【独】 凍剣士 スピカ淫魔に洗脳され、抱き着いてディープキスを迫る/下半身or上半身を露わにして微笑むのが好ましい挨拶だと思い込む。次に出会った人に実行する。vil (-16) 2021/05/01(Sat) 10:35:52 |
【置】 凍剣士 スピカ―双頭ヒュドラとの戦い― [頬に当たる冷たく、硬質な感触に目を覚ます。 どうやら、自分は地に倒れ伏しているらしい。 その事を認識したと同時、身体をはね起こし、後ろへと飛び退る。 直後、つい先ほどまで頭があった場所を、鱗に覆われた巨大な尾が叩き潰した。 目覚めるのがコンマ数秒遅ければ、間違いなく死んでいただろう。 身体が、ずしりと重い。 流した血で、刀を握る手や、地面を踏みしめる足がぬるつく。 肺が痛くなるほど空気を吸い込んでも、息が苦しい。 おそらく、ヒュドラの毒のせいだろう。 長引く戦いの中、直撃することは避けられても、全てを完全には避け切れなかった。 全身、至るところに刻まれた切り傷から、ゆっくりと毒が自分を蝕んでいる。 遠からず、ヒュドラの攻撃を避けることが叶わなくなるだろう。 加えて、先刻吸い込んだ霧が思考を奪う。] (L3) 2021/05/02(Sun) 20:24:37 公開: 2021/05/02(Sun) 21:25:00 |
【置】 凍剣士 スピカ[対して、自分は有効な一手を打ち込めずにいる。 刀はウロコにはじき返され、凍気は芯まで届かない。 片方の頭を防ぎ、反撃に転じようとしても、もう片方の頭が攻撃を仕掛けてくる。 頭を避けて後ろに回っても、長く強靭な尾が、致死の一撃を振り回してくる。 ダメージと疲労は積み重なって、今すぐにでも叫んでしまいそうなものを、歯を食いしばって堪えている。 ――…完全に手詰まりだ。 死が、頭をよぎる。 けれど、だからこそ、立ち上がらなければならない。 ]己はまだ、死んではいない。 ならば、死力を尽くして、生き抜かなければならない。 (L4) 2021/05/02(Sun) 20:25:19 公開: 2021/05/02(Sun) 21:25:00 |
【置】 凍剣士 スピカ[再び、魔力を練り上げる。 しかし、その魔力量は今までの比ではない。 洞窟全体が急速に冷え込み、ちらほらと雪が舞う。] ――最後の技を、お前に見せてやる。 「凍剣」の異名、目に焼き付けるがいい。 [魔力が、鞘に納められた刀へ収束していく。 込められた魔力量に、刀が鞘の中で暴れ回り、右手で抑え込まねば吹き飛んでしまいそうな程。 それでもなお、刀が震えて鯉口を鳴らす。 まるで、刀が凍えているように。 自身を中心に凝縮されていく魔力は、その量ゆえに熱を持ち、雪の舞う洞窟の中で、ぽっかりと雪に覆われずにいる。 とりわけ、自身の周りは火にあてられているかのように熱く、陽炎のごとく、空気が揺らめいている。] (L5) 2021/05/02(Sun) 20:26:10 公開: 2021/05/02(Sun) 22:25:00 |
【置】 凍剣士 スピカ『―――刀を教えて欲しい?俺が?お前みたいなチビ助に?』 『やなこった!刀は人を殺す為の道具だぞ、お前は知らなくてもいいんだよ。こんなもの、誰が知る必要もない。だから、俺の代で終わらせるんだ。』 『おい!泣くな!そんなに大声で泣かれると困るじゃねぇか!』 『わかった、じゃあ一つだけ教えてやる。』 『この技はな、己を火にして己の守るべきものを暖かく守り、敵を必ず打ち払うと決めた時の技だ。』 『この技の名前は―――…』 (L6) 2021/05/02(Sun) 20:27:02 公開: 2021/05/02(Sun) 22:25:00 |
