人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】 とある書物

[  むかし、むかし
  そのいちぞくは ひとつのたみでした
  いちぞくは その おおきなちからで 
  このほしを かげながら まもってきました

  しかし ながいときとともに
  いちぞくは もりとうみに わかれ
  それぞれべつべつに くらすことにしたのです ]
(0) 2021/12/01(Wed) 18:14:01
村の設定が変更されました。

到着:ヴィス族長 ラオ

【人】 ヴィス族長 ラオ

[― 世界のマナが乱れている。

  このままではこの世界は数十年のうちに
  混沌に飲まれ、未曽有の大災害と共に
  滅びを迎えるであろう。

  リル族とヴィス族、双方の血を継ぐ子の手で
  代々伝わるアルステラの神器を使い、
  今再び調停の儀式を行うのだ ―  ]
(1) 2021/12/01(Wed) 18:19:44

【人】 ヴィス族長 ラオ

[リル族とヴィス族、双方の占い師が
まるで示し合わせたようにそんな予言を為した。
危機を感じた両族の長の間で、
急遽和平会議が開かれることになる―――*]
(2) 2021/12/01(Wed) 18:20:28
離脱:ヴィス族長 ラオ

到着:リル族長 ルーパイ

【人】 リル族長 ルーパイ

― 婚姻の儀の日 ―

まさか今更和平を結ぶことになるなんてね……
まあそうも言っていられないか。

[予言が下され、族長たちの間で
和平を結ぶことが決まってからひと月ほど。

祭事用の食糧や酒を荷台に乗せ、
数名の民たちと拠点まで移動しながら
リルの族長は一人ごちた。

アルステラの神器を扱うには、混血を作る必要がある。
致し方ないとはいえ長年蟠りを抱えてきた者同士だ。
若者たちがこの儀を素直に受け入れてくれればいいのだが。*]
(3) 2021/12/01(Wed) 18:58:38
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/01(Wed) 19:05:35

リル族長 ルーパイは、メモを貼った。
(a0) 2021/12/01(Wed) 19:14:53

天のお告げ(村建て人)

12/2・AM0時を持って入村解禁になります。

パスワードはwikiに埋めてあります。
予約した希望役職・チップをお間違いない様にご入村ください。
(#0) 2021/12/01(Wed) 19:31:56

到着:怪力 シャオロン

【人】 怪力 シャオロン

――ちいさなおおかみのはなし――

[赤子の頃、両親が死んだ。
魔物に襲われたらしい。
まだ生まれたてだった赤子が生き残ったのは、その魔物を殺した 、、、、、、、、のが他でもない当の赤子だったからだ。

食われまいという意思すらなかっただろう。
赤子はその月齢の子どもによくあるようにぐずって手足をばたばたさせたに過ぎない。
ただその力が途方もなく強く、食おうと近づいた魔物の身体を吹っ飛ばし、石造りの家壁に叩きつけた結果、魔物は絶命したというだけだ。]
(4) 2021/12/02(Thu) 0:07:44

【人】 怪力 シャオロン

[以来、赤子は村一番の怪力として村人の多くに世話をされながら生きて来た。
あの日両親を殺した魔物は他にも村人を殺していて、それを偶然だろうが退治した赤子がそのまま野垂れ死ぬのが忍びないと思った人々が代わる代わる育ててくれたのだと言う。

おかげで二足歩行が出来るようになった頃にはもう建築現場で重宝されるようになったし、物心がつく頃にはもう一人で魔物を狩って駆除費用を稼げるようになった。

怪力は筋力増強の魔法の一種らしく、行使する時には髪が赤く染まり腕に紋様が現れる。
だから、日常生活で物を壊したり村人に怪我をさせたりといった苦労を感じたことはない。
だが、「怒らせたら殺されるかもしれない」という恐怖は村人の心の底にあるのか、食事の世話をしてくれる大人たちは周りにいたが、同年代の子とは殆ど遊ばせてもらえなかった。]
(5) 2021/12/02(Thu) 0:09:37

