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【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「私がどこにいるかなんて、どうでもいいことよ」 「……だって私、"外"に行くつもりなのだから」 (-3) 2021/12/15(Wed) 21:02:23 |
【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* ウワアアアアアアアアアおれ全然落ち着きよらんに推し同士が話しててアアアアアアアアアアアになる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やべーこころがおちつかね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-14) 2021/12/15(Wed) 21:36:34 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン オーウェンが政府と懇ろにしているという話を耳にしたことはない。そしてミズチは、此度の密告制度自体に革命派が噛んでいるという情報を掴んでいる。 ──なれば、尋問という語の意味するところはひとつだった。 (-20) 2021/12/15(Wed) 22:44:04 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン ミズチが動いたのは、それと同時だった。神経毒付きの針の仕込まれた指先があなたの首元に向かう。 妙な真似をしなきゃ──とのあなたの言葉に込められた祈りを断ち切るものだった。 何の用意もしていなければ、それはあなたの首に刺さっていただろう。が、先手を打たれればあなたの目的が達成される確率が大いに下がることは火を見るよりも明らかだったのだ。ミズチの機動力への対策がなされていないわけがない。 ミズチは元々、聖水などの聖属性のものと相性が悪い。万が一、本当に万が一のことを考えて、その類の魔法や魔道具の用意はされていたはずだ。ここまで有無を言わさずになったのは、予想外だったかもしれないが。 (-23) 2021/12/15(Wed) 22:48:17 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「そうですか、わかりました。 必要になれば手伝いましょう、あたくしたちの仲じゃないですか」 なんとも心の伴っていない返事だったが、関係はない。 行動に移すことには決めたのだ。 今はどうにもならないことだとしても、だ。 「……それじゃあ、ミズチ。 あたくしは行きますがぼうっとしてるとぶっ壊されますからね。やめてくださいよ。残すもん残してください」 改めて言い含めれば、彼はこの部屋から出ていく。 そして聞いたのは彼がボロボロになった噂と、現れても顔が見えない元気のない姿だった。 そしてスカリオーネの名が張り紙に出されれば、即座に彼は動き出しただろう。 反乱軍に連れて行かれたのは知っている。 突然の決定に止めることすらできなかったことを思い出し、 いつ会えるかもわからないあなたの行方を探しに向かったのだ。 (-31) 2021/12/16(Thu) 0:00:19 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「ミズチ、早く動いてくださいよ。 時間がありませんからね」 その日、緩んだ首輪を揺らしながら、男は 政府を内側から壊し始めていた。 (-32) 2021/12/16(Thu) 0:03:12 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「やりたくてやってるワケじゃないからな、こちとらも──」 針に気付いているのかいないのか、 向けられた殺気に反応して流れるように鞄を開け、 中身いっぱいに圧縮して詰め込まれた空気が炸裂し、 配達屋の身体を後方に軽く吹き飛ばす。 鈍臭い動きでは俊敏な忍に完全に対応しれず、 僅かに首の皮を裂かれたが……果たして毒は回るか。 「───仕事を増やすなッ……!」 そして取り出したるは、 光の力が込められた晶石。 衝撃を加えれば激しい閃光と共に、辺りに破片を撒き散らすそれが数個、宙に投げ出される! (-33) 2021/12/16(Thu) 0:11:36 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン あなたは知っていた。そうしたものが抛られた時のミズチの行動といえば、目標の撃ち落としや軌道を逸らすことだ。それを切っ掛けに起こる何某かには大抵対応出来るので。実際、ただの閃光や破片であれば無問題だった。 