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【雲】 使用人 リフル[もしかしたら馬車で連れ去られたなんて見当違いもいいところだったかもしれないのに、無我夢中で足掛かりを追った。 物語として聞けば運が良かった出来事かもしれないが、 傍観者だったなら血の気が引いていたところだ。 無事見付けられたけれども、 尊厳を取り払われて、彼女はずぶ濡れだったし、怯え切っていたから。>>2:D68 腕っぷしが弱くとも、荒事は何度か越えて来た。 己が唯一彼女を守れる存在だと理解していたからこそ、冷静であれたんだ。 常であれば宥めたくなるだろう彼女の泣き顔>>2:D69に気を取られない様にして、誘拐犯たちと対峙した] (D0) 2020/10/05(Mon) 18:51:31 |
【雲】 使用人 リフル[嫌な音を聞き、声を聞き、 忘れたくなる肉を切る感触は、再びナイフを振るう事ですぐに上書きされる。手と同時に脳にもこびりつく様な感触に、叫び出したくなる代わり、言霊を繰り返した。 間違ってシャーリエを襲わなかっただけ、正常だったろう。 けれど、 もうきっと大丈夫だというところ迄その場を血濡れにして、 無事を確認した彼女の行動>>2:D73に首を傾げる。 何でそんな大声を、はしたないですよなんて思って、 ちらっと見えた靴、あれはやっぱりお嬢様のだったんだなんて、 おぞましい記憶の刻まれた脳みそでぼんやりと思う] なに…… [泣いているのは怖がらせたからだと思ったけれど、 何を謝られているのかわからない。 深く斬られた右手が痺れて、めちゃくちゃに振り回した腕が重くて、頭が痛くて気持ち悪くて寒くて眠ってしまいたかった。彼女の方が濡れていて、寒いだろうに。 ここで眠ってしまおうと思って、目を閉じる。 ……眠るならあの庭がよかったな、と思って、 いや、今回はオレはこれ死なないわ、と、ふっと笑う。 右手にリボンを巻かれた時の事だったけれど、 質の良いそのリボンの感覚は、わからなかった] (D2) 2020/10/05(Mon) 18:51:37 |
【雲】 使用人 リフル[「痛いよね」と、聞こえた彼女の声>>2:D74が最後で、 何も答えられないまま、意識を手放してしまっていた。 後は時折痛みに呻いたり、処置中に何度か目は開いたが、会話や応答といった事は出来ずにまた眠った。 小さな切り傷や打撲等はいくつかあったが、 一番深い傷は右手の手首から肘にかけての裂傷で、 見た目に酷く見えるのは義手の損傷だった。 右手は何とも言えないと医者は言ったろうが、 義手はギリギリ繋がっている箇所を保持する以上の事はできなかっただろうか。 小指と薬指は完全に取れていたので、 別に保管する事になるだろう。 その日は部屋で目覚める事はなかった] (D3) 2020/10/05(Mon) 18:51:45 |
【雲】 使用人 リフル──ッ う……… [次に目覚めた時、瞼を開く前に感じたのは痛み。 右手に走る激痛に顔を歪めながら、ばちっと目を開く。 何日も眠っていた様な気怠さがあったが、 実際には今は翌日だっただろう。 彼女の姿はそこにあっただろうか] お嬢様…… 無事か……? [いなければいないでも、一番の気掛かりを部屋に独り言として呟く。 あの後どうなったかわかっていなかったものだから、 無事な姿がそこにあったって、 心に傷を負ってやしないかと心配で] (D5) 2020/10/05(Mon) 18:51:52 |
【雲】 使用人 リフル……あぁ、オレのが駄目か、これ…… 何で、右手……… [包帯の巻かれた腕は焼ける様に痛むのに、 手首から先が動かない事に眉を歪める。 医師を呼んで痛み止めを打ってもらったり調子を伝えてから、「右手は動かないかもしれない」と告げられれば、「そっか」と力なく笑った。 心配はその事実故のこれからの事より、 シャーリエが気に病まないか、だった。 医師の話はシャーリエも聞く事を許されただろうが、 彼女はその場にいてくれただろうか。 痛み止めで落ち着いたのちに、 自分の話より、彼女の話を聞きたがった] 怪我ってしてませんか? あれから、怖い事はなんもないですか? [多分一番聞きたい事はこれだっただろう] (D6) 2020/10/05(Mon) 18:51:57 |
