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【墓】 クラヴィーア[半目を向ければそらされる視線。>>+0 ……ちょっと可愛いぞ。 考えて伝えてみた言葉には、同意を零れた笑みと共に頂けたもようだ。>>+1 ……この人はちょっと不器用な人なんだろうな、って感じる。もし、もしも相手が私なら…… きっと私は幸せだったんだろうな。 本に手を触れようとする時、大丈夫と呟かれた言葉。それにしっかり頷いた。 それは確かに私の力になってくれた。 そうして記憶は戻すことが出来た。 一番大事な時間を失わずに済んだ。 愛しい人の腕に包まれる。>>+2 その言葉は私が言ったばかりの言葉。 ……記憶を戻してよかった。本当に。 目を覚ますその時まで私はアマミさんを離したりはしなかった───……。] (+3) 2021/04/09(Fri) 19:26:41 |
【墓】 クラヴィーア[ 雨 の音が聞こえる。窓の外に 月 は 見えない。 ]……っん [身じろぎして体を起こそうとする。 ──…… コルセットが苦しい。 小食気味で痩せてる方の私ですら苦しい、と思う位下着のコルセットはきつく絞られるものなんだ。 寝てる状態でそれは結構きつかった……。 なんとか起き上がる。首元に飾られるリボン一つ緩んでない。ただ寝転んでいたからか髪を飾るリボンが落ちた。] アマミさん……? [周りを見渡す。適度な距離感を意識している>>0:57私は無論寝室に入った覚えはない。ここがどこか少し混乱する。 あれ、私確か寝る前は一緒に食事してて……。 あ、やばい。思い出した。 私ワイン飲んで寝落ちした。 >>0:167 ……割と酷いことしたな? 私。 いや、今はそれどころじゃない。ポケットの中の封筒を取り出してみてみる。封は開いていた。>>1:+46 うん、夢じゃない。] (+4) 2021/04/09(Fri) 19:32:37 |
【墓】 クラヴィーア[ベッドから起き上がって髪に軽く手櫛を入れリボンは放置。服の皺を伸ばし身だしなみを整える。招待状はとりあえずまたポケットに突っ込んだ。 アマミさんの名前を呼びながら相手を探す。 まだソファーで寝ていただろうか。それならば名前を呼びつつ軽くゆすって起こすことにする。起きていたのなら普通にそのまま顔を合わせる。 顔を見れれば戻ってこれた事を実感して、酷く安堵を覚える。 そうしていつも通り、綺麗にカーテシーを。] アマミさん、助けてくれて有難うございました。 おかげで失わずに済みました。 [そう言って笑いかける。 何から話そうか。何から伝えようか。 きっとお互い言いたい事が沢山ある。] (+5) 2021/04/09(Fri) 19:35:11 |
【墓】 クラヴィーア私のお話をさせてください。 ……私は実を言うと、アマミさんの過去に踏み込むのを躊躇していました。 願いでどれだけの記憶を失ったのか。それを知るのが怖かったのです。 記憶を失う事が……死と同義なら>>1:+29、私はアマミさんの死と引き換えに穏やかな未来を貰った事になります。その願いには何度も救って貰っていました。 ……大事な記憶を失って、戻って……その重さを今すごく実感してます。 [一回一息つく。そうしてまっすぐ顔をあげた。] 私は今でも貴方の願った理由に足る人間であれていますか? 私はさ、アマミさんに幸せになってほしいってずっとずっと思っているんだ。>>0:163 出来るなら、その幸せを与えれるのが私であってほしい。 (+6) 2021/04/09(Fri) 19:37:02 |
【墓】 クラヴィーア貴方が過去を対価にしたのなら、 私は未来を与えたい。 アマミさん、私に何か願いはありませんか? 今度は私に願いを叶えさせてほしい。 [そこまで喋って、次喋るのをどうぞと促した。]** (+7) 2021/04/09(Fri) 19:38:43 |
【秘】 アマミ → クラヴィーア[そう告げるアマミは少しばかり強引だ。 彼女がどう言おうとも、繋ぐ手を離しはしない。 離さないという強い意志が彼女に伝わるまで、アマミは目を逸らさずに彼女を瞳に捉え続けていた。]* (-25) 2021/04/10(Sat) 20:09:55 |
