【人】 騎士見習い テンガン[何かが境界を超えた匂いがした。 瞼に口づけの感触を感じた瞬間、>>2女の中で何かが決定的に変化したのを感じた。 言葉とは裏腹に彼女はもう地上に戻るつもりはないのだとテンガンは悟った。 女のしなやかな身体が目の前に投げ出される。 自分の身体に絡みついてくる女の白い足が、神話に出てくる人間をそそのかす蛇のように感じられた。] ぐ……ッ! [自身が一気に女の肉壺に包み込まれる。 テンガンの方から女を貫いたかのように、女の肉体は震えを帯びた。 女の蕩けるような呻きに自身の中心に血が集まるのを感じる。 肉に混じって覚えのある粘り気が肉茎に絡み付く。 その感触に自分が酒場で蹂躙された時のことを想起させられる。 この女もまた肉体の最奥まで犯されたのだろうと実感を伴って理解し、反射的に唾液を嚥下した。 女のいい場所を感触をもって教え込まれる。] あぁッ、く……っ! [女が腰を振ってテンガンを追いつめる。 目の前で白い乳房が揺れる。 雄を搾り取るためだけに舞われる舞がテンガンの欲を否が応でも煽る。] (11) 2021/05/04(Tue) 17:30:35 |
【人】 騎士見習い テンガン な……ッ!? [>>4背後からテンガンを撫で回していた男の指が胸の尖りを抓る。 途端に何度も嬲られた記憶が蘇り、カッと身体が熱くなる。 ピン、と尖りを弾かれると跳ねるように身を反らした。] お、犯されることなど、好きでは……っ、 [男の吐く言葉に反論しながらも、後ろに硬いモノが押し当てられるのを感じるとそこが窄まるように反応した。 入口を押し拡げられる動きに合わせて腰を揺らしたくなる。 酒場で男たちに犯されていた時にそうしていたように。 だがあの時は媚薬に身体を蝕まれていたのだ。 正常な今、男に突かれて感じる訳がない。 そんな吹けば飛ぶような論理を頼りに、テンガンは正気を保とうとした。] (12) 2021/05/04(Tue) 17:30:52 |
【人】 騎士見習い テンガン あ゛ぁぁぁぁ……ッ!!! [瞬間、男の代物が後孔を突き破る。 ずっとそれを咥え込むのを待ち望んでいたかのように、挿入された瞬間にテンガンは達してしまった。 女の肉壺に精を注ぎ込んでしまう。] はッ、待っ……あぁッ! [達しているにも関わらず前から後ろから止まることなく犯され続ける。 女が耳元で甘く囁いた気がしたが、何を吹き込まれているのか理解することはできない。 ただ、気持ち好かった。 今まで悪しきことだと思っていたことに埋没するのは。 イケないことは、気持ちがいい。 ]* (13) 2021/05/04(Tue) 17:31:28 |
【人】 騎士見習い テンガン く……ッ! [>>18イクリールの嘲りに歯噛みするが、犯されている身体は快楽に翻弄され続ける。 達したばかりの身体が既に熱を持ち、ともすればあっけなく二度目の絶頂を迎えそうになる。 前と後ろを嬲られながら、彼女らの嘲る通り自分はこの場の誰よりも淫乱なのかもしれないと思い始めていた……。 イクリールの視線は淫蕩でありながら、その手つきは幼子をあやす母のようであった。 事実彼女はテンガンの中に芽生えたものの母のようなものであるのかもしれない。 男と女に嬲られる音に耳まで犯される。 こんな乱れた行為で感じるなんてイケないことだ。 もっとイケないことをすればもっと気持ちいいのかもしれない。 ] (27) 2021/05/04(Tue) 20:28:16 |
【人】 騎士見習い テンガン あぁッ、ぁ、ぐっ……あぁ……ッ!! [男の精を受け入れ、女の肉壺に放ちを繰り返し。 己の体液がすべて入れ替わってしまったのではないかと感じる頃。 イクリールがやっと達したのを感じ取る。 それまでに己が達した回数は数え切れない。 媚毒などなくても己の身体はとっくのとうに堕ちていたのだとテンガンは痛感した。] あ……ありがとう、ございます…… [行為の切れ間に何故だか手錠が外された。>>20 テンガンは反射的に感謝の言葉を口にする。 目の前ではイクリールが男を煽る美しい肢体を晒している。 今ならばその肉体はテンガンの意のままになる、と淫蕩な視線は語っていた。 女はテンガンを挑発しているのだ。 不意にテンガンは腹が立ってきた。 何故自分が翻弄される側でなければならないのだろう?] (28) 2021/05/04(Tue) 20:28:51 |
