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【人】 軍事用 リュイ「妙なことが起こらないと良いけど。 ま、ボクらが考えてもどうしようもないよねぇ、この辺は。」 幸先が悪いと言えば悪いけれど それでもやるべきことは山とあるから。 「さて、と。 そろそろ塔の攻略が始まるんだっけぇ。 ボクも行く前に武器の確認をしておかないと。」 部屋に一度戻り、武器類の確認をするようだ。 塔の攻略には、向かうつもりで。 (3) 2023/11/28(Tue) 22:23:26 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ貴方が塔へ向かった後か、もしくは 塔へ向かう直前かもしれない。 その背をゆっくりと追うグレイが居た。 戦闘用グレイ、コードネーム『リュイ』は 貴方に向けてゆるりと声を掛ける。 「やあ、君も攻略をするんだねぇ。 ボクも一緒に行っていいかなぁ?」 塔の外と同じように、声音はゆったりとしていた。 (-2) 2023/11/28(Tue) 23:43:26 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイあなたが己の気配を隠したか隠さなかったかにかかわらず、 観測用は同じく塔に向かうあなたに気付き、そして特に触れなかった。 恐らくほとんど一番乗りで塔へ向かった彼が 歩調をゆるめたのは、入り口についてからの事だった。 軍事用のあなたは当然彼を追うのに苦労はしなかったが、 声を掛けたのはきっとその辺りでだっただろう。 入り口付近の観察も程々にスタスタと歩き出した観測用は、 声が掛かってから一二三、四、五…と歩を進めて漸く止まった。 はじめは己に声を掛けられたとは全く思わなかったのだが、 軍事用が目に見えない何かに話しかけている訳でない限り、 その対象になり得るものはこの場には己しかいなかった。 「……なんだ軍事用? 活躍を披露したいのなら看守用らとでも共にすればどうだ。 此処で待機していれば程なくして来るだろうよ」 横目であなたを見やりそう言えば、塔内部へと進んで行く。 質問に答えてはいないが、駄目とは言っていない。 この観測用は、とりわけ否定の類ははっきりとするタイプだ。 こうした性格の者が不許可を返さない場合、 それは許可と同義である事を、あなたは知っている事だろう。 (-5) 2023/11/29(Wed) 0:15:45 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「あっははは。 活躍をお目に掛けたいのは山々なんだけどねぇ。」 肩を軽くすくめてみせる。 「スイッチが入っちゃうと何しちゃうか分からないからさぁ。 大勢居ない方が都合が良いんだよねぇ。」 「あと、君って観測用でしょ? 戦闘向きっぽくないグレイが一人で行く方が危ないと思って。」 あちらは看守用もいるし、他にも誰かが居る筈だから。 様々な理由が相まって、貴方のところへ来たらしい。 拒絶をされないならば、これは勝手についていく。 (-7) 2023/11/29(Wed) 0:25:37 |
リュイは、いつの間にか姿が見えなくなっていた (a1) 2023/11/29(Wed) 0:58:38 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ何がおかしいんだコイツは…。 口にはされなかったが、見るからにそんな事を思っていそうだった。 「我としては一人の方が都合が良いのだがな。 戦闘向きでないと言えど補正は受けている上に、 動作確認も済んでいる。単騎でも問題ないと我は踏んだ。 不測の事態を起こさない程度には慎重に動くつもりでもある」 戦闘は単独行動のエネミーを選んで行える自信があったし、 罠にだって気付かないなんて事はない。 回復の手間を惜しまずに帰還し、何度も行き来する予定だったらしい。 「目付け役が欲しいのなら それこそ戦闘向きの者とペアでも組めば良かったものを。 予定が狂ったではないか。構いやしないが。 申し出た分の働きは見せろよ軍事用」 資金の調達が出来れば、観測用としては何でもよかった。 軍事用のあなたが居て、 己単騎よりも効率が悪くなるという事もきっとないだろう。 「同行するのならそれなりに緊急時の対応等は話しておきたい。 あちらの店舗には敵はおらぬ。見ながらで構わぬな?」 そう言えば彼はモールの区画のひとつに入る。 疑問形の形を取ってはいるが、観測用の中では決定事項だった。 (-10) 2023/11/29(Wed) 0:59:38 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「そお?結構自信家なんだなぁ、君は。 