【雲】 使用人 リフル[それからしばらくは療養で日を潰しただろうか。 右手に関しても義手に関しても、 特に自分から何か要望を訴える事はなかった。 痛みとおぞましい記憶に唇を噛みながら、 聞こえていた訳でもないのに、 彼女が寝床で呟いた事を 窓の外を眺め、考えていた。*] (D8) 2020/10/05(Mon) 18:52:08 |
【人】 花の名 リフル[曲を聴いていられる時間も──短く感じられた。 彼女のつくりだす音>>2:1が揺さぶるのは、 鼓膜だけではない。 この胸に、皮膚に、脳髄に入り込んで、 ふわふわと肌を粟立て、 じわじわと目尻を湿らせ、 どくどくと心臓を打ち鳴らす。 私の意思を越えて私の身体を変えてしまうのに、 心地良く夢を見ている気分── 見つめていた筈なのに、 いつの間にか視界は閉じてしまっていた様だ] ……あぁ、 メグ [曲が終わっても、曲に浸っていた。 人間の言葉を発した彼女の、その声すら曲の一部の様にうっとりと聴いた後、用意されていた椅子から立ち上がって、ふわりと彼女に手を伸ばした。 返事のかわりに、抱き締めようとしたんだったと思うけれど、 それは届いたんだったか、どうだったか。*] (11) 2020/10/05(Mon) 21:13:26 |
【人】 花の名 リフル[またある日は、私が怪我をした様だ。 彼女が声を掛けてきて>>2:34、視線を落とした先で、私が腕を押さえていた。言われてから気付く程度を越えて血が出ていたのに、おかしいわね、って笑った] メグ……優しい子。 [それは無垢なおまじないだった。 "私"は「子供じゃないんだから」って笑うところだったかもしれないけれど、私は彼女に崇拝のまなざしを向けた] いたいと かなしい おちゃも おいしくない …… [オウムよりも抑揚のない声で繰り返して、 ゆっくり、彼女が手を振った空を見上げる。 眩しい青色に無垢な白が泳いで、それがまた少しずつ小さくなって、次に見た青の色は、先程よりも優しく視界を満たした] そうね……… (17) 2020/10/05(Mon) 22:17:11 |
【人】 花の名 リフル私のいたいの きっととんでいくわ。 だから、 [血に濡れた腕を押さえて、 おまじないをしてくれる彼女に向き合う。 顔は穏やかに微笑んでいるのに、 腕からは血が止まらなくて、指先を伝って草を染めてゆく] だか、ら……… [口が動かなくなって、 言いたい事を押し込んでしまう。 彼女に不審に思われるのが先だっただろうか。 なんでもないわって、本当になんでもない様に笑って、私はちょっとばたばたと、お屋敷ではない方へ駆けていった。*] (18) 2020/10/05(Mon) 22:17:16 |
【独】 使用人 リフル/* わざわざ灰に残さなくていいかなって、数日前ついったの自分宛DMにメモ入れたんですけど、それその存在さっき迄忘れてたんですよねという…… (-26) 2020/10/05(Mon) 22:32:46 |
【秘】 サティ家次期当主 シャーリエ → 使用人 リフル[動いているところを見なくなった 彼の利き手を取って布団から出した] 私の民で居て欲しい そしたら貴方のために頑張れる 大好きよ、リフル あなたの大事な1人になりたい こんなときに欲張りでごめんね [手の甲に口付けを贈って、冷えないように布団にしまう。 病床の彼に聞かせる話ではなかっただろうけど、 これからあなたを守りたいって伝えたかった。 守るから安心してって言いたかった。 一度目の約束は守れなかった>>2:D41のだから、 実績も信用もないんだけど、 気持ちだけは本物だと、騎士の誓いのように唇を捧げる。 あの日は『酔っ払いの話は聞きません』と断られたのだ>>2:D46。こんどはますます膨らんだ本心だけ伝えて、苦笑いをした。] (-33) 2020/10/05(Mon) 23:47:34 |
【雲】 使用人 リフル[眠っている間に施された処置は目覚めた時に説明されただろうが、傍で寄り添ってくれていた彼女の事>>D9をわざわざ教えてくれる様な人は居なかったか。 侍女の意味ありげな言葉>>D12も聞こえてはいたが、 そこから思い至れる迄はいかなかった。 それより、彼女が生きてそこにいる事に感謝したものだし。 扉を開けて入って来た彼女の顔は 嬉しそうというより、心配そうだった。 手の痛みから、己はただ疲れて眠った訳ではないと理解していたし、そりゃそんな顔になるんだろうけれど。 豪華なドレス姿でない事にはちょっと疑問が浮かんだが、口にする事はなく。 医者の話を一緒に聞けば、彼女の方が怪我人の様な顔になった。 それでも椅子に座って、隣にいてくれた] そっか。 よかった。 [謝られたけど>>D13小さく首を振って、 彼女が大事なくて、今も安全を守られている>>D14とわかれば、医者に言った「そっか」とは違い、ほっとした様に笑う。 ほぅ、と強張っていた身体がひとつ、解ける気持ちだった。 「怖かった」「心配だった」とも言われたし、 涙を拭う様な仕草も見られたけど、 「ごめん」と返すとまた彼女を気に病ませそうだったから、微笑んだままでいた] (D19) 2020/10/06(Tue) 14:48:56 |