【人】 騎士見習い テンガン ッ! [――――テンガンは自由になった手を使い、振り返らずに背後の男の顔に肘鉄を喰らわせた。 鍛えられた腕から繰り出された一撃を喰らい、男は鼻血を流して気絶した。 挿入されていた男のものを引き抜くと、テンガンはゆっくりとイクリールの上に覆い被さった。] ………… 先輩とほんのりいい仲であると 知っていながら貴女を抱こうと思うこととか、 か弱い女性を意のままに いたぶりたいと思うこととか、 生意気な貴女が オレに鳴かされている姿を見たいと思うこととか、 これってすべてイケないことですよね? ――――イケないことなら、気持ちいいことですよね? [テンガンは前髪を掻き上げながら、自分の下に組み敷いた女を見下ろした。 目の前の女の顔から淫蕩な微笑すらも奪い取りたい。 己の内にこんな加虐的な衝動があるとは思ってもみなかった。 テンガンは酷薄な笑みを浮かべながらイクリールの頬に触れようとした*] (29) 2021/05/04(Tue) 20:29:39 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a7) 2021/05/04(Tue) 20:35:04 |
【人】 騎士見習い テンガン[それはいけないこと/いいことだと>>32彼女が認める。 それならば、この汚穢の内に溶けよう。] ええ、やめてと泣いても止めませんから。 [イクリールの頬を撫でながら、浴場に侵入してきた気配>>30を感じ取って口端が裂けそうなほどの笑みが自然と零れる。 「先輩にも見てもらいましょうね」と言わんばかりにテンガンは目だけで微笑む。 テンガンは女の片脚を掴んで開脚させる。 そして強引に己を突き入れた。 女の白い肌が揺れる。 床に広がる紅い髪が、まるで鮮血が飛び散ったかのような印象を与えた。 己の行為に合わせて女の喉から声が迸ることを期待して、女の奥を突く律動を始めた。 女が自分から搾り取った精が絡みついてくる。 それを乱暴に掻き分け、女の最奥を貫く。 彼女が自らいい場所だと囁いたその場所を。 自身を捩り込むように何度も最奥を嬲った。 己の雄を使って肉体を好きに暴くその行為のなんと甘美なことか。 女の身体を道具のように扱うことのなんと愉しいことか。 テンガンは牙を剥き出して笑う。] (40) 2021/05/04(Tue) 21:59:06 |
【人】 騎士見習い テンガン[暴虐的な衝動に突き動かされ、テンガンは屈み込み身体を折って激しくピストンする。 女はまだ余裕の笑みを浮かべていただろうか。 それとも嬌声を上げて善がっていただろうか。 どうあろうと己が彼女の身体を翻弄するままに、彼女は与えられる快楽を愉しむしかない。 女の白い喉元が無防備に眼前に晒されている。 湧き起こる衝動を抑え切れない。 イクリールの身体を最奥まで突き上げながら、白い項に歯を立てた。 白皙に幾つもの歯形を残しながら、テンガンは獣のようにイクリールを抱いた。]* (41) 2021/05/04(Tue) 21:59:37 |
【人】 騎士見習い テンガン[腰を打ち付ける度にイクリールは面白いように声を上げる。 甘い嬌声に煽られるようにして、テンガンは彼女の身体を穿つ。 幾度も幾度も達して己を締め付ける女の身体が堪らない。 止められなかった。 彼女が何度目の絶頂を果たした時だっただろうか、彼女の視線の色が変わったのは。>>46 どうやら彼女もこの場にいる人物に気が付いたらしい。 誰の前で嬌声を上げていたのか自覚したようだ。 その瞬間、テンガンは獲物を見る獣の目をしてイクリールを見下ろしていた。] ふっ、くく……ッ! [笑みを零して彼女の肉体に牙を突き立てる。 逃すものかとばかりに。 彼女の肌に目に見える凌辱の証を残しながら、イクリールの最奥に精を放った。] (48) 2021/05/04(Tue) 23:33:29 |