そういうことなら、心配は不要だったかな。」 このグレイはいつでも笑っていた。 にこにこ、明るく機嫌良く。 「戦闘向き同士でペアを組んだら他の人が困るじゃん。 あー、いいよぉ。その辺大事だもんねぇ。 こういう任務は慣れてるからさぁ、気にせず話していいよ。」 貴方の言葉に同意を示して 同じように区画の一つに足を踏み入れる。 へらへらと話しながら、警戒や索敵は怠りがないだろう。 絶えず、視線や聴覚を周囲へ向けていた。 (-12) 2023/11/29(Wed) 1:06:45 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「己の機能を正しく把握していなくてどうする。 我は可能な事は可能だし、不可能な事は不可能だ。 自信も何も、ただの事実以上も以下もない」 区画>>a4の全体に目を向け、アタリを付けた場所に向かう。 荒らされた棚からは、有用な品はそう簡単には見つからない。 電子ソーダのひとつやふたつがあってもよさげな場所であるが。 「戦闘向きの者同士が組んだ場合に 不向きな者が困る事は我も理解するが。 主がスイッチが入った状態とやらを危惧するのなら、 確実に止められる者と組むべきなのでは? 我は主が戦闘に不向きと踏んだ観測用だぞ」 「まず主の言うスイッチが入った状態とは? 大勢が居らぬ方が都合が良いと言うが、 如何様な事が想定されている? 主はどう認識しているのだ」 口を動かしつつ、観測用は探索を進めている。 探索ダイス:91 累計値150で任意のいいものをゲット。ゾロ目で何かマイナスイベント。 /* 探索ダイスはリュイ側が振っても構いません。 合計値でも独自換算でも。勿論降らなくてもOKです。 (-15) 2023/11/29(Wed) 1:52:20 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「それもそっかぁ。」 確かに〜なんて相槌を打ちながら。 続く言葉にはうーん、と唸った。 「なんて言えばいいのかなぁ。 スイッチっていうのは戦闘用プログラムのことだよ。 ボク専用の武器を持つことで起動するようになってる。」 「戦闘用プログラムが起動したら その辺の敵は遠慮なく殺しちゃうからさ。 例え味方だってみんなが言っても ボクのプログラムが敵だって認識したら殺しちゃう訳。」 「でも流石にプログラムが無差別なのはヤバイから。 基本的には止まれ、の号令一つで解除されるよ。 でも、人が多いと意見は割れるし言葉も錯綜しやすい。 だから、人が少ない方が良いんだ。」 「君は迷わず止めてくれそうだし、大丈夫かなって。 暴走した時のことは、心配しないで。」 「監察官にアラートが入って 即座に緊急停止プログラムが起動するようになってる。」 日常の話をするように軽やかに話しながら 軍事用も探索を進めた。 探索ダイス:4 累計値150で任意のいいものをゲット。ゾロ目で何かマイナスイベント。 (-18) 2023/11/29(Wed) 2:19:42 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「…成程? 意図の理解はした。 精々必要以上に監察官の手を煩わせないようには努めろよ」 軽やかに語られた事は、観測用にとって特に重大でもなかった。 あなたが重々しく語っていたとしても、反応は大きく変わらなかっただろう。 彼はただ、事実を聞いただけだ。 「…となると、我が相手取れる程度の敵は 主からすれば何体居ても有象無象に等しいか? 最大で何体相手取れる、軍事用」 あなたはあなたで探索する様子に、 其処は先程我が見ていただろう、なんて挟みつつ。 探索ダイス:91 +76/150 (-27) 2023/11/29(Wed) 2:53:08 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ (-28) 2023/11/29(Wed) 3:02:39 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「ええ…?まあそうだねぇ。 消されるのは嫌だし、ご機嫌損ねないようには気を付けるよ。」 監察官の手を煩わせないように。 その言葉に怪訝そうな顔はした。 何せ、人間をこのグレイは嫌っているから。 「で、相手取れる数ねぇ。 此処での敵のスペックをまだ見てないから何ともだけどぉ。 普通の人間の兵士だったら10人は余裕だったよ。」 「いざって時には肉盾にでもして逃げて貰っても平気だしぃ。 トラップがありそうなところなら先行するから任せてぇ。」 あれぇ、そうだったっけぇ?などと言いながら 探索を進めていく。 探索ダイス:4+92 (-31) 2023/11/29(Wed) 3:11:22 |
