【人】 騎士見習い テンガン えっ!? 人が倒れてる……!? [テンガンは一人になれる場所を探してダンジョンの中を彷徨っていたら、隅っこの物陰に蹲る人物>>22の姿を見つけてしまった。 テンガンの位置からは影になっていて起きているのか寝ているのか、はたまた気絶しているのか確認できない。だがいずれにせよダンジョンのこんな場所で休んでいるなどただ事ではないだろう。 血などを流しているようには見えないが、もしかしたら怪我をしているのかもしれない。 自分は初級回復魔術を使える。もしかしたら何か力になれるかもしれない。 あるいはせめてもう少し安全そうな場所に運んであげられるかもしれない。 テンガンはそのように思考する。 だが同時に"こんな状態"の男が無防備な淑女に声をかけたらどう思われるだろうかとも考える。 勘違いされて張り手を食らわされる程度で済めばいい方で、魔術師っぽい相手の格好からすると声をかけた瞬間に魔術で焼き払われても文句は言えない。] (38) 2021/05/01(Sat) 19:32:22 |
【人】 騎士見習い テンガン[しかし。 もし、ここで自分が彼女を無視してしまったせいで彼女がモンスターに襲われて命を落としてしまったら……? 自分は一生後悔するだろう。 そうとなれば、テンガンの取るべき行動は一択だった。] あの、すみません……! そこの方、大丈夫ですか? [声をかける為に少し近づくと、物陰にいる女性の赤らんだ顔が非常に美しいことに気づいてしまった。テンガンはどきりと心臓が跳ねるのを感じた。]* (39) 2021/05/01(Sat) 19:32:52 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a8) 2021/05/01(Sat) 19:35:17 |
【人】 騎士見習い テンガン[返事が返ってきた。>>42 女性が声を出せる程度には無事であることにひとまずほっとする。 鈴の音のようなか細い声音からすると、少女と言っていいくらいの年齢かもしれない。 近くで見ると少女は華奢で細い身体をしていた。 冒険者というよりどこぞのご令嬢なのではないかと思ってしまうような繊細な風貌だった。] 毒を? それは大変だ、オレは初級の回復魔術しか使えないので治せるかどうか…… [つい先ほど自分の魔術が己の身体を蝕む媚薬にまったく効果がなかったことを思い出し、自信をなくしているテンガン。 そのうちに少女の視線はテンガンの下半身に及び、逆に大丈夫かと尋ねられてしまう。] ああっ、いや、これはオレの本意ではないんです! さっき罠にかかってしまい、その…… 卑劣な類の毒を浴びてしまって! [今すぐ透明になれるものならなりたいくらいの羞恥心を覚えながら訳を話すテンガン。 どういう種類の毒かは話さなくても己の様子を見れば伝わるだろう。] 正直、大丈夫ではないです……。 大変困っております……。 [情けない実情にテンガンはしゅんと眉を下げたのだった。] (45) 2021/05/01(Sat) 20:53:19 |
【人】 騎士見習い テンガン あの、歩けそうですか? 目がいいから分かるんですけど、 向こうに何か部屋があるみたいです。 あそこまで行けば少しは安全かもしれません。 歩けなさそうであればオレが運びます。 あ、いや、こんな状態の男と 一緒にいたくないというのであれば、 もちろんオレは全然別の場所へ行きます! [休めそうなその場所を目指してここまで必死に歩いてきたが、自分がいては少女も休まらないだろう。 諦めてその場所を少女に譲って自分は別の場所を探すべきかもしれない、とテンガンは思った。 少女がここに留まると主張するならば、不安ではあるもののテンガンはその意思を尊重するだろう。 ちなみにテンガンが示している「何かの部屋」の正体とは酒場である。]* (46) 2021/05/01(Sat) 20:54:32 |