【人】 騎士見習い テンガン 貴女の仰った通りですね。 イケないことをするのはとても気持ちが好かった。 [暗にスピカの見ている前でイクリールを犯したことを示唆して、テンガンは嗤った。 余裕が取り去らわれた女の顔は予想通り、とても満足のいくものだった。 絶頂に放心したイクリールを浴場に放置して、テンガンは剣だけ回収してそこを去ることにした。 正直まだ少し足りなかったが、先輩の前で"独り占め"は良くない。 テンガンは他の獲物を探しに行こうと考えていた。]** (49) 2021/05/04(Tue) 23:34:55 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a10) 2021/05/04(Tue) 23:39:22 |
【人】 騎士見習い テンガン――浴場を去る前―― [スピカが姿を現した瞬間は呪いの言葉でも吐かれるのかと身を硬くしたが、彼が口にしたのはテンガンの身を心から案じる言葉だった。>>53] ……そう、ですか。 スピカさんも手遅れなんですね。 [自分の行為を見ていたはずの彼がそんな言葉を口にすることから、逆に彼が堕ちるところまで堕ちてしまったのだと察した。 普通ならば自分のような外道など迷いなく斬り捨てるのが正しき行いだからだ。] ふふっ、何を仰るんですか。 "先輩"に言われなくてもオレは こんなダンジョンからさっさと出るつもりです。 先輩たちの事なんて置いて帰ります。 [テンガンは殊更に明るい顔を作って答えた。 テンガンは己の中に眠る獣の本性を知ったが、それでもまだ人の皮を被って外の世界で生きていくことは出来るはずだと思っていた。 以前の自分であれば彼らを見捨てるなんて決して言わなかっただろう。 だがこの場はせめて振り向かずに彼らを置いていくことが、最後に自分を案じてくれたスピカを安心させる為の一番の言葉だと思った。 どちらかと言うと苦手だった先輩。 決して本人を直接「先輩」とは呼ばずその敬意を心の中にだけ隠してきた。 今初めて面と向かって彼を先輩と呼んだが、同時に彼とこんなに長い会話を交わしたのは初めてのことだと気が付いて、その皮肉に苦笑したのだった。]** (64) 2021/05/05(Wed) 9:45:24 |
【人】 騎士見習い テンガン[ダンジョンを歩いている。 出口を探す為? 多分、そうだと思う。 まだ見ぬ獲物を求めて? ……否定はできない。 ダンジョンが変質してからだいぶ経ったからか、道端に転がっている冒険者はどれも堕ち切った者ばかりのように見えた。 そうではない。オレは心も嬲りたいのだ。 まだ堕ちていない獲物が欲しかった。 そうして適当に獲物で遊んだ後は……きっと、多分、オレは外の世界へと帰るのだろう。 本当か? 自分の中の何かが変質しつつあるのを感じる。 そしてそれがもう少しの所で不可逆のものへと変じてしまう予感がしていた。]* (84) 2021/05/05(Wed) 15:52:45 |
【人】 騎士見習い テンガン――ダンジョン酒場―― [結局テンガンはダンジョン酒場に舞い戻ってきていた。] 普通の水をくれ。 [店員に無造作に銀貨を何枚か投げつけると、少ししてテーブルに運ばれて来た水は何も仕込まれていない注文した通りの普通の水だった。 なるほど、最初に来た時には"正当な報酬"が足りなかったのかと納得する。] クリスタ……? [ぴくり、耳がその名を捉えた。 一体何処から聞こえたのかと首を巡らせると、隣のテーブルにかけている男が食い入るように見つめている魔法石から聞こえてきた単語だった。>>@7 マギカメラ、という言葉を思い出す。 そうだ、そういえば撮影がどうとか先輩たちに教えてもらったな。さてはそれか。 では今マギカメラにクリスタの姿が映し出されているのだろうか。 魔法石を見つめている男にも見覚えがあった。 確かあの町の寂れた区画で出会った男の仲間だ。] (91) 2021/05/05(Wed) 17:33:55 |
【人】 騎士見習い テンガン おい、オレにも見せろ。 [席を立ち、横から男に声をかけた。] 『タダでは見せられない』? ……なら、この後とオレと一緒に楽しまないか? それならいいか? [テンガンは流れるように嘘を吐いた。 本当は男の相手をするつもりなどサラサラなかった。 その気にさせておいて直前になって殴って気絶させるなりして逃げるのも面白いなと思ったから口にしただけだった。 テンガンの痴態をマギカメラで見ていた>>6からか、それとも男もダンジョンからの何がしかの影響を受けていたのか、男はその条件を快く飲んでくれた。] (92) 2021/05/05(Wed) 17:34:28 |