【人】 軍事用 リュイ「…他の子がやってくれてるしボクは要らなくない? 駄目?????」 戦闘に関しては器用な癖に 他の家事全般が壊滅的に駄目な軍事用なのだった。 (25) 2023/11/29(Wed) 11:52:20 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ何言ってんだコイツ…? という思考を全く隠さない視線があなたに向けられた。 「……監察官の機嫌の話が必要だったか? 主に手を掛けていては他のトラブルへの対処が 遅れかねぬだろう。監察官は一人しか居らぬのだぞ。 可能な限り、アレには暇をさせるよう努めるべきだ。 不測の事態はいくらでも起こるのだから」 先のサポート用の件のように。 その不測の事態が、重ならないとも限らないのだ。 「何も起こさなければ、わざわざ相手する必要も出まい。 主が、緊急時には止めてもらえるから 全く問題ないと考えているのなら認識を改めておけよ。 努力如何でどうにかなるものかは知らぬがな、 しない理由が勝たぬ内は心掛けておけ」 同じ、人間嫌いの古い型のグレイと言っても、 あなたと観測用はどうやら視点が大分に違うらしい。 この観測用は、己の意見をはっきりと述べても、 廃棄の心配なぞ殆どない環境で稼働している。 → (-36) 2023/11/29(Wed) 12:26:20 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「成程、いざという時にはそうさせてもらう。 窮地を脱せる程の能力を我は持ち合わせておらぬでな」 その方が効率が良いと思えば、観測用はそうするだろう。 そうでなければそれなりにするのは大前提なので、 その辺りは特に口にされなかった。 「…そうだな、次に向かうとしよう。 この辺りには目立った物はもう無さそうだ」 目の付け所は悪くないように見受けられるのに、 先は何故に抜けた事を…なんて考えつつ次の区画へ。 突入前に気配を窺えば、10体のそれが確認できた。 → (-37) 2023/11/29(Wed) 12:27:01 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ気配を窺うまでもなく、 ブランド物の小物店からは男女の言い争う声がした。 どうやら強盗グループ3つがかち合ったらしい。 「………………」 なに?この状況? 何を考えて配置されたエネミーなのか、 観測用には全く理解が出来なかった。 「…数は男7女3の計10体。 無視する事は可能だろうが、どうする軍事用? 1,2体程度なら我も動きの阻害は可能だが」 不意を打つのは可能だろうが、その後が続くか否か。 踏み込むかどうかはあなたに委ねられた。 (-39) 2023/11/29(Wed) 12:48:07 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「いや、手を掛けるつもりはないし 逆らうだとか滅相も無いことだからしないけどさぁ。」 「ボクだって死にたい訳じゃないし。 君はそうか、廃棄されないのか。 いいなぁ。 」そう、貴方とは視点が違う。 このグレイはいつでも捨てられていいとされた環境下にいた。 だから廃棄の心配がいつでもあった。 「というか、慢心はしてないよ? 緊急停止プログラムってめちゃくちゃ痛いんだからね。 暴走したことがある訳じゃないけどさ。」 「普通にそうならないように動いてはいるつもり。 だけどそうじゃない連中は怖がるでしょう? だから安全装置もあるよって話をしただけぇ。」 軍事用は他の機体と比べると殺傷能力が高い。 それ故に、防止装置も掛けられている事がある。 が、リュイの口ぶりはどうにも歯切れが悪い。 使われた事がある、というのは本当だろう。 → (-42) 2023/11/29(Wed) 13:51:04 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「任せておいてよ…って言った傍から。 んー、10体、か。」 次の場所へと向かった先に見える、敵。 その数は10…先ほど自分が出した数字と同じだ。 「放っておいたって良い事はないでしょ。 だったらボクが蹴散らしてくる。 君は、危なそうだったら逃げていいよ。」 言いながら 背に背負っていたアサルトライフルに手を掛けた。 どうせ誰かが通る道になり得るのだったら 今此処で断っておかねば、という考えのよう。 しかし言い争っているならば機を伺うべきだ。 そう、ぶつかり合って疲弊した時が、一番だろうか。 (-43) 2023/11/29(Wed) 13:57:35 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ何言ってんだコイツの視線は継続した。 「我とていつでも廃棄され得るが? 