【人】 騎士見習い テンガン そうですか、時間経過を待つしかないですか…… [>>47少女の言葉を聞いて若干絶望的な気持ちになる。 この耐え難い欲求が去るまで我慢していることなどできるだろうか。 だが肩を貸して欲しいと請われれば暗澹とした気持ちを押し隠して顔を上げる。] もちろん、お貸ししましょう。 どうぞ。 [肩を貸すと、少女の柔肌が触れる。] ……っ! [昂りを覚えそうになる身体を必死に鎮め、テンガンは笑顔を形作った。 額には脂汗が浮いていただろう。 か弱い少女に欲を向けてはいけない。悟られてもいけない。 その一心だった。] (51) 2021/05/01(Sat) 21:43:09 |
【人】 騎士見習い テンガン――ダンジョン酒場―― [着いた先は酒場だった。 多種多様な種族が利用しているのが見受けられる。 なんだか怪しい雰囲気が漂っていたが、初めて訪れるテンガンはこんなものなのかもしれないと思った。] まあ、ここなら少なくともモンスターに 襲われることはなさそうだ。 [できることなら少女を横になれる場所に案内してあげたかったが、酒場の外よりはマシかもしれない。 そんな風に思っていると、テンガンは酒場の店員から妙に積極的に酒を勧められた。] えっ、いやオレは……待てよ? [テンガンの脳裏にアイデアが閃く。 いっそのこと大量に酒を飲んでしまえばこの昂りを忘れられるかもしれない。] ……オレはここで少し飲んでいこうかと思うんだが、 君はどうする? [注文をする前に少女の意見を聞いておく。]* (52) 2021/05/01(Sat) 21:44:42 |
【人】 騎士見習い テンガン いやまあ、ははは……。 君の方は食べ物を口にする元気があって良かった。 [白銀の少女にとってはここは不快な場所のようだった。>>55 それもそうだろう、自分だって普段ならばこんなところに居たくはない。 ましてや華奢な少女にとってはどんなにか恐ろしい場所に思えるだろうか。 上手く酒で昂りが紛れてくれれば他の場所を探すべきかもしれないと思いながら、テンガンはシャンパンブルースsakeを注文した。] 礼なんて、そんな。大したことはしてません。 オレの名前ですか? テンガンと言います。 君は……へえ、クリスタというんですか。 愛らしい名前ですね。 [クリスタという名は水晶のように美しい少女にとても似合っているように感じられた。 互いに名乗り合い軽く自己紹介をしていると、それぞれの注文したものが運ばれて来た。 談笑しながらテンガンはそれに口を付けた。66] (57) 2021/05/01(Sat) 22:16:03 |
【人】 騎士見習い テンガン (58) 2021/05/01(Sat) 22:19:58 |
【独】 騎士見習い テンガン/* いやなんでそんないかにも薬盛られてそうな青い酒を自分から注文しに行くんだ…… 店員が勝手に持ってきた設定にすれば良かった (-67) 2021/05/01(Sat) 22:32:35 |
【人】 騎士見習い テンガン[>>60クリスタは存外に博識だった。 幼い見た目に合わぬ知恵に感心する。] え、エロトラップダンジョン!? そんな馬鹿げた代物があるのか!? [少女の口にしたこのダンジョンの正体に声を上げる。 その悪趣味さにテンガンは戦慄する。] (65) 2021/05/01(Sat) 23:13:05 |
【人】 騎士見習い テンガン[クリスタの口にすることに相槌を打っていると、媚薬の効いてきたテンガンは青い酒の入ったグラスを取り落とした。 グラスが派手な音を立てて割れるのと同時に、クリスタがテーブルに突っ伏して寝始めた。>>62] (くっ、エロトラップダンジョンの罠か……!) [急速に沸騰する脳内の中でつい今しがた彼女から聞いた単語が脳内で反芻された。 だがもうどうすることもできない。 二重に媚薬を盛られた身体は今すぐに快楽を欲していた。 今度は根性で耐えることなど到底考えられなかった。 手頃なことに目の前にはすやすやと寝息を立てている少女がいる。 手を出せば快楽を解消することなど簡単だろう……。 となれば、テンガンの取るべき行動は一択だった。] (66) 2021/05/01(Sat) 23:14:21 |
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