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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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ドゥーガルは、朝食の時間を過ぎても食堂に現れない。
(c3) 2021/10/06(Wed) 21:00:54

ドゥーガルは、部屋の中身を確かめた。何度も何度も何度も何度も部屋の中身を確かめた。
(c5) 2021/10/06(Wed) 21:01:24

ドゥーガルは、……
(c6) 2021/10/06(Wed) 21:02:01

愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(c7) 2021/10/06(Wed) 21:02:34

ドゥーガルは、自室の扉のメモを貼り替えてから、 一人 で食堂に居る。
(c9) 2021/10/06(Wed) 21:13:14

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

食卓について、食事をする。
並べられた食事を均等に分けて、口に運ぶ。
綺麗な重さ
に分けて口に運び、咀嚼して、飲み込んでいる。
固形を出来る限り自分の執着する重さまで整え、
削って、或いは足して、口に運ぶ。

「…………。」

何も喋らない。
ただ、周囲を一瞥し終えたら、視線を下に落とすだけ。

もしも食堂が普段通り賑やかなら、
その話を遠巻きに聞いているばかりになるだろう。
(+1) 2021/10/06(Wed) 21:18:30

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「…………。」

「誰がやったのかな。」

「誰が部屋に入った。」

「……探し出して殺してしまおうかな」
(-4) 2021/10/06(Wed) 21:26:42

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

食事をもたつく事なく手短に終わらせ、
再度周囲を確認する。大きな声だって耳には入っている、が。

それよりも、と。
使い終わった食器を重ねて纏めながら、

「あのね、今日の当番の事なんだけどさぁ。
 やるべき事があるから、誰か代わりにやってくれないか。
 ……当番以上に大事なことなんだ、…だめかな?」

周囲に伝わるぐらいの音量で、我侭を言おう。
(+4) 2021/10/06(Wed) 21:44:14

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

「僕達は朝に部屋に戻ってから扉のメモを変えた。」

「当番が変われないならそれでもいい。
 後で同じ当番のものに直接謝りにいこう。」

「僕達は部屋に勝手に入った輩を探し出して、
 二度と歩いたり動いたり出来なくしてやらないといけない。
 ……それでは良い一日を。さようなら。」

返事も待たずに、不出来な愛玩用は席を立ち、食堂を後にした。

……今日はもう食堂に姿を現さないだろう。
(+6) 2021/10/06(Wed) 21:51:54
ドゥーガルは、部屋の中身を均等に分けている。でも、上手に分けられない。
(c20) 2021/10/06(Wed) 22:13:24

ドゥーガルは、癇癪を起して、置き替えられたものを廊下へと思い切り投げ捨てた。叩きつけた。
(c21) 2021/10/06(Wed) 22:14:16

愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(c22) 2021/10/06(Wed) 22:15:07

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*ヨシ!(指差し確認)
 
 犯人見つけるのが目的じゃないし、これぐらいにしとこね
 暫くはのんびりしましょう。
(-15) 2021/10/06(Wed) 22:17:46

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「…………。」

癇癪を起していたのが、廊下を見る。
いつかに花畑へ連れて行ってくれた子が居た。

物騒な事を考えていたのがふらっと君へと寄り付き、

「なあシェルタン。
 僕の部屋に入った愚か者に心当たりはないだろうか」

そんな問い掛けを、投げかける。
(-23) 2021/10/06(Wed) 22:45:23

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

新しく貼り替えた21枚のメモを振り返り見、
拘りが強く神経質な不出来は、親指の爪を噛んだ。

「……。綺麗な重さのものだったのに。
 捨てるな触るなと書いたのに……。
 心当たりはない。
 僕は昨日の夜から今日の朝にかけて、違う場所に…」

「困ったなあ、実に困った。
 見つけて掻き切ってやりたいなぁ。
 なあ騎士様、シェルタン。もしも……
 もしもそれらしき人を見つけたら、教えてくれる?」
(-25) 2021/10/06(Wed) 23:01:32