【人】 騎士見習い テンガン この男、指名手配犯だったのか。 [マギカメラには男たちの頭目(実際誰がリーダーなのかは知らないが)の姿も映し出されていた。 ハイエナ?と呼ばれているらしい。なるほど、お仲間が映っているから熱心に見ていたという訳か。 映像は途切れ途切れで、暗闇がずっと続くこともある。 それでも映像に映る二人がまだ堕ちていないようであることは見て取れた。 成り行き次第ではこの二人のどちらかを待ち伏せしてみるのも面白いかもしれない。 そこまで考えたところで、盗賊たちがなぜわざわざマギカメラを利用しているのか悟った。 なるほど、オレも盗賊どもと同じ領域まで思考が堕ちてしまったらしい。]* (93) 2021/05/05(Wed) 17:34:59 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a22) 2021/05/05(Wed) 17:39:32 |
【人】 騎士見習い テンガン ……復旧しないな。 [マギカメラによる配信は一度中断>>@8したまま再開する様子を見せない。 向こうで何かとんでもないことが起こっているのだろうか。 これ以上待っていられず、酒場から出ることにした。 酒場を出ると、男たちが付いてくる。 >>99どうやら自分がかけた誘いの言葉を少しズレて捉えられているようだと、そこでテンガンは気が付いた。 何かの役に立つだろうかと引き連れておくことにする。] お前らは他に魔法石を持ってないのか? 仲間と通信するものとか。 何? あるけど使えない? 役に立たないな…… [まあいい。歩いていれば何かしらには行き会うだろう。]* (104) 2021/05/05(Wed) 18:54:33 |
【人】 騎士見習い テンガン[歩いている途中何度かトラップに遭遇したが、付いてきた男たちを一人また一人と身代わりに蹴落とすことでテンガンはトラップを回避していった。 おかげでテンガンが見覚えのあるその姿>>106を発見した時には付いてきた盗賊の仲間たちは全員脱落していた。] お、案外適当に歩いているだけでも見つかるものですね。 [鬣犬と呼ばれているその男が壁に凭れ掛かり休息している姿は扇情的に映り、喉が鳴る。 マギカメラでの映像から今この瞬間までの間に何があったか知らないが、媚薬か何かの影響下にあるようだと見て取れる。 女は犯したがまだ男は犯したことがない。 体格的に自分より勝る相手を弱者に堕とすのも愉しそうだと想像し舌舐めずりする。] こんにちは、鬣犬さん。 いい日ですね? [口調だけは清純な騎士の仮面を被りながらも、迸る嗜虐欲を隠せずニタリと笑む。]* (108) 2021/05/05(Wed) 19:42:23 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a29) 2021/05/05(Wed) 19:52:00 |
【人】 騎士見習い テンガン ええ、おかげさまで。 [適当に返事をしながら彼の目の前に屈み込む。 酩酊状態の男>>109に攻撃されたところで簡単に防げるはずだと高を括りながら。] どうやら随分と苦しそうですね。 大丈夫ですか? 運んでさしあげましょうか? [彼の弱点は何だろうかと頭を巡らせながら、その肉体に視線を這わせる。 この男にもきっとある筈だ。 突かれただけで表情を失うような弱点が……肉体的にも、精神的にも。 表面的には彼を案ずるような振りをして、テンガンは彼に向かって手を伸ばした。 彼がそれを拒絶する余力が残されていないのであれば、彼の衣服の内に手を滑らせる心積もりで。]* (116) 2021/05/05(Wed) 20:13:31 |
【人】 騎士見習い テンガン[手はするりと衣服の内に入り、男の黒肌を撫でた。 男はそれを拒絶するどころか>>120可笑しそうに哄笑を漏らす。 それが彼がテンガンを同類だと認めたからこその笑いであるとは、すぐには理解できなかった。] 同類……? [彼の言葉に首を傾げ。 ああ、確かにそうなのかもしれないと思う。 オレはあまりに近づきすぎた……いや、最初からそうだったのだ。 このダンジョンに入って変質したのではなく、あくまでも本性に気が付いただけ。 ――――自分は最初からこうだった。] オレはテンガン・ケッセルリング。 誇り高きケッセルリング家の次男です。 [テンガンは敢えてフルネームを名乗った。 同じ貴族同士に対してする名乗りのように。 それは自分を同族と認めてくれた相手への敬意であり、"誇り高き"という修飾語への皮肉でもあった。 家訓に従い生家から遠いこの場所まで旅をしてきたから、男がテンガンの生家の名を耳にしたことがあるかは定かではない。] (121) 2021/05/05(Wed) 20:56:01 |
