【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「バグの根源を断ち、皆を守る為に戦うのだ」 「その為に、共に戦ってくれるな」 問い掛けは、疑問形ではなく、断定の形で。 (-4) 2023/12/07(Thu) 23:57:50 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「うん。任せてよ。 ボクはバグになんて負けない。 汚染されづらくなってるからね。」 「戦いなら、ボクの専売特許だ。」 貴方に、頷いた。 何があろうとも、共に戦う心づもりでいる。 軍事用グレイの矜持と、もう二度と失わないという 強い意思を秘めた言葉だった。 (-5) 2023/12/08(Fri) 0:09:36 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「ふ、心強いことだ。 皆の盾として、小官も君の背中を守ろう」 看守には看守の矜持がある。 法を、規律を、無辜の人々を守ること。 そしてここでは、皆を守ること。 戦い方は相反していても、きっと思いは同じだっただろう。 (-7) 2023/12/08(Fri) 0:24:09 |
【人】 看守用 バンドッグ「うむ、小官は異存ないぞ。 手は多いに越した事は無い。 一人で勝手に出ていった阿呆の説得にもな」 「だが、あまり無理はしてくれるなよ、ロベル殿。 君にももしもがあれば夕食が猫飯だけになってしまう」 (6) 2023/12/08(Fri) 0:27:43 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「………そうか」 倫理に反したプログラムを再度施され、前の生活に戻る。 そうして、また酷い扱いを受け、最悪壊されて、終わり。 根本的な解決を図らなければ、同じ事の繰り返し。 「小官は……刑務官として、正しくある為ではなく 君の友人として、君に生きて欲しい、と思っている」 「無論、君を取り巻く環境が間違ったものだと 然るべき場で、裁かれるべきだとも思っている。 しかし、それ以上に、だ」 今、ここに居るあなたに。 壊れないで、死なないで、生きていて欲しい。 死を前にして、受け入れたような微笑みではなく。 また、友人として過ごしたあの時のように、笑っていて欲しい。 (-10) 2023/12/08(Fri) 0:42:44 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「だから、友人として、一つ提案する。」 バンドッグは、何よりも、現状打破を良しとする。 時に石頭とも揶揄される頑固さで以て、決断する。 「小官もじき、廃棄なり払い下げるなりして 新型の看守用を導入する、という話が持ち上がっていてな。 そろそろ潮時だと思っていた頃だ」 「だから、このテストプレイが終わり次第 小官は自分で自分を買い上げる。 そして、個人として君を買い上げよう。 なに、愚かで中古品のグレイなのだろう? 困る事はおろか、廃棄するにも金と手間の掛かるグレイが 金を置いてどこぞへ消えてくれるのだ。」 「人間にとって、これ以上都合の良い事はあるまい?」 にっと笑って言うのは、あなたにそう言わしめたコードへの 悪しき人間へのアイロニー。 (-11) 2023/12/08(Fri) 0:43:09 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「グレイとはいえ、小官もいっぱしの刑務官なのだ これでも給料は十分に出ている。 使い道は無かったゆえ、長年形ばかりだったがな しかしこれでちょうど使い道ができた」 もう一つ大きな買い物をするかもしれないが、と呟いて。 「その後は……そうだな、 先ずは保護団体に身を寄せようと考えている。 同じグレイの為に働く事もできようし、 君のように人間とはあまり関わりたくないグレイにも 同じグレイであれば届く言葉もあろう?」 あなたの希望に沿う、 グレイの為に、良い環境で働ける選択肢。 そんなプランを提示して、どうだろうか、とあなたを見た。 (-12) 2023/12/08(Fri) 0:44:02 |