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「そうか、ありがとう。騎士様。
 けれど一番の優先事項でなくともいいから。
 いずれ見付かればいい。いずれ殺せばいいと、思っていて。
 そいつの腹を裂いて、魂を見つけて代わりに貰うだけだから。
 或いは、綺麗な存在ではないと証明するだけで ――… ?」

爪を噛んで、指の端を歯で傷付けていた、が。
信じられる人と問われたら一度動きは止まる。

いいや、止まるというか。ふっと正気に戻った。
君の言葉を再度脳内で繰り返し、不出来は思案する。思案した。
(-39) 2021/10/07(Thu) 1:53:39

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「シロ、…… ううん。ユー。あの子は絶対に違う。
 あの子は相容れないものではない。証明の協力者でもある。
 僕が綺麗だと定義するものを、あの子は否定しなかった。
 そしてジョシュアも違うだろうとは、思う。
 彼は僕の不出来な検証に手を貸してくれた。
 ……後は君ぐらいだよ。シェルタン。」

「僕はね、交友幅がそんなに広くないんだ。
 他は食堂での様子を見るにリヤは違うんじゃあないかとか
 その程度しか分からないなぁ……。」
(-40) 2021/10/07(Thu) 1:57:34

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

こん、こん、こん。

君の部屋の扉を数度ノックする不出来な愛玩用の姿がある。
君が部屋の中に居ないならば、来るまで何度も、何度も。
部屋の中に居るのならば、応答するまで、何度も何度も。
こん、こん、こん、こん、こん。
一定の間隔で扉をノックし続ける姿がある、な。

「スオ。世話焼き上手のスオ。居るかな。
 ……君に尋ねたい事がある。開けてくれると助かるね」
(-41) 2021/10/07(Thu) 2:13:42

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

ノックどころか様子がおかしい。主に食堂での行動が。
それはさて置き部屋に無事に招かれたならば、椅子へ向かい
そのまま座って、じっ…と不出来は君を見詰める。

何か様子を窺っているようにも感じられるかもしれない。
表情を見逃さぬように、言葉を聞き落とさぬように
慎重になっているだけではあるのだけれど。

「……僕の部屋の張り紙の警告。
 あれを無視して勝手に部屋へ踏み込み、
 物を置き換えたり、触るような、世話焼きの子。
 君、そんな事をする子に心当たりはない?」

「全て綺麗な重さだったのに。
 朝に部屋へ戻って来たら、誰かが……。」
(-43) 2021/10/07(Thu) 2:41:26

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

そう。あそこまで過剰な張り紙をしたのはざっくばらんに言えば
綺麗である重さにする為でもあり、
子供でも分かるような警告の意味でもあり。

「…………。」

差し出された紅茶に砂糖を幾らか沈め、ミルクも入れて、
くるくるかき混ぜながら愛玩用は思案し、暫し沈黙した。

沈黙が明けるのは 紅茶が混ざり過ぎた頃になるだろう。

「昨晩から今朝に掛けてまでユーと共に過ごしていたよ。
 綺麗な重さを証明する為の手助けをしてもらっていた。
 ……そうか。心当たりはない、かぁ。
 困ったな。犯人を見つけて掻っ捌きたいのに……」

熱いであろう紅茶を ずず… と一口頂いても
普段のように あちっ、 なんて言わない。
変化があるとしたら、眉間に少し皺が寄るぐらい。

「綺麗なものを片付けられたから、綺麗なもので補わなければ。
 痕跡も心当たりもないけれど、…
 一声かけてくれた子は、候補から除外すべきかなぁ。」

「……一応聞いておくけれど、君は違うよね?」
(-47) 2021/10/07(Thu) 3:14:56

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

「物騒な物言いにもなるだろう。警告していたにも関わらず
 僕が綺麗だと思っていたものを身勝手に崩されたんだよ。
 スオ。君が誰かに人生の指針を崩されても何も言わないなら…
 僕も物騒な物言いを改めるけれど、そうでないなら改めない。
 ―― 確か声を掛けてくれたのはエマじゃなかった?
 ほら、昨日のシーツのこと。」

