【人】 兄 エーリク─ロートレー家に暮らす者たち─ [ロートレー家の長男として、生を受けた僕は 父と母・妹・使用人のジョバンニと共に 魔術師一家として育った。 普段はおっとりとして優しいが、 いざとなると家族で一番行動派の母と そんな母を穏やかに見守る父。 その仲睦まじさは誰が見ても明らかだ。 ────嗚呼、いい光景だな……。] (2) 2020/05/14(Thu) 0:12:32 |
【人】 兄 エーリク[けれど父と母はこの光景が面白いのか 特に母がニヤニヤとした顔で父に何やら耳打ちしていた。] まずは、一人ずつ喋ろうか。 [二人の騒がしさに見かねて思わず呟いた言葉に ハッとした顔で落ち着いてくれたのは不幸中の幸い。 二人のおかげで館は常に騒が……賑やかさが絶えないのだ。]** (5) 2020/05/14(Thu) 0:14:32 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a0) 2020/05/14(Thu) 0:15:22 |
【独】 兄 エーリク/* はーーーー……無事に村建て終わった……。 村建てです、この度はご参加ありがとうございました。 2IDソロルとペアの混合という 自身初の試み村です、どきどき。 皆様にお楽しみいただけたら本当に幸いです。 (村楽しみ、という声がとてもとても嬉しかった村建てより) (-0) 2020/05/14(Thu) 0:32:08 |
【独】 兄 エーリク/* さて、ここで真面目な話一つ。 現在落ち着いてきたとはいえ、情勢が情勢なので 何が起きてもおかしくないという前提上様々な可能性を考慮し 「突如参加出来なくなる・連絡がつかない」状態になっても (あくまで)村建て側からは一切不問とさせていただきます。 急に思いもよらないことが起こる可能性は誰にでもあること、 (自身含め) 今回の村がリアル大事にゆったりペースというのも 理由の一つではあります。 ですので、もしそうなった場合は 落ち着いた時にでもご連絡いただければ嬉しいです。 勿論事前連絡が大変ありがたくはありますが、 どうかご無理だけは決してなさらないでくださいませ。 (-1) 2020/05/14(Thu) 0:41:28 |
【独】 兄 エーリク/* 眠い、が忘れないうちに。 残り4組の窓予約が入ってないので Wikiの通り灰でランダムを振って各自にいたします。 (※番号は入村順) @幻魔 (-2) 2020/05/14(Thu) 0:50:08 |
【独】 兄 エーリク/* @が1d以降更新のたびに、 C1dのみ特殊な手続き必要な奴だな。 とりあえずランダム振った旨と セット不要役職への振り直し希望あるかどうか尋ねてみて 希望あれば振り直しに応じようか。 それにしても、こんなに灰ランダム振るとは思わなかった……。 (-6) 2020/05/14(Thu) 0:56:07 |
【人】 軍医 ルーク“天”の向こうには世界があるのだと、父は言った。 誰が聞いても鼻で笑うような、そんな御伽噺を、 まるで夢みる価値のある夢だと思わせるほどに、 熱のこもった口調で。 子どもに聞かせる与太話にしては、 やけに真剣な眼差しで。 あの酒飲みでくそったれなロクデナシの記憶は、 いっそ脳にエタノールを流し込んで きれいさっぱり消毒してしまいたいけれど、 生憎、手前はこれでも医者だから、 それをしたらさすがに死ぬことくらいは知っている。 それでも自分は医者だから、 やろうと思えばやれるんじゃないかと、時折思う。 けれど、もしそうしたとしても――… あのろくでなしの語った、天の上の与太話のことは、 この躰の脳とは別の部位に、 うっかり深く刻み込まれすぎてしまって、 何を流し込んだところで、消えてくれはしないんだろう。 (6) 2020/05/15(Fri) 1:03:50 |
【人】 軍医 ルークだから時折、手を伸ばしてみる。 当然のこと、天には届きやしない。 けれど、もし、 “十分に準備をして何か道具を使うなら、 届くことも、触れることも、上っていくことも出来る”。 天というのは、そういうものだ。 ――何故なら、それはただの岩なのだから。 さあ、その向こうには何がある? あのくそったれはなんていったと思う? 『どれだけ手を伸ばしたって、 のだと。決して触れることが出来ないものがある』 (7) 2020/05/15(Fri) 1:05:14 |
