【見】 遅刻魔 矢川 誠壱[ 出遅れてる?いいや、ちがう。 そんな曖昧な言い方をすべきではない。 今回もきちんと伝えよう。 遅刻だ。 そろそろバスも出発しようという時間だ。 ここまでひどいといっそ諦めがつく… なんていってる場合ではない。 今日は、今日だけは本当にまずい。 本当にまずい。文化祭のときより余程まずい。 誰だ、3年での編入生にまで林間学校の参加を 強制するなんていうわけのわからない決まりを 作ったのは。いやありえないだろう。受験生だぞ。] ……終わった… [ だがしかしそんなことを言っている 場合ではないのだ。ばたばたと準備を始める。 腕を通すのはもちろん、学校の制服。]* (@6) 2020/11/23(Mon) 10:07:45 |
遅刻魔 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (t2) 2020/11/23(Mon) 10:08:52 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱[ 余程のコミュニケーション能力がなければ 3年の5月に転入してきて、クラス外の 人間と知り合うなんてことは不可能である。 学年が違えばなおなら無理だろう。 ───それでいうと、あの文化祭の日は ほんとうに特別だったと思う。 だから、突然、話しかけられて>>34 (それが下の学年の女の子でも) びくっと肩を跳ねさせてしまったのは許されたい。] あ、こんにちは えと、3年の矢川です あーちょっと、寝坊して そこの小型バスで、来て。 [ 荷物を抱えたまま釣られて名乗り、 ぺこりと頭を下げるものの、 そこから上手く会話を続ける術を 身につけてはいないから 彼女が話してくれないなら謎の沈黙が 続いてしまうだろうけれど、それについても どうか許していただきたい。]* (@10) 2020/11/23(Mon) 12:52:09 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱[ 彼女の言い回しに「ふ、」と頬が緩む。 うん、わかる。己も嫌というほど聞かれた。 バスケ部?とかバレー部?とか。 残念ながら運動はからきしだから、 正直ボールとお友達にはきっと一生なれないし 宝の持ち腐れだ…といわれたことはあるけれど この体をどう使うかなんて己次第なのだから 別にいいだろうと思っていた。 オリガミブという言葉に聞き馴染みがなくて、 口頭ではすぐに頭が回らなかったけれど 一瞬間を置いてやっと変換できれば 「ああ」と小さく頷いた。 そんな部活があったのか、と感心して。] うん、よく聞かれるけど俺も 運動はまったくやってない。 部活もやってないな、5月に編入 してきたばっかりだったし。 代わりにずっとベースをやってます。楽器の。 文化祭は、なにかとばたばたしてて、 なかなか展示は見られてないんだけど… [ 徐に出された一枚の紙は、 くるくると回され、折られて、なにやら形を変える。] (@11) 2020/11/23(Mon) 14:06:34 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱うん、よく聞かれるけど俺も 運動はまったくやってない。 部活もやってないな、5月に編入 してきたばっかりだったし。 代わりにずっとベースをやってます。楽器の。 文化祭は、なにかとばたばたしてて、 なかなか展示は見られてないんだけど… [ 徐に出された一枚の紙は、 くるくると回され、折られて、なにやら形を変える。 あまりに手元も見ずに器用に動くものだから、 手慰みに適当に折っているだけかと思っていたのだが。 はい、と差し出されたものに視線を落とすと、 そこには美しく仕上げられた雪の結晶が 現れるものだから。] (@12) 2020/11/23(Mon) 14:06:49 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱え、うわ、すげえ [ と素直に感嘆の声をあげた。 目をまん丸にしてから彼女を見つめる。 差し出されれば受け取って、裏へ返したり、 表を覗き込んだり、まじまじと見る。] いま手元見ずに折ってたよね。 すげえな、さすが折り紙部… ていうか、近藤さんがすごいのか。 [ 笑顔を向けてくれる彼女に、 こちらも目尻を下げて破顔し、 「え、これもらっていいの?」と聞いて、 頷いてくれれば「ありがと」と返して またまじまじと見つめるのだ。 どうなっているのか、全くわからないけれど。] (@13) 2020/11/23(Mon) 14:08:32 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱[ 笑顔を向けてくれる彼女に、 こちらも目尻を下げて破顔し、 「え、これもらっていいの?」と聞いて、 頷いてくれれば「ありがと」と返して またまじまじと見つめるのだ。 どうなっているのか、全くわからないけれど。] こんなぱぱっとすげえもんできるなら 大型のも見てみたかったなあ… 大型ってたとえばどんなの? [ 好奇心からそんな質問を投げる。 