【人】 偽冒険者 キンウ ── ギルド ── [職業欄に“冒険者”と書く。 チクリと胸を刺す痛みは何なのか。 多くの国から様々な人が流れつくという 「プロテア」の都。>>n0 フリーランスの旅の傭兵だと補足説明した所で 誰に詮索されるだろう。 せいぜいが、 そんなひょろっこい腕で傭兵かい?と問われる位。 その時には、横笛の仕込み針を見せるまでのこと。 ましてや、故郷からこんなに遠くまで来たのなら。 ……それでも、薔薇の棘のような痛みが抜けないのは。 ジョブチェンジなど (国の言葉を旅の途中で覚えた言葉に当てはめてみる) そう簡単にできるものではないと 心身共に幼い頃から叩き込まれたせいか。 “冒険者”━━世界を自由に旅する、というイメージがある。 “抜け忍”が自由を手にするのはいつだろう? それは多分 ……自分が息絶える時だ ] (75) 2022/05/20(Fri) 15:18:03 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a10) 2022/05/20(Fri) 15:24:19 |
【人】 偽冒険者 キンウ 料理が沢山って、メニューに海鮮料理なんかはある? [故郷は島国で、周辺の海域で獲れる海の幸が美味だった。 知ったかぶった中年の女性が まるで自分が食べてきたかのように「ある」と請け負う。 ふうん、と応えて先を急ぐ。 ━━興味を持った。 ゴーストという情報が、眉唾ものかどうかは知らないが。 とにかく食事の前に、稼がなくては] (123) 2022/05/20(Fri) 21:57:27 |
【人】 偽冒険者 キンウ[ふと、通りすがりの花屋の前で。 青色の薔薇の花が目に留まった。 突如、一陣の風が吹いた……のだと、思う。 花びらがくるくると宙に踊った。 その一部が一度自分を取り巻いて、そして去った。 ただ、一枚だけを残して。 肩口に載ったそれを、おもむろに手に取る。 空の青とも海の青ともつかない美しい花弁は…… 月兎の 瞳の色 に似ている。……そう、思った。] (124) 2022/05/20(Fri) 22:05:06 |
【独】 偽冒険者 キンウ/* ご挨拶が遅れましたが、村建てさんの翠さん、初めまして。 お噂はかねがね…という程まではいってないのですが、お名前はかねがね、です! いくつかご参加の過去村読ませて頂き、一方的に存じ上げております! wallanderさんも、初めまして。 匿名のお二人はどなたかわからないのですが、お身内の皆様もお久しぶりです。皆様、よろしくお願いします。 (-56) 2022/05/20(Fri) 22:47:24 |
【人】 偽冒険者 キンウ アタシは、キンウ。 どーも、ご親切に。 [と応えてから、発音が悪いため 不愛想に聞こえてはまずいと付け加える] thank you!! [この汎用性の高い言語であれば 気持ちが伝わるはずと、元気よく] えーと、ダンジョン… [“一緒に行く人”というワードで、 真っ先に浮かんだのが さっき見た資料にあったクエストだったが] じゃなくって、この薬草がいっぱい咲いてる崖って… あっちの方角で良かった? 途中まででも案内してもらえると大助かりなんだけど。 [地図を開いて見せて。 フィアンメッタはその時何と答えてくれたのか。 二人でも、一人だったとしても、 その途中で花屋の前を通りかかったのだ]** (144) 2022/05/20(Fri) 23:51:34 |
【人】 偽冒険者 キンウ ん〜、ずっと遠くから来た。ずっと東から。>>0:147 フィアンメッタは聞いたことある?日輪の国。 海図には載ってるよ。マイナーな国だけど。 海産物は美味しい! [近年では、交易が盛んになってきているから 国名くらいなら、知っている人も多いだろう。 しかし、ここまで地理的に離れれば 日輪の国が、二つの肌色の種族からなることを 知っている人は少ないかもしれない。 職業か、趣味でか、地理や歴史に詳しい者なら 知っているだろうか。 褐色の肌 はほぼ、下層階級の証であることを]そういうフィアンメッタは、ここ、長いの? それとも、ここの生まれの人? (150) 2022/05/21(Sat) 1:24:01 |
【人】 偽冒険者 キンウ ダンジョンに行きたいっていうよりね、 ああいう所に行くパーティーに ちょっと憧れてるっていうか。 アタシ、一つ所に長くいたことないからさ。 信頼できる仲間ができる前に その土地を離れることが多くって。 腕一つでひっぱりだこになる程には、強くないしねぇ。 [花屋へ至る道すがら、雑談はしばらく続いたはず。 万一話が昏い方向に進みそうなら ジョークのオブラートに包んで]** (151) 2022/05/21(Sat) 1:26:13 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a18) 2022/05/21(Sat) 1:33:53 |