機能の充実した新型がどれだけ出ていると思っている。 やれ予算が無いだのなんだの屁理屈を並べ立ててこんな旧型を無駄に使い続けおってからに 」いつでも廃棄され得る。 観測用はそう考えているが、仮に無償で最新型が支給されたとしても、 このグレイは廃棄まではされないだろう。 きっと、観測の優先度は低いが不要ではない何処ぞにでも送られる。 その支給が100単位ともなれば違うだろうが、 それは現実に殆ど起こらない事だ。 兎角、話を総合するに観測用は、 必ずしも廃棄されたくないわけではないらしい。 やはり、あなたと違って。 「…ああ話が逸れたな。主に慢心が無いのは理解した。 言われずともその姿勢を持っているのなら、 我も言う事は無い。主は立派なグレイだ、胸を張ると良い」 「しかしなんだ、暴走した事が無いのに使用された事が有ると?装置が正常に作動するかの確認目的でなければ理解ならんな。選択権を与えられた際に本来の用途に沿わぬ状況でも作動させたがるのは流石人間だ、己の欲ばかりを優先する」 偏見も偏見である。 そうは言われていないにもかかわらず、観測用は勝手に思考を広げていた。 この偏見まみれの呟きまでのやりとりは、 次の区画へ意識を向ける前にされていた事だろう。 → (-44) 2023/11/29(Wed) 15:14:04 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ逃げていいとの言葉には「そう見えたらな」と短く返し、 彼もまた自身の得物……鎖鎌を取り出し待機する。 観測用としては、 介入しなければ何も起こらないと予想するが。 “観測”がトリガーになっていないとも限らない。 言い争いは延々行われるかもしれないし、 あなた達が見始めた事によって、変化があるやもしれなかった。 さて、実際どうなっただろう。 (-45) 2023/11/29(Wed) 15:15:08 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「それは否定しないけど。 君は幸せじゃないの?」 自分は壊れても良いと思われて使われている。 代替えの利く古い型のグレイだからちょうどいい、と。 「…躾だよ、躾。 逆らったら困るでしょう?軍事用なんだから。 立派なグレイ、ね。そりゃどうも。」 貴方の言葉に何故だがすげなく返していたけれど。 場所は先へ、目線は目の前の敵へ。 → (-48) 2023/11/29(Wed) 19:45:52 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイカチャ その手元で銃の安全装置が外された。 常とは違う笑みを浮かべた軍事用グレイは 銃口を敵へと向ける。 使う得物はアサルトライフル。 射程は思うほど長くはない為 ある程度敵には近づかなければならず。 「…戦闘プログラム起動。我が先陣を切る。 貴様はまわりこんだ輩の牽制をしろ、観測用。」 ふわふわとした口調が一転。 好戦的なものへと転じたのが分かっただろう。 (-50) 2023/11/29(Wed) 20:00:19 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイそう一方的に告げれば貴方の返答も待たず 口論を続ける10人へ向けて、引き金を引く。 連続して発射される弾の音と共に 悲鳴と怒鳴り声が飛び交い 不意打ちにより(2)1D3名は倒れたのが見えただろう。 だけれど残った敵は黙っては居ない。 それぞれに武器を構えて、襲い掛かってくるのだが。 元々、口論をしていた面々だ。連携など取れる筈もなく。 各々が勝手に襲い掛かってくるのだろう。 それは軍事用には好都合。 ただ淡々と、情も何もない殺戮が 貴方の目の前で繰り広げられていく。 怖れを為した数名が貴方へ向かったかもしれないが それすらも、貴方が牽制をする間に銃弾に倒れていっただろう。 討伐被害:15 (ゾロ目で負傷、それ以外で無傷) (-62) 2023/11/29(Wed) 21:58:19 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ何言ってんだコイツの視線は、やはり継続していた。 己は幸福になる為に作られたのではない。 反逆が起きかねない扱いをする人間側がやはり悪なのでは?だとか、 立派なはどうやら賞賛にはならなかったらしいなだとか、 その他にも考える事はあったが、一先ず今は考えただけで。 「あい承知」 最低限の返答は、あなたの背に投げられる事となった。 己が如何様に動くかを決める為の観察は多少で事足りる。 観測用はすぐにあなたの後に続く。 悲鳴や怒号に耳馴染みはないが、彼は気にも留めなかった。ただの、雑音だ。 「我を相手にしている暇が有るか? 