放たれた千本は、ひとつ残らず投げ出された石をとらえた。 ミズチは自身を知る者と対峙したことがない。ダンジョンに生息していたり討伐依頼を出されるようなモンスターは当然、死霊術師でもないミズチにわざわざ光の力を向ける者がいる道理もなかったのだ。 「ッ──!!!」 聖を孕んだ光に、ほんの一瞬動きが止まる。次いで降りかかった破片により、ミズチは崩れ落ちた。硬質な手足は破片を弾いたが、胸や腹はいただけない。 それらの力の己への影響はアンデッドに対してレベルではない、といつかのミズチはオーウェンに話していたが、この数日でミズチの性質は変化している。あなたの予想よりも効果は大きかった。 「ひ、ぅ……」 地に伏したミズチは、自身の身に起こったことをすぐには理解できていないようだった。理解しきれないながらも、本能で破片を取り除こうともがいている。 事態がそうして一区切りついてから漸く、あなたに毒の効果が表れた。とは言え多少動きが鈍った程度で、大きく支障はない。ほんのわずか傷ついただけでこの効果となれば、かすり傷でなければ昏倒していただろう。容赦をされなかったことが窺える。 (-38) 2021/12/16(Thu) 1:38:43 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「馬鹿野郎ッ……!!」 怒りこそ混じっているものの、 その声色は本心から相手を案じているもの。 膝をついて、鈍い身体を引き摺って、倒れた相手の元へ。 「テメェみてえなのがいるから、 俺はこうして革命軍にいんだよ、分かるか!?」 乱暴にポーションを浴びせて。 破片を取り除いてやる筋合いはないが、重傷にまで追い込む気はハナっからない。見せしめくらいになればよかった。焦る気持ちをどうにか抑え込む。 「なあッ……ミズチ、おたくは。 こんな街にいて満足してるってのか」 漏らした心の声は、酷く濡れている。 「別に。いいんだ。それでいいならいい。 俺は……俺のやることは、変わらないからな」 (-42) 2021/12/16(Thu) 2:00:44 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン「…、分からないな。思想と行動が結びついているように思えない」 ミズチの身体には血液もしくはそれに代わるものは流れていない。落とされた破片は綺麗なものだった。若干ポーション濡れになった程度だろうか。 いくらかの破片を落とせば、ミズチはあなたを睨み上げる。 「お前の言う満足とはなんだオーウェン?」 語気の鋭い言葉が向けられた。長くなりそうな気配がする。 ミズチは多弁とまではいかないが、何かを伝えようとする際、自身の思考の変遷等を述べる為に言葉が多くなる傾向にある。周囲の簡単な後処理をしてミズチの部屋に入る等、人目を避ける努力はされたことだろう。 あなたがどうしていようとお構いなしに、ミズチは訥々と言葉を続けていく。 「変わらなければいい、という望みを持って日々を過ごすことが、満足に当てはまるのなら、小生は満足していると言える」 「この街は、"こんな街"と称されるに相応しい場所だ。それは、相違ない。小生もそう感じている」 「小生の狭い世界の中でも、この街の常識を、そういうものだと片付けながら、心の内で納得していない者は、ある」 「オーウェン、お前を含んでな」 「小生の視点で、そうした者がなくなることが、満足に当てはまるのなら。そうであるのなら、小生は満足してないと言える」 (-51) 2021/12/16(Thu) 3:26:08 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン「満足してないらしいお前らのしていることは、御上のことを気に食わない気に食わないと宣い無関係の弱者にあたり散らすゴロツキと何が違う? 隠れ上手故に御上に目立った対策を取られているだけで」 「……少なくともお前は。お前は、お前の思想によらず、一派に指示を受けてこうしてやって来たというのが小生の考えだが」 「どうだオーウェン? でなければ、小生に事を告げた時の心定まらぬ様子はなんだ。今こうして明らかに敵対した小生の身を案じて薬を浴びせたのはなんだ」 やり場のない感情故の、責めた物言いだった。害意を示しておきながら、相手を思う気持ちを持っている点では、ミズチも人のことを全く言えたものではない。 「生憎と小生は察しが良くない。教えてもらえると助かる」 ふ、と息を吐く音がした。 (-53) 2021/12/16(Thu) 3:29:28 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「……」 部屋に立ち入って、ミズチの語り口を聞きながら、 ずっと憮然とした表情で何処かを見つめていたが。 全て聞き終えて。