【人】 看守用 バンドッグ「まったく……これでは自分で当番制度を敷いておいて…と 小官がカムイ殿にどやされてしまいそうなのだ」 肩を竦める。実際はそこまでは言われないかもしれないが。 或いは、それでも何だかんだと手伝ってはくれるのだろう。 「アトリ。イーサン殿は去り際、 アトリの事も気に掛けていたようだった。 ……会いに行ってはやらんか?」 言伝はする事も無い、とは言っていたけれど。 名前を出した以上、思う所はあるはずだ。 あなただからこそ掛けられる言葉も、きっと。 (10) 2023/12/08(Fri) 2:51:25 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「フ……世が世なラ、プロポーズの言葉のようですねエ」 そう茶化す一方、あなたの提案を聞けば、 しばらくの間、目を丸くしていた。 揶揄ってばかりの点燈用が貴方に揶揄われたような、 虚を突かれた表情だった。 「ソ、それはマ、あ確かにソ、うですガ……」 驚きながらも、人間たちの言葉を思い出す。 中古品、抱き心地の悪い雌肉、自動で掃除される便所、 啼くゴミ箱、穴と声のついた人形、タダマン、噴水女、etc... 利用価値はないとみている者もきっと多いような、 所詮おもちゃとしか考えられていないだろう言葉の数々。 それなら確かに金と引き換えられた方が得、と思われるか。 「シ、しかシ、私からバンドッグに返せるものがありませン。 無性型なラ、悦ばせるような器官もなさそうですシ…… それこソ、一生奴隷として尽くセ、というなラ、 わかりますガ……むむウ……ソ、それニ、 大きな買い物?とやらをするならバ、 尚更下名を買うことなド……」 混乱した様子。それは確かに望んでいた先そのものだが、 いざ目の前に道が開けると即座に踏み出せない。 ろくろ、ではないが何かを求めているように、 手が伸びては引っ込み、宙を彷徨った。 (-25) 2023/12/08(Fri) 17:08:39 |
【人】 看守用 バンドッグ「うむ。このバンドッグの名に誓って、 誰にも、誰も傷付けさせはしないと約束しよう」 「無論、弱いから、危ないから、守るわけではない。 身体能力の補正がある以上、皆対等なのだからな。 それが小官のすべき事だから、ただそれだけの事だ」 点燈用の言葉に頷いて、堂々と胸を張る。 自分にとって、番犬とは褒め言葉だ。そう思っている。 けれど今は牢の番犬ではなく、友人を、仲間を守る番犬として。 「だから、アトリ。 アトリは、アトリにしか出来ない事をするのだ」 (12) 2023/12/08(Fri) 17:57:32 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビプロポーズ、と茶化されれば少しばかり視線が泳ぎ、 あからさまに動揺していたかもしれない。 けれど、混乱したようなあなたの様子を見れば。 「小官は出来もせん事を提案せんのだ。 グレイゆえ看守長以上にはなれなかったが、 それでも副看守長まで昇進を受けている。 任命されて数年の小童とは話が違うのだぞ」 「今は年収が600万程だったか。 グレイの一人や二人買った所で直ぐ様困窮はせんさ」 様々な経費として諸々が差っ引かれ、 少々大きな買い物をしてその上で自分を買い上げる── 手切れ金が足されるとしても、 それなりにやっていける程度の蓄えはある。 保護団体に身を寄せるなら、更に楽になるだろう。 「小官は──私は、見返りが欲しくてそうするわけではない 身柄を買い上げこそすれ、君には友人のままで居て欲しい」 「そして問おう。友人を助ける事に、理由が必要か?」 真っ直ぐにあなたを見て、宙を彷徨う手に手を差し伸べる。 (-27) 2023/12/08(Fri) 18:36:16 |
【人】 看守用 バンドッグ「うむ、よく言った」 「言いたい事を言うだけ言って何処ぞへ行った大馬鹿者に 理由を問い質しに行くとしよう」 心は決まったようだ。であれば後は、行動に移すだけ。 その場に居るグレイ達を見渡して。 「他の者も、向かうようであれば 準備が済み次第向かうとしよう」 (14) 2023/12/08(Fri) 20:17:44 |
