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【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ「確実な方法は治すことです。 ですがこれは病院にいる方々と同じ意味ではありません。 無駄死には褒められたことではない。 その気持ちだけで動くにはあまりにも拙い。拙すぎる。 薬で眠らせるという思考からでた理由としては、必死さが伝わりませんでした」 そう告げると、鞄の中から一つとりだす。 紙に包まれた"粉の薬"のようなものだ。 「熱は下がるかは知りません。 身体の痛みやだるさが軽減される薬のようです。 それは正気を一時的に失うことになりますが、 次第に意識を眠りに誘わせることができます。 あなたは、申し出どおりこの薬を取引することができますが… どうしますか?」 男が取り出すのは、ちまたでいう【阿片】だった。 もっともそれを田舎の少年が知っていると思わない。 それを使うことが正しいか正しくないか、"治療"であるかなんて考えていない。 一時の気の楽を与える薬として適している事を男は知っていただけだ。 (-1) 2021/06/30(Wed) 21:05:34 |
【人】 焦爛 フジノ湿っている服を纏ったまま。 打ち付けられた雨戸の向こう側から漏れ聞こえる音を聞きながら、フジノは静かに座っていた。 家は残っているだろうか? ……川からは離れていた。 崖が崩れていなければ、残っているだろう。 結われた髪はまだ解かれず、櫛も通されていない。 まだ、触れる人はフジノの前に戻っていない。 (0) 2021/06/30(Wed) 21:20:26 |
【見】 流転 タマオ「……」 クレイシはまだ子どもを探しているのだろうか。己は既に別の大人に連れられ避難したものと考えているが、彼も分別のつかない子どもではない。やめ時は弁えているだろう。強いて懸念をあげるなら、精神が少々不安定な点か。 (@0) 2021/06/30(Wed) 21:23:01 |
タマオは、外に顔を向けて呟いた。「音が止まないな……」 (t0) 2021/06/30(Wed) 21:23:53 |
【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ「だなァ」 心を擦り減らした看護師に笑いかける。 男が今、笑い顔の下に隠したのは怒りであり、憎悪であり。 ハッキリとした侮蔑だった。 ――笑わせる。大人はガキを守るモンだろうが。 嘗て守られなかった少年は胸中で吐き捨て、一つの決意をした。 「――可哀そうに」 嗤う。その拍子、十字架が揺れた。▼ (-2) 2021/06/30(Wed) 21:40:05 |
【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ「――ガキの好奇心はこえェよなァ。 『あれナニこれナニどうなッてンダロ』、 ちいさくてやわこい体でどこにでもいっちまう。 お前サンもさぞかしタイヘンな思いをしてンだろォなァ。 言うこと聞きゃァしねェガキの面倒みてやって、 必死ンなってアチコチ駆けずり回ってやって。 ビャクエの天使サマだもんなァ、 ブジに見つかるまで気が気じゃねェわなァ」 「――ケレドモシカシ、探せど探せど見つからねェ。 溢れかえった水の中は探したかい? 崩れた土の下は? あァア、お前サンのせいだねェ。 ちいせェガキから目を離したお前サン。 言うこときかせらんなかった大人のお前サン。 齢七つのカワイイカワイイチサチャン、 キット今ごろ賽の河原で泣いてらァ」 「――優しい優しい天使サマ、 ハハ、フタをあけりゃァ鬼畜生ってか」 (-4) 2021/06/30(Wed) 21:41:35 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「勿論入ります。あなたも市民です」 迷いは欠片もなかった。 「とは言え己は食料と言える物は所持していない。 取引等々の土台にも立てません」 駐在所にならこっそり自前の物を置いていたのだが、取りに行けるものでもない。無意味な仮定はすぐに形を失くした。 「明日明後日程度なら同じことを言えるでしょうね。 七日を越えれば多少意志は弱るかと」 彼はあなたの発言の意図がよくわからなかった。理想と現実が合致しないのは当然のことである。 「五日はもたせたいものです」 揺れた十字架を眺めつつ。真に迫ったような、しみじみとしたような、妙な雰囲気で宣言した。 これはね、深く考えていないやつ。 (-5) 2021/06/30(Wed) 22:02:12 |
【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ真っ先に首を落とした。 薬の効きが甘かったのか、僅かに身じろいだ瞬間が忘れられない。 「……やっぱり僕だけじゃ無理ですよ、アユミさん」 死体は黙したまま、手術台に横たわっている。 (-6) 2021/06/30(Wed) 22:02:48 |
【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミあの時よりも、ずっと上手くなった。 場所も道具も揃っている。 手際だって良くなった。 関節にメスを入れ、靭帯を断つ。 皮膚を剥ぎ、骨から肉を外していく。 なるべく、細かくしなければならない。 身体の部位や大きさを悟られないために。 (-7) 2021/06/30(Wed) 22:03:26 |
【秘】 温和 セナハラ → 技師 アユミ「……もう平和な筈なのに」 「どうしてなんですかね」 「ねえ」 「アユミさん」 死体は黙したまま、肉になる。 (-8) 2021/06/30(Wed) 22:03:56 |
【独】 流転 タマオ実際どれくらいもたせられるのだろうな。大人になってからは飢えていないから。子どもの時に餓えていたような気がする(明確に記憶にない)のはそうなのよね。空腹も満腹も置いてきている。 (-9) 2021/06/30(Wed) 22:07:55 |
