【人】 4年 犬鳴 崇はい犬鳴ですよ、わか後輩。 [天音の下の名前、和花は”のどか”と本当は読むらしいが、初めて見たときに「読めない」の一言でそれ以来ずっと”わか”と呼び続けていた。] ラムレーズンと言いたいところですが、 酔っ払ってはいけないのでポテトチップスをください。 袋ごと。 [それは思いっきり独り占めする気の回答だった。 ポテトに柚子胡椒なんて不味いわけがない、つまり絶対に止められない止まらないこと確定。] 何か観ますか? これはもう半分ぐらいまで進んでしまったので。 [モニタに映っているのは街中で思いっきりバズーカをぶっ放すハゲ男。元々は日本の漫画が原作らしいが、どういうわけかフランスで大人気。ついには実写映画化まで果たしてしまったらしい。]* (8) 2020/11/07(Sat) 23:12:14 |
【人】 4年 犬鳴 崇いいですよ、原作に対するリスペクトが感じられて。 個人的には昔々の香港映画版も面白いのですが。 [原作付きの映画というのは難しいものがある。 原作そのままを実写再現しても意味がないと考える制作陣は多いらしく、余計な改変やオリジナルを追加して元の良さを壊してしまうものが多い。 もちろんオリジナル要素があるものは全部駄作というわけではないのだけど。] やっぱり実写化するのなら、 原作者と原作ファンへの敬意は必要ですね。 [独占はあっさりと却下されてしまって、仕方なく机に広げられたポテチに手を伸ばす。] (11) 2020/11/07(Sat) 23:37:55 |
【人】 4年 犬鳴 崇恋愛映画ですか? 恋愛要素のあるホラー映画ですか? [この男、好きな映画のジャンルはホラーである。 なお、今日はアクションを観ていたが、ほかの部員がいないときはホラー映画を観ていることが多い。 ホラーというジャンルの性質上、観られないほど苦手な人やそうでなくても得意ではない人もいるからだ。] わかちゃんって恋愛映画とかに興味ありましたっけ? [ポテチを口に放り込みながら「ハテ?」と首を傾げた。]* (12) 2020/11/07(Sat) 23:39:23 |
【人】 4年 犬鳴 崇[ふと、天音が帯びた憂いのような空気に違和感を感じたが、それをどうこう言うこともなく気にする素振りもなく。 映画の話題だけを続けた。 そうだな、僕が好きなセリフは…… 「近づいたら殺すぞ」 ……かな? [未来を変える力を手にし、だけど何度やっても上手くいかない。 愛する人を不幸にするばかり。 そんな主人公が苦しみぬいて最後にたどり着いた決断。] 悲劇的だけどね。 [たどり着いた結論がペシミスト染みてはいるが、最後は上手く纏まっていると思う。] (16) 2020/11/08(Sun) 0:15:51 |
【人】 4年 犬鳴 崇それなら僕も恥ずかしがらないといけないのかな。 [創作の中の恋愛模様を観るのは好きでも嫌いでもないが、自分が恋愛するということには無頓着というより無関心だった。 映画の中の恋愛はスマートで美しく、綺麗な人たちが綺麗な物語を編んでいるから、そんなものを楽しむのは創作だけで十分だ。] ……恋愛がメインテーマの話は苦手だな。 [そういう意味では天音の言った「恋愛要素」ぐらいが丁度いい。]* (18) 2020/11/08(Sun) 0:17:19 |
【人】 4年 犬鳴 崇[愛する人を去らせるためだから少し違うかもしれないけど。] たしかそこの棚にあったような─── [映研の部室には多くのDVDが、それこそ有名どころなら大体はそろっている。] わかちゃんは僕のことを何だと思っているんだ。 [と、言いながらも顔はまったく不満そうでもなんでもなくて、ひょいポテチを口に運んで咀嚼した。] (24) 2020/11/08(Sun) 1:03:39 |
【人】 4年 犬鳴 崇てってーてててってーてててってっててて。 [メインテーマを口ずさんで「いいね、それにしよう」と同意した。 痛快爽快のアクション映画、独特のセリフ回しがかっこいい。] 行ってらっしゃい。 [相変わらず元気いっぱいだなんて思いながら、出ていくその背にさっきの憂いが少し気になった。 が、自分が気にしても仕方ないことと忘れることにした。] ─── お前にとってのここぞという瞬間は、今だった。 [電気ポットのスイッチを押してマグカップにコーヒーを満たした。]* (25) 2020/11/08(Sun) 1:05:50 |
