情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノノックの音がした。 「アマノ君、いるかね? 上等そうな葉巻を持ってきてあげたよ。要らないのなら僕が吸ってしまうがどうだい?」 アマノがいる部屋を使用人から聞き出して来たのだ。 (-14) 2021/10/19(Tue) 21:41:44 |
【秘】 探偵 キエ → 逃亡者 ポルクス「気に入った子がいるのは良かったよ。誰に殺意を抱いて貰いたいんだい? 殺意を持て余している子は知っているがなァ、彼は飽き性だからきっと追うのを直ぐやめてしまうだろうし…」 キエの指は顎から頬をなぞり頭へ届く。褒めるように旋毛のあたりを柔らかく撫でた。 「誰かなァ? 助言くらいはできるかもしれないよ。勿論僕は其れが悲劇に繋がる事を願っているがねェ」 キエはポルクスが自分の望む対価を出せないと考えている。その為契約はできないが協力位はできるかもしれない。 (-17) 2021/10/19(Tue) 21:56:17 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ其の言葉を聞くとキエは怪訝そうに首を傾げた。 「仕掛けも何も、見たいから見えただけだよ。思い描く事はできるものだろう?」 キエのいる世界は今も昔も此れからもそうだ。何でもとは行かないが、人間で言う所の五感を満たす欲望は全て叶うと言っても過言ではない。世界の滅亡のように大きな物事は流石に願ってもできやしないが。 「“できない”と思っていたら何だってできないさ。可能性を否定してしまっては理に縛られてしまうよ。人間は規律で世の中を縛るし其れも仕方ないかもしれないが…」 (-21) 2021/10/19(Tue) 22:18:53 |
キエは、どうでも良かったのでポルクスの言葉を否定も肯定もしなかった。 (a1) 2021/10/19(Tue) 22:25:00 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「見たいから……そんなに簡単なこと?」 驚いたわたしは、キエをじっと見つめた。 まるで魔法のようだと思っていた。 それをそんなにあっさりと言ってしまうこと。 キエは特別な人なのかもしれないとそんなことを思う。 「……キエは不思議ね。 自分のことを棚に上げて、『人間は』なんて言うんだもの」 あなただって人間じゃない。 少なくともわたしにはそう見えているから、肩を竦めてくすりと笑った。 「でもそうね。規律や理に縛られるのは大変。 月に触れようとした鳥みたいに、やりたいことをやり続けられればいいのだけど」 その鳥も、しばらく月をお預けされたようだし。 規律を破ると罰があるなら、規律を守りたがるのもきっと無理はないことだと思う。 (-24) 2021/10/19(Tue) 22:31:41 |
【人】 探偵 キエ>>??? 暫くしてキエは先日と同じ部屋に居た。今回は使用人達へこの部屋で茶会をする旨を伝えてある。館の手伝いをしているなら耳に入るだろうと踏んでの事だった。 先日と同じ紙とペン、そして2人分の茶会の用意が其処に在る。違うのは今回用意されているのがコーヒーである事。 「 見えない君ィ〜! 聞いておくれよ! 僕ァ先方のお望み通り動いただけなのに酷くないか? 何処までやって良いのか言ってくれなきゃあわからないのも仕方無いと思わないかねェ。一体何が気に食わなかったんだか」 「確かに僕ァ、何処からでも舞台へ手を加えられるから其れで良いのかもしれないけれど。 “彼” …さらにもう1つ違いがある。どうやら愚痴を言いたい気分であるらしい。そして口振りからして自分の行いに自信があるようだ。 (6) 2021/10/19(Tue) 22:49:26 |
キエは、今だけ中間管理職のようなものだ。其れは普段頂点に立つ者にとって煩わしい事である。 (a2) 2021/10/19(Tue) 22:51:41 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ「うん? 言って無かったかね。僕ァ人間じゃないよ。では何かと言われると僕は僕だ、と言うしか無いがねェ」 あっけからんとした物言いでキエは言った。今まで誰にも尋ねられなかったから言わなかっただけでキエは此の事実を隠しているつもりは少しも無い。 「…嗚呼、初めて会った時にした話か。 あの鳥はやり続けられたと言うのかなァ、 最期 の方は随分と錯乱していた様だし」キエは故意に結末を誤魔化した訳では無い。其の思考は人間に比べれば神の方がまだ近いだろう。 あの流れで“罰した”のだから当然チャンドラも結末に想像がつくと思っていた。 (-31) 2021/10/19(Tue) 23:17:18 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>6音の方へキエの意識が向いた。ひとりでに動くペンに驚きもせず紙面を見つめている。 「なァにが楽しそうなものか! …まァ誰に言っても仕方が無い事ではあるけれどねェ、聞いてくれて嬉しいよ」 デカンタから湯気の上るコーヒーをカップに注ぐ。勿論キエは誰かに何かをする性分では無いので自分の分だけである。返事をする意思はあるのだろうと勝手に決め更に続ける。 「じゃあ、コーヒーが冷めない内に本題へ入ろうか。 とはいえ君が何者か特定するつもりも無ければ縛って引き摺り出すつもりも無いから安心してくれたまえ。 なァ君、 何故ミズガネ君だったんだい? 何をしたのか、どんな手段を使ったのかはこの件に限っては優先度が低い。最も重要なのはミズガネが選ばれた事だとキエは思っていた。しかしもし相手が誰でも良かったのであれば話題は直ぐに変わるだろう。 (7) 2021/10/19(Tue) 23:33:50 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「……? 人間じゃ、ない? そうだったの?」 オウム返ししか出来ないくらいには驚いた。 わたしは『キエ』をまた見つめて。 そして続いた言葉に、目を伏せた。 「……最期。そうなの。そう、だったの……」 落胆した様子がきっとすぐに分かる。 月を愛する同志。生まれる国が違えば、きっとお友達になれたのに。 「それじゃあ、その鳥も規律の犠牲者よ。 ルールを破ったのはいけないこと。 そしてそれで罰せられるのが規律。そうでしょう?」 「……規律を定めるのは、何も人間だけじゃないわ」 少なくともそんな規律がなければ、鳥は今も自由に月を目指していたのだろうから。 (-34) 2021/10/19(Tue) 23:37:03 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ「…? 規律の犠牲者とはまた面白い見方をするんねェ。何故規律が作られるのか知らない訳じゃあ無いだろう?」 月が孤独に覆われなかった事を喜んでいたから、チャンドラは鳥の事などどうでも良いのだとキエは考えていた。反応を見るにそうではないらしい。 「炎に触れてはいけない理由は、火傷から誰かを守る為。 氷に触れてはいけない理由は、凍傷から誰かを守る為。 規律が罰するんじゃあない。理が罰するんだよ」 そしてキエの住む世界に理は存在しない。しかしキエは理という概念を知っているから口にする事はできた。 理解はできないが。 「何故其の国で月に触れる事が禁じられているか、想像がつかないかね。 何故其の国の神が雲で月を隠す程に怒ったのか、想像がつかないかね?」 キエの言葉に苛立ちは微塵も無い。只疑問を顕にしていただけだった。 「わからない」と言えばあっさりと解答が返って来る。勿論キエ自身の、であるが。 (-37) 2021/10/19(Tue) 23:55:12 |
【独】 探偵 キエ楽しいけど匿名メモってアンカ貼れないから多分このやり取りログには優しくねえんだよな 誰やお前!名乗れ!いや名乗るな! でもこんなエモエモ最高ロールができるのは匿名メモだけ!! サイコ〜〜〜!!!! (-42) 2021/10/20(Wed) 0:01:51 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「……」 キエの言葉を聞いて、わたしは考える。 わたしの理と、その国の理では大いに違う。 月に触れるのは容易くない。 触れたいと手を伸ばすものも少なくない。 そこは同じなのかもしれないけど。 「……わからないわ。 月に触れていい相手は、月が決めるべきよ。 他の誰かが決めるべきじゃない。 それがわたしたち、夜の一族の考え方だもの」 どんな理由があったとしても、月に何の権利もないのならそれは身勝手な規律。 種族や民族が違えば考え方だって異なっていく。 そのことをわたしは、あなたから月の沈まない国の話を聞いた時に、薄々気づいてはいたけれど。 (-44) 2021/10/20(Wed) 0:03:42 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ「一つ目、月は寒い。正確には月が浮かぶ高さは、生き物にとっちゃ血潮も凍りつく寒さなんだ。どんなに暖かい格好をしても月へ辿り着く前に凍え死ぬ。 更には自力で降りる事もできない一方的な場所さ。死ねばずっとその高さで漂う事になる。 二つ目、神は其の鳥を愛していた。彼が凍てつき孤独の中、永遠に彷徨う事を是としなかった。彼にも家族がいるのだから、せめて彼等に葬いをさせてやりたかったのさ」 キエは月と鳥どちらの意思にも同意しない。しかし、神の意思は少し理解できる。 