【人】 凍剣士 スピカ―ダンジョン内部― [淫猥な音が、あちらこちらから聞こえる。 モンスターに囲まれて喘ぐ嬌声、哀れな女を嬲る雄の声。 けれど、足りない。 自分がより深く堕ちていく為には、ただの憐れな犠牲者たちでは足りない。 より自分の仄暗い欲望を満たしてくれる、もしくは、奪いつくせない程の魔力に溢れた相手か。 首尾よく、そんな獲物を見つけられたなら、一時的に助けてやってもいい、その分の対価はきっちり領収させてもらうが。 そうして歩いているさなか、残念ながら、何も見つけられなかった。] (25) 2021/05/04(Tue) 20:16:23 |
【人】 凍剣士 スピカ[獲物とするに相応しい相手の気配はする。 しかし残念ながら、めぼしい相手は見つけられなかった。 そのまま、歩みを進めて探索を続ける。 下手に通路の中を歩き続けるより、どこか施設を探るべきか。 あと目にしていないダンジョン内の主要施設と言えば、休憩室か、もしくは最近ちらりと話に聞いた大浴場ぐらいか。 幸い、人の気配を掴む感覚は先刻からずっと鋭敏だ。 獲物を探す為の能力、というものだろうか。 そうして、気配を追った先には、【大浴場】があった。] (26) 2021/05/04(Tue) 20:24:07 |
【人】 凍剣士 スピカ[大勢の気配の出どころは大浴場であった。 一歩、中へと入り周りを見回す。 そこには、まだ己が探し求めていたイルとテンガンの二人はいるであろうか。 それとも、去ってしまった後だろうか。 もし、まだ行為の最中であれば、物陰に身を隠して様子を見守っていよう。 胸の奥底に、大切な人を救えなかった無念と、大切な人が汚れていく歪んだ愉悦を抱えながら。*] (30) 2021/05/04(Tue) 20:37:46 |
【人】 凍剣士 スピカ君が、せめて君だけでも、ここから抜け出せるように祈ってるよ。 俺も、今すぐには抜け出せなくても、またいつか、君に会いに行く。 [その時、胸の内に沸いた欲望は、彼が無事に戻る事。 自分は、もう手遅れだろうから。 数少ない友人が、自分の知る友人のままでいて欲しい。 叶うなら、自分もいつかまた彼の隣に立ちたい。 そんな純朴な願い。] ――それでも、もし堕ちてしまったら。 俺も、きっとイルも、君が堕ちた先で待っている。 [彼を、一人にはさせたくない。 ただただ、胸の奥底の願いを口にする。 彼の落ちるところが、たとえ帰り道のない程深い場所であったとしても、迎えに行きたい。 それが、今抱いている欲望だった。] (53) 2021/05/05(Wed) 0:42:43 |
【人】 凍剣士 スピカ[一しきり、心の内を吐露したところで、イルの方へと歩みを進める。 テンガンが何をしていようと、振り返ることはしない。 イルはどうしているだろう、未だ絶頂の余韻で満足に動けないでいるのだろうか。 どうであろうと構わない、彼女の身体を抱き上げて、そのまま湯舟へと向かう。 自らの着衣が濡れる事も構わず、湯の中へと歩み入る。 そうして水をかき分けながら、ある程度進んだところで腰を降ろした。 自分も、彼女も腰ほどがつかる程度の深さ。] ずっと、貴女を探していました。 このまま堕ちてしまう事が避けられないなら、貴女と共に堕ちるのがいいと、そう思っていたので。 ――何故そう思ったのか、自分でもわかりません。 [愛などと綺麗なものではない、それは決定的に違う。 けれど、この感情をどう呼べばいいかわからない。 彼女を自分の支配下に置きたいのか、自分もテンガンのように、彼女を貪ってみたいのか。 どれでもあって、どれでもない。 ただ一つ、確かに言える事は――] (54) 2021/05/05(Wed) 1:02:39 |
