【人】 堀江豊久おはよう、紗優ちゃん!今日も可愛い! わぁ、沙優ちゃんに褒めてもらうの嬉しい… ね、よくできましたって頭撫でてよー。 [ 身長差20センチのぼくら。 彼女に頭撫でてもらおうとその場で 腰を落としてみたんだけど、 希望通り撫でてくれたかな。 ダメだったら席に座ってからでもいいや。 そういえば拓真にちょっと前、 ]*ぼくらの関係が飼い犬と主人みたいだって 言われたことをこのときなんでか思い出した。 (4) 2022/06/13(Mon) 8:39:17 |
【人】 穂積紗優[丸まった背を叩いて隣へ並べば、 とうの相手は針金を背中に入れたようにピンの伸びて、 眠気に垂れ下がっていた目が大きくなる。 おはよう。と活きのいい第一声が聞こえれば、 いつもの調子に、うん、と小さく相槌だけを返した。 さっきまで眠そうにしていたのに、 一気に目覚まし時計が鳴り響きそうな明るい声に苦笑する。 学生ならばこの時間に起きてくることは 珍しくもなんでもないけれど。 見えない尻尾を大きく揺らしそうなその光景に、 肩を竦めつつも、ご褒美に応じた。] ん、えらいえらい。 よくできました。 [これみよがしに目線の位置まで下がってきた頭に、 手を伸ばして、くしゃくしゃと髪を撫ぜて。] (5) 2022/06/13(Mon) 21:34:23 |
【人】 穂積紗優[それからきょろきょろと辺りを見回した。] トヨくん、今日は一人? [堀江クンとよく一緒にいる眼鏡の人が側に居なくて、 ついつい辺りを探してしまう。 学校ではなんだかニコイチで見ている気がしてしまうから、 ついそう問いかけるのが癖になっていた。 周りからすれば、私と堀江クンも一緒に居ることが多いから、 それこそニコイチのようなものかもしれないけれど。 当の本人はそのことには気づいてない。 もう一度くしゃりと髪を撫でて下ろした手は、 鞄を持ち直して、歩きながら話す体に変わっていく。] (6) 2022/06/13(Mon) 21:34:32 |
【人】 穂積紗優[堀江クンは私と違って友達が多い。 男女比でいえば、女の子のほうが多い気がするけど、 女の子の方が話しやすいとかあるのかな。 最初は私もそんな友達の中の一人だと思っていたけれど、 なんだか一緒にいるうちに、二人で居ることが増えていって、 妙に懐かれて、周りから付き合ってるの? ……なんて聞かれるようになって。] 『……付き合ってるの?』 [噂好きの女の子に聞かれた問いかけを、 そのまま隣に居た彼に投げてみたけれど、 その時、彼はなんて言ったかな?*] (7) 2022/06/13(Mon) 21:34:44 |
【人】 堀江豊久[ いやー、大学生にもなるとさ、 色々と夜更かしが増えちゃって眠たいのなんの。 拓真なら理解して……いや、あいつは、 バイトとかで忙しいって感じだったなぁ。 でもバイトないとき偶にうちに来て 朝までゲームするとかある話だから やっぱり分かるはずだね。 とはいえ、朝でも昼でも夜でも、 紗優ちゃんに会えてない時は基本しおれてる。 ぼくにとって紗優ちゃんは水なんだ。 ぼくに栄養とか与えてくれる大切なひと。 だから頭撫でられるとありえないくらいに にこにこしてしまう節がある。 ] (8) 2022/06/13(Mon) 22:45:57 |
【人】 堀江豊久あいつはとってる授業が違うからさ。 今日は紗優ちゃんとずっと一緒だよ。 荷物持とうか?重たいでしょ? [ 鞄を持ち直して歩き出した紗優ちゃんの隣を 確保するように一緒に歩き出して、 彼女が抱えているその鞄を渡してもらおうと 手を差し出してみるんだけど、渡してくれたかな。 こうやって誰かの物を持つなんてことは、 今も昔も彼女になった人にしかしてこなかった。 でもなんか、紗優ちゃんはなる前から ちょこちょこ荷物持ってあげてたかも。 ] (10) 2022/06/13(Mon) 22:47:24 |
【人】 堀江豊久『紗優ちゃん以外見てないから』 [ そのときばかりはぼく、紗優ちゃんに いつも以上にすっごくベタベタした。 紗優ちゃん取られたくなかったからかな…。 女の子相手だからまた話違うかも。 でもいいじゃん、そういうのも。 勿論、誰もいなくなったところで もう1回紗優ちゃんに告白したさ! ] (12) 2022/06/13(Mon) 22:50:06 |
【人】 堀江豊久[ ま、そういうのもあって、 紗優ちゃんと同じ授業をとれるときは 同じものとって、って一緒の時間を 極限まで増やしてみたよ。 家での時間は徐々に増やした、よね? ]* (13) 2022/06/13(Mon) 22:51:14 |