恐らくあれは自分の部屋の貼り紙を見ての事だろう、と。
そう思いはしたんだが、どうなんだろうな。
起きた事を追うしかないので全て定かじゃない。

紅茶をもう一口飲み、眉間に寄った皺を揉み解した。
―― きっと今の愛玩用の表情は 神経質に寄る。

「そう。きっとジョシュアでもないだろうしなぁ…。
 ユーに聞いてみようかな?あの子は優しい医療用だろう。
 周囲の子の状態を適切に把握しているかも……」
(-50) 2021/10/07(Thu) 3:51:45

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

―― 互いに都合のいい時間帯。
君が誰かの迎えに対応していない時間帯。

不出来な愛玩用、妄執に囚われたものは
ユーサネイジアを、ユーを、私を、僕を、シロを探して
不完全な重さではない上出来な花束を持って、
一人きりで塔へと足を踏み入れた。
真白な花の群れを、真白なリボンで束ねたそれを抱えたまま
ふらふらと歩いて、君の姿を探している。
二層目に辿り着くまでに怪我をしているかもしれないが、
御構い無し。僕は綺麗な君に用事がある。

「シロ。シロ。 ……何処に居るんだろう?
 君にしてあげたい事があるんだよ。居るかい?」

倒されたエネミーの残骸を越えて。
一人きりで行く中、偶然君を見つけられたらいいのだけれど。

若しも患者と出会いたくないならばそれでも構わない。
君には君の都合がある筈だし、不出来はそれを尊重したい。
何事も君の良きように。君の好きなようにしてくれ。
(-51) 2021/10/07(Thu) 4:07:53

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

「此処で憂さ晴らししているのならば僕も君も殆ど同じだろう。
 実行するか思考した時点で、否定されなくとも根本は同じだ。
 気を付ける必要がないというのは偉く客観的だと思わないか。
 ―― 君は何故今自分を第三者の視点に置いた?同情か?」

紅茶の入ったカップを卓上へ置く。淀みない濁流が開始される。
指先は神経質そうにカップの淵をなぞり、愛でているだろうね。

「否定するつもりはないだって?愉快な物言いだね。
 否定は誰にもさせるものか。これは僕の宗教であり信条だ。
 綺麗な3/4オンスの均衡を崩すのであれば、償いを。
 悪事には常に罰が、善人には常に褒美があるべきならば――
 僕達は僕達の安寧を奪ったものに罰を下さねばならない。
 綺麗なものを奪われたのならば、綺麗なものを奪おう。
 あの綺麗なものにちょっとでも触れてみろ、指紋が付く。
 指紋が付くとどうなると思う。スオ。重量が狂うんだ。
 微かにでも重量が狂ったら、それはもう綺麗とは呼べない。
 綺麗なものはきっかり3/4オンスでなければならないから。」

狂人は淀みなく饒舌を囀る。
聞き流したらいい。不出来は最初から返答は期待していない。
同意をしてくれた気持ちを蔑ろにする言葉の群れであるからして
改めて同意する必要も皆無。君は否定する権利がある。いいね。

「……よって、僕は。僕達は。
 警告を無視して部屋に無断で立ち入ったものを許さない。
 昨日僕は綺麗な子の手によって仮初の死を迎えた。
 そして、今は生き返り息をしている。思考している。
 ―― ならば一度殺すぐらい問題ないだろう。」
(-53) 2021/10/07(Thu) 4:39:37

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

「犯人の腹を掻っ捌き、3/4オンスが存在するなら奪う。
 存在しないならば綺麗な生き物じゃないという証明になる。
 それが報いであり、罰であり、僕達がすべきことだ。」

言葉の濁流をここまで聞き流したか?それなら上出来だ。
いいか、スオ。狂人にまともに取り合うな。考える必要はない。
今この場では君が正常だ。君の正気は世間が保証する。


