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【人】 麻央[ 抱きしめた彼女はとても小さく感じられ 麻央はその温もりを愛おしく思った。 勿論、この時は彼女のことを お金を落としてくれる子としか見ていない。 なのにどうしてか。 他の子よりも、人一倍大切に扱わなければと 思ってしまったのもまた事実。 ] (0) 2021/11/20(Sat) 0:42:40 |
【人】 麻央[ 麻央は時折閉店後に女の子のことを 送ってあげることをしている。 終電を逃している女の子もいるから ご飯を改めて一緒に食べたり カラオケに行ったりすることも。 彼女とそこまで行くのかは分からないけれど 夢を見せられる間は、その分落とすものを 落としてもらおうと思っている。 ] (2) 2021/11/20(Sat) 0:44:28 |
【人】 麻央[ 彼女が帰ってから届いたメッセージに 麻央は優しい恋人のように甘い言葉で 返して行った。 お店に来てくれて嬉しかったこと。 無事に帰宅できてほっとしたこと。 また来てくれるって言ってくれたこと。 ありがとうの言葉を添えて、 彼女とのやりとりは毎日欠かすことなく続けた。 そのやりとりは彼女をお店へと導く ひとつの手段として大きいものだと 麻央はしっかり認識していたから。 ] (4) 2021/11/20(Sat) 0:45:57 |
【秘】 麻央 → 愛衣 “愛衣ちゃんのことが今も頭から離れない。 またお店で沢山この目に焼き付けたいな。 そしたら、俺も仕事頑張れると思うからさ。” (-0) 2021/11/20(Sat) 0:47:27 |
【人】 麻央──────── 俺が、愛衣ちゃんを癒さなかったことある? 俺のためになんて……嬉しいな。 でも無理はダメだっていつも言ってるでしょ? (5) 2021/11/20(Sat) 0:48:19 |
【人】 麻央[ 手を広げて、麻央のために頑張ったと 口にする彼女のことを抱きしめて よく頑張りました、と褒めてあげながら しばらく彼女の頭を撫でてあげる麻央。 彼女との関係はただのホストと客ではもうない。 それを超えた曖昧な関係を始めている。 だから彼女は頻度を上げるし お金も同じだけ落としていく。 大切な日の為に毎回大きく落とさないで、と 言っているけれどさりげなく 彼女のギリギリを攻めたお酒をすすめたり 売り上げ成績がもう少し、と 遠回しにねだってみたりと、 それは彼女の生活を更に圧迫している。 ] (6) 2021/11/20(Sat) 0:49:48 |
【人】 麻央喜ぶも何も、みんなに愛衣ちゃんのこと 見せつけられるんだから超幸せだし、 大切なお姫様に愛されてる俺を、 羨みながら俺のことをみんなが祝うんだ。 今タワー入れるって言ってくれてる子が… 確か、5段って言ってたかな。 お金のこともあるし、内勤と話して? 俺との約束。無理はしないこと。 ………お金に困って、ないよね? ちゃんとご飯たべてる? 最近少し顔細くなってない? (7) 2021/11/20(Sat) 0:52:25 |
【人】 麻央[ 無理をしないこと、と約束させながら 無理をさせているのは、麻央が鬼畜だからなのか。 彼女の瞳を見つめ、頬を撫でながら 質問をしてみる麻央の瞳は彼女にどう映るか。 少し落ち着けば、今日の1本をどうするかと 話を始めて、またこの日も彼女から 大切なお金を頂戴することとなるのだ。 ] (8) 2021/11/20(Sat) 0:53:24 |
【人】 麻央──────── [ アニバーサリーイベでできたシャンパンタワー。 麻央は彼女のタワーの前で写真を撮る。 そしてそれを彼女に送れば、 いい子にして待っててね、と一言添えて。 お酒を無駄にするのは良くないと 香奈太からずっと言われていたのもあり しっかりと麻央が飲めるだけ閉店まで 1杯、2杯と飲み進めるのだった。 ] (9) 2021/11/20(Sat) 0:55:02 |
