 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── [物心ついた時にはこの石造りの建物にいた。 持っていたのは『カザリ』という名と、それが刻まれた銀のプレートだけ。 どこの誰が産んだものなのか、記すものはどこにもなかった。 とはいえ今の時代、捨て子はそう珍しいものではない。 どの街にも一つや二つ孤児院は存在するし、貧民街に行けば親のない子同士で身を寄せ合って生活していたりもする。 ありふれた存在──ただ、その中で少しだけ他とは違っていたのが、捨てられたのがこの修道院だったということだ。 訳ありの子女ばかりが送られてくるこの場所。 この修道院は、文字通り世間とは隔絶された場所にあるのだから。 孤児院や貧民街、花街。そういった場所ではなく、手間をかけ此処に捨てた。 それはきっと、必要があれば探せるようにするためで──] (+21) 2020/10/23(Fri) 23:52:59 |
【墓】 魔法猫 カザリそう仰られても 私は此処で養われている身ですから お嬢様方とは違う ……そういうものでしょう? [幼い頃には迎えが来ることを夢見ていた。 けれど結果として、迎えは来ずに此処にいる。 『誰か』自分を捨てたものにとって、必要となる時は来なかったのだろう。 だからこれは八つ当たりだと、よくわかっているけれど] ……石鹸もお風呂も そう望まれるのでしたら あぁ、でも洗うお手伝いだけで 水浴びをと言われるならばそうしますが [夢の中、異なる姿の彼女もお風呂にこだわっていた。 やはり夢は夢、あれは記憶の整理だったのかもしれない。 くるりと舞う彼女を視線で追いかけて] (+22) 2020/10/23(Fri) 23:53:33 |
【墓】 魔法猫 カザリ変装……は、構いませんが 採寸はどうすれば? [仕立て屋をここに呼ぶのだろうか、と顔を洗う彼女の後ろで首を傾げた*] (+23) 2020/10/23(Fri) 23:53:55 |
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