【人】 クラヴィーア[あの願いが呪いかどうか、と問われたら>>2違うと迷いなく答える。あの願いがあったから私は……穏やかに生きてこれた。 リアンさんの願いの通りに自分の為の願いを、自分でしたいと思っていた。思ってはいたが家族からの解放以上の発想は当時なかった。 そこから先を考えることは出来ていなかった。 その先も守って貰えていたのは確かな事実なんだから。] ……そうだな。それもそうだったな。 うん、でもやっぱり言葉で聞きたかったんだ。 [そういう人だと分かっていても、やっぱり自信はなかった。 続いた言葉に目を見開いた。>>3 ……願いに括る。その言葉が完全に意識の外から来たからだ。 手を握られる。 その温度はただ、優しい。] ……アマミさん [それは、私の中にあった罪悪感を見透かされているようだった。] (6) 2021/04/10(Sat) 20:50:22 |
【人】 クラヴィーア[アマミさんが望んでいるのは願いじゃなかった。 もっともっと確かなもの。“私自身”だったんだ。] ────……私、も 私も 誓います。 アマミさん、貴方を 愛すると。 (8) 2021/04/10(Sat) 20:54:32 |
【秘】 クラヴィーア → アマミだから…… はい、勿論です。 貴方の隣にずっとずっと居させて下さい。 私を離さないで下さい。 貴方は私を何度も見つけてくれて、報いてくれる人なんです。 私の一番、何よりも大事な人なんです。 貴方のお嫁さんに、して下さい [誓うように、その手を握り返す。 隣に、傍に居続けたい。それを願うんじゃなく現実にする為に。 笑いかけてそして、目を閉じた─── ]** (-29) 2021/04/10(Sat) 20:57:31 |
【秘】 アマミ → クラヴィーア[お面に隠されていない素顔のまま、握られた手を引き寄せ、目を閉じる彼女の唇にそっと自分の唇を重ねる。 随分と遠回りをしてしまったようだが。 夢の中ではなく、紛れもない現実の中で。 アマミはいつかの願いを、叶えることになるのだった。]** (-39) 2021/04/11(Sun) 22:28:40 |
【人】 クラヴィーア────…… よかった。 [その一言は自分の想像以上に私を安心させてくれた。>>9 聞かなかったのだから言わなくて当然なのに。別の罪悪感を与えてしまったと知れたのならそれを伝えるのだろう。 私たちは何一つ特殊でも特別でもなんでもないただの人間だ。だからこそ、言葉にしないとわからないのは当然なんだろう。 私も何を求めているのか怖がらず言うべきだったんだ。] ううん、聞けてなかったからいいんだ。 ……返せてたのならうん、よかった。 [アマミさんが不器用なのはもうわかっている。 その分私が直球でいかないといけなかったんだろう、うん。これからは知りたい事はそう言おう。そうしよう。 指輪の件を教えて貰えたのなら その時は私は顔を真っ赤にして硬直することになる。 そして、お揃いのデザインで二人分がいいと強めの主張をするんだ。 ] (11) 2021/04/12(Mon) 8:14:38 |
【秘】 クラヴィーア → アマミ[手を引き寄せられるまま、何一つ抵抗をしない。 身を、心を、全てを委ねる。 そうして貴方のあたたかさが ふれる いつかの願いを叶えていたなんて知りようもないけれど、私の心は確かに満ち足りた── ] (-42) 2021/04/12(Mon) 8:15:40 |
【秘】 クラヴィーア → アマミ[どれ程の時間だっただろう。 アマミさんの熱が唇から離れるのなら、今度は私から重ねるんだ。 ぐっと、深めに。何度か。 初めてだからきっとうまくない。不器用に。 何度か繰り返して私は重なる手を、今度は私の方に引き寄せる。 相手の手を、襟元を飾るリボンに添える。] ……ちゃんと、布団で寝ればいい。 [いや、違うな。ちゃんと言わないと。 ……そもそも雨を言い訳に居続けている時点でもう今更なんだ。 そのつもりが私にもちゃんとあったんだ。] わ、わたし……は、その アマミさんがいてくれれば、それだけで幸せなんだよ。 愛しているんだ。 [流石に恥ずかしくて俯く。 この望みは月を見上げるんじゃなく、目の前の人を見て言わないといけない。 覚悟を決めてアマミさんを今度はこっちからしっかり見据えた。] (-43) 2021/04/12(Mon) 8:17:10 |
