【人】 空閑 千秋[この宿に泊まることになったのはこれで三回目。 今回通されたのは 桔梗の間 。最初に泊まったきっかけはなんだっただろう。 母が亡くなり、母の支配から逃れて、 気持ちの置き所がなくなってしまった時だった。 私に父の面影を重ねて 私を恋人のように扱い、愛し、 存在の在り方を歪めたあの人。 私はきっと、あの人の事を憎んでいる。 それでいて、あの人が歪めた価値観を 未だに直し切れてもいない。 部屋に通され、直ぐにこれまで着ていた衣服を脱ぐ。 部屋に用意された浴衣に着替えて 手提げに着替えを入れて来た道を戻っていく。 廊下を歩きながら窓の外を眺めた。] (2) 2020/08/07(Fri) 19:40:12 |
【人】 空閑 千秋……どうなるかな。 [ポツリと漏れた独り言。 足を止めて風景を眺めながらも 私の頭の中にはその風景は なんの感慨も与えてはくれなかった。]** (3) 2020/08/07(Fri) 19:40:46 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a1) 2020/08/07(Fri) 19:41:42 |
【人】 和宮 玲[生まれてから親の愛情を確かに受けて育ってきたと思う。 それは今でも変わらず、両親は私と言う人間に対して とても良くしてくれている。 愛情を確かに感じることができる。 だから、これは不幸で、不運でしかない。 誰が悪いわけでもない話。 そうなってしまっただけのこと。 和宮玲は痛覚が鈍い。 痛覚以外にも、触覚、味覚、嗅覚も同様である。 視覚と聴覚は正常だったのは幸運だったか。 その際で怪我に気づかず出血が長引いたり ご飯を美味しく食べられなかったり 手を握られても、その全てを感じ取れなかったり。 全く無いわけではない。 が、明らかに人よりも鈍い。 それが私と言う人間のズレ。 劣っているとは思わないのは、両親の愛情に感謝するべきだろうか。] (5) 2020/08/08(Sat) 1:38:18 |
【人】 和宮 玲[そんな私は高校生になってとある事に気付く。 付き合った男性との何度目かの夜。 それまではモヤがかかったような 破瓜の瞬間さえ、ほとんど何も感じなかったのに 私が慣れたのか、彼が慣れたのか。 交わりの中で私の内から湧き上がった震え、痺れ。 絶頂を迎えたそのとき、正しく私は快感を覚え 更には閉じていたかのような触覚、嗅覚などが冴え渡るのを感じていた。 男の温もり、身体の硬さ、男の匂い。 私は自分が、快感を得ることが出来て 更には一時的にでも、他の感覚が敏感になることを知ると その日から私はその行為にひどく溺れてしまうようになっていた。] (6) 2020/08/08(Sat) 1:45:06 |
【独】 空閑 千秋/* ちなみに前回の様子をチラ見はしたけど もしかして、まだ入村こんだけってことは 今朝終わったあるてら村から 何人か来るのでは? と予想してたりする。 今日の正午から!とWikiにはあったから そこから入村予定ってだけかもだけどね! ちな、DMでOK貰ったからさくっと入村しちゃいました。 百合も擬似薔薇もどんと濃い( (-2) 2020/08/08(Sat) 8:04:13 |
【人】 和宮 玲──美鶴荘・桜の部屋── [美鶴荘に部屋を取る。桜。 この宿に泊まるのはもう何回目か。10を超えたか超えないか。 それぐらいに利用している。 食事を全て無しにして貰っていて 手にはコンビニで買ってきた適当な食事。 カップ麺などに頼り切らないようにはしているけれど あまり食に興味が湧かないのでこうなってしまう。 性の開花から既に10年。 27歳、会社員。 いつもは纏めている髪を下ろし、部屋の座布団に座る。] …………。 [机の上に置かれている幾つかのお菓子。 それが目に毒だと言わんばかりに机の端によせる。 私は服を脱いで、宿の浴衣に着替えると 帯をしゅるりと締めて、スリップに履き替えて外に出る。 館の備品である手下げにタオルや自前のポーチなど入れて。 ぱたぱた、と。] (7) 2020/08/08(Sat) 8:37:02 |