【人】 4年 犬鳴 崇いつも言ってますが、 作り置きなので濃さは変えられませんよ。 [ポットのスイッチを押す。 ジャーと黒い液体が紙コップを満たし、湯気を上げた。] 今はフランス映画です。 もう少ししたら“カリブの海賊”が始まりますよ。 [テーブルに置かれたDVDの横にコーヒーを置くとDVDの再生を止めた。 映画を途中から観ることほど味気ないものはない。]* (30) 2020/11/08(Sun) 7:43:38 |
【人】 4年 犬鳴 崇[続々と部員たちが集まってくる。賑やかなことは悪いことではないが少し苦手ではあった。 部室にやってきた部員たちに一通り挨拶だけすると。] もうこんな時間ですか。 [観ていたDVDを抜いてケースへ戻す。続きはまた後日ということになるだろう。 そのまま、そそくさと身支度を整える。] ……それじゃ僕はこれで。 これから映画館にいくので。 そのポテチ美味しですよ。 [すでに半分以上なくなっている袋を指さすと、強く呼び止められでもしなければそのまま部室を後にする。]* (44) 2020/11/08(Sun) 10:15:06 |
【人】 4年 犬鳴 崇[ここ如月町には大きなショッピングモールがある。 食料、日用品、雑貨、本も専門書でもなければ大抵のものは揃っているし、珍しくレコード屋なんかもある。 そのショッピングモールの上階に映画館はあった。 スクリーン数は多めで単館ものも偶に上映しているし、なにより気に入っているのは───] ……今日はこれですね。 [スクリーン1、大人1000円、子供800円。 毎日、昔の映画をこうして格安で上映しているところがこの映画館のいいところだがで、それを目当てに、だけど事前に何を上映しているか調べずに観に来るのがまた好きだった。] (73) 2020/11/08(Sun) 12:31:55 |
【人】 4年 犬鳴 崇[モノクロ時代のものからつい数年前のものまで、大作からショートムービー、アカデミー賞作品からラズベリー賞作品まで、選ばれる作品は様々だ。 今時ならDVDを借りたり、サブスクで自宅や部室でのんびりと鑑賞もできるのだが、やはり映画館で観ることを前提に作られたものを大スクリーンで観られるのはまた違う楽しみがある。 そうこうして発券機でチケットを購入し、ポップコーンとコーラを買っていざスクリーンへ。 映画を観るならこの二つは欠かせない。 今日のスクリーン1は『タワーリングインフェルノ』 高層ビル火災が舞台のパニック映画で、70年代の映画だというのに未だにパニック映画の最高峰と評されることもある。] (74) 2020/11/08(Sun) 12:32:17 |
【人】 4年 犬鳴 崇[─── それは100を悠に超える超高層ビルだった。 その高層ビルでは落成記念パーティが催されていたが、費用削減のため手抜き工事によって電気系統に異常が発生、警報装置も作動せず火は燃え広がる。 迫る火の手、逃げる場所はどこにもない。 摩天楼はあっという間に地獄へと変わった。 主人公はその地獄に立ち向かう二人の男、ビルの設計者と、消防隊員。 これを名優ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンがW主演。タイトルクレジットでは、マックイーン左、そしてニューマンが右に配置され、格差をつけないようにニューマンが一段高くなっている。 それぐらいこの二人のW主演がすごいということだ。] (75) 2020/11/08(Sun) 12:32:37 |
【人】 4年 犬鳴 崇時代が古いので映像はしょぼいはずですが。 [炎やビルの崩壊など、現代のCG技術に比べればなんとも子供騙しのような特殊効果だが、それでも不思議と迫力がある。] 主演の二人もとてもカッコいい。 [これぞ“ムービースター”という感じ。 この二人の共演が見られるだけでも観る価値があるというもの。 続編制作の話もあったが、マックイーンの死で立ち消えたというから勿体ないような。] でも、作らなくて正解だったかもしれませんね。 [名作の続編が名作とは限らない。 哀しいかな、それは数々の映画が証明してしまっていることだった。 そして、そう思えるほどに作品が名作だと言える。]* (77) 2020/11/08(Sun) 12:33:57 |
4年 犬鳴 崇は、メモを貼った。 (a22) 2020/11/08(Sun) 12:50:29 |
4年 犬鳴 崇は、メモを貼った。 (a24) 2020/11/08(Sun) 13:58:01 |