もし、写真があるのなら見せてもらおうと。]* (@14) 2020/11/23(Mon) 14:08:58 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱 ──到着後・近藤さんと だよな。>>45 [ 彼女の言葉に同意を落とす。] 俺も転校続きでさ。 なかなか部活とかできないよな。 そのヒヤヒヤもわかる。 次はいつまでいられんのかなーとかさ。 [ だから、ずっと、個人として認識 されることが怖かった。誰かにとって 強く印象に残る存在になることが。 誰かを、特別に思うことがこわかった。 忘れないから、なんて言葉を信じて 己だけが忘れないまま、相手の日常に埋もれ 徐々に届かなくなる手紙も、途切れる連絡も。 だけど───この学園に来て、変われた。 俺は、やっぱり誰かを思いたいし、 誰かの記憶に残りたいのだと思えた。 やっと、己で認められた。 そんな話はきっと終ぞ、しないけれど。] (@21) 2020/11/23(Mon) 20:31:14 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱うん、参加してた。 楽譜はまあ…そんなはやくないけど。 聞いて弾くことも多いし。 [ 「そんなにすごくないよ」と ほんの少し眉尻を下げる。 わたしてくれた手元の雪の結晶を またまじまじと見つめながら、 「ていうかすごいでいうとこっちの方が」 とよくわからない構造を考えてみて。 もらえるというのだから素直に受け取った。] あ、それもわかる。 俺の場合それがベースだった感じかな。 どこでも遊べる…っていうか、たぶん 居場所を見つけるためのツールみたいな。 [ と頷いて。] (@22) 2020/11/23(Mon) 20:31:42 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱[ 文化祭で展示した作品を見たいといえば、 いそいそと取り出して見せてくれるスマートフォンを そっと肩が触れない程度に体を寄せて、 首の根っこから折るようにして覗き込む。 ほんのり花のような香りがして、 一瞬彼女の方を見てから、気づかれないよう そのまま視線を戻した。 …まあ、そんなどぎまぎも彼女の作品を 見ればすぐに飛ぶのだが。] え、すげえっ これ、え?折り紙? このブーケ、造花じゃなくて? ペガサスは翼どうなってんの…? 折り目えぐいんだけど…… [ 予想よりも遥かにすごい作品が 目に入れば余計にぐい、と眉間に皺を寄せて 近づいて見入ってしまう。 しばらくの間じっと見ていれば、 ふ、と目を彼女の指先に落とした。] (@23) 2020/11/23(Mon) 20:32:04 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱近藤さんの指、すごいよな。 あと、ここを折るとこうなるとか、 そういうのがわかんないとこんなふうに 形にならないだろうし… 集中力もめちゃくちゃ必要だろうし… 緻密さ、精密さとかさ…… すごい……才能だな。 [ ありきたりな感想しか述べられなくて、 片目を眇め、体をそっと起こす。 頬を人差し指でかり、と掻いた。] やっぱ見に行けばよかったや。 実物、絶対もっとすごいだろうし。 [ 目を細めて、すこし首を傾げた。 「見せてくれてありがとう」と伝えれば、 ちょうど号令がかかった頃だろうか。] (@24) 2020/11/23(Mon) 20:32:46 |
【見】 遅刻魔 矢川 誠壱あ、呼ばれたな [ とそちらに目を向けて、 行くか、と彼女に声をかけてから歩き出す。 もちろん、もらった雪の結晶は 鞄のポケットにきちんと仕舞って。 彼女の手にもしも大きな荷物があるなら 「持とうか?」と今更ながら声をかけるが、 言ってしまったから、我ながら気持ち悪かったかな なんて思って眉尻を下げた。]* (@25) 2020/11/23(Mon) 20:33:27 |
遅刻魔 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (t5) 2020/11/23(Mon) 20:42:21 |
遅刻魔 矢川 誠壱(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/23(Mon) 21:24:21 |
遅刻魔 矢川 誠壱(匿名)は、メモを貼った。 2020/11/23(Mon) 21:27:58 |
