【独】 ディーラー アルバトロス/* 発言プレビューと40秒以内削除機能があるから なんとかなるんじゃないかなあ 装飾凝ると爆発四散しそうなので最低限だけ覚えておきます ルビとか */ (-15) 2024/03/19(Tue) 1:58:48 |
【見】 ディーラー アルバトロス「設備点検オールグリーン。 イカサマの仕込みゼロ、でございますねえ」 は平常運航。 船内に飽きる余地のない出航直後から早々にゲームに興じる乗員はそう多いものでなく、……往々にして物好きの部類だ。 それでも、いないとは限らないのでいつでも準備は万端だった。 「今回はどなたか演奏なさいますかねえ」 サングラス越しの視線の先にはピアノを筆頭に楽器の並んだ一画。 耳を傾けて時には拍手を送るのもまた、役割のひとつだ。 (@5) 2024/03/23(Sat) 22:22:02 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス娯楽室。 慌ただしい出航直後、広い船内は暇潰しの枚挙に遑がない。 そんな中やって来る者はまだ少ないだろうそこへ、 来客が少ないうちにと訪れた。 「アルバトロス」 仕事に真摯なあなたはもうテーブルに着いている頃だろうか。 もしも手空きのようであれば、 頼み事をしてもいいですか、と前置きをして。 「簡単なカードゲームを何かひとつ、教えてほしいのです」 格納庫の管理セキュリティに特化したバンカーとはいえ、 A級AIはA級AI。簡単なカードゲームのひとつくらい、 データとして無いわけではあるまい。関心があるなら尚のこと。 そう考えたなら、これは少し妙な頼み事に聞こえるはず。 (-101) 2024/03/24(Sun) 3:43:24 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「ストレルカ先輩! 娯楽室の設備には一切問題なく――はて?」 とってつけたような恭しい一礼の途中で静止した。 積荷たちの取り扱い上必要となるものも含め、知識量で言えば上であろうと思われるのだが…… ……思われるのだが、実際手を取って興じたことはないのでは!? 演算回路にズレのあるA級AI、croupier-A。 「 ――どなたかと遊ぶ予定がございます!? 人と機械の有利不利の差を埋めるには不完備情報ゲーム! 説明の平易さであればブラックジャックが――」 見るからうきうきと跳ねる声色の半ばで咳払い。 「……おすすめできますとも。 目的明快、『21を作るゲーム』ですので」 (-105) 2024/03/24(Sun) 9:00:37 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「遊ぶ予定がある、というわけではないのですが」 ブラックジャック。 確かにデータとしては電脳内に存在している。 娯楽室でそれに興じている船員を見た事だってきっと。 「知識と経験は別種のもの、とされています。 そして人工ニューラルネットワークの学習には、 経験による学習が効果的です。なので」 「よろしければ、ワンゲームいかがですか」 今回に限れば演算にズレはなかったらしい。 簡単な、と指定したのは自分が触れた事が無かったから。 弾む声色に好感的な反応と見て取れば、 こちらもテーブルに着いて。 「…あ。何か賭けましょうか? 教えてもらうということで、ひとつ。」 そこでふと、あなたの気質を思い出した。 (-143) 2024/03/24(Sun) 19:56:19 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「ございませんでしたか〜」 喜怒哀楽の明白な、人間風に言うならしゅんとした様子を見せるもすぐに持ち直す。 予定がないものは、いつか予定に組み込めるのだ。 「数字を伏せるだけ、であれば、 物理的なカードの必要性は薄いゲームですが。 感触や音に情緒的なものが刺激されるのではないかと――」 なめらかなカットの手を止めず、視線は中空の何もない一点。 『考え中』のプリセット動作。 「では、ええと…… ……次の遅刻、ちょっぴり目をつぶっていただけます? 最近時刻同期にやや誤差が出まして……」 定期メンテナンスは行ったのですけど、と添えつつ。 叱られたら別の案を考えるつもりだ。 (-146) 2024/03/24(Sun) 20:35:47 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「ございませんね」「残念ながら、今のところは」 あまり残念ではなさそう。 とはいえ飽くまで表情の上では、であって。 やや萎れた様子に寄り添おうという意識はあるのだが。 