【人】 騎士見習い テンガン 貴方は? 貴方の本名はなんというのですか? [男がゆっくりと頬に伸ばす手を受け入れ、その掌が頬を撫でる感触を楽しみながら尋ね返した。 彼は一体どんな過去を経てこうなったのか。 それとも生来からそういう気質だったのか。 その片鱗に触れたいとまずは名を問う。 テンガンは彼の下衣の中に差し入れた手で、彼の太腿を緩やかに撫でる。 彼の反応を測るように、彼の顔を見つめながら。]* (122) 2021/05/05(Wed) 20:56:43 |
【人】 騎士見習い テンガン 獣の誇り、ですか。 思う様に肉を喰らうのが獣の生き方と思っていました。 違うんですか? [男の薄い笑み>>123に、テンガンは今までとは少し違った欲求が己の内に生まれ出るのを感じる。 知りたい、という欲求だった。 それは単に獲物の弱点を知りたいというだけでなく。 自分を同類と呼ぶ男がどのように生きてきたのか知れば、自分がこの後どのように生きていけばいいのか知れるような気がしていた。 男を理解すれば自身の衝動を理解できる気がした。] (129) 2021/05/05(Wed) 21:53:35 |
【人】 騎士見習い テンガン[ギュルセルと名乗った男>>124の無骨な指が顎から耳までをなぞっていく。 ゾクゾクと甘い感覚が背筋から這い上がってくるような気がした。] ギュルセルさんですね、覚えました。 [自分を撫でる彼の手に自分の手を添え、彼を上目遣いに見つめながらその指に軽くキスをする。 確かに手配書というものはよくよく見ておくべきものらしい……彼のような存在を効率良く見つけていくためにも。 どうやら自分は悪い人間と戯れるのが好きな性分であるようだから。 彼が足を引くように片膝を立てると、テンガンは片眉を上げて手を引く。 ギュルセルの片手がロープに伸びていることにはテンガンは気付かず――――気付かないというよりはあえて慢心した態度を取っていた。 テンガンは興味があった。 同類であるという男が何をするつもりなのか、知りたいと感じていた。]* (130) 2021/05/05(Wed) 21:54:37 |
【人】 騎士見習い テンガン 譲れぬもの、ですか。 [彼の説く言葉>>133に耳を傾ける。 彼は獣として大切なものを一つ一つ挙げていく。 そして己の心の内を省みる。 自分に譲れぬものがあるとすればそれはなんであろうか? 目覚めたばかりの自我のうちを探る。] (135) 2021/05/05(Wed) 22:51:45 |
【人】 騎士見習い テンガン[ギュルセルの笑みにテンガンは微笑みを返す。 その瞬間のことだった、テンガンの首にロープが巻き付いたのは。>>134] く……っ! [しかしテンガンが浮かべた表情は悔しさの歯噛みではなく、恍惚だった。 首に巻き付く感触は軽いが、急所を握られたことに興奮を覚え、身体の芯が熱くなる。 命の危機に晒されることがこんなにも快いとは。 テンガンの下肢は軽く兆していた。] 貴方が鬣犬なら、 オレは仔犬ですか? [やんちゃな仔犬に躾を試みようというのだろうか。 テンガンは挑発的に牙を剥き出して笑む。]* (137) 2021/05/05(Wed) 22:52:25 |
【人】 騎士見習い テンガン[悪いことをするのは気持ちがいい。 か弱き者を蹂躙するのは心地がいい。 だがまた強者に強引に組み伏せられるのも快楽だ。 だってそうだろう、犯すのが悪ならば犯されるのも悪だ。 世間一般の人々が作り出す"良識"を破っているのならばそれはすべて快楽だ。 堕落────] (143) 2021/05/05(Wed) 23:32:03 |
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