さて。紅茶のカップを撫でていた指先が止まり、
不出来な狂人の表情も普段通りの緩い微笑みに戻った。

そうかあ。なんて、相槌を挟んだ後に、

「じゃあエマと君、ジョシュア、シェルタン、ユーは違う。
 ……それと僕は一人じゃないから平気だよ。
 誰かが居なくて、僕らが二人きりの時、僕達は完璧だ。
 まあ、とにかく心配ないってこと。
 何より、どうせ死んだって生き返るし。全ては仮初だ。」
(-54) 2021/10/07(Thu) 4:44:25

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

/*一段目は…読み飛ばしてくださいね!
 反応しなくても大丈夫ですよ!ただガキが拗ねてるみたいなものなので…
(-55) 2021/10/07(Thu) 4:48:34

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

□ストレス値チェック
現在の数値は63

今朝部屋の異変に気付くまでは0に程近い数値まで下がってはいたが
貼り紙をした後の今、ここでの初日よりもうんと上がっている
(+19) 2021/10/07(Thu) 12:48:34

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

紅茶入りのカップを両手で包むように持ち、
疑心暗鬼よりは憤りと殺意を抱えた男は暢気に笑んでいる。
笑んでいた。反論の言葉が無いなら落ち着きを取り戻す類の
理不尽極まる狂人の言葉はもうお終いだ。
名の話になれば首をこてんと傾ぐぐらい。

「…………??
 シロは違うよ、ユーのことだ。あの子への呼び名。
 僕達はダンカン・マクドーゥガルから名を取って、
 カンマとドゥーガル。だから、僕と一緒にいつもいる子は
 カンマという名前だよ。まあ今は居ないんだけど」

あの子お寝坊さんなんだよね。
そんな言葉の後に、紅茶をまた飲んだ。甘い。おいしい。熱い。

「それに怪我をした人が居たらさ、
 ユーが大慌てで食堂とか此処まで駆けつけてくれるかも。」
(-84) 2021/10/07(Thu) 13:43:12

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

「うん?ああ、そっちに居たのか。おはよう、シロ。
 今日の朝はありがとう。おはようのキスとか、他もね」

銃口を向けられても怯む気配は無し。
ただ君に近付く為に花束を抱え直して暢気に歩くばかり。
だもので、背後の何らかの存在に気付く事も叶わず ……

「わ。」

発砲音で漸く状況を理解するのだ。
花束と共に振り返った先には人間の形の電子データが居た。
たった今君によって倒されたものが、丁度倒れ伏す瞬間を見た。
それで何か態度が変わる訳ではないけれど、
ただ、 すごいなあ。 そんな呟きを漏らしはしたんだろうね。

まあいい。兎角、不出来な男は君の方へ寄り付いて、
真白ばかりの花束を押し付けようとする。いいや押し付ける。

「そうだねぇ、カンマと共に来れば良かったんだけど。
 誰かに花束をあげるのならば二人より一人の方がいいでしょ?
 怪我は転んだのと噛まれたのぐらいだから気にしないで。
 ……はい、シロ。 いつかの花束のお返し、したかったんだ」

摘み取られた花の茎はちぐはぐな長さだろうし、
リボンだって上手に結べていない、不格好な白い花束。
君が受け取ろうとしないなら何処かに捻じ込もうとするぐらい
今日の不出来な愛玩用の態度はまあまあ強引だ。

「君がはじめて作ってくれた花束。
 あれも綺麗なものだと思えたから、僕のも。受け取って。」
(-85) 2021/10/07(Thu) 13:52:38

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*わあ誤字 誤字してる カタカナ弱者 みのがして
(-90) 2021/10/07(Thu) 14:17:51

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

は。言葉を紡ぎ終わった後に自分の口許を片手で覆った。
とんでもない言い間違いをしてる。

僕、自分の名前の由来、噛んでない…?