「感触や音による付加要素… 現代に於いても、紙製の本が──歴史的価値を差し置いても、 高値で取引される理由に近しいものがありますね」 スムーズに行われるカットの音は、 確かに聞いていて心地が良いとされる部類のものだろう。 解説には成る程と頷いて、続く言葉には、少し考える素振り。 「時刻同期に誤差、ですか。 メンテナンスを行っても改善されないものは仕方ありません システムθにも便宜を図っておきましょう。 …必要であれば、定刻前に連絡を入れましょうか?」 慌てて飛び出さずとも間に合うような時間に。 ルートと移動方法からの所要時間の計算は AIであれば容易な事だ。さして手間でもない。 (-154) 2024/03/24(Sun) 21:30:58 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「是非機会を持っていただきたくッ!」 現金なことに明るく言い放って―― 「えっほんとに」 「…………」「辞書データに問題がございますね。失礼いたしました。 ええ、ええ、大変ありがたく思いますが―― あくまで賭けでございますからね!」 振る舞いの一貫性はあるものの、A級AIに期待される一貫性かと問われれば疑問の残る挙動をしている。 「負ければいっそ、機械式時計でも持ちましょう。 雰囲気作りにはなるやもしれません」 「さて! 本題とまいりましょう。 このように参加者の方へ1枚、ディーラーにも1枚。 ディーラー側のカードは1枚が公開されておりまして」 ぺらりとめくったのは。 「相手の手札を考え…… 引くか? 勝負か? そのような読み合いのゲームでございます」 (-184) 2024/03/24(Sun) 23:49:25 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「ともすれば、そのうちに トランプカードを借りに訪ねることもあるかもしれません」 意気揚々と言われたなら、前向きに検討してはいる様子。 「このように経験によって学習するように、というのは── オーナーから申し付けられている事ですので」 「協力していただいているのだから、それくらいは」 あくまで賭け、という言葉には、もちろんです、と返しつつ。 一般的に、AIは嘘を吐かない。 言葉通り、あなたには協力してもらっている立場だ。 稼働年数の差こそあれ、同じA級AIである事もまた事実。 多少の言葉の乱れ程度は気にしない。 穏やかな気質ゆえ、元よりそうではあるが。 「では、ワンゲームお付き合いいただきます」 さり、と捲られたカードが微かな音を立てる。 伏せられたカードの中身はAIにも予測できない。 知識では知っている。 人はその予測不能に、そして駆け引きに胸を躍らせるのだと。 配られたカードは、。 (-208) 2024/03/25(Mon) 1:27:16 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「勿論未開封のデッキも準備がございますよ。 傷で見分けるテクニックというものは、 実のところ人間である方が得意ともされます」 仔細を覚えていられる、という能力は機械のほう。 わざと傷をつける、という挙動をするのは人のほう。 保存されるべき物品に損傷を与えることは、どうしても避ける。 「ではもう1枚。 この結果を見て引くか勝負か、になりますね。 ここで21が完成すれば私の負けやもしれません」 「ディーラーはプレイヤーの行動が終わってからの行動ですが…… 16以下であるなら絶対に引かねばなりません。 私が引き続けて21を超えることがあれば、 ストレルカ先輩の勝ちですとも」 公開されたカードは『4』であるから、おそらくはヒットすることになる。 最初の2枚で21が完成しているナチュラル・ブラックジャックはありえないから―― 現状、アルバトロスがやや不利、かもしれない。 (-213) 2024/03/25(Mon) 1:48:20 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「ああ、なるほど」 「傷のひとつも勝敗に関わるのですね」 言われて初めて思い至ったという様子。軽く顎を擦る。 メモリ内を検索し、以前に見た映画の記録を引っ張り出す。 確かにそこでは故意に新たな傷を付け、 それを目印に見事にイカサマを成功させていた。 言われなければ、何処ぞの誰かに 一杯食わされていたかもしれない。 柔軟性で言えばやはり人間に軍配が上がるらしい。 「確率の上で言えば私の方が多少有利に思えますが」 「半端なカードを引けば後が苦しいのは、どちらも同じですね」 勿論、どれだけ演算をしても答えは出ないし、 今からイカサマなんてできもしない。するつもりも無いが。 