「…君は随分と月の気持ちを考えるのだね。優しい事だけれど、だからと言って他者の命を粗末にするのは良くないと思うなァ」 チャンドラはきっとそんなつもりは無かったのかもしれないが、キエには相手の気持ちを決めつけて話す癖があった。 (-45) 2021/10/20(Wed) 0:21:35 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 探偵 キエ「何、君は悲劇を楽しむのが好きなの? 嫌だな、君が望む展開になったら俺の命はなくなってしまいそうだ」 頭を撫でる手を受け入れながら小さく笑う。 お気に入りが言うのは簡単だ。 そもそも探偵で博識というのなら、言わなくてもたどり着かれてしまいそうだが。 「秘密。 俺の中でひと目で気に入った子と、話して弄り倒してやりたい子と、もっと刺激してやりたい子と居て定まりきってないところがあるからね。兄以外に関しては案外浮気性だったみたい」 (-55) 2021/10/20(Wed) 0:37:33 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「粗末になんて……」 わたしは緩やかに首を振った。 月が遠く離れていることなんて知っている。 その温度までは、確かに考えたことはなかったけど。 「わたしはただ、月に触れたいほど愛する気持ちを蔑ろにしたくないだけ。 家族を置き去りにしてでも、鳥は月に触れたかったのでしょう? 何かを愛する気持ちを、規律が縛るだなんて悲しい話よ。 ……わたしは、そう思うわ」 家族も鳥を愛していたかもしれない。 でも鳥は、家族を振り切ってでも月を目指したのでしょう? 月は好きでそんな高くて寒いところにいる。 月は好きで昇って降りている。 そうして月は──夜は、愛してくれた一族に贈り物をくれた。 それが、わたしたち夜の一族の伝承。 「あまり意地悪を言わないで、キエ。 人の考えなんていくらでも違うものだもの。 それを縛ることなんて誰にもできないわ。 ……それが例え、神様であっても」 (-59) 2021/10/20(Wed) 0:45:35 |
【秘】 不眠症 アマノ → 探偵 キエ部屋は荒れ放題で泥棒でも入ったかのようだ。 その割にテーブルに置かれた食事には一切手を付けていない。 「あ?」 しゃがみこんで絨毯をめくりあげていた男は顔を上げた。 「いる。」 葉巻が欲しいのか、素直に扉を開いて相手を招き入れた。 (-85) 2021/10/20(Wed) 3:17:38 |
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノ「 うわっ 随分な散らかり様だなァ。何か大切な物でも失くしたかね」キエは断りも無くベッドへ腰を下ろす。2本の葉巻とシガーカッターを取り出すと葉巻の先端を切り落とした。 「火種くらい持っているだろう、寄越しなさい。一時休憩としようじゃないか」 (-94) 2021/10/20(Wed) 7:57:25 |
【秘】 不眠症 アマノ → 探偵 キエ「出口探してんだよ出口! お前らよくこんな気味悪い所でお気楽にパーティできるな……頭わいてんのか?」 苛立った様子はいつもの事だがため息に疲労感がにじんでいる。 葉巻を受け取ってはポケットから取り出したマッチに火をつけた。 自分の分をつけると残り少ないマッチを貴方の方へ投げて寄越す。 (-97) 2021/10/20(Wed) 8:18:28 |
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノマッチで火を灯すと紫煙をくゆらせながら溜め息を吐いた。 「寧ろ君の頭の方がわいてないか。君は病気に出口を探すのかね? 君は災害に出口を探すのかね? 形の無い物を探すのならば、先ずは形を決める所からだろうよ」 キエにとってアマノの行動は空気を探す様なものだった。だから異様かつ無様に見えている。 (-101) 2021/10/20(Wed) 9:02:52 |
【赤】 探偵 キエ……… …… … キエはミズガネの悲痛な叫びを満足気に聞いていた。此れならば良い対価をせしめる事ができそうだ。 しかし見えないし聴こえない振りをする。此れ以上館の主に目を付けられるのは少々面倒だから。 「リーパー君、吉報だよ。リソースの確保ができたから館を利用しなくても良くなった。 そしてなんだが僕ァどうやら館の主に目をつけられてしまったようでね…今からでも行おうかと思っているよ。もし都合が良ければ裏庭の木陰に来ておくれ。折角だから女の姿にでもなっておこうか?」 (*0) 2021/10/20(Wed) 9:10:16 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新