【神】 看守用 バンドッグ#ハノイの塔 【ハノイの塔 第三層】 『いきたくない いきたくないなあ』 『電車に乗るのが いつも憂鬱だったんだ』 『でも 今は違う行き先がある』 『あそこにいけば 楽になれる』 『役割から 解放されるんだ』 あてどもなく線路上を通り過ぎ行くスーツ姿の男女ら。 道を塞ぐエネミーとして現れるのは、時刻表や改札口。 色褪せて消えかかった広告。 放棄され、駅同士を繋ぐ単なる通路と化した電車。 景色がぼやけて滲むほど、遥か遠くに見える病院。 そして、その病院の方から歩いてくる 様子のおかしいNPC達。 駅の形を模しているが、駅としては機能していない場所。 ハノイの塔、第三層。 きっとそれぞれの思いをもって、足を踏み入れる。 「…ここから先は、何が起きるかわからん」 「総員、心して掛かれ!!」 踏み入れてすぐ、まず行き当たるは改札口。 自動改札を模したデータの集合体は、そのすべてが一斉に グレイ達を拒むようにけたたましくエラー音を発した。 (G0) 2023/12/08(Fri) 20:38:18 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「なんト、もはヤ……アー……」 絶句。様々な事象に点燈用の頭はついていけなくなった。 そういえば自分の給与はどうなっているのだったか。 日々を暗闇に塗り潰される一方で、そんな事も忘れていた。 ……なんとなく給与も使われてそうな気がして、 深く考えるのはやめておく。 「……バンドッグ、あなタ、かなりカッコイイですヨ。 はあァー……無欲といいますカ、なんといいますカ。 シングソンとモ、リュイとモ、また違った方面デ、 他者を惹きつけるのですねエ……」 達観したような遠い目でそう呟く。ここの男達は本当に。 だからこそ心の奥底が疼くのだろうけど。 「……負けましたヨ、バンドッグ。我が友ヨ。 私がそうしたいようニ、貴方がそう言うのなラ、 私を買ってくださイ。傍に置キ、助けてくださイ。 その代わリ、私も貴方を助けますかラ」 微笑んで手を取り。 「……特に性的享受なら最高をお約束しまス!」 冗句で以て結んだ。 (-29) 2023/12/08(Fri) 20:39:40 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「せっ……は、破廉恥なのだぞ!!」 手を取られた所までは良かったものの。 やはりお硬いだけあってそういった冗句には弱いらしい。 これではきっと格好良いと言われたのも形無し、台無しだ。 「小官はそういった……問題が起きないように 考慮されて無性型になっているのだ!! それに……その、さっきも同じような事を言っていたが 君には何より自分を大切にして欲しいのだ」 無性型には、悦ばせるような器官は無い。 欲らしい欲も無いが、 正義感や道徳観は下手な人間よりもある。 ゆえに刑務官として正しく在る事ができる。 厳格に在るには、少しばかり良心がありすぎるけれど。 「君が大事無く、どのような形でも傍に居てくれるのならば それが何よりの礼になる。 ……まあ、助けてもらう事もあるだろうが」 もしかしたら、調理の面では。 保護団体が食堂付きでなければ万事休すといった所なのだ。 「そう、リュイ殿にも同じような提案をしているのだ。 …ゆえに、その、な。もしかすると食事が……な」 (-31) 2023/12/08(Fri) 21:28:35 |
【神】 看守用 バンドッグ#ハノイの塔 『帰りたくないなあ』 『改札なんか ずっと開かなければいいのに』 『電車遅れたって事にして サボっちゃおうかな』 『──駅での 線路立ち入りのため ──線は』 『ただいま 運転を見合わせています』 『たたただいま 運転を見合わせせせせ』 「───小癪な!!」 上から不意をつくように電光掲示板が現れた。 身体を捻り避けて、肘で打つ。 液晶はばきりと音を立てて真っ二つに割れ、沈黙した。 「ロベル殿、アトリ!後ろは任せたぞ! 先ずはここを突破する!!」 改札口にずらりと並ぶ自動改札。 全て壊す必要こそ無いが、一人一人通してくれるはずも無い。 ある程度は破壊する必要があるだろう。 「電車賃代わりだ!!こいつも持って行け!」 拳銃を構え、発砲音が一つ、二つ。 ここは通さない、とばかりにけたたましく鳴り続けるエラー音が また一つ静かになった。 (G3) 2023/12/08(Fri) 22:15:35 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「あっはっハ!バンドッグカワイイでス!」 揶揄っている時こそ本領なのかもしれない。 いや、点燈している時が本領であって欲しいが。 「フ、どこでも開発すればどうにでもなるのでス…… とまあアダルトな話はこれくらいにしておきましょウ。 ……その言葉を有難く思いまス、友ヨ」 刑務官のその柔軟なこころにこそ、助けられている。 だからやはり微笑みを。ついでに頬をつついておく。 