【人】 穂積紗優[柔らかい髪を撫でてあげればふにゃりと様相が崩れる。 しばらくそうしていたら、お返しにと身体を引き寄せられた。] ……ちょっ、……まぁ、いいか。 [一瞬、驚いてぱちぱちと瞬きを繰り返したけれど。 ところ構わずスキンシップを求めてくる彼には慣れたもので、 あやすように背を撫でる手を、ハイハイ。と大人しく受ける。 最初の頃は、TPOとか、ないのかなぁ?と思った頃もあったけど、 こういう風に頭を撫でたり、軽いハグをしたりするのに、 なんだか慣れてきてしまって。 まあ、海外でならこういうこともあるかぁ。と流す程度には、 堀江クンのペースに流されている気もする。] (14) 2022/06/14(Tue) 1:22:14 |
【人】 穂積紗優[それから今日は一人だということを聞いて。] ……ふぅん、そうなんだ。 選択、今日は一緒なの? じゃあ、お昼一緒に食べれるね。 [一人ならば気を使うこともなく、彼の隣を歩く。 鞄を持つという申し出には、少し迷って 腕にかけていた小さなの方の鞄を手渡した。 教科書が入っている方の大きな鞄も小さい鞄も 自分で持てない訳じゃない。 けれど、全部を断ってしまったら 彼がしゅんとするのは目に見えているし。 荷物にならない程度の鞄でお役目を果たしてもらう。 中身はお弁当だ。殆どが冷食ではあるけれど、 卵焼きとほうれん草のお浸しぐらいは 自分で作ったものが入ってる。] (15) 2022/06/14(Tue) 1:22:32 |
【人】 穂積紗優[何気なく聞いた問いかけの先にあった答えは、 意外にも茶化すものではなく、真摯なものだった。 好意を持たれているのはなんとなく分かっていたけれど。 お付き合いするまで好きなのだとは思ってもみなくて。 ただの女友達の一人の延長線上だとばかり考えていたから、 腰に回された腕に抱き寄せられて、] あぁ、そうなんだ。なんて、今更ながらに実感したりした。 初めてって、最初に逢った講義のことかな? 私以外見てない、と言う瞳に映るのは、自分自身。] (16) 2022/06/14(Tue) 1:22:57 |
【人】 穂積紗優『……そっか。 うん、……分かった。 私も堀江クンのこと好きだよ。』 [好き、の範囲がどの程度のものなのか。 この時はまだよく分からなかったけど。 よく喋る男の子の中では一番話していたし、一緒に居た。 だから好きって言われたときも、すんなり受け入れてしまって。 カレシとカノジョになってみるのも、いいかなって思ったんだよね。] (17) 2022/06/14(Tue) 1:23:14 |
【人】 穂積紗優[質問をくれた子の眼の前で、告白し合って。 改めてちゃんと好きって言われて、お付き合いを初めて。 じゃあ、改めてヨロシク。 なんて言い合って笑って、始まったスタートから、 今日までずっと続いて、もうすぐ一年が経とうとしてる。 授業以外にも、うちに呼んだり、彼の家にお邪魔したりして 私の部屋には、彼のモノも増えつつある。 構内に入れば、そろそろ開始時間なのか。 少し急くようにして教室へと入っている生徒たちが見える。] 講義、始まるみたい。急ご。 [のんびりと歩く彼を少し急かして、 私達もその波に流されて、教室へと入っていった。**] (18) 2022/06/14(Tue) 1:24:34 |
【人】 堀江豊久[ お互いの家を行き来する仲になるってことは 勿論お互いの家にそれぞれの荷物が増える。 うちにも勿論、紗優ちゃんの歯ブラシとか あるから自然と気づかれるものだよ。 のんびり移動時間を過ごしていたら、 周りが段々忙しくなってきて、 授業がもうすぐ始まるんだってわかった。 ] もうちょっとくらいゆっくりでもよかったよなぁ。 よし、紗優ちゃんチャージしなきゃだから、 例にも漏れず、ぼくの隣で授業きいてね? [ 彼女に急かされたら合わせて動く。遅刻は、ね。 2人分の並び席に座れたら、 手の中の鞄を一旦彼女に返す。 そしてうたた寝することなく、 ぼくは紗優ちゃんと黒板を何度もみて 板書をしていったんだ。 途中紗優ちゃん見すぎて黒板の内容が いつ何か変わってたんだけど…… ま、いっか。紗優ちゃんと話す口実だ。 ] (23) 2022/06/14(Tue) 20:23:16 |
【人】 堀江豊久やっとお昼!紗優ちゃん独り占めタイムだよ! 2人だけでご飯って本当いいなぁ……。 [ 今日は天気も良かったし、木陰でお昼。 ぼくも母さんに持たされたお弁当食べるから レジャーシート敷いて紗優ちゃんと一緒がいい。 準備万端でしょ。むしろこっちがぼくにとって 大学に来る本当の理由みたいなところある。 お弁当の中にポテサラと唐揚げあったから、 どっちかと紗優ちゃんの卵焼き交換したいな。 なーんて、お願いしてみたけど出来てますように。 ]* (24) 2022/06/14(Tue) 20:24:09 |
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