【赤】 『人形屋』 サダル男と女。男と男。女と女。それ以外。 さまざまな睦合いを識っているはずだ。 性別も種族も関係なく。 けれど。 今こうして何故自分は彼を求めるに至ったのか。 個体は他の個体に手首を開放され、一度此方を見ただけ。 それがなんだかとても恥ずかしい。 彼らは彼らの仕事に戻っていくのだろう。 生活の一部にしろ。休息にしろ。店に負担をかけない様に。店が滞りなく回る様に。 なのに私は。 何かと引き換えにする訳でもないのに、私は。 …何かを引き換えにしているのだろうか。 そんな不安も過ぎる。 (*6) 2021/12/10(Fri) 14:29:39 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージでも、見透かす様な言葉に更に頬が熱くなった。 カッと血が昇る経験は初めてだ。 でもそれは確かにそうで。 だから言い返すことなんてできなくて。 「ふっ…!?」 首筋に落とされたキスに身体がゾワゾワして。 びくんと肩を跳ねさせた。それだけ。 (-11) 2021/12/10(Fri) 14:30:03 |
【赤】 『人形屋』 サダル顔が近づいてきて。またキスされるのかと思った。 けれど首筋に唇が触れて。 胸に手が触れる。やんわりと。じわじわと。先程の触れ方とは違って、柔らかくて。もどかしい。 だと言うのに。ぞく。ぞくん。と、肌が敏感になっていくのがわかる。 男と女というものを教えると彼は言った。 男でもなく。女でもなく。 "男と女"で一単位なのだろう。 は…、と漏れる吐息に艶が宿る。 両手をどうして良いかわからなくて、体の両側にだらりと並べようとして。 (*8) 2021/12/10(Fri) 14:30:41 |
【赤】 『人形屋』 サダル「あっ…、うん…。」 気持ち良い。それに素直に頷いた。むしろ、反応は妙に幼くなってしまって。 微かに後悔したのは子供はそんなことしないだろう、という、歪な認識の一つから。 優しく触れられれば。 肌が敏感になって。撫でられているだけでも心地よくて。 「ひゃうっ!?」 そんな中鮮烈に。 耳元を舐められる感覚に身が竦んだ。 (*13) 2021/12/10(Fri) 17:15:31 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「…〜〜〜ッ!」 そんな中。 その名前を呼ぶのは何故か狡いと思う。 ずるい。 声を我慢してるつもりはなかった。 ただ、つい耐える様な。堪える様な。そんな態度になってしまったのは事実だった。 言葉を失い。けれど声を我慢するなと言われて。 唇をはく、と動かした後。 ぷい、と拗ねた様に顔を背けたのだが。 (-16) 2021/12/10(Fri) 17:15:55 |
【赤】 『人形屋』 サダル「それは…知ってます。 大きい方が人気が高い事も。 私の様な大きさでも良いのですか…?」 先ほどからよく胸を触ってる。 >>*11そこを改めて言わなくても、と思ったのだが。 「あッ…!?」 ビリ、と頂から伝わる痺れ。 それは決して不快ではなく。むしろ下腹に熱い疼きを感じさせる。 そもそも、いつの間にか彼の手により育てられたそこはツンと尖り。 そこを捏ねられると熱く甘く、下腹が疼いた。ピリピリとした痺れすら、甘い。 それは未知の感覚だった。 そうなる。それは、知ってるはずなのに。 甘くて。不可思議で。いけないような。怖いような。今更なのだけれども。 (*14) 2021/12/10(Fri) 17:16:17 |
【赤】 『人形屋』 サダル「あぅぅっ…! あ、んんっ…! きゃっ!?」 スカートを捲り上げられると、慎ましい逆三角が秘められた場所を護っている。 それを露わにされ、心臓がばくばくと早鐘を打つ。 さらには太ももの合間に彼の手を感じて。 すり、と乾いたそれを擦られると、きゅう、と体の奥底が切なくなる。 (*15) 2021/12/10(Fri) 17:16:38 |
【赤】 『人形屋』 サダル「ひ、ンッ、あァうっ…! そこ、は、ぁ…ふうっ…、んんっ、んぅ…!」 膝を閉じ合わせそうになる。 けれどシーツを握りしめてそれを耐えた。 耐えなくとも彼の体を挟むだけで、閉じ合わせるなんてできないかもしれない。 唇が肌を這うと心地よくて。 指先が胸の先を捏ねると甘く鳴いて。 やがて逆三角の頂点に僅かな滲みが浮き始めた。 すんなりした脚の先が、シーツに新たな皺を刻む。** (*16) 2021/12/10(Fri) 17:16:56 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a15) 2021/12/10(Fri) 17:18:02 |