【人】 麻央[ 午前0時を過ぎ、閉店してから 麻央はタクシーで彼女の家を目指した。 珍しくスーツ姿のまま彼女の家へと向かい、 玄関先で小さくトントントン、と 玄関扉を叩いて彼女が迎え入れてくれるのを待った。 既に何度も来たことのある彼女の家。 けれども合鍵をもらうことはしなかった。 それをするのはもう少し先のようで。 彼女が迎え入れてくれたなら、 玄関先でまずは彼女を抱きしめて 再会を祝う口づけを彼女に落としただろう。 ]* (11) 2021/11/20(Sat) 0:56:51 |
【人】 愛衣[ 彼のメッセージを何度も読んでは まるで恋人にもらったかのように大事にした。 無事に帰ったよ、とか 今日はとっても楽しかった、とか また話したい、とか。 ] (12) 2021/11/20(Sat) 14:16:19 |
【人】 愛衣[ 抱きしめられて、頭をなでられている時間は 幸せそのもの。このために来ている、とすら。 家に行こうかと言われれば喜んで家に招くし 手料理を食べたいと言われるなら、作る。 私が人並みにできることはそれくらいしかないから。 親に強要されていた 料理も 褒められたことなんて一度もなくて それがたとえ、美味しいものだったとしても 自己評価は、全然上手くない、になる。 それを彼がどう、受け取ったかはさておき。 恋愛関係になった と思っている からそれを見せつけるように甘えて見せて もっともっと、アピールしたくて。 彼の売り上げに少しでも、貢献したくて ギリギリでも、お酒を頼むのはやめなかった。 ] (15) 2021/11/20(Sat) 14:18:46 |
【人】 愛衣麻央くんが幸せなら、わたしも幸せ……。 5段、かあ……。 わたしならもっと……7段、とか。 ご飯は、えっと…… 朝ご飯は食べてない、かな? でも、大丈夫だから! (16) 2021/11/20(Sat) 14:20:10 |
【人】 愛衣[ 無理はしないという約束は呆気なく破られる。 だってもっと愛されたいから。 王子様を独占するためならなんだって。 そう、なんだって、するんだから。 今日の1本も高いものをと思ったけれど 無理はしないで、と言われてしまうなら ギリギリのライン、無理をしているけれど 無茶ではない、そんな注文を。 ] (17) 2021/11/20(Sat) 14:20:41 |
【人】 愛衣────── [ 仕事上、別にお酒に弱くはないのかもしれないけど それでも、心配になるときはある。 今日も、そんな日。 無理はしないで欲しくて。 だから、家で待っているときは ミネラルウォーターも用意している。 今日はお祝いの日だから 手作りのケーキもあるけど、 でも、食べられないって言われたら諦めるつもり。 ] (18) 2021/11/20(Sat) 14:21:22 |
【人】 愛衣おかえりなさい! ……お疲れ様。 お酒たくさん飲んで、平気……? [ 少しうとうとしていたけど、 玄関扉をたたく音に気づけば跳ね起きて。 笑顔で彼を迎え入れた。 合鍵を渡しても…と思っているけど まだ渡していない。 どこかで、お客さんを崩せない私がいるせいで。 ぎゅうっと抱きついて、 彼の頬を労わるようにするりと撫でた。 ]* (19) 2021/11/20(Sat) 14:21:52 |
【人】 麻央[ いつもなら、なんともないやりとり。 女の子が欲しい言葉を探り出して投げかける。 けれども彼女はまた一味違って、 探り出すことができないことの方が多かった。 それは彼女が夢の中に生きているからなのか。 それとも麻央が彼女へ客以上の何かを見たからなのか。 家族のことを話さない彼女に どこか同情の気持ちが湧いてきた麻央は 無理をしてほしくないという気持ちが 少しあるから、彼女が高いものを 入れてくれた時は嬉しくなって彼女の卓に 出来るだけいてあげようと思うのだった。 ] (20) 2021/11/22(Mon) 22:23:56 |
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