【人】 調査員 バーナード【いつかの話・カウンセリングルーム>>0:185>>0:186>>0:187>>0:188】 そう。 親友は、いないの? どうして? 友達を作ろうとは、思わない? コーヒーみたいに、仲良くしようとしてみたら、そのうち好きになるかもしれないのに。 コーヒーでは出来て、友達作りは、しない? [さて、これこそ人の思考や行為に意味を求めても疲れるばかりだというサダルの手の抜き方に真っ向反することかもしれないが、非合理的な行動はバーナードの口をまた動かした。 どうしても絶対に知りたい、というわけではない。答えや話の取っ掛かりが拾えなくなったら、それで終わっていい話だ。 話の種を見つけては掘り下げて広げるような喋りかたは、調査員バーナードがカウンセリングルームで暇つぶしにサダルと話をするときに良くするやり方だったから、ある種「またか」と思うものかもしれない。 おそらく此度の話も、大きな結論を持たずに、掘るだけ掘り下げて、「ふうん」だとか「そっか」で唐突に締めくくられる、カウンセラーにとってはやりづらい会話になることだろう*] (28) 2022/07/11(Mon) 3:13:18 |
【人】 調査員 バーナードそうなんだ。 今日はまだアマノのところには行ってなかったから、知らなかった。 これから行くから、さっそく一杯いただくよ。 [普段は異常がなければどこに行くわけでもないが、今回は手元のトレイを届けるという、のんびり屋にはのんびり屋なりの行き先があった。 コーヒーサーバーの復活が聞けたのは朗報である。 今さっきコーヒーは飲んだけれど、それはそれ、これはこれ。 味の違いで欲しがってるわけじゃない。気安い相手とプライベートで飲むコーヒーはおいしい、みたいな話だ*] (30) 2022/07/11(Mon) 3:13:52 |
【人】 調査員 バーナードあのさぁ。 [別に今回、アマノが食事取ってきてもよかったんじゃない? そう続くはずだった声掛けは、呼んだところで不自然に途切れる。 アマノが手が空いてるなら行けばいいと思ったものの、考えてみれば嫌だったわけでもないし、今日はもう取ってきてしまったから、今更言っても遅い。 ならまた今度でいいかと、楽観的に頭の中から排除してしまった。] ……このルッカ何とかは、すごいの? [結局、安定したと聞いた微生物の話にすり替えた。] (32) 2022/07/11(Mon) 3:14:25 |
【人】 調査員 バーナード[アマノからは自慢話やオタク語りのひとつやふたつ存分に聞けたかもしれないし、聞きたかった事の本質でないのを見抜かれて、大して盛り上がらずに終わったかもしれない。 どうあれ話が終わってもなお、バーナードはのんびりと研究室の片隅に陣取っていたし、アマノの食事が終われば食堂にトレイを片付けにいくつもりでいた。 たしかに先日溜め込んだ時はゲイザーにひとしきりいろいろ言われたが、バーナードの理解としては衛生的に問題があるとか備品の管理の都合のことだけで、他の生活態度やそもそもバーナードが実質用聞きになっていることについてやその他諸々の諸々について溜まり溜まったことまで吐き出された部分については、うんうんとはじめからおわりまでしっかり聞いた上で「アマノに言ってよ」と丸投げで話を締めくくったのであまり個人としてダメージは受けていない。溜め込まなきゃいいんだな、くらいの考えだ。 その後研究室で今あったこと報告としてゲイザーの話をしたせいで、アマノの認識としてはしこたまバーナードが小言を食らったみたいな認知になっているとは、本人はまるで知らないこと。] (33) 2022/07/11(Mon) 3:14:56 |
【人】 調査員 バーナード[ただ、その予定は一本の通信で崩れる。] おや。お仕事だ。 [明日のだけれど。 船外点検の動向要請がアンテナ経由でラサルハグから来ていた>>0:133。 となると、外に出るためにスーツの点検と確認をしてこなくちゃいけない。 いつでも整備はしているし、状態は良好に保っているけど、だからといって確認を怠るのは、船外活動においては本当に命取りだ。] ごめんアマノ。 食事のトレー、アマノが下げてきてもらえる? それか、こないだみたいにまた置いておいてよ。 ゲイザーにはちょっと怒られるかもしれないけど、一日くらいは大丈夫だと思うしさ。 [よろしくね、と一声、空になったコーヒーのカップを置いて研究室を出る*] (34) 2022/07/11(Mon) 3:15:15 |