【独】 『人形屋』 サダル/* 自分から軸を増やさないのは。 他の方が暇になったタイミングで来客増えるのもなあ、があるんですよね。 今の+遊び軸+来客軸(複数) とかだと頭パンクしそう。 (-18) 2021/12/10(Fri) 17:54:34 |
【秘】 冒険者 ルイージ → 『人形屋』 サダル[ 拗ねるその仕草が可愛らしくて意地悪をしたくなるのは仕方のないことだろう。] ちゃんと俺を見ろ [ 指で顎をくいっと動かして顔をこちらを向けさせる。 名前が彼女にとって特別な意味を持っているなんてことすぐに気づいていた。 名前を呼ばれる度に心臓の鼓動が大きくなっていることも。] …サーシャ… [ だから名前を呼んでから唇を重ねて深く混ざり合う。] (-20) 2021/12/10(Fri) 18:04:32 |
【秘】 冒険者 ルイージ → 『人形屋』 サダルサーシャ… 本当は俺にもっと触れて欲しいんだろ? [ 耳元に囁く声は甘甘美にサーシャを誘う。*] (-21) 2021/12/10(Fri) 18:06:06 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「だって…ズルいです。」 顔の向きを変えさせられると、無理に逸らしはしなかった。 けれど確かにズルいと思う。 自分の中に在った、自分だけの名前。 それは特別な意味を持つのに、彼にとって彼の名前などそこまで意味は強く無いのだろう。 だって彼は生まれつき人間だから。 きちんとした生命体だから。 実は違うのだとしても、そこは私にとっての引け目でもあった。 そもそも、今偽名を使う事だって可能なのだ。 私は、名前を呼んで欲しくて。 そのくせその名前は特別で。甘く理性が痺れる。 (-24) 2021/12/10(Fri) 18:50:59 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「ルイージ…ん、んん…。」 ほら。 名前を呼ばれてキスをされただけで。 甘く蕩けて、頭の先から爪の先まで痺れてしまう。 深く混ざって。彼の息と私の息が混じって。蜜が蕩けあって。 でも一つにはならない不可思議さ。 だからこそ心地よいのだと。 それが恐ろしいような。けれど魅力的で。 私はどんどん、あなたに溺れる。 (-25) 2021/12/10(Fri) 18:51:26 |
【赤】 『人形屋』 サダル「んんんっ! あ、ア、なに、…んんっァッ!?」 >>*17胸の尖りを労るような動き。 甘えるような動き。 舐められ、吸われ。背中が跳ねた。びくん、と大きく跳ねて彼の顔に胸を押し付けるようになって。 じわあ、と新たに溢れた蜜が彼の指先を濡らす。 >>*18足を開けと言われても跳ねる身体は上手く動かせなかった。自分の体なのにおかしな事だ。 しかし、ビク、と跳ねた調子に脚先が宙を掻く。 そんな時に強く指先を押し込むと、くちゅ…と確かにそこからも小さな水音が立った。 「ひ、ンッ!」 怖い? 恐ろしい? 確かにそれもある。でも、それ以上に期待が上回る。 (*19) 2021/12/10(Fri) 18:51:49 |
【赤】 『人形屋』 サダル「ルイージ…、怖い…けど…。」 怖いけれど。 熱を孕んだ眼差しは確かに、彼に期待を伝えて。 「やめないで…ください…。」 震える声で。 確かな希望を伝えていた。** (*21) 2021/12/10(Fri) 18:52:29 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「切ないんです…お腹の奥が、熱くて、仕方がなくて。 …でも、つい、身体が言うこと聞かなくて…。 でも、辞めないでください。 最後まで私と、シて、ください。 …私をサーシャとして、…お願いします。」 暴れるつもりはないのだけれど。 どうしても、反射的に足を閉じてしまったりするから。 「ああ言うのを使っても…構いません、から。」 部屋の片隅にある、拘束具。 それを示して、震える手をぎゅっと握りしめた。** (-26) 2021/12/10(Fri) 18:53:12 |
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