【人】 凍剣士 スピカイルがテンガンに抱かれて、淫らに喘いでいるのを見て、どうしようもなく昂ったのです。 自分でも、抑えられない程に。 [堕落の度合いで言えば、自分より上はいるだろう。 けれど、如何に壊れてしまったかで言えば、きっと自分だろう。 イルが大切だからこそ、このまま二人で堕ちていった先に何が待っているのか知りたい。 どこまでも独善的で、以前の自分であれば吐き気のするような思想。 もう、「スピカ」と呼ばれていた人間とは、限りなく近い別物になっている。 こんなものは、愛ではない。 これはもっと根源的で、もっと大きな力を持つ感情――] (55) 2021/05/05(Wed) 1:28:57 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a13) 2021/05/05(Wed) 1:52:49 |
【人】 凍剣士 スピカ[彼女の頬を、涙が伝う。 胸の奥底が締め付けられる。 けれど、それよりも透き通った紅い瞳が濡れて、まるで宝石のように可憐である様が、どうしようもなく自身の仄暗い欲求を奮い立たせるのだ。] どこに、行きたいですか? [彼女の提案に、こちらから問い返す。 この提案が、彼女の時間稼ぎである事はわかっている。 あえて拒絶せず、彼女の狙いに乗る。 けれど、ただ彼女の思うがままにはさせない。 そっと、彼女の秘所へと手を添わす。 直前まで男に喰い荒らされていたそこを、下から上へ、何度か指でなぞり上げた後、中指をゆっくり沈めていく。 彼女の中を掻きまわして、注がれた白濁を掻き出していく。 その間、彼女の様子を観察する事は忘れずに。] (68) 2021/05/05(Wed) 11:43:55 |
【人】 凍剣士 スピカ[彼女の中に、更に人差し指を沈めていく。 二本の指で互い違いに弄んで、時折ぱくぱくと開いてみせる。 ――…指の数だけ、彼女を責める動きが大きくなっていく。 おもむろ、テンガンが彼女に残した噛み痕に、口づけを落とす。 乱暴にされて、善がる彼女の姿を思い出しながら。 一つ、二つ、三つ――下腹を搔き乱しながら、彼女の首元を甘く吸いたてる。 そうして、彼女の秘所の中へ、更に薬指を潜らせていく。 これで彼女を責める指は三本、しっかり根本まで咥えこませて、湯を喧しく波打たせながら、彼女を追い詰めていく。 指を出し入れしながら、彼女の最奥を突き込む。 幸い、彼女がどこを責めれば啼くのかはテンガンが教えてくれた。 噛み痕を辿っていた口づけは、ひとしきり辿り終えて――。 唐突に、彼女の豊かな乳房の、その先端へ甘やかに歯を立てた。 ぐにぐにと、わずかに力を込めて、彼女の身体に新たな痕を残す。 片方の吟味が済めば、もう片方も同じように。 彼女の身体を味わう。] (69) 2021/05/05(Wed) 11:44:23 |
【人】 凍剣士 スピカ[そうして、彼女を追い詰めて追い詰めて、底へと落としていく。 前戯を存分に楽しんでから、最後に秘芽をぐりっと強く捻りあげた。 下ごしらえは、これでお終い。 ――今のところは。 必要に迫られれば、また改めて彼女を責め立てよう。] (70) 2021/05/05(Wed) 11:44:35 |
【人】 凍剣士 スピカ[彼女を抱えて、立ち上がる。 浴場の出口へと向けて、はてどこへ行こうか? 彼女から指名があればそこへ向かうし、ないのなら――。 道中のトラップで遊んでみるのはどうだろうか?と提案してみる。]]] (71) 2021/05/05(Wed) 11:48:05 |
【人】 凍剣士 スピカ[どうやら、近くにいくつかトラップがあるようだ。] ――よければ、少し遊んでいきませんか? あまりに負担なようなら、無理に遊ぶ必要はありませんし、あれもこれもと見境なく遊ぶことは、俺もするつもりはありませんが。 [彼女に無理強いすることはしない。 あくまで遊びの範疇、イルと共に堕ちることが目的であって、彼女を責め立てる事が目的ではないから。*] (72) 2021/05/05(Wed) 11:52:26 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a16) 2021/05/05(Wed) 12:09:50 |