【人】 怪力 シャオロン

[小狼 シャオランと名づけられた赤子は――
村人の聞き間違いにより、小龍シャオロンと呼ばれるようになり、今では本人すら本当の名を知らない。

齢22歳、もう世話をされなくても一人で生活できる年齢ではあるが、ここまで育てて貰った恩義がある。
自分の力は一生この村の為に使うと決めている。**]
(6) 2021/12/02(Thu) 0:14:24
怪力 シャオロンは、メモを貼った。
(a1) 2021/12/02(Thu) 0:27:47

到着:狐娘 レイ

【人】 狐娘 レイ





    ――――
きな人が居ます。


 
(7) 2021/12/02(Thu) 1:29:34

【人】 狐娘 レイ

[両親に婚儀の話を持ちかけられて、開口一番そう口にした。
父は訝しむような顔を作り、母は困ったような表情を浮かべた。]


   『そうは言ってもね、レイ。
    もう決まったことなんだよ』


   『一族を守るためだと思って、
    その御身を尽くしなさい』


[そうして口を揃えて二人は言う。
『もう成人したのだから。』
そう、これからは昨日までのように子供としては扱われない。
成人の儀を終えた、立派な一族の一人なのだから。]
(8) 2021/12/02(Thu) 1:29:59

【人】 狐娘 レイ

[一族に子供が生まれなくなり、若い命は重宝される。
子供の少ない村でも年若い方のレイは、蝶よ花よと可愛がるように育てられてきた。

驚くと狐のような耳と尻尾が生えるのは先祖返りか、両親にも兄弟にもそのような特徴はなかった。
子供の頃はよく驚かされて耳を出し、尻尾を掴まれて泣くことが多かったが、それも年齢を重ねるごとに回数は減っていった。
今やその名残があるのは、いつ尻尾が現れてもいいように、装束の後身頃に大きなスリットが入っていることぐらいだろう。

それが一転して一族の為と祀り上げられて、挙句の果てには見知らぬ人と婚儀を結ぶことを余儀なくされる。

今まで一度だって家族に歯向かったことのないレイでもこればかりはさすがに苦渋の顔を浮かべた。]
(9) 2021/12/02(Thu) 1:30:47

【人】 狐娘 レイ


 ……いや、です。
 そんな見知らぬ人と、
 いきなり婚儀を結ぶことになるなんて。


[重ねて断りの文句を言っても、両親も引く様子はなく首を縦には振らなかった。
仕方無しというように母が口を挟む。]



   『その好きな人というのは、どこに居るの?』


 
(10) 2021/12/02(Thu) 1:31:10

【人】 狐娘 レイ

 


 それ、は――――、


 
(11) 2021/12/02(Thu) 1:31:37

【人】 狐娘 レイ

[幼き頃にたった数度会っただけの彼。
名前しか知らず、最後に見た表情は甚く痛々しいものだったけれど。
それでも忘れられずにずっと心の中に佇む彼を、一度だって忘れたことはなかった。

だが、その彼が今どうしているのかは知る由もない。]
(12) 2021/12/02(Thu) 1:32:10

【人】 狐娘 レイ

 

  ――……言えません。
  ですが、お父様、お母様っ……


   『連れても来れないのなら忘れなさい。
    もう婚儀の相手も決まっている。
    これは、決まったことだ。
    これ以上、父さんと母さんを困らせないでおくれ。』


[装束の袂を握り込んだ手に母の手を重ねられてしまえば、強く言う事もできずに。
そうして日々は過ぎ去り、婚儀の日を迎えることとなったのでした。**]
(13) 2021/12/02(Thu) 1:32:27
狐娘 レイは、メモを貼った。
(a2) 2021/12/02(Thu) 1:39:03

【独】 狐娘 レイ

/*
天涯孤独設定〜〜〜〜〜〜!!!
はい、好き〜〜〜〜〜!!!!