【人】 調査員 バーナードうわ。わ。おわ。 [捕まるところも少ない通路で揺れに耐えようとしても、姿勢を制御しきれない。 どうしようもなくハリケーンにいいだけ好きに揺さぶられて、あっちへ転げたりこっちに浮き上がりかけたりを繰り返す。] (39) 2022/07/11(Mon) 3:38:38 |
【人】 調査員 バーナード[明かりも落ち、暗視ゴーグルをかけようにも手元はおぼつかず。 自分がどこを向いているのかわからなくなってしばらくしてようやく、ひどい揺れは収まった。 最終的には奥の壁に押し付けられたのだかそっちが床だと思って伏せていたのかべったりくっついていたが、ずるずるとその場に崩れ落ちる。] 酔った………… [常人より丈夫な三半規管をして尚、耐え難かった。 否、むしろ日頃そうした不調と無縁の分、今がきつく感じる。 メインデッキに向かう通路隅に、膝を抱えた男が落ちている**] (40) 2022/07/11(Mon) 3:46:37 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a9) 2022/07/11(Mon) 3:58:37 |
【人】 調査員 バーナード【しばらく前・研究室】 どういたしまして。 [>>63アマノはバーナードという男を買ってくれているようだが、本人に彼の思いを聞かせたなら「観察なんてしてないよ」と答えるだろう。 適当に注文から推し量っているだけだ。白身魚か鶏肉がいいということは重いものは嫌なんだろうなとか、具沢山のスープがいいと聞けば胃は疲れててもしっかり食べたいんだろうなとか。 こんなのは観察眼じゃなく、ただの統計学、あるいは自分の食生活も含んだ経験則でしかない。 ほんとうの観察眼というのは、毎度「おまかせ」でもその人の体調体質栄養状態から献立をまとめられるゲイザーの仕事>>0:169のようなものを指すと思う。 まあ、当て推量でもするだけいいというなら、それに対しては素直にありがとうと受け止めるけど。] (130) 2022/07/11(Mon) 14:58:49 |
【人】 調査員 バーナード[そうして保管庫に向かう途中で、ふと。] あー。 さっきのアマノの言葉、録音記録残ってないかな。 あとでアンテナに聞いてみよう。 [つくづく瞬発的な切り返しができない自分を悔やむ。 その場で笑って「今の、録音もらうね」なんて言えたらいい意趣返しになると思うのに。 その"あとで"は実行されないまま艦は震撼し、思いつきは揺れと混乱の中に放り出されてどこかに飛んでいってしまったのだが*] (133) 2022/07/11(Mon) 14:59:34 |
【人】 調査員 バーナード【今・メインデッキに向かう通路】 [ 状況は最悪だった。 無重力訓練を何百とこなしたし訓練外でも無重力空間で上も下もなくなることが幾度もあったというのに、今は地に足をつけていてもまだ振り回されているような感覚がある。 内臓が引っ張り上げられて裏返る。脳味噌が振り子のように左右に揺れる。 全身から血の気の引く感覚。鏡があったら青く白んだ顔が写るだろう。 狂いに狂った平衡感覚は自律神経を好き放題乱し、内側から体内を暴走させようとしていた。] (134) 2022/07/11(Mon) 15:00:07 |
【人】 調査員 バーナード[>>45他のは見たか、にはなるべく刺激のないようゆっくりかすかに首を左右に。メインデッキに行く、には縦に振った。 返答はすぐにはできなかったが、ちょうどスピカの通信>>46も入った。 チャンドラ>>52の怪我人確認のコールもある。 十全に動けるとはまったく言えないが、最低でもたいした怪我のないバーナードは被害確認と集合に動くべきなのだ。 目的は変わってしまったが、メインデッキに行くのは変わらないと、のろのろ立ち上が] あごめんやっぱむりまって [起立姿勢で頭の位置が変わって、耳石器がぐるりと回る。 常にはない早口で謝罪を紡ぐと、壁に全体重を預けて吐き気の波が去るのを待った。 とはいえこちらは怪我もなし、付き添いや人手が必要なほどの状態でない。 反射で待ってと言ったが、アマノが離れると言うなら、止めはしなかった**] (136) 2022/07/11(Mon) 15:00:54 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a26) 2022/07/11(Mon) 15:07:33 |