【置】 凍剣士 スピカ秘奥 「雪灯籠」 [刀を鞘から抜き放つ。 解放された魔力が、扇状に広がり、直線状の全てを氷に包んでいく。 地面も、ヒュドラも、天井にさえ届いて、分厚い氷の中に飲み込んでいく。 全てが終わった時には、ヒュドラは氷の中で完全に凍り付いていた。] 『―――あぁ、この技の名前は、お前のことをよく表している。 きっとお前は使いこなせるようになる。』 [かつての、師匠の声が頭に響いた。**] (L7) 2021/05/02(Sun) 20:28:54 公開: 2021/05/02(Sun) 23:25:00 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a19) 2021/05/02(Sun) 20:31:59 |
【人】 凍剣士 スピカ―ダンジョン内部― [ヒュドラとの闘いの後、落ちてきた穴からダンジョンの中へと戻る。 けれど、全身傷だらけで、疲労が脚を重くする。 加えて、最も強烈なのはこの穴に落ちる直前に嗅いだ霧。 治療も対抗術を唱える事も出来ず、ただただ欲求は蓄積されて、気を抜けば正気を無くしてしまいそうだ。 けれど、目に宿る闘志はくすむことなく、しっかりと前を見据えている。 足取りは強く、前へ前へと進み続ける。 戦いの後も、淫魔の罠も、青年に影響を与えていない。 ―――ように見える。 甘やかな誘惑も、悲鳴をあげる身体も、全てを押し殺して、進み続ける。 ここには、自分が守りたい人たちが中にいるのだ。 自分だけここで手折れるわけにはいかない。 その一心が、青年を前へ進ませていた。] (114) 2021/05/02(Sun) 21:36:37 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a20) 2021/05/02(Sun) 21:39:48 |
【人】 凍剣士 スピカ―ダンジョン内部― [行くあてもなく、彷徨い続ける。 ガリガリと正気が削られていくのを感じながら、それでも歩みは止めなかった。 やがて、たどり着いた先には【衣装室】があった。 せめて、傷の手当と毒の手当だけでもしよう、そう思って懐から治療薬と解毒剤を出そうとして――…取り落して床に広がる。 もう、正気を保つことも限界に近い。 何かの拍子に、根本から頽れてしまいそうだった。 そのまま、壁に寄りかかり、ずるずるとへたり込む。 けれど、眼だけはまだ強く闘志を湛えたままに。*] (118) 2021/05/02(Sun) 21:51:45 |
【人】 凍剣士 スピカ―衣装室内― [壁伝いにへたり込んでいても、疲労も、衝動も引くことは無く。 ただ、悪化しないだけの引き伸ばしに過ぎなかった。 刀を杖に、動かない身体を起こす。 ――せめて、血で汚れたこのコートの代わりがあればいい。 血の匂いに、モンスターが引きつけられることは無いだろうから。 そう思い、部屋の中を物色する。 見つかったのは、包帯cosm、サーコートcosm、修道服cosm、昆布cosm… 何か、ちょうどいいものが見つかればいい。 服の中が血でぬめり、いい加減不快だ。] (129) 2021/05/02(Sun) 23:06:51 |
【人】 凍剣士 スピカ[包帯に、サーコート…。 なるほど、これはいい。 出血のひどい箇所を包帯で止血し、今着ているコートの上にサーコートを羽織る。 防具にはならないので、魔獣皮のコートとの二重羽織になるが、血が滴ることを防いでくれるだろう。 とりあえずの報酬を得て、衣装室を後にしようとする。 もし、そのまま部屋を出たなら、次に行きつく先は【酒場】だった。*] (131) 2021/05/02(Sun) 23:14:48 |
【人】 凍剣士 スピカ[ふと漂う気配、油断の出来る相手ではない事だけはわかる。 話しかけるより先に、刀を抜き放つ。 「寄るな」と言わんばかりに。 見つけたのは、美しい人型の魔物。 男女の区別がつきづらいが、おそらく男性。 何より、最も警戒すべきは異質になったダンジョンに漂う空気を煮詰めたような、異様な気配。 満身創痍の自分が抵抗して、どうにかできるような相手ではないだろう。 それでも、意識の一かけらでもある限り、抵抗を止めることは無い。] ――平時であれば、問答無用で切り伏せたいところだが、今はそれどころじゃない。 [目の前の魔物より、ダンジョンに飲まれてしまったかもしれない友人たちの方が気にかかる。 このダンジョンに潜る際や、直前まで同行していたレヴァティやイル、新しい依頼を受けていたテンガン。 彼らの方が安否の方がよほど重要だ。 だからこそ、ヒュドラを倒した洞窟から逃げ出すことをせずに、ダンジョンに戻ったのだから。] (149) 2021/05/03(Mon) 11:17:03 |