 ダンカン・マクドゥーガル、だ。ごめん。うっかり……」

気が緩んで不出来が出たか。
ちょっとしおしおと背中を丸めた、かも。すまない。
(-91) 2021/10/07(Thu) 14:24:59

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

物凄い縮こまって顔を覆ってた。恥ずかしくなってきたな。
もう一遍死んどくか?死んだら不出来も治るのか?いっそ殺してくれない?


それはそれとして紅茶もその場に置いてしまっただろう。
肩を叩かれる頃には幾らか落ち着きはするんだが、それでもね。

「…えっと、そう。うん。間違いは、忘れてくれ。
 ―― スオ。君は魂の重さの話は知っている?
 その話のひとなんだけど、…いや。それはいいんだ、」

自分の話ばかりも良くない。
ついつい饒舌をやらかしがちなのが一旦言葉を区切り、
手を煩わせる云々には頷いて、思案し、指同士を合わせた。
自身の前で指の先端同士を合わせて、もぞもぞ動かしている。
つまりガキが悩む時のアレ。……成人男性がすると微妙だな。

「でも、それぐらいしか僕に出来る事は無いから。
 どうして居ないんだろうね。別れる時までは普通だったのに。
 ……部屋の事もユーのことも、アタナシアスのことも、
 何もかも分からない事ばかりだ。……困ったなぁ。」
(-95) 2021/10/07(Thu) 14:39:13

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

「ああ、……途中までは良かったんだけど。
 君と別れた後までは平気だったし気分は晴れやかだったけど。
 誰かが勝手に部屋に入って、僕達の綺麗な重さを崩したから。
 探し出して掻っ捌かなくちゃいけないなあと思ってはいる」

挨拶の後 不出来は不出来を崩された憤りを思い出す。
ほんの少しの拗ねと殺意と物騒を言葉で添えて、
まあでも今すべきことは君への贈り物だから、続く先は平和。

無事に受け取られたのを確認したら すっと横並び
君の表情を知りたがって 顔を覗き込む事もしただろうな。

「ならば花冠はやるべきことが終わってからにしよう。
 僕は君の手を取り足を取り作り方を教えるから。
 カンマとドゥーガルからの贈り物も、またその時に。
 ――… やらなければいけない事は何?手伝える事か?」

君に渡した真白な花のうちのひとつを指で撫で、
終われば、その手を君にひらひら揺らして差し出そう。
…… 昨晩、君には証明に加担して貰った。
互いの幸福の為であろうとも、その事実があるのならば、
不出来な片割れ達は綺麗な友の為に不出来な手を貸したいのだ。

「一人でやるべき事ならば余計な手出しも口出しもしないけど
 そうでないなら、綺麗な君の力になりたいなぁ。」
(-97) 2021/10/07(Thu) 14:53:56

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

「……分かってはいるよ。でも僕はきちんと警告していた。
 踏み入るのならばノックを、僕の不在時に勝手に入るな、と。
 他者の警告や意図を汲まぬものの主張を聞く意味はあるのか?
 掃除をするだけなら兎も角、だ。僕もそれは理解はするが、
 そうでなく、幾つかを持ち去って置き換えてったんだ。
 ―― これを純然たる悪意以外の何だと思えばいい?
 今朝食堂で会った連中の中に犯人がいるなら猶更だ。
 言い出さずしらばっくれて騙している。そうでしょう、シロ」

与えられたら与えられた分だけ、それは善意も悪意も同じこと。
理解と許容には限度がある。特に神経質な狂人である不出来は
他者へ理解を示す態度は取るものの ……
自分が綺麗だと思っていたものを勝手に移動された。
置き換えられた。その事実は、絶対に許せなかった。
だからこそ、その意見を述べる時は眉間に皺が寄っていた筈。
けれどもね、