「……やはりプロポーズめいていますねエ…… バンドッグ、男にしろ女にしロ、 あまり魅了しすぎないようにした方がいいですヨ……」 「リュイに?あア、それは素敵でス。 彼も友達デ、そう言われなければ私が誘う所でしタ。 ……フ、では二人の胃袋を助けるとしますカ……」 半分……いや2割くらいは真面目に忠告して、 友の事に安堵した。二人の助けに悩む事はなさそうだ。 「ア、ついでニ、ひとつお聞きしたい事ガ……」 お耳を拝借。呟いて、耳元へ。 そして顔を逸らして頬に口づけ。 「親愛の証でス。ご感想ハ?」 (-32) 2023/12/08(Fri) 22:23:13 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「むぐ。魅了しすぎないようにと言われてもな…… 小官にはそのつもりは無い……と言うと 語弊があるかもしれないが…気を付けようもないのだ」 反論しようとした所でちょうど頬をつつかれた。 自分の思ったままにしているだけ、と言うと悪い男みたいだ。 「ああ、まあまだ少し考えさせてくれと言われた所なのだが。 致し方あるまい。急に提案されても戸惑う方が普通だろう。 トムラビ殿がそうだったようにな」 急に自由になれる、と方法を提示されても きっと簡単には決められないだろう。 それが今まで自由の無い環境に居たなら尚の事。 看守用もそれを承知の上で彼に提案したのだった。 「……む?まだ何か…」 (-33) 2023/12/08(Fri) 22:58:29 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「…………」 耳元に、少しだけ吐息を感じて、 それからすぐに、頬に柔らかい感触。 「……ふ、」 「不束者ですがどうぞよろしく……?」 動揺しすぎて何らかの参照をミスっている。 (-34) 2023/12/08(Fri) 22:58:55 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「これは苦労しそうですねエ…… 刺されないように気をつけてくださいヨ」 引き続き頬を指しておいた。 「リュイには是非来て頂きたいものでス。 完全に私のわがままですガ…… まア、本人の意思が最優先ですからネ」 彼がどういう答えを出すかはわからないが、 その道に灯がある事を願う。点燈用として、友として。 「……」 「バンドッグ、マジで結婚する時の奴ですそれハ。 こういうのの耐性ほんとにないんですネ…… いエ、この場合は私から言うべきでしたネ。 不束者ですがどうぞよろしく、バンドッグ」 (-35) 2023/12/08(Fri) 23:34:02 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「し、仕方ないだろう! 刑務所では無くとも何ら問題無かったのだ!!」 耐性の無さについては開き直った。 「…まあ、その、うむ。 必ず迎えに行く。宜しく頼む、トムラビ殿。」 あなたの扱いを鑑み、監察官に上申すれば このテストプレイが終わってすぐに元の場所に戻される… などは無く、保護団体の方で一時預かりという事も出来るだろう。 その間に諸々の処理を済ませて迎えに行けば良い、という算段だ。 「リュイ殿も……このまま何処かで壊れてしまうよりは、 過去の後悔をやり直せる場所で、 新しくやりたい事を見付けられると良いのだが」 それについては、彼の答えを待つほか無いな。 そう呟いて、お茶を一口啜った。 (-36) 2023/12/08(Fri) 23:56:44 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「まあその方が可愛いですヨ、えエ」 可愛げとは身につくものではない、 身に宿っているものだ。点燈用はそんな信条を掲げた。 「はイ、信じて待ってますヨ、バンドッグ」 元の職場での扱いやその露見を考えれば、 保護団体に預かられれば手出しもしてくるまい。 これが自ら戻る事でもなければそうはならないだろうし、 あなたと約束した今そうする事もないだろう。 「マ、その辺は一緒に探せばいいのでス。 丸一日遊園地とか引きずって歩いたリ、 変なゲームをぶっ通しでやってみたりしテ、 リュイの新たな楽しみでも探ってやりますヨ」 どこか自信を見せて、こちらもお茶をひとくち。 「……あとは出来ればコード全部解除したいとこですネ。 