【雲】 使用人 リフルぁはは、 ご配慮痛み入ります。 [勲章の話では、 そもそも誓いの儀なんてあるのかと苦笑もした。 「騎士さま」と呼ばれれば、はにかみからもう少し頬が染まる様な笑みになった。 色んな感情に振り回されるが、 日常の匂いに近付いて、悪くない] 騎士、ね…… くすぐったいですね。 [「義手の先生」と言われて、ちらりと義手を見遣る。 ちょっとくっつけるだけの前回と違って、直るんだろうかと疑問に思うが、ひとまず彼女の前で考え過ぎるのは止めようと思った。 彼女の持って来てくれたバラに礼を言って、 「また明日」と言ってくれる彼女に、 いつも通りのリフルの顔で頷いた。 彼女が静かに扉を閉めた後、 しばらく扉を見つめて、それから花瓶のバラを見つめた] (D20) 2020/10/06(Tue) 14:49:00 |
【雲】 使用人 リフル[この花の様に、ただ人の心を和ませられる存在であればどんなに楽であるだろう。 義手の繋ぎ目がかゆくなる迄眺めてから、 ゆっくりと枕へ頭を預けた。 掻けない、辛い。唇や舌をぎゅ〜〜と噛んで耐えた。 痒みを押さえ付ける痛みに、 バラにも棘があんじゃん、傷付ける事もあるじゃん、と気付いて目を伏せた。 思い出したくない事を思い出しそうで、 無理矢理眠った。 己がなるのは花でも駄目だ] (D21) 2020/10/06(Tue) 14:49:03 |
【雲】 使用人 リフル[それから何も変わらないまま数日が過ぎた。 否、変わらないのは両手の状況だけで、 他の痛いところは目に見えて回復していった。 うなされる様な悪夢だって、時間が少しずつ薄れさせてくれた。 傷跡が薄くなるとシャーリエも気付いて喜んでくれたろうし、 暗い表情を隠せない事が少なくなれば、 それも彼女の心を軽く出来ただろうか。 彼女の方も、 自分自身の問題を超えていった様な、 少しさっぱりとした様な、穏やかな顔をしていた。>>D16] あぁ…… まぁ、気分は良くなったよ、大分。 [両手は未だ動かせないものだから元気とは言い難かったが、気持ちは日差しがさしてきたものだから、正直にそう答えた。 花の水を取り替えるなんて侍女がやる様な事をする彼女は何度見ても慣れないが、居心地の悪い光景ではない。 彼女がこっちを窺ったなんて気付かず、 目が合ったと思ったから、「ありがとう」と笑った] (D22) 2020/10/06(Tue) 14:49:06 |
【雲】 使用人 リフル[日常会話もこなせる様になって、 徐々に自分から会話も振る様になっていた。 「ユージーンって元気?全然顔見せに来ねぇ」とか、 (彼は血とか痛そうな事が苦手らしい) 最近出されたデザートが美味しかったとか、 そんな当たり障りのない話題だったけれど。 そうやって徐々に日常を取り戻していたからか、 彼女の話>>D17を落ち着いて聞けた] そっか。 まぁ、お嬢様なりの、 お嬢様が考えた支え方で 良いんじゃないか? [応援する、と見つめたまなざしで頷いた。 王子と婚姻を結ぶ以上に効率的な方法があるのだろうかとか、 難しい事はわからないが、 彼女は心優しく、又賢い人だ。 きっと国をよい方向に導くだろうと信じられるから、 彼女の味方であろうと思った] (D23) 2020/10/06(Tue) 14:49:10 |
【秘】 使用人 リフル → サティ家次期当主 シャーリエ[彼女が動けない己に近付いて、 動かないこの手を取った] ……………お嬢様、 あんたって人は…… [ただの骨と肉と皮になった手に口付けを受けて、 不敬な態度は慎むべきなのに、 彼女に不安げな顔をさせたくはないのに、 思わずハァ、とため息が漏れた。 彼女の誠意と真心を受け取り切れずに零した。 それでも、肩を引っ込めようとしたり、腰で逃げたりする事はなかった] (-55) 2020/10/06(Tue) 14:49:15 |
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