【独】 空閑 千秋/* ただし、空閑さんは受け寄り。 攻めもできるけど、攻めは強要させられてきた過去があるので 女性性を満たして欲しい欲が強い。 相手によっては、まあ色々あるかなとは。 中の人のノリによって変わります( (-3) 2020/08/08(Sat) 8:37:43 |
【人】 空閑 千秋─廊下の一角─ [ぼんやりとしていると不意に声をかけられ>>8 意識が現実に戻ってくる。 瞬き一つ。 声をかけてきたのはどうやら御同類。 今回が三回目の宿泊となる自分と>>2 既に十回を超える数宿泊となる彼女とは>>7 一応その姿を互いに見た事はあったはずだ。 それでも、互いにそれを記憶に刻む事は 無かったのかもしれないけれど。 もし顔を合わせていたのなら今のように 何気ない日常の残滓を思わせる中か。 それとも互いに肌を合わせるだけ合わせて 悦楽の果てにその記憶を薄れさせてしまったか。 それとも、互いに男に抱かれながら。女とまぐわいながら。 その姿を視界に収めていただけかもしれないし それとも複数の男女が入り乱れる中。 …どれもこれも、可能性の話だ。] (9) 2020/08/08(Sat) 9:10:53 |
【人】 空閑 千秋特に、なにも。 今回はここでどんな風になるんだろうと 想像していました。 ……どんな出会いがあるか、なんて。 [私の背は女性にしては高い方だから 彼女の事を少し見下ろしていたかもしれない。 ここにいるんだから分かるでしょ、なんて 言葉にせずともなにに期待しているのか 伝わる事を祈ってる。 ここを訪れる人たちは それを求めて来てるんだって。 そう、頭にはあるけれど 最初の一歩はいつだって躊躇ってしまうから。]** (10) 2020/08/08(Sat) 9:11:09 |
和宮 玲は、メモを貼った。 (a2) 2020/08/08(Sat) 9:36:15 |
【人】 和宮 玲[>>9彼、彼女。 思い出した、彼女の顔を私は見たことがある。 それは湿り気のある情事の最中ではなく この宿屋にある露天風呂のこと。 互いに湯に浸かっていて 平時とは違う雰囲気だったから それに気づくのに時間が掛かってしまった。 私は男に抱かれて、幾らかの汚れを落としに。 彼女はどうだったかは分からないけれど 他愛ない会話をしたか、やはりそう言った話をしたか。 ともあれ、彼女が2度目以降の参加だと分かると 少なくとも1度目で嫌な思いをした訳では無いのだろうと。] そしたら新鮮味に欠けたかしら。 玲よ、覚えているかしら。 ……千秋、さん? [やや自信なさげな声だったけれど 私よりも身長の高い彼女を見上げながら言う。]* (11) 2020/08/08(Sat) 9:45:44 |
【人】 空閑 千秋─廊下の一角─ 嗚呼、やっぱり、和宮さん。 [記憶違いでは無かったと少しばかり肩の力が抜けた。 でもあの時は少し落ち込んでいた。 その時の私はまだ処女で、 けれど後ろの処女を奪われたばかりで。 だから、女性らしい愛し方をされただろう彼女が 少しばかり羨ましかったのだ。 『楽しんでいますか』なんて声をかけて。 『……この年で処女だと難しいらしくて』 そんな風に自嘲気味に笑った記憶が過ぎる。 その後はなんらかの形で 処女を喪失する事はできたのだったけれど。] (12) 2020/08/08(Sat) 10:03:38 |
【人】 空閑 千秋またいらしていたんですね。 ……新鮮味には欠けるかもしれませんけれど ここに求めるものがありますからね。 [それはきっと、お互いに。 わたしはそっと手を伸ばすと、彼女の長い髪を一房手にして くるりと指先に巻きつけた。 さらり、それはすぐに落ちていく。] 長くて綺麗な髪ですよね。 お似合いです。 [その黒髪が白い敷布に散る様もきっと綺麗だろう。 それを想像しながら、けれど、 浮かべたのは穏やかな笑みだった。]** (13) 2020/08/08(Sat) 10:03:54 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新