【人】 調査員 バーナード【メインデッキに向かう通路>>143>>145】 あ、えっと……大丈夫、平気…… [常より回らない頭と口で弱々しく受け答えをするも、その答え構わぬアマノに頭やら顔やら背中やらをぺたぺた触られ、されるがままになっている。 大丈夫、飲み込んだ生唾は苦いが即時医務室にぶち込まれるような状態ではない。 普段は、普段はそれこそこういった類には強いのだ。 内臓も神経も基本的には人より強靭。時空音波の影響を真っ向受ければ失神さえする人もいる>>49という中、意識を保ったままでいられたのはこの身体の持てるポテンシャルのおかげだろう。 意識があれば身を守りやすい。外傷を防ぐのには大変に役立った。 が、なまじ正気のままだったからこそ、身体の中枢が悲鳴を上げている。 乗り物酔いだって眠ってしまえば酔わない人が多いように、いっそ気を失って防衛体制に入ってしまえば守られた神経系が、すべてのダメージを一身に負った。 結果、"乗り物酔いのとんでもなく酷いやつ"が生まれたのである。] (151) 2022/07/11(Mon) 16:38:05 |
【人】 調査員 バーナード……歩ける。そこまでじゃない、と思う…… [足元を確かめながらにはなるが、ひと波超えれば意識もはっきりしてるし外傷もないしで、手や肩を借りなければならないほどではないはずだ。 それでも、端末に連絡を入れてくれるのはありがたく思うし、歩速を合わせてくれるのに安堵も覚える。] 誰か、動けない人、いるー……? [ゆっくりとメインデッキに向かいながら、他の部屋なりに声をかけていく。 同じことをしている別のクルー>>142のほうが手早く回っていそうだし、なんなら救護対象に見えるのは己のほうかもしれないが、それでも見回りをしたがるのは、ある種調査員としての矜持のようなものかもしれない**] (155) 2022/07/11(Mon) 16:44:03 |
【人】 調査員 バーナード恋人……? [問われたときは、何度か瞬いた。 サダルは知らない(とバーナードは信じている)が、そもそも全身が寄生体であり、一般的な生殖が未研究・未解明のため、あの研究所の実験体は原則婚姻や所帯を持つことが許可されていない。 ホルモン分泌にも手を加えられていて、感情面でも抑制されているから、あまり恋愛に対する欲もなく。 人間としての生理現象を処理するために、ガイノイドを何人か抱いたことがあるくらいだ。 が、自分の生命より優先したい人物がいるか、という問いなら答えを持つ。] いるよ。 [あっさりと。肯定する。 音として口から出た言葉は、「恋人」と「いるよ」だけであったから、サダルには誤解を植え付けたかもしれない。 有能なカウンセラーは過去のデータから否定できるのかもしれないが。] (164) 2022/07/11(Mon) 17:01:17 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a36) 2022/07/11(Mon) 17:04:31 |
【人】 調査員 バーナード【メインデッキに向かう通路>>166】 でも……仕事だし。 [やや怒気含みにすら感じる叱咤にそう返せば、渾身の冗談ではなく100%の馬鹿の方であることがよくよく伝わるだろう。 自分は動けているので、動けない人のほうが優先順位は高い。 この思考自体は間違いではない。間違っているのは己を"動ける"カウントに入れていることだが、自覚がなかった。] チャンドラのとこまではほんとにいいよー…… [この緊急事態に単なる乗り物酔いで医者の世話になるのは本当に避けたい。絶対に今じゃないしそこまでではないと言い切れる。 これは医者嫌いだとか、そういう類の話じゃなかった。] (173) 2022/07/11(Mon) 17:22:27 |
バーナードは、「問題ない」評価が他から見てどうかは知らない。 (a40) 2022/07/11(Mon) 17:29:28 |
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