確率の上で言えば勝つ可能性は決して低くはないけれど、 運次第で如何様にも転ぶ。結果が演算できないというのは、 ああ、これは──新たな星系に突入した時のような感覚だ。 「私も…ノッテの一員ですから 勝負強くありたいものですが、ううん」 かつてのノッテのボスは、ハイリスクハイリターンの賭けを好んだのだという。 白い手袋をした手が再度、カードを捲る。 しゃり、と微かな音を立て、表向きにされたのは。 (-221) 2024/03/25(Mon) 3:41:59 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「目の前で封を切る、というのは公平さの担保であるわけですね」 ディーラー側の仕込みがないことも、 プレイヤーに提示しなければならない。 抜け道がさまざまあるとしてもだ。 「まさしく! ブラックジャックは相手を妨害しないゲームですので…… 引かれたカードから確率を推測するしかございません」 プレイヤーが複数名いたとして、 周りの引いたカードで『残り』を読むしかない。 「定石としては、ええ。 『11』以下であれば超過しませんので、引くものです。 超えるようであれば――悩みどころでございますね!」 当然のことを敢えて口にする。 それは再認識のためであったり、揺さぶりのためであったり、 盤面のほかから情報を得るためであったり。 「どうなさいます?」 (-231) 2024/03/25(Mon) 12:00:40 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「定石こそあれ、極論を言えば運次第。 実に公平な、そしてシンプル且つ奥深いルールです」 「あなたに頼んでよかった。 良いチョイスですね、アルバトロス」 たとえ知識としては既に知っているものだとしても、 説明を伴う経験は学習に効果的だ。 敢えての解説に小さく頷いて。 引かれた二枚のカードに視線を落とす。 バンカーの表情は至って平常通り、焦った様子も無い。 ただ、少し考えるようにして。 「であれば、そうですね──」 引かれたカードは計14。 8、9、10を引かなければ超過はしない。 逆に言えば──運悪く引いてしまえば、一転して負けうる。 リスクを避けるならここでスタンドするのも手だが、 「ヒット」 かつり。硬質な指先がテーブルを叩く。 するりと捲られたカードは、。 (-232) 2024/03/25(Mon) 12:32:34 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「スタンド。」 揃ったのは最善でこそないが、次善の数字。 指を解き、手のひらを下に向け。 迷いなく、はっきりとそう宣言した。 (-234) 2024/03/25(Mon) 12:54:52 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ(負ける 気がする なあ〜〜ッ!!)虫の知らせや勝負勘など、経験則による曖昧な予測。 人に比べて膨大なデータを保持できるのだから、 疑似的に再現できるに違いない――という頭の悪い設計思想。 組み込んだ理由は『面白そうだから』。 「ええ、ええ。良い判断かと! 私の手札は『4』と『2』でしたので……」 当然、振る舞いには出ない。 ゲームが始まってまだ終わっていないのだから、 テーブルにつくディーラーは余裕綽々であるべきだ。 さて、表にされたカードの数字は低い。 ルール上も戦略上も引かないという選択肢はない。 「……ここでエースが出ればソフト17でございますねえ。 こちらではハードでない限りヒットするルールでございます」 何が引かれようと2枚引かざるを得ないことを説明してから、 順番に引いたとを手元で捲る。 [→] (-243) 2024/03/25(Mon) 18:54:59 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ[→] 「…………」 「私の手札、低すぎ……!?」 古代インターネットミームをどこから学習したものか。 さすがに口元を覆ったのち、軽く眉間をつまんだ。 「いえ、まあ、もう一度ヒットするのみですが。 これで最後のヒットでございますね」 泣いても笑っても、なんて適当な言葉はつけない。 ゲームの結果で泣くのは人間だけだ。 はたして、引き当てたのは。 (-244) 2024/03/25(Mon) 18:59:23 |