【神】 温和 セナハラ>>ロク、ミロク【貯水槽】 各部屋に必要な物を届け、その流れで男手を呼び出した。 三人で屋上へ繋がる扉の前に集まっている。 足元には、ブリキのバケツやタライが幾つか置かれていた。 「……これから貯水槽の水を汲みます。 砂や枝を濾過して、沸かせばまだ使える筈です。 終わったら着替えて、交代で沸かしましょう。 調理室のガスがまだ残ってますから、そちらで」 (G0) 2021/06/30(Wed) 22:18:31 |
【独】 遊惰 ロク/* 糾問対象のところ、こういうふうになっています 糾問:アユミ(故人) [変更] いやすぎる 名前の後ろに親切心という名の悪意がついてる (-10) 2021/06/30(Wed) 22:39:54 |
【赤】 温和 セナハラトントン、控えめに扉を叩く音がする。 一階のとある部屋の前に、男は立っていた。 「……メイジくん、起きてますか。準備が整いました」 普段よりも強い消毒液の匂いを隠しもせず、 ただ笑みを張り付けている。 (*0) 2021/06/30(Wed) 22:42:22 |
【赤】 被虐 メイジ「……はぁい」 若干の間のあと、気の抜けた返事が返ってきた。 扉を開けると、強い消毒液のにおいに思わず鼻をおさえた。 「わ。……どこでやるの?」 メイジはそっと扉を閉めて、あなたに着いていく。 (*1) 2021/06/30(Wed) 23:14:18 |
【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ「無理はしてねェなァ」 顔を背けた少女には男の声だけが届く。 声だけでは恐らく、本当とも嘘ともつき難い。 その後に言葉をかける。 「それよかおれァお嬢サンの細さのが気になるねェ。 針金みてェな腕しちまって。 うちでちゃんと飯は食ってンのかい」 (-11) 2021/06/30(Wed) 23:17:20 |
【人】 被虐 メイジこっそり手当てしてもらい、包帯で覆われた個所が増えた。 腕を擦る。これでわざわざ手で隠す必要もなくなった。 「(勝手に救急箱持ってったの、センセーにバレたかな……)」 村に住んでいたころ、勝手に借りていこうとして 見つかったことが何度かあった。 不自然にできた傷から、事情を知られたくなかったからだ。 (1) 2021/06/30(Wed) 23:18:44 |
【人】 被虐 メイジ>>フジノ 「フジノ〜。さっきはハンカチありがとーね。 なんもしないでただ座ってるの暇じゃない?」 メイジは、なにかカラフルなものを手に持ってきた。 ただでさえこの天気、閉鎖的な空間。気が滅入ってしまいそうだ。 「これであそぶ?」 手に持ったそれは、よくみればお花の形をしたおはじきだった。メイジはいつもひとりで遊べるように、こういったものを無駄に持ち歩いていた。 (2) 2021/06/30(Wed) 23:28:52 |
【秘】 遊惰 ロク → 被虐 メイジ 置いたまま動かせなかった手でそろりと白髪を撫ぜた。 開いた片目、笑んだ表情にニカリと笑いかける。 「どォいたしまして、こンくれェ安いモンだ。 ――必要になったらいつでも呼びゃァいい。 “かすり傷”で死んじまったら浮かばれねェだろ」 それから、暫く。二人で話でもしたかもしれない。 その日、男はそれ以上、 少年の傷について触れることは無かった。 (-14) 2021/06/30(Wed) 23:45:22 |
【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク「わかりませんか?」 既に"商人"としての顔をしているつもりはない。 顧客を平等に見て、金銭というわかりやすい単位で自分の商人の価値を示してきた。 何よりもわかりやくす、ミロクでいられるものですから。 「私、困っている人か悩んでいる人にしか興味がないんです」 「食べ物の供給、取引の内容に含まれます。」 「私が死ぬこと、取引の内容に含まれます。」 「あなたが死亡、それは価値になりません。」 「子供達の生存、それは価値になりません。」 「どれも、"今"の段階では、です」 「善いことか、正しいことかを判断する際の根拠を、 あなたの言葉を使えば、そうですね、説得してください。 面白ければ、それを対価として取引しましょう。 普段は、既に一つぐらいなら良いのですが……。 命までかかっていますと、今後の商売に関わりますから。 ゆっくり、お話ししましょうか」 (-15) 2021/06/30(Wed) 23:45:25 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ タマオは思考した。己に“誕生日”の概念は存在しない。が、この文化が広まり始めてから誕生日を作るようにしていた。訪れた日をそう定めたこともあったし、立ち去る日をそう定めたこともある。 今回は本来であれば、“何でもない日常の中での、ほんの少しの特別な日”程度になる予定だったのだが。己の虚言を理由に無用はさせたくはない。大変手前勝手な思考でしかないが、これが己の気質だと開き直っている。 (-16) 2021/07/01(Thu) 0:14:07 |
タマオは、呟いた。「己は警官に向いていない」 (t1) 2021/07/01(Thu) 0:14:24 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 生前のことをはっきりと覚えているわけではないが、己は警官ではなかったのだろうと考えている。この瞳を持っていて、公務に就けるわけがない。 幾度姿を変えても、右目の青は変わらなかった。己はこの瞳を自慢に思っているが、付随する印象は少々疎ましく思わないでもない。御客人の青年に言ったことも、すべてが偽りというわけでもないのだ。 (-17) 2021/07/01(Thu) 0:14:57 |
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