4年 犬鳴 崇は、メモを貼った。 (a25) 2020/11/08(Sun) 13:58:20 |
【人】 4年 犬鳴 崇─ 過去・第一回 ホラーと鍋の会 ─ ……悪趣味ですね。 一体誰の発案ですか? [目の前のモニタに映し出されているのは、人の皮を被った大男がチェンソーで人間を切り刻んでいるシーン。そして、手前の卓ににはいい匂いをさせているモツ鍋だった。] 臓物を引き摺り出しているシーンで モツを食べるなんて発想、よくできましたね。 あ、この子、意外とお洒落ですね。 おめかししてますよ。 [呆れ気味に言って、パクパクといい具合に味の染みたモツを頬張った。 映画もちょうど食事のシーンだった。] (125) 2020/11/08(Sun) 17:46:13 |
【人】 4年 犬鳴 崇[─── 最も芸術性を認められたホラー映画は? テキサスの田舎を訪れたヒ若者たちが、恐ろしき殺人一家に襲われるという物語。 元の作品はのマスターフィルムはニューヨーク近代美術館に保存されている。 ここで観ているのは、そのリブート作品。 原題は両方とも「The Texas Chain Saw Massacre」 邦題は「悪魔のいえにえ」と「テキサスチェーンソー」 前者よりも後者の方がスプラッタ感は強い。 雰囲気の怖さなら前者の方が圧倒的だが。 ホラー好きなら是非とも抑えておく2作品だ。 ちなみに、ある意味で主人公のババ・ソーヤは別名レザーフェイスと呼ばれ、ホラー界ではレジェンド中のレジェンド。 よく間違われるが、かの有名なホッケーマスクの殺人鬼が使用するのはナタのようなもので、チェーンソーを使うのはこのレザーフェイスだ。] (126) 2020/11/08(Sun) 17:47:42 |
【人】 4年 犬鳴 崇カニバリズムが出てくる作品は、 食事時に見るものじゃないですね。 [と言いつつ、またモツをひょいと口の中に。 誰が調理したのか知らないけど、下処理が上手くできているのか臭みも少なく柔らかな食感で実に旨い。] あれ?みんな食べないんですか? [薄暗い部室の中、よく見たら顔を青くしてる部員が何人もいたのをよく覚えている。 ホラーが苦手な部員が多いということをそこで知った。]* (127) 2020/11/08(Sun) 17:48:08 |
【人】 4年 犬鳴 崇─ 過去・ホラーともつ鍋 ─ 観ているもので味は変わりませんよ? [さっきからギャーギャーと煩い胡桃塚に少し冷たい視線を送る。彼が騒ぐことで怖さが和らいでしまう。だってとても面白い顔で喚いているから。] たしかに。 ご飯食べながら嘔吐とか排泄の絵は嫌ですね。 でも、そういうところの直接描写って、 スプラッターで血が飛び散るよりもレアですよね。 あまり観た記憶がありません。 カニバリズムといえばレクター博士ですが、 次回はハンニバルシリーズにしますか? [涼しい顔で胡桃塚にモツを差し出す小鳥遊に同意する。 うん、この子とは映画の趣味が合いそうだ。]* (133) 2020/11/08(Sun) 18:09:21 |
【人】 4年 犬鳴 崇[グループSNS ─────── タワーリングインフェルノ 名作と言われるだけあって評判通りの面白さ。 昔の映画なので古めかしさはあるものの、パニック映画好きにはおすすめの一作。 主演の二人もかなりのイケメンぶりです。] (172) 2020/11/08(Sun) 20:44:38 |
【人】 4年 犬鳴 崇[と、お勧めしたのはいいが自分は既に観てしまったので、DVDでも借りるか、それとも今日はやめておくか。 時間があるということは素晴らしい。 好きなだけ趣味に没頭できる。 きっと来年になればそうも行かなくなると思えば、すこし寂しい気にもなる。 永遠に気楽な立場で居られればいいのにとさえ思う。]* (190) 2020/11/08(Sun) 21:29:28 |
【人】 4年 犬鳴 崇─ 映画館 ─ [グループSNSに投稿して幾つかのやり取りをしていると、どうやら小鳥遊が映画館にいるらしいということがわかる。 こちらは階下で買い物でもと思ってぶらぶらとしていたのだが。] 小鳥遊くん。 やはり、ここに居ましたか。 [既にどこかに入っている可能性もあったけど、クリアファイルを手にしたその姿はすぐに見つかった。]* (214) 2020/11/08(Sun) 22:17:27 |
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