【人】 偽冒険者 キンウ──昔話@── [5歳年上のギョクトとは一緒に育った。 けれど、一度も兄と思ったことはない。 自分とはあまりにもかけ離れていたからだ。 そしてそれは、里中の者が思っていたことでもあった。 “取り換え子”……そんな噂がまことしやかに囁かれる程。 抜けるような白い肌に、蒼みががった銀の髪。 青い瞳は空の色とも海の色ともつかぬ。 光の加減で、空と海の間を揺蕩うような、そんな色だ。 日輪の国にある伝説の、青い目の月兎の顕現した姿さながら。 色素の薄い容姿は貴人の持つべきものだったが それだけでは里では浮いて、仲間外れになる可能性もあった。 けれどもそうはならなかった。 それどころか、周囲の憧憬を一身に集めた。 ──圧倒的な力を持っていたから。 彼は、里の者が生まれながらに持つ身体能力の高さと 貴人の持つ巫力(西方では魔法と呼ぶだろうか) その両方を持っていた] (188) 2022/05/21(Sat) 13:20:35 |
【人】 偽冒険者 キンウ[日輪の国は 真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり (真偽の程はさだかではない) 幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。 元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。 元服の年齢には幅があるが 天才は11才で月兎の名を負った。 ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので もしかしたら外国の記録にも彼の功績(あるいは悪行)を 遺しているかもしれない。 ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。 ギョクトは後輩の育成係も請け負った。 落ちこぼれとみなされていた自分が 14才で黒点の名をもらえたのも 彼のおかげだ。 配属されたのは影忍で 残念ながら部隊こそ違ったものの 話す機会もあれば共闘する場面もあり そのままずっと ]彼の背中を追いかけていくのだと思っていた (189) 2022/05/21(Sat) 13:31:09 |
【人】 偽冒険者 キンウ[初対面の男性に件の声が聞こえたかを問うのは憚られたが フィアンメッタには聞いてみようかと思ったところで 天馬からの熱視線(?)に気づく>>0:244 ぐい、と触りやすいように差し出された翼を前にして] わぁああ、触ってもいいの? この子、何て名前? [天馬の美しい毛並みに気を取られて 不思議な声のことを話題に出すのを忘れてしまう。 またしても、持ち主より先に おそらくは愛馬であろう名前を尋ねてみてから] あ、アタシはキンウ。アンタ…貴方は? [相手が年上らしく見えたので、言い直した。 you の発音を柔らかくしただけだけれど。袖すりあうも多生の縁とか。 勿論、故郷の言い伝えのように 名前を呪いに使おうというのではないよ。>>0:189 ──ただ、教えてくれるのなら出来る限り覚えておきたかったのだ。 太く短く生きるかもしれない、この旅の途中の、全てを]** (262) 2022/05/21(Sat) 21:44:35 |
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。 (a26) 2022/05/21(Sat) 22:14:28 |
【人】 偽冒険者 キンウ ──城下町〜薬草の咲いている崖へ── [城下町の花屋付近で話していたのは どれくらいの時間だったか。 あの後エアハートは買い出しに行ったのかもしれないし フィアンメッタとはどこまで一緒だっただろう。 彼女とは色んな話をした。 それこそ、今日知り合ったばかりだとは、思えないほどに。 数か国語の簡単な読み書きはできるけれども 下層階級の出でも、元の職業柄 外国の言葉を学ぶ必要性があったんだ。 発音の悪いアタシの話を、ゆっくりと聞いてくれた。 話の内容は、そう、多分氷山の一角なんだろうけれど お互い突っつき過ぎず、けれども気遣いも感じられて、 程よい距離感が心地よかった] 何処にあるか分からない神語りの里…! >>0:264聞いたことあるよ、ギョクトに教えてもらった。 [思わずその名が口をついて出た……三年ぶりのことだった] (285) 2022/05/21(Sat) 23:47:10 |
【人】 偽冒険者 キンウ ──薬草の咲いている崖── うへぇー。思ったより高い所に咲いてんなー。 ……でも、大丈夫。これも美味い夕飯のため! [くるくると回した鍵縄を、崖に向かって、ぶん、と投げる。 鴉の爪のような鍵が、斜面から突き出た太い木の枝に巻き付く。 次の瞬間には、たん、と飛んで。 縄が弧を描く反動を利用し 鍵が巻き付いた枝よりさらに高い位置にある枝に飛びつく。 薬草の白い花に向かって、思いっきり手を伸ばす。 もしもフィアンメッタがここまで付いてきてくれたなら ]**足を滑らせそうになった時 彼女の支援魔法を体感する機会もあったかもしれないね? (287) 2022/05/21(Sat) 23:54:41 |
【人】 偽冒険者 キンウ[採取を繰り返すうち、随分高い所まで来てしまった] まあ、ここから落ちても死にはしないだろうけど。 [大怪我をすることはあるかもなぁ…… ──今日はこれで仕舞いだ。 自分の能力を測りながら、それでも慎重に 鍵縄を伝って降りようとしたのだったが] ……あっ! [何のはずみか 鍵がしっかり絡まっているはずの枝が ぽきりと、折れた。 ] (354) 2022/05/22(Sun) 13:09:11 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新