【人】 クラヴィーア ― それから ― ……あった。 [そう言って私は顔を真っ赤にさせていた。 私の記憶の鍵はアマミさんの本だった。 その本を折角だから読み返したくなって開いた時ふっと思いついたんだ。 招待状が開いたままで影響が残っているのなら、あの本にも残っているんじゃないかって。そう思って家にある本を開いてみたんだ。 あの言葉は、残っていた。>>1:+52 ] ───……こう、なんというか。 格好よすぎ、だよな ……わりと。 [膝から力が抜けて、熱い顔のまま本を抱きしめつつへたり込む。使用人が心配気な声をかけてくるが大丈夫、と返しておく。 あの世界でアマミさんから貰った言動の一つ一つを思い返すと、それだけでもう駄目だ。顔が熱くなって鼓動が痛い位早鐘を打つ。] ……すきだなぁ [もう一度恋に落されるくらいにはあの人が好きだ。 これが鍵だったのが嬉しい。あの人が私を考えてかいてくれた私にとって特別な物語なんだから。] (12) 2021/04/12(Mon) 19:43:48 |
【墓】 クラヴィーア[あの館は何だったのだろう。 人の一番大事な記憶と思いを奪って、その相手に忘れた姿を見せつけて。趣味が悪いにもほどがある。 アマミさんは許しても>>+8 私は許せない。 失って戻って、記憶の重さと大切さを再確認出来たのは悪い事ではないけれど。 奪われた事自体を許せる程心は広くあれない。 ……やっとで長年の理不尽な仕打ちから解放されたのに、まだこんな目にあうのかって思い返す程苦しくなる。 この感情は家族の時と同じだ。 二度と関わりたくない。 仕返しまでは流石に考えない。 恨んで生きる真似はしない。 そんな身勝手な存在にこれからの人生を、幸せを邪魔されたくない。 私を不幸にしようとする存在とは関わらず、とらわれず、自分の力で幸せになってみせる。 ただ、許すことだけはない。それだけだ。] (+9) 2021/04/12(Mon) 19:45:03 |
【人】 クラヴィーアさて、じゃあ招待状書き直すか。 [折角記憶を失って読み直せたのにじっくり読めなかったのだけは残念だな。と本を閉じた。 私の招待状は>>0:164もう見つかった後だっただろうか。そうだとしてもきちんと書き直す。礼儀だしな。 一つ、思いついてペンを滑らせた。 自慢の字で書いたそれを封書に閉じ込めて印をする。そうしていつも通り、手土産を持って相手の家に向かうんだ。] あーまみさんっ。 お邪魔致しますわ。 [いつも通りの掛け声にいつも通りの返答を待つ間。私はやっぱり笑顔でその人が迎えてくれるのを待つんだ。>>0:23] 本日のおやつはナッツを入れたクッキーですの。 軽い口当たりを意識して仕事中でもつまめる大きさを意識してみました! [そう言って、笑いかける。いつも通りのまま。] (13) 2021/04/12(Mon) 19:47:34 |
【人】 クラヴィーア[穏やかに流れる時間の中。ふとした時これも願いのお陰なのかなって思う時がある。 そうであってもなくても構わなかった。 結局その時間をくれていて、共有しているのがその人そのものなのだから。 穏やかで明るいものであるように>>0:163 その願いにはそれ以外は含まれていない。 だから今、とても幸せで、とても愛おしい気持ちで満たされているのは紛れもなく恋を掴もうと行動した結果だ。] ねぇ、今度は私がアマミさんの昔話を聞いていいか? [そんな事を日常の中でぽつりと。 勿論言いたくないことは聞かない。失った部分はどうにもならない。 それでも、出来るだけ相手を知りたかった。 「Albert」の名の意味も>>0:60興味はあった。まぁそれでも私にとってこの人は“アマミさん”だがな。相手が呼ばれたい名で呼ぶ。私が忘れないで居続ける名前は『アマミ』なんだから。>>1:+26 ] (14) 2021/04/12(Mon) 19:48:32 |
【人】 クラヴィーア……そういえば、以前いらしたことのあるあの美人さんはどうしています? 会いに来たりしているなら 私からも きっちり お話するからちゃんと言ってな? [恋敵として認識はしてない。だが今やアマミさんは私の婚約者と言っていいだろう。 流石にそうでない時は口を出せなかったが、今なら口を出す。 人の男に手出しはさせない、と。 アマミさんの家のことも、相談をされるのならこっちの家の力を貸すこともいとわない。だってこれから家族になるつもりなんだから。他人じゃないんだからな。] (15) 2021/04/12(Mon) 19:51:10 |
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