【秘】 舞姫 イクリール → 凍剣士 スピカわたしね、いつか遠いどこかで…… スーくんが、教会の家族と、自分でつくった家族と、 ばかみたいに幸せなふつーの人生おくったらいいなって。 そう……思ってたんだ。 [淫魔の素質に満ちた身体が、堕ちきってしまったら後戻りできないと告げている] その夢を諦めるから。 堕ちて。 [対価に、夢と無防備な身体を差し出して。 かなしげに、人間の限界を越えるような快楽をねだった*] (-88) 2021/05/05(Wed) 15:10:47 |
【人】 凍剣士 スピカ[「ばか」と、罵りを受ければ僅かに微笑んで、お返しにそっと彼女の額に口付ける。 堕ちてしまった彼女に寄り添う事が、馬鹿で愚かな事であるなら、自分は愚かでいい。 ――彼女を一人、このまま暗い底に置いていくぐらいなら、自分は彼女と共に、どこまででも堕ちて行こう。 彼女を見捨てることに比べれば、如何に安い代償であろうか。 直後、彼女が発動させたトラップを、抗うことなく受け入れる。 媚薬の霧と、下腹に尋常ではない昂りを感じる。おそらく、淫紋の類だ。 それは強い喉の渇きにも似て、イルの身体を貪りたくなる。 もし、彼女と目が合ってしまったのならば、なおさら。] …いいんですか? [『真摯に我が子を望まぬ限り〜』と、先ほど彼女が口ずさんだ言葉。 それでも彼女が行為を望むという事は、つまりはそれすら関係のないところまで堕ちてしまいたいという事――… そこから先は、言葉にはしなかった。 イルは、自分と共に堕ちて行く事を受け入れてくれている。 彼女の気持ちを、無碍にしたくない。 彼女の望む通り、休憩室へと歩みを進める。 ただただ、二人で快楽と怠惰に溺れる事の出来る場所を目指して。] (85) 2021/05/05(Wed) 16:53:58 |
【秘】 凍剣士 スピカ → 舞姫 イクリール[イルの告白を受け入れる。 彼女は、自分の幸せを願ってくれていた。 そのことが、たまらなく嬉しく、そして悲しくもある。] イルを、一人にはしません。 [ぎゅうと、力を込めて彼女を抱き寄せる。 彼女は知らない。 自分にとっての幸せに、すでに彼女も含まれているのだから。 テンガンや、イルと共に、他愛のない日々を過ごすことが、何よりも幸せだったのだから。] (-97) 2021/05/05(Wed) 16:55:06 |
【人】 凍剣士 スピカ―休憩室― [休憩室にたどり着くなり、イルをベッドの上へと横たえる。 そうして、自分も彼女に覆いかぶさるように、ベッドへと昇る。 ズボンの下では、既に自身は張りつめている。] このまま、イルの中に突き入れたら、どこまで入ってしまうんでしょうね。 イルの膣だけで、収まるんでしょか。 [ズボンの中の怒張は、霧の効果と淫紋によって際限なく昂り、彼女の臍まで届いてしまいそうな程。 衣服越しに彼女に擦り付けて、膣を通り越し、「更に奥」までを想像させる。 通常の性交であれば、ありえない場所。 それでも、彼女が望むのであれば、届いてしまうかもしれない。 「手加減しない」と、彼女と約束した以上、彼女が「やめて」と懇願しても、止めるつもりはない。 突き進めるところまで、進み続ける。 それが彼女の望みであるなら、自分はただ彼女の望みを叶えよう。] 貴女を、取り返しのつかないところまで突き堕としてあげます。 際限なく、貪ってあげます。 他ならぬ、俺の手で。 [彼女へ、最後の通告を告げる。 逃げるなら、断るなら今であると。 ――同時に、自分自身への宣告でもあるけれど。] イルは、それでもこの行為を望みますか? [最後に一度だけ、彼女に問うた。**] (88) 2021/05/05(Wed) 16:58:07 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a20) 2021/05/05(Wed) 17:05:04 |