此方の経緯は後でもいい。狂人の逆鱗など分かりにくいものだ。
とにかく今はシロにしてあげられる事をしなくては。

ここに来た理由を思い出し、普段通りの表情を確認した。
手を無理に掴む事はしなかった。
一過性の不出来な存在は隣に居るだけ。

「どうかな、悪意をぶつけて楽しんでいる子も居るかも。
 それこそ僕の部屋に悪さをした愚かな輩のように。
 攻略の義務がないと思うのならば、君のさっきの主張通り、
 説明をした方がいいんじゃないかなあと思うけど、…
 ――… でも、君は決めたらそのまま。きっと僕と同じ。」
(-105) 2021/10/07(Thu) 16:12:18

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

「だからこそ思うだけ。口出しも止める事もしない。
 君は君で、したいようにするんだろうから。
 ……この場所に配置されたものをからっぽにするってこと?」

要約が間違っていたらすまない、とは添えて。
周囲を見回してみる。エネミーの残骸なんかがあるのかな。
いずれにしてもやる事は大体決まったようなものだ。

「僕は君の意見と意図を尊重して、止めない。
 だけれど疲れてしまうまで君の隣に居る事にした。
 ……勝手についていくよ。邪魔なら、置いていって。」
(-106) 2021/10/07(Thu) 16:16:25

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

脳を弄る機械があればよかったんだけどな。さて置き、だ。
君が間違いの事を忘れそうにないのに頭痛を覚えはしたが、
それはそれ、これはこれ。
続けるにしてもそれ以上でも以下でもないから、

「…… 6人の患者と15匹の犬。そう、合っているよ。
 僕達は魂の存在を信じている。あの重さこそが尊ぶべきもの。
 曖昧で不出来で不完全だけれど、だからこそ綺麗なもの。
 つまり僕は3/4オンスに整えた部屋の品々を、綺麗なものを、
 勝手に動かされて、勝手にすり替えられたから怒っている。
 思い出して腹が立ってきたな。この場の為にも一度区切ろう。
 ……もしも犯人を見つけたら伝えておいてくれ。
 僕は相当に憤っていて、殺したくて堪らない気分だ、と。」

そんな我侭な要求も添えて、合わせていた指を解く。
手は相変わらず口許に添えたままだが、違う事があるとしたらば
親指の爪と先を歯で噛む悪癖が出る、とか。そのぐらい。

愛玩用は会話の最中に目を閉じ、また爪を噛んだ。

「……。一緒に過ごしていた後に何かあったのかなぁ。
 そもそもとして僕達が此処に集められた経緯と理由からして
 あまり良くはないものが多いのだろうから。
 ストレスとか、不具合とか、そういう話なんでしょ?
 だから起こるべくして起こった気もするんだよなぁ。
 ……僕より賢いスオも見えないなら、僕はお手上げだね」

「シロに話を直接聞きに行く事ぐらしか出来そうにない。
 やっぱり行こうかなあ…… 一人か、二人で。」
(-107) 2021/10/07(Thu) 16:27:45

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ

「魂、あったよ。少なくとも此処では ……僕には。
 僕にあったのならばカンマにも魂が存在していて、
 他の子にも存在するかもしれない。そう思うなぁ、僕は。
 兎角昨晩のシロと僕の証明と観測は間違いではなかった。
 今まで僕は適切な観測と行動を出来ていなかったのかも――
 ところで何故暴力沙汰は駄目なのだろう? 不思議だなぁ。
 塔を攻略する君達だって暴力的な行動をしているじゃないか。
 エネミーには魂と思考が存在しない。そう考えているの?」

これは責める為の言葉ではなく、不出来で素朴な疑問だ。
つまるところ全てが電子データと電気信号の塊であるならば。
いつかの朝の話題を蒸し返して、親指を噛む。
滲む血液だって電子データ。この会話は電気信号の群れ。
結局エネミーと自分達の明確な違いは殆ど存在しないのでは?
自分に存在するならば、エネミーにも魂があるのではないか。