脅威に対して、逃げる場合以外に背を向けて如何する」 注目を観測用に向けたエネミーに対して、 彼は鎖をそれらの足に絡めて転倒させたり、 此方を向いたその目に分銅を打ち付けたり。 そうしている間に、あなたは適切に処理をしていく。 情も何もないその光景は、 観測用にとっても何でもないものだった。 討伐被害:44 (ゾロ目で負傷、それ以外で無傷) (-71) 2023/11/30(Thu) 1:13:16 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「…流石だな軍事用。この数でも朝飯前か」 0と1に還ってゆく残骸を見やりつつ。 追撃が無いかに気を配る。 ・・・。 どうやら見えるものが全てで間違いなかったらしい。 「戦闘終了、止まれ」 確認が済めば、あなたの様子如何にかかわらず、 静止の言葉を言うだけ言っていた。 問題なければ素材や資金の回収に移っているだろう。 戦闘中左肩に受けた打撲故に、多少動きはぎこちなかったが、 負傷は一先ずそのままにされた。回収に支障はない。 (-73) 2023/11/30(Thu) 1:20:08 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「――敵性対象、鎮圧完了。 この程度で後れをとっていては軍事用の名が廃る。 続けて死亡確認及び、残党処理を開始する。」 全てを撃ち抜いた後。 0と1に還るまで、一切の気を抜かずに銃を構えていた。 戦場では気を抜けば命取りだから。 もし虫の息の者が居たら 息の根を止めるべく、何発か撃ち込んでいるのも見えただろう。 貴方にとっては、取るに足らない光景かもしれない。 そうして全てが還ったころに貴方の声が聞こえた。 → (-76) 2023/11/30(Thu) 2:31:31 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「プログラム解除、完了。」 無機質な声がグレイから発される。 銃に安全装置が掛けられて、元の背に戻された。 「……ありがとぉ。 あー、疲れた。この階層の敵ならまだ大丈夫そうだねぇ。」 雰囲気は、ふわふわとしたものに戻って。 貴方の怪我の有無を確認している。 多分動きを見ていれば、違和感には気づくのだろうか。 「カムイだったっけ。左肩、やっちゃってない?」 素材や資金の回収に勤しむ貴方に近寄って 具合を見ようとしているだろう。 (-77) 2023/11/30(Thu) 2:38:13 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「それがどうした。停止まで8割の見込み、 つまり2割の損傷を負ったが戻れば回復する、支障はない。 主が探索を続けるのなら、消耗品は預けよう。 このまま二機で探索を続ける方が効率的だと 主が判断するのなら回復するが」 観測用は比較的丈夫に作られているが、 痛みに特別鈍いというわけでもない。 にもかかわらず、観測用の反応は平坦だった。 痛みや死から遠い用途のグレイの反応としては一般的なそれではないだろうが、 これと言った理由があるわけでなく、ただ単純に彼の個性由来のものである。 「疲れたと言うのなら、帰還を選ぶ方が適当か」 あなたが具合を見るのに、彼は特に協力的ではない。 具合を見ようとしていると思っていないので。 先の肯定と、損傷具合の口頭の報告で 済んだものと観測用は考えている。 (-83) 2023/11/30(Thu) 3:47:57 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「………。 これくらいじゃ疲れる訳ないでしょぉ。」 否定もされない。 だから本当に損傷したのだという事は分かってしまった。 「戦場ではその2割のせいで死ぬ奴もいるんだ。 怪我をしたなら大人しく帰るか、回復した方がいい。」 いつになく真剣な声音で、軍事用は言った。 許されるなら、貴方の左肩を掴んでしまおうとする。 (-89) 2023/11/30(Thu) 9:24:35 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグいつかの時間のこと。 貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。 貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。 「こんにちはぁ、居るかなぁ?」 軍事用で、コードネーム『リュイ』と名乗る彼は 変わりのないふわふわとした調子で部屋主を呼んでいるだろう。 (-91) 2023/11/30(Thu) 9:43:51 |
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