【雲】 貴族の娘 アウドラお話をする相手がいるんだもの。 どうしても迷い込みたくなるわ。 [ 今日は少し彼女の体型に沿った形のワンピースで 薄いラベンダーカラーの珍しいものだったかも。 前回よりはふんわりとしていないけれど、 彼女が動けば床を裾がはらって動きが生まれる。 彼のため息のような吐息が耳に入れば ふふっとゆったりとした笑みが彼女からは溢れた。 それほど、特に気にしていないようで 食事のほうが気になってしまった。 ] わかったわ。ルシアン見つけてくるわね。 [ とは言ったものの、やっぱり気になって 彼女はルシアンを屋敷の中で見つけ出す その中で厨房に行き、パンと飲み物を こっそりと頂いてルシアンを見つけた。 本当は他にも何か、と思ったけれど 断食後はすぐになんでも食べられるわけではなく 彼を思ってそれだけをとってきた。 彼のところを出て少し経ってしまったような。 ] (D24) 2021/04/19(Mon) 9:58:21 |
【雲】 貴族の娘 アウドラよければ、これを食べて? さ、ルシアンご挨拶を。 [ ようやく戻れば、 鉄格子の中へ飲み物が入った瓶と 布にくるんだ柔らかいパンを置いて 一緒についてきていた短毛のロシアンブルーを 抱き抱えると、にゃぁんっと鈴のような声が その場所に響いたことだろう。 しかし、彼の言葉は彼女をまた驚かせるに 十分すぎる話で。 まさか、彼の名前の意味が犬だなんて、 おかしすぎる話では? ] どうして、そんなお名前なの? あなたのご両親は、 あなたを愛していないの…? ────あなたの、 本当の お名前は? (D25) 2021/04/19(Mon) 9:59:41 |
【雲】 貴族の娘 アウドラ[ 矢継ぎ早に質問をして、鉄格子に近づいたら 腕の中にいたルシアンが飛び降りて あちらのほうへと隙間を見つけて入ってしまった。 どうしたものかしら、と思ったけれど 名前を変えたほうがいいのかしら、と うぅん、と悩みつつ彼の返事を待った。 ]* (D26) 2021/04/19(Mon) 10:00:30 |
【独】 貴族の娘 アウドラ/* 交流するタイミングもないんだなぁ 家に行商に来たことがあったり 街中で会わない限りは。 女子1人しかいないしね!!!!! なんてこった…… (-91) 2021/04/19(Mon) 11:38:42 |
【雲】 貴族の娘 アウドラここを見つけ出すのに少し時間を要したから やはり私は、迷子だと思うのだけれど…… [ 腕の中にまだ収まる愛猫を連れて戻った彼女に かけられた言葉に、 まだまだ言い返すことはできるよう。 でも本当は全く迷っていないから、 彼の言葉は彼女の心にちくっと刺さっている。 迷子が大義名分なのは既に気づかれているだろうし 本来なら、ここにきていることが気づかれれば 2人とも何が起きるか分からない。 けれど、混乱のおかげで父親が家を空けているので ここに彼女もいられるというもの。 迷子に、なりたくてなっている。 ] (D33) 2021/04/19(Mon) 19:39:35 |
【雲】 貴族の娘 アウドラあ、っ……! 良い飼い主なのかしら…… [ 腕の中から移動した愛猫は 彼女の代わりに、なのだろうか。 彼のそばに行って心地よさげに居座る。 愛猫が褒められると嬉しくなるが、 幾分不安は拭われることなく、 彼と愛猫の様子を腰を下ろし眺めた。 そして聞かされる彼の出生や名前の由来。 ふ、っと何かが彼女の心の中に沸いた。 彼の名前が耳に入れば、 その何かは彼女の中で弾けた。 ] (D34) 2021/04/19(Mon) 19:42:57 |
【雲】 貴族の娘 アウドラ名前を、変えてもらう… 私にも名前をくださるの? [ 愛猫に言った一言だろうが、 瞳が交わってしまったので彼女が誤解をした。 首を傾げながら、愛猫への名前がふたつ。 ひとつは、彼と同じセトという名前。 両親が彼の名前を知らなければ その名前にしようと思うけれど、 どちらかがしっているのであれば、 ピヤール -愛- にしようと彼に話をしてみて、反応を見たくなった。 ] (D35) 2021/04/19(Mon) 19:44:03 |
【雲】 貴族の娘 アウドラ[ ピヤールという名前が浮かんだ理由は、 セトという人物のことから 目が離せなくなったが故。 彼女の中で弾けた何かに、 彼は深く関与してしまっているが 彼女は何もわかっていない。 知ることができる時はあるのか。 ──────それはまだ分からなくて。 ]* (D36) 2021/04/19(Mon) 19:46:55 |
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