【人】 凍剣士 スピカ[そのまま、足早に魔物の横を通り過ぎて、更にダンジョンの奥へと歩みを進める。 魔物へは、一瞥もくれずに。 ――けれど、その目に宿る堕落の色は、魔物に見咎められてしまったかもしれない。**] (150) 2021/05/03(Mon) 11:21:10 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a31) 2021/05/03(Mon) 11:23:39 |
【人】 凍剣士 スピカ―ダンジョン内部 酒場への道中― [背後から掛けられる魔物の声にも、振り返ることなく進む。 甘い声に揺さぶられなかったのは、まだ自我を強く保っているが為。 ――けれど、今回は振り返るべきだった。 そうすれば、魔法をかけられたことには気付けただろうに。*] (156) 2021/05/03(Mon) 18:42:10 |
【人】 凍剣士 スピカ―酒場― [魔物と分かれてしばらく、たどり着いた先には酒場が見えた。 普段であれば、余り寄り付かない場所ではあるが今は事情が事情だ。 包帯での治療と、ある程度時間が経ったことで、ヒュドラ戦のダメージは癒えつつあるものの、昂りは抑えられないまま。 この際、えり好みしてはいられない。 そうして、酒場の中で目にしたのは冒険者やモンスターが互いに交わっている姿だった。(堕落度+1)] (157) 2021/05/03(Mon) 18:52:54 |
【人】 凍剣士 スピカ[――…自分の中で、決定的に何かが崩れる音がする。 超えてはいけないところを、超えてしまった。 次に覚えたのは、空腹感。 抑えきれない、腹が減って仕方がない。] ――喰いたい、今すぐに。 新鮮な女の精気が…。 [そこまで言葉にして、自分の口を鷲掴みにして止める。 今までの自分であれば、絶対に口にしない言葉。 自分は、何か別の者になってしまった。] ――腹が減った。 誰か、骨の髄まで、喰い尽くしたい。 その為の、相手が必要だ。 [自分が思ってもいない言葉が、すらすらと出てくる。 そして、混乱と焦燥の中で、視界の端に見慣れた人間を捉えた。>>@7 こんなところを彼女に見られるわけには行かない、慌ててその場を逃げ出した。 *] (158) 2021/05/03(Mon) 19:09:27 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a33) 2021/05/03(Mon) 19:18:49 |
【独】 凍剣士 スピカ/* どうしようか 問題なのは依頼受けたつもりのロルじゃなかったんだけど、レヴァティさんにはそう見えたんだよね となると依頼無視はダメだろうしなぁ 依頼の完遂がどこまでを指すのか (-186) 2021/05/03(Mon) 20:51:46 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a35) 2021/05/03(Mon) 21:12:28 |
【独】 凍剣士 スピカ/* んーと レヴァティさん防御魔法あるから手出し不可だよね となるとモンスター討伐までかな 事前に脱出方法がない事も伝えておかないとまずいか (-189) 2021/05/03(Mon) 21:20:18 |
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