目を伏せ、縫物だけはちゃんと見るけど。
不出来な愛玩用はまあまあ比較的正気に戻りつつある。
いつだって対話は救いだ。指を噛むのを止めて、頬杖をついた。

「僕、コミュニケーション能力は欠落している方だから、……
 それにしたって、その ……うん??僕達の武器?
 これだよ。今振り翳して君を三枚におろす事も出来る」

噛んでいた側の指を振って呼び出すのは、手術用のメスだ。
何の変哲もないものだけれど切れ味は抜群。

「僕達が二人だけの時は、不出来ながらも完璧だ。
 誰かがいるとそうではなくなる。不出来になろうとする。
 きっとあり方の問題。申し出は有り難いけど、大丈夫。」
(-149) 2021/10/07(Thu) 22:12:19

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

「取り返しのつかない事をされたのに?
 何よりどうせ僕達はここで死んでも生き返る。そうでだろう。
 ならばエネミーを殺すのも犯人を殺すのも変わらないよ。
 全て電気信号と電子データの塊でしかないのならば、……
 殺人だってまた、塔の攻略とやる事は変わらないだろう。
 エネミーにだって思考があり、魂が存在するかもしれない」

いいや、そうでないのかもしれない。全ては仮定。空想だ。
実際のところ確かめる術なんて存在しない。
だからこそこの話は無駄なもの。でも無事に怒りから他へ気分が
逸れつつあるのは確かだ。君が目を伏せるのならば、猶更。
君がしてほしくないと言うのならば一旦は落ち着きを取り戻す。

独り善がり云々には、まあ、首を横に振るのだけれども。
君が歩き始めデータをデータらしい形に変えて行くのを見守り、
自分の武器である手術用のメスを、くるん、くるん。ぱしん。
手慰みに玩具みたいに軽く投げてキャッチする。
纏めた言葉をきちんと返すのは、そんな動作の後だった。

「僕が気を遣っているように見えるのならばそれは間違いだよ。
 僕が一人で来て花束をあげるのは、僕がそうしたいから。
 君が今そうしてエネミーをデータに戻すのもまたそうだろう。
 独り善がりではない行動はこの世に存在しない。
 …… でも、僕は本当にシロがそれを楽しんで行えているか
 少々疑問に思っている。君はこの独り善がりで楽になれそう?」
(-153) 2021/10/07(Thu) 22:59:12

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「うん、どうにもならない事はいっぱいあるものだから。
 だからのんびりと待つ事にするし、自分でも探すよ。
 でも仮に君の方が先に見つけたら… そうだなあ……。
 僕達は犯人を殺してしまいたいぐらい憤っている、と。
 必ずそう伝えておいてくれ。頼んだよ。
 ―― 他に手伝ってもらうこと、あったかなぁ、…」

あ。
ひとつ思い出して、この場では騎士様である君へ視線を戻す。
手伝って貰うような事ではないけれど、伝えるべき事があった。

「……食堂で眠っていた僕に、犬の縫い包みをくれたのは君?
 僕達は犬が好きだからとても嬉しかったのにお礼を忘れてた。
 あの時はどうもありがとう。今も枕元に置いてあるんだ」
(-154) 2021/10/07(Thu) 23:04:48
 




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注目:ドゥーガル 解除する

生存者 (3)

エマ
9回 残 たくさん

これは、休暇だ。

ジョシュア
0回 残 たくさん

人間?

アメフラシ
0回 残 たくさん

 

犠牲者 (5)

スコーピオ(2d)
0回 残 たくさん

 

みかん(3d)
0回 残 たくさん

橋は落ちました?

ドゥーガル(4d)
2回 残 たくさん

確かに傍に居たよ

アタナシアス(4d)
0回 残 たくさん

幸せを

リヤ(5d)
0回 残 たくさん

大丈夫。

処刑者 (4)

シェルタン(3d)
1回 残 たくさん

 

ルツ(4d)
0回 残 たくさん

君に祈ろう

スオ(5d)
12回 残 たくさん

不完全な猫

ユー(7d)
22回 残 たくさん

お大事に

突然死者 (0)

舞台 (1)

ブラック
0回 残 たくさん

 

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