叫びから始まりました申し訳ない。
一席いただきます。
よろしくお願いいたします!
(-0) 2021/12/02(Thu) 1:41:11
到着:御曹司 ジャヤート

【人】 御曹司 ジャヤート

―― 帆船 ――

[川を遡る船がある。
船にはマストがあり白い帆が張ってある。
帆には大きく家紋が描かれており船の所有者を語っている。
船の所有者はリル族にあって豪商の家のものである。
交易によって莫大な富を築き上げている一族の船は今、風も吹いていないのにも関わらず帆に風を受け川の流れを逆行している最中である。
富と強い魔法の力を備えた一族は>>3陸を征くは性に合わぬと反発し態々と力を見せつけるが如く船を用意した。

 その船のマストに蠢くものがつり下がっている。
よくよくと見ればそれは縄で簀巻きにされた人物であり、その人物こそ此度の婚姻のために連行されている一族の跡取り息子である。
びょんびょんと跳ねているがしっかりと結われた縄は解けることはなくそのまま合流地点まで運ばれていく**]
(14) 2021/12/02(Thu) 1:42:12
到着:翠眼 ユンチェ

【人】 翠眼 ユンチェ

[その翡翠の瞳には、厄災をもたらす力があったらしい。

 実際、彼の家系が使う魔術を、最大限に誇張するならば地震やら地殻変動を引き起こすものであるが――実際にはそこまでの魔力量などあるはずもないし使い方もはっきりしない、用途として実用化できているのはもっともっとささやかなものばかりだ。

 そういうわけで現在では無害なのではあるが……
 ただ一応、一家は村里からは少し距離を置いて森の奥で暮らしていて。
 ゆえに人との関わり合いが断続的だったり途切れていたりで、この一家が具体的にどういう家族なのかは曖昧なまま時は流れ。

 そんな折に今回の話が持ち上がって……数少ない若者のひとりとして、この家の男子が差し出されたわけなのだが――]


  ユンチェです
  間違いないですよう


[年齢不相応に華奢な男子が久方ぶりに人里に姿を表したのだった。**]
(15) 2021/12/02(Thu) 3:08:02
翠眼 ユンチェは、メモを貼った。
(a3) 2021/12/02(Thu) 3:17:01

【人】 怪力 シャオロン


[村が望むなら、一人で魔物退治に行くことも厭わなかったし、一日中働き続けることだって出来た。
だがこのたび望まれたことだけは抵抗があった。]


 ――何で、今更……、


[族長の使いでやってきた男は、小龍に「外に住む一族の女と番え」と命じて来た。
これまで大人たちは「外」と交流することに良い顔をしなかった癖に。
それに、向こうだって此方を良く思っていないのは身をもって知っている。

幼い頃、リル族の大人たち数人に囲まれて罵倒され私刑を受けた。
ちいさなりゅうは村で「人に対して力を使ってはいけない」と言いつけられていたので、寄ってたかって暴力を振るわれてもやり返さなかったが、今となってはやられたらやり返しても良かったのではないかと思う。

何故リル族と遭遇し、何故酷い目に遭わされたのか――
怪我によって発熱し、記憶を一部失った小龍は覚えていない。

嫌悪感だけが胸にずっとある。

その一族と「番え」だと?
ふざけるな、と怒りに任せてテーブルに拳をぶつけた。
テーブルは派手な音を立てて割れた。]
(16) 2021/12/02(Thu) 8:24:22

【人】 怪力 シャオロン

――失われた記憶――

 だいじょうぶか?
 けがしてないか?


[魔物に襲われていた姿を見て、つい身体が動いていた。
渾身の力を込めて突き出した拳は魔物の腹に大きな孔を開けた。
絶命を確認してから、襲われていた方を振り返る。]


 ……おまえもまもの?


[思わず聞いたのは、その身体から獣の耳とふさふさのしっぽが生えていたからだ。**]
(17) 2021/12/02(Thu) 8:25:27
 




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