【人】 軍医 ルーク ―― 前線基地・外壁 ――[ 基地の周りをぐるりと取り囲み、 高く高く張り巡らされた壁面の上に、 一つの人影がある。 針金のようなその人影は、 爆風の一つも食らおうものなら吹き飛ばされそうに ひょろりと頼りなく、細い。 全身真っ黒なローブに身を包み、 “上”に向かって手を翳すような、そんな仕草をする。 けれど、直ぐに手を下ろし、前方へと視線を延べて、 壁面の上にただじぃっと佇んでいる。] さて、今日は何がお出ましかな? [ 飄々と、淡々と―― その声をどのように受け取るかは、分かれるところだろう。 高揚しているようでもある、緊張しているようでもある、 嫌悪しているようでも。 感情の色の薄い紫の目は、あまりにも平坦すぎて、 逆にある意味力が強い。 互いに顔を見合わせてにらみ合ったなら、 相手の方が気まずくなって目を逸らしてしまうような、 そんな奇妙な平坦さだ。] (8) 2020/05/15(Fri) 1:07:03 |
【人】 軍医 ルーク[ フードから覗くその容貌が男性のものに見えるか、 女性のものに見えるか。 男性にしては高く、女性にしては柔らかさが足りない声が 果たしてどちらに聞こえるか。 それもまた、人によって見方は分かれるようである。 本人が『ルーク』と名乗るのを聞いて、 大体の人間が、男か、と判断することになるようだった。 誰もいない壁面の上、人影はフードを下ろす。 長く豊かな橙の髪、青白い顔、 そして頭の上には白い『耳』がある。 ふわふわとした綿のような、削り取った氷の破片のような、 真っ白で柔らかい、大きな狐耳。 前方の音に集中して、時折ぴくぴくと動く。] (9) 2020/05/15(Fri) 1:08:31 |
【人】 軍医 ルーク[ そうして、上を見上げる。 見上げた上には当然のように、 『天』 がある。それは、硬い岩盤だ。 この地区の『太陽』の明かりに燦燦と照らされた天蓋は、 此処からははるかに高く、 どれだけ手を伸ばしたって届きやしない。 けれど、地区によっては『天』はここよりはるかに低く、 地面から天へと壁面が続いている箇所もある。 そういったところでは、『天』に上っていくことだって、 そう難しいことじゃないだろう。 ――より分かりやすい表現をするなら、そう、 この世界は“穴蔵”だ。 穴蔵と言ったって、そんじょそこらの洞穴とはわけが違う。 自分の視力では、ここからどれだけ目を凝らしても、 地平壁は見えやしない。 そして、『天』もまた、 どこまでも広がる、無限にも等しい世界の蓋だ。] (10) 2020/05/15(Fri) 1:11:11 |
【人】 軍医 ルーク[ 穴蔵の天井――『天』は、岩盤だった。 それは絶対に、確かなことだ。 けれど、ここ最近、ある 『異変』 が起こった。目を凝らし、その『異変』を見上げ――] 『きゅー』 ん? [ 後ろから聞こえてきた鳴き声に、振り返る。 そこにいたのは、小さい白黒の一匹の丸っこい鳥―― いや、鳥というにはあまりにもころころふわふわとして、 手足の短いナニカが一匹。 そう、いわゆる“ペンギン”だ。 体つきは成鳥のものより、やや雛に近い。 そいつは人影に向けて、 何かを訴えるようにきゅいきゅいと跳ねる] (11) 2020/05/15(Fri) 1:12:39 |
【人】 軍医 ルークああ、なんだ君か―― なんだい? 君、こんなところにいたら、 吹き飛ばされて落ちても知らないよ。 他の連中と違って君は飛べないのだろう、 この高さから落ちたら挽肉だ。 わたしに調理しろと? 悪いが、君の解剖にはいささかも興味が沸かない。 いや、そもそも肉になるのかな…? ――っと、引っ張るな引っ張るな。 [ 嘴で咥えて必死に引っ張ろうとするそいつは、必死だ。 何がしたいのか分からず、首を傾げる。 折しもそのとき、基地内で再びサイレンが鳴った。 現在の警戒レベルを知らせるその警報は、二音ずつ。 基地内の平時よりは引き上げられているが、最大警戒ではない。] (12) 2020/05/15(Fri) 1:14:54 |
【人】 軍医 ルークほら、鳴ってるだろう、さっさと避難するといいよ。 [ 白黒のもふもふは、なぜわからぬ!? とばかりに 短い手をぱたぱたと羽ばたかせる。 この警戒レベルなら、恐らく戦闘部隊は通常の出撃態勢を 取っているはず。 つまり、総員出撃ではない、 そこまで危険度は高くない通常の襲撃だ。 ――とはいえ、それは相対的な比較の話。 容易い襲撃など、これまで一度たりともなかったのだから。 出撃した部隊もあれば、守りを固める者たちもいるだろう。 そして、自分のような非戦闘員は、指揮官以外は、 ほぼ全員が比較的堅牢な基地内の建物に避難しているはず。 つまり、この鳥たちも、だ。 言うことを聞かない白黒の鳥を、むんずと抱え上げる。 これなら、爆風がここまで来ても飛ばされないだろう。] (13) 2020/05/15(Fri) 1:16:25 |
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