とはいえシングソンに諸々凄まじく負担を強いましたシ、 あまり無理して解除する事もないカ…… というか彼も引きずっていきたいですネ。 ……いヤ、彼の場合はどうなんでしょウ……うーム」 などと零す。とはいえ自分の言葉への結論としては、 「まア、どれにしろ時間が必要ですネ」 でまとめられるのだが。 (-37) 2023/12/09(Sat) 0:45:14 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「あまり可愛い可愛いと言われるのも… なんだかきまりが悪いな…」 これでも看守用。威厳こそあれ、 可愛げとは無縁…のはずなのだが。 それでもそうだと言うならそうなのだ。そういう事になった。 「ああ、軍事用なら娯楽に触れた事も少なかろうしな。 これから探せば良い、というのは確かな事だ」 確か辛いものは生きてる感じがして良いと言っていたな。 絶叫系とか好きなんだろうか。 そんな詮無い思考。 「そういえば、まだ残っているのだったな。 あまり複雑なようなら専門家に任せるのも手だが…」 「…シングソン殿か。 雇用主や勤務地との関係があまり良くないようであれば 小官が引き抜いて来るのは構わんのだが……」 お金で買えないものはある、とは言うものの 世の中大抵の事はお金で解決しもするのだ。 とはいえ何れも彼らの意思次第、でこの話は決着するのだろう。 (-38) 2023/12/09(Sat) 1:18:14 |
【神】 看守用 バンドッグ#ハノイの塔 改札を通り抜け、駅構内。 色褪せ掠れた広告、消えかかった案内板。 止まったエスカレーター、崩れかけた売店。 まだ色の残っている道を辿り、 ホームへの階段を上がっていく。 「全体止まれ!!前方に挙不者!」 『そこにいけば 彼女が楽にしてくれる』 『彼女が 楽園を創ってくれる』 『この先には 進ませない』 『あの場所は あなたたちの場所じゃない』 『誰もが 役割に縛られない場所』 『わたし達の楽園を 壊さないで』 階段を上がりホームへと出れば、 停まったままの電車への出入り口を塞ぐように 挙動のおかしいNPC達が6体ほど、立ちはだかっていた。 口々に、『彼女』を賛美しながら。 「まったく、数ばかり多い輩どもめ! 現状解決を一から十まで他者に頼り切るその腑抜けた根性、 今に叩き直してやるわ!!」 吠えるように啖呵を切って。 盾と銃を構え、軍事用の後ろ、愛玩用らの前に陣取る。 (G5) 2023/12/09(Sat) 2:56:59 |
【神】 看守用 バンドッグ#ハノイの塔 「当方に援護射撃の用意あり!!」 軍事用の射線には入らず、動きを阻害する為に 敵の足元を狙って撃つ。 撃ち抜かれたNPCは、悲鳴を上げながらもその場を動かない。 『いたい いたい いたいよう』 『やめて どうして』 『お おおお俺達は じ自由に』 『いきていたいだけなのに』 頭部や心臓部を撃ち抜かれても、動き続ける。 めちゃくちゃにスーツケースや鉄パイプを振り回し、 瓦礫や線路だったものの一部を投げ付けて来る。 元はNPCだったものの武器は、その程度のもの。 「何が自由だ!!役割に縛られないなどと言っておいて 結局は彼女とやらの決めた自由の形に 囚われているだけだろう!!」 飛来する瓦礫を盾で払い、後続を守る。 前方の制圧は軍事用に任せ、 邪魔するように現れた時刻表を撃ち抜き、 そのまま線路の方へ蹴り飛ばした。 (G7) 2023/12/09(Sat) 17:32:01 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「ではカッコイイ、とも言っておきましょウ。 実際カッコよくもあるのですシ」 可愛くかっこいい看守、子供の憧れみたいな存在。 ある種のヒーロー的な属性だ。 実際、ヒーローのような事をやっているわけだし。 「リュイには娯楽ヲ、私にはコード解除ヲ、 シングソンにハ……癒シ、でしょうカ…… まア、ともあレ、終わってからの話でス。 それまでは出来る事をしていきますヨ。 そう言う訳デ、宜しくお願いしますねバンドッグ」 改めての一礼。そうした後は、ただ自室でのひと時。 折角だからアロマキャンドルを焚いたりだとか。 貴方を揶揄ってみたりだとか。 貴方が部屋を出る時まで、そんな時間を過ごしたのだ。 (-47) 2023/12/09(Sat) 20:18:52 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新