【見】 3-A 矢川 誠壱 ───到着後・近藤さん [ うかうかしてられないな、なんて 笑い飛ばす後輩に「まあ大丈夫でしょ」 とこちらも笑いかけた。 故郷がない。 長く築ける関係がない。 特別親しいものができない。 そんなのは、今までずっとそうだった。 だからこそ、諦めて、逃げてきた。 だけど、己にはひらかれた、見つけられた 道が、思いが、あったから。 もしもそんな話が彼女とできていたなら なにか変えることもできたかもしれないけれど それは、ただの傲慢かもしれない。 それに、親近感こそ覚えれど、 そんな込み入った話をするほど、 親しんだ仲ではないのだから、 続けて展開させることもなく。 あっさり会話は折り紙へと移るのだった。] (@38) 2020/11/24(Tue) 8:25:53 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 素直に向けた賞賛に、嬉しそうな声色が、 笑顔が返って来れば、ありきたりだなと 掻いた己の頬から指を下ろして笑った。] いや、こういう風にW作品Wを 作るのって、ほんとすごいと思うよ。 [ そう伝えて頷いた。 文化祭以来親しくなった友人の一人も、 絵画という手法を使って作品を作る奴だったから。 彼と同様に、彼女も尊敬できると思った。 完成させ、作品として昇華させる、 ということがすごいと思うから。 そうして彼女と話していれば、 ちょうど声がかかるから、二人揃って そちらへと顔を向けた。 ほぼ初対面の男に荷物を渡すのは あまりいい気はしないかな、なんて 発言してから後悔していれば、 そんな感情微塵も感じさせない彼女は 笑って遠慮する。 その理由に、また眉を下げて。] (@39) 2020/11/24(Tue) 8:26:15 |
【見】 3-A 矢川 誠壱そう?わかった。 [ そう頷いて、かけられた声の方へと 向かっていくだろう。 話しかけられたその時は全くどうしたものかと 思ったけれど、楽しく会話も終えられた。 不安あったけど幸先いいな、なんて謎の自信を 持ちつつ歩みを進める。 ちなみに、彼女が話しかけてくれなければ かなり厳しいスタートを切っていただろうから 幸先がいいとすれば、それは近藤さんの おかげなのであった。]** (@40) 2020/11/24(Tue) 8:26:29 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 割り振られたグループはどうやら 彼女とは別であったから、 それじゃあ、と頭を下げて別れるだろう。 振り分けられたメンバーに友人がいたことはありがたい。 他というと、バンドでの活動やこの身長もあり、 一方的に知られていることはあるかもしれないが、 こちらから認識している範囲では、 知っている人といえば次期生徒会長(予定) の2年生くらいだろう。 といっても、彼のことも友人経由で 顔見知り、程度なのであるが。 (彼が文化祭で募った行事のメンバーに バンドのドラムが意気揚々と参加したことは きっと一生忘れないし、正直あの時の 印象が強すぎるので、初対面でもたしか その話を出してしまったのだったか)] (@41) 2020/11/24(Tue) 8:26:50 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 近づいた先に友人の背が見えれば、 がっと肩に手を置き、そのままポンポンと 2度叩いてから「よかった」と小さく落として すぐ隣に陣取るだろう。 片手で持っていた荷物を両手に持ち替えて、 足を肩幅に開いて立つ。 簡単な自己紹介があれば、先程、 折り紙部の二年生にした程度の簡単な ものだけ告げて、頭を下げただろう。]* (@42) 2020/11/24(Tue) 8:27:24 |
【見】 3-A 矢川 誠壱っわ、 っと、ぉ、つかれ [ 荷物を置きに割り当てられた 部屋へと向かう。途中、投げられた 缶コーヒーに、思わず手を離した荷物が どさりと音を立てて床に落ちた。 コーヒーの方はなんとかキャッチする。] ありがと。 バスーーーはーーー寝坊した。 からいなかった。ははは。 [ 聞かれたことに空笑いを添えて答え、 落ちた荷物を拾い上げる。] (@43) 2020/11/24(Tue) 8:27:55 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 己の遅刻癖については彼もよく知るところだが 咎められることはあったのだったか。 よく知った顔に安心を感じたのか、 ひとつ大きなあくびが出そうになったから、 ふぁふ、と噛みながら缶コーヒーで隠した。] いやでも雨宮いてよかった 知らない人の中に放り込まれて 3日って、俺みたいのにとっては だいぶ拷問に近くてさ… [ そう素直な気持ちを述べて目尻を下げ、笑う。 彼のことをW雨宮くんWとよばなくなったのは いつからだっただろうか。 苗字の呼び捨てに変わったのは。 まあ、そんなことはどうでもいいか。 彼が大切な人であることにかわりはない。] (@44) 2020/11/24(Tue) 8:31:55 |
【見】 3-A 矢川 誠壱午後からなんだっけ? カレー作り、だっけ。 …雨宮大丈夫か、手気をつけろよ。 [ 彼が料理をするかどうかもしらないのに、 わざとらしく、冗談めかして心配してみたりして。]* (@45) 2020/11/24(Tue) 8:32:09 |
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