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【人】 星詠み レーネルガ[ 人通りの多い広場。 裏道に入ろうと角を曲がったところにいたのは 膝を抱えて泣きじゃくる小さな女の子だった。 尖った耳はエルフの子だろうか。 ] どうしたんだい、お嬢さん。 ……そう。せっかくお祭りに来たのに 友達と喧嘩しちゃったんだね。 [ エルフであるが故、優秀であるが故、 こんな小さな子が涙しないといけない世界。 これは本当に幸せな世界なのだろうか? ] (17) 2021/10/21(Thu) 22:35:27 |
【人】 星詠み レーネルガ実は私はね、少しだけ未来のことが分かるんだ。 ちょっとだけ目を閉じてごらん。 [ 目線の高さを合わせるようにしゃがむと 左手をそっと、少女の頭へと乗せた。 ] φεδɤζφεδɤζφεδε …… キミは強い。 その強さは周りの人もキミ自身も幸せにできる。 大丈夫、きっと次はうまくいくよ。 [ 言い終わると少女はパッと顔色を明るくし また人混みへと帰っていった。 ] (18) 2021/10/21(Thu) 22:35:40 |
【人】 星詠み レーネルガ『 ネル!イマノハホシヨミカ? マタチカラヲツカッタノカ? 』 [ 花弁と同化していた鳥も帰ってきたようで、 さっそく肩の上で騒がしくする。 ] 少しだけだよ。 [ 人差し指を立てて微笑んで。 さぁ次は何処へ行こうかな。* ] (19) 2021/10/21(Thu) 22:35:52 |
【赤】 星詠み レーネルガ誰もが笑い、誰もが幸せで、誰もが失うことのない 美しいもので溢れた世界 ──── そんな「夢」みたいな世界はやっぱり 存在なんてしなかったんだ。 (*8) 2021/10/21(Thu) 22:43:04 |
【赤】 星詠み レーネルガ大丈夫だ、私。 まだ化け物にはならないよ。 救わないといけない人が沢山いるからね。 大丈夫だよ。 [ そう自分自身に言い聞かせる。 徐々に侵食される世界の中でできることは あとどれくらい残されているのだろう。 ] (*9) 2021/10/21(Thu) 22:43:22 |
【赤】 星詠み レーネルガいくら私が大丈夫だと言っても 大丈夫にならないことは沢山あるのに。 [ 現在の侵食値:(69)1d100** ] (*10) 2021/10/21(Thu) 22:43:32 |
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