【人】 凍剣士 スピカ[シーツの上で震えた息を吐く彼女の頭に、そっと手を添わせて、子供をあやすように撫でる。 せめて、彼女が怖がらなくても済むように、と。 彼女が下腹を晒し、紋を曝け出す。 彼女の顔に浮かぶ強気な笑顔に――この顔をこれからぐちゃぐちゃにすることに、自分でも恐ろしい程の興奮を覚えた。] ――一度組み伏せた程度で、貴女を俺の物にできるだなんて、思っていませんよ。 それに、俺はそもそも貴女を飼いたいなんて思っていません。 [望むのは、彼女と共にある事。 この暗闇の中に、彼女を一人置き去りになどしない事。 その過程で、自分が彼女の獲物に成り下がるかもしれない。それもいい。 彼女から与えられる物に溺れて、彼女の物に成り下がる。 それもまた、望んだ結末の一つであるならば、拒むことはしない。] (125) 2021/05/05(Wed) 21:50:15 |
【人】 凍剣士 スピカ[そっと、ベルトを緩める。その下に押さえつけられていた物を開放する。 霧と、淫紋、そして堕落しきった身体に宿るこの迷宮の効果であろうか。 平時よりはるかに大きく、長く、脈打つ穂先。 彼女を喰い荒らす時を待ちわびて、巨大な牙のように固くなっている。 その先端を、彼女の小さな秘裂に押し当てる。 そっと、彼女の頬に手を添えて、口づけを落とす。 軽く啄むような、柔らかなもの。] ――イル、堕ちて行く貴女の聞かせてください。 [恐ろしいほど、甘い声。 彼女に宣言した通り、彼女が望む通り、人間では味わえないような快楽に突き堕とす。 そっと、彼女の腰を両手で捉えて、彼女の逃げ道を奪い去った。 そうして、半歩腰を進ませた。] (126) 2021/05/05(Wed) 21:50:36 |
【人】 凍剣士 スピカ―――ずるり。 [到底、受け入れ切れないような小さな彼女の中へ、僅かずつ、しかし押し込むように進んでいく。 彼女の腰はしっかりと固定されて、身じろぎ一つ許さない。 半歩、また半歩。力任せに進み続ける。 大切で、あれほど望んだ彼女を、乱暴に割り開いていく。] 大丈夫ですか? [腰を進める手を休めないまま、彼女に問いかける。 そろそろ慣れてきたであろうか、それとも未だ翻弄され続けているのだろうか。 どちらであろうと構わない。 ――彼女の返答を待つことなく、大きく一歩を踏み出して、穂先を最奥までねじ込んだ。 ] (127) 2021/05/05(Wed) 21:51:06 |
【人】 凍剣士 スピカ[彼女の熱と、心地よい感触に思わず感嘆の息が漏れる。 軽く腰を揺すって、子宮口を刺激する。 彼女の頬に口づけて、彼女の呼吸が落ち着くのを待つ。 けれど、それは決して彼女の為ではなく。 彼女の悶える様子を目に焼き付ける為。 責め立てられる彼女の表情も、無理やり押し込まれている結合部も、余すことなく観察する。] [一しきり、彼女の姿に満足した後。 彼女の耳元に囁く。] ――まだ、半分ほどしか入りきっていないんですよ。 本当に、更に奥まで入ってしまうかどうか、試してみましょうか。 [言葉が終わると同時、腰を突き込む。 彼女の望むまま、子部屋を使い捨てにするつもりで、入り口をこじ開けようとする。 彼女がどうなろうが、考えないままに。*] (128) 2021/05/05(Wed) 21:51:25 |
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