【独】 ディーラー アルバトロス(ギリギリ勝ちの目が拾えるところで負けるのが己ッ……!) よくあること。 口惜しさを表に出すのは、勝者が勝ちを喜んだあと。 (-245) 2024/03/25(Mon) 19:02:03 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロスディーラー側はいずれにしても二枚のカードを引く事になる。 確率論の上ではやはりリスクを負っている事に変わりなく。 例外を考慮しない予測の上では現状は有利と言えるだろう。 けれど試行回数が多いという事は、 それだけ運による例外──『上振れ』が起こり得る。 「ああ……いえ、ここからです」 古代インターネットミームはカポ・レジームの影響か。 ともかく、察した。 見事にギリギリを引き当ててしまっている。 とはいえ、勝負が決まったというにはまだ早く。 むしろ人間的には、窮地に陥ってからが勝負…ともされる。 果たして捲られたカードは、 (-259) 2024/03/25(Mon) 21:24:42 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「…ふふ」 26。 ディーラーが21を超えた場合には、 バストしなかったプレイヤーは勝利となる。 「私の勝ち、ですね。アルバトロス」 「時計のカタログは必要ですか?」 緩く口元は弧を描き、小首を傾げて分かたれた勝敗を述べる。 その動作は平時よりも人間らしく。 AIはどんなに小さな事も忘れない。 時計のくだりを再び持ち出しつつ。 アンドロイドでも、ゲームの結果に笑う事はできるらしい。 (-260) 2024/03/25(Mon) 21:25:59 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「ふふ」 「不思議と奇数が盤面にございませんね! せめて半分になっていただければ間に合いましたがあ……」 最後に引いた10のカードを指先で回す。 引きの悪さにからから笑い、 「……カタログ、今からでも参照できます? ええまあ、今回の航行中には間に合いませんけれども」 カットの甘さによる偏りが発生したのでは、と嘆息しつつ、 負けは負けと素直に受け入れるのがディーラーの作法。 もう一戦を粘るのはプレイヤーの権利だ。 「このように。 経験があろうとなかろうと、平等なゲームでございます」 (-286) 2024/03/25(Mon) 22:44:31 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「次には同じように、 カードの引きに悩まされている可能性も有り得る… 正しく、私たちにも平等なゲームです」 どう転んでも、どちらも失うものも無いとはいえ。 選択肢は20を作って引き分けに持ち込むか、21を引くかの二択。 ずいぶんと分の悪い賭けになったものだ。 花を持たせてもらったと思う事にしよう。 「出航前にアクセスしたものであれば、ログが参照できますよ」 宙にホログラムを開き、カタログを表示する。 電波式では磁場の影響で誤差が生じる可能性もある都合、 機械式の時計の需要も未だ根強くあるだろう。 とはいえ最短で寄港地への停泊中に見繕う事になるか。 「定刻前の連絡も付けましょう。 カードゲームの楽しさというもの、 少しはわかった気がしますから」 カードを捲る音。持たされた間。盤面外の駆け引き。 超過し得る手札を持ち、予測の付かないカードを引く際の 起こり得る無数の可能性を演算する回路の負荷。 人間で言うところの緊張状態。からの、解放。 そのカタルシスとも呼べるものに、人は一喜一憂するのだと。 "おまけ"は謝礼代わりに。一先ずの理解ができたのか、 もう一戦、の要望は無いようだった。 (-306) 2024/03/26(Tue) 0:11:51 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「やったあ〜」「いえ。失礼」 学習元のデータに有意な偏りがみられる。 運否天賦のゲームを好むものは、喜怒哀楽と一喜一憂が激しい。 「でしたらそちらを参照しておきます。 ディーラーひとりではゲームが成り立たないものですから」 暇になった乗員で賑わいだしてからが本番なのだった。 必要があって入手しようと考えている時計も、 いずれ乗員との賭けに堪えうる『所有物』になるのだろうし。 「私物もいくらかは持っておくべきですねえ。 カクテルの一杯を奢るならまだしも、肩叩きというのは少々」 「時間がとられますし…………」 格好がつかない、ではないらしい。 芝居がかった動作で肩をすくめ、 「カードがご入用になりましたら、お気軽にどうぞ」。 (-316) 2024/03/26(Tue) 1:01:30 |
【見】 ディーラー アルバトロス (@20) 2024/03/26(Tue) 1:33:56 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新