そのかえって頭が冷えたようで。 片付けの後も持っていた、 ポーションの空き瓶を、顔面めがけて投げつける。 まるで子供が癇癪を起したそれにも見えるだろうし、 確かに存在する害意を、立場を弁えろ≠ニいう意志を表したようにも見えるだろう。 「じゃあミズチには分からないよ。 『お前ら』ってひとくくりにした、 察しも、頭も悪いお前には絶対分からない。 ……でも、そうだよ。一緒さ。 俺が数日前に張り倒した荒くれと、変わりない。 この街が壊れちまえばいいって思ってるだけの馬鹿だ。 ヨルムンガンドがいつまでも同じ姿でそこにあるのが、 耐えられなくなっちまった、そんな奴」 怒気に塗れたものでも、迷いの最中にいるものでもなく。 何かが吹っ切れたような表情で、見据える。 (-60) 2021/12/16(Thu) 3:45:26 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「当たりだよ。 俺の思想よりも、俺以外の意向で、 今こうしてやってきたってのは。大当たり」 適当に腰かける所があればそこに腰を下ろして。 「俺は。自分で言うのもなんだけど、 正直この街とはかなり上手くやっていけてると思っている。 散らばったり浮いたりした金を必至こいてかき集めて、 下層市民を哀れみながらも、そんな不自由なく暮らしてんだ。酒場で屯してる奴らん中じゃ上等じゃねえか?」 誰に語るでもない、といった遠い目をする。 独り言だ、と。だから勝手に聞き流せ。そんな顔だ。 「ただ……俺が満足行ってないことがあるとするなら。 結局、一番苦しんでるのは下層市民じゃなくて、 俺ら冒険者なんじゃないのか、って。 治安の悪化や病の蔓延。死体一つ運ぶのだってそうだ。 全部上や下がやらかしたことの───尻拭いじゃんか。 ミズチ。俺はさあ。おたくより少しだけ、御節介になっちまっただけ、なんだよ」 (-61) 2021/12/16(Thu) 3:53:04 |
【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* えっっっっレスはやない?????? びっくりした。 はさておいてよ。は〜〜〜〜〜〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????? 独り言に出来るかよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜聞こえたら聞こえてんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜 (-62) 2021/12/16(Thu) 4:00:10 |
ミズチは、 ガンッ 投げられた空き瓶を顔面で受けた。 (c18) 2021/12/16(Thu) 11:55:43 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン 書き物机に椅子、棚がいくつかにベッドと、ミズチの部屋はシンプルだが殺風景なわけではなかった。机の上の花瓶には、ローダンセの花が飾られている。 「・・・・・・」 感情をぶつけて、 ついでに空き瓶もぶつけられて、 ミズチもいくらか頭が冷えたようだった。「……そうだな。お前の視野は、世界は、小生のそれよりも広いらしい。目についてしまったな。己のものになってしまったな」 起き上がり、ふらとあなたに近寄る。手を伸ばしかけて、何をするでもなく下ろした。 「お前のように、自身の望むことを叶えるのに目の前に置かれた手段がたまたまそれだった者が居ることを知れたのは僥倖だ」 「そうでなければ小生は革命派のそのすべてを十把一絡げにした狭い視野で見続けていただろう」 (-72) 2021/12/16(Thu) 11:57:21 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン 普段よりも低い位置にあるあなたの顔を、まっすぐ見下ろす。 「いいかオーウェン」 「小生にとってオーウェンは有象無象ではない」 「お前がそうして、こうして、 苦しむようなことは、起こらない方がいい。 そして小生は、街を壊したところで お前の満足の行く結果になると思わない。 空虚がそこに生まれるだけだ」 「──故に、決起しよう。革命派とは袂を連ねずにな」 「かと言って一人で動くつもりもない。革命という大事を単独で為せるのなぞ、寝物語の英雄にしかありえないらしいからな」 ふ、と息を吐く音がした。誰かの発言を思い浮かべている。 「お前がそこから動けないのなら、それでいい。お前をそこに在らしめる理由もなくしてくれる」 (-73) 2021/12/16(Thu) 11:59:28 |
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