【独】 焦爛 フジノ>タマオは、布を開き、その中身を床に転がし直した。ころん、鮮やかな翡翠を閉じ込めた目玉がひとつ。 転がすな!!!!!!!!!!!!! (-4) 2021/07/04(Sun) 21:08:43 |
【独】 流転 タマオ皆に見せてくれると思ったんだけど隠されちゃった。からとりあえず転がし直しておいたよ! アンタの思考回路どうなっているのかしら、後先考えないねぇっ!!!! (-5) 2021/07/04(Sun) 21:11:29 |
【人】 諦念 セナハラきつい消毒液の臭いを纏った男が、重い足取りで歩いている。 目指す先は己が寝泊りをしている宿直室だった。 老いとは恐ろしい。 できる事は増えているはずなのに、 できない事はそれを上回る速さで増えていく。 未だやるべき事は残っている。 しかし一度、身体を休めたかった。 (0) 2021/07/04(Sun) 21:17:20 |
【見】 流転 タマオ タマオは布を軽くはたいた。転がる球体は点々と血の跡を残していく。不思議なことに、目玉を包んでいた小さなタオルには赤い染みはない。床に置かれたために埃が少しついたやもという程度か。 「……洗って返すべきだろうか」 気にするところ若干ズレているんだよなぁ。 (@1) 2021/07/04(Sun) 21:23:21 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「タマオさん」 あなたはあのとき首を横に振ったが、 男は一歩あなたに近づいた。 確かに見えていた、あなたが見えている。 亡くなったはずなのに、姿が見えている。 「あなたはどうして死んでしまったんですか? たった少ししかたっていないのに。 ……いえ、すみません、話したくなければ結構です。 ただ、……今、私は、死に方を探しています。 だから、聞きたくなりました」 りんと通った声がたった一人の空間に響いた。 (-6) 2021/07/04(Sun) 21:24:20 |
【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク「言ってたかァ……? ――マ、人様に命捨てさせようとしてンだ。 おれが死ななきゃうそだろう」 首を傾げたが、よく分からなかった。 気を取り直す様に顔を上げ、至極当然の答えを告げて。 「ンなことより、自負って、お前サン。 恨みでも買ってんのかい。やっぱりこえェひとかなァ」 (-7) 2021/07/04(Sun) 21:32:08 |
【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク「? その理屈はよくわかりませんが。 あなたがそう思うのでしたら。 応援はしませんが止めませんよ」 気は乗りません。相も変わらず。 「恨み? あなた達のような方からは買っていると思いますよ。 私の主人は裕福層で、あまり徴兵を逃れ、商いが成功し、 満足とはいかなくとも不満の無い生活をしてきました。 私にとっては、ですが。 他の人にとっては、贅沢といえることでは無いでしょうか? と、日々思っています」 (-8) 2021/07/04(Sun) 21:45:05 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「……?」 声を掛けられ、自身の身体を確認するように眺めた。納得するようにひとつ頷き、あなたに向き直る。 「本官は銃に撃たれて死にました。戦前のことです。 仔細は記憶しておりませんが、東京駅だったと思います」 今現在の己を認識できているというのなら、これは隠す内容ではない。思わぬところで露見してしまった。先のあれは気のせいで済まされたかと思ったのだが、そうでもなかったらしい。 「己は銃を所持していない為、あなたに同じ死に方は させられないが、他の死に方なら提供出来ないこともない。 と言っても、可能なだけで今現在試行する気はありません」 きっと目の前の人物にとっては突拍子もないことを並べているのだろうなと考えるが、こうなると妙な言い訳を立てるのも正直なところ面倒だ。 「己のように死後に突飛な存在になることなぞ稀ですよ。 あなたは何を理由に死に方を探しているのですか?」 幽霊になりたいが理由なら不確実だからやめた方がいいと思うよ。 (-9) 2021/07/04(Sun) 21:57:07 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラこれはあなたが準備を終えて手術室へ戻ってきた頃── メイジは、ニエカワを前にただ茫然と突っ立っていた。 「──……セナさん、薬は飲ませておいたよ。 ちゃんと眠ってるみたい」 メイジは、薄らと笑みを浮かべながら振り返った。 目だけが、笑っていない。 友達は、一度己が手にかけようとして、 結局やめてしまった。 余計に苦しめるだけだと。 彼はまだ、眠っている。 /* ニエカワくんとのロール、たぶんきりのいいとこまでいったので、……独断で殺しまではしてないことをお知らせしておくわ (-10) 2021/07/04(Sun) 22:06:02 |
【独】 流転 タマオ己も望んで幽霊になったわけじゃないし、死んだ人全員幽霊になるわけじゃないよ(善意の情報提示 ツッコむ所もっと他にあると思うわタマオ。 (-11) 2021/07/04(Sun) 22:20:34 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「はじめから、でしたか?」 翡翠が落とされたあの状況から、あなたがこの場で死んだと勘違いをした。 少なくともここで何かがあったか、……死に至るほどの病気など持っていたか。 どちらとも外れていたようだったが。 「拳銃が楽ではありそうでしたね、少し残念です。 理由ですか? 取引に私の命を商品に、対価を支払われた方がいます。 だから、死に方を、探しています。 事故の方が周りに見つからなくて良いでしょうか? なんせ、経験したことがありませんから」 男は、あなたのようになりたいとは、考えたことはありません。 (-12) 2021/07/04(Sun) 22:27:52 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ「……そう、ですか。安心しました」 それは薬が効いている事に対してか、 貴方が殺めなかったことに対してか。 眠るニエカワを抱き抱えると、手術台へ乗せる。 ポケットから取り出したのは、古いラベルの薬だった。 英語で書かれた機械へ薬を仕込み、管の付いたマスクを口元に被せていく。 「ここのツマミで濃度の調節ができます。 色々書いてありますが、最大にすれば大丈夫です」 どうせ殺すのだから。 感情を殺した、冷たい抑揚の言葉を連ねていく。 ──が、ふと。 「もしメイジくんさえ良ければ、ですけど。 きみの頭を撫でても良いですか?」 柔和な声が、貴方の鼓膜を揺らした。 /* お疲れ様よ、ほんとに……!! (-13) 2021/07/04(Sun) 22:34:03 |
【独】 諦念 セナハラ私は今慌てて吸入麻酔薬の歴史を調べていました 日本だと昭和25年っぽいですね 田舎の病院にあるかは微妙なとこです (なので輸入品のお古ということにした) (-14) 2021/07/04(Sun) 22:36:02 |
【人】 焦爛 フジノ今日も、静かに座っていた。 動き回らず、ただ静かに。 そうしないとお腹が、空いてしまいそうだったから。 雨戸の向こうから聞こえる音は、まだまだ止みそうにない。 (1) 2021/07/04(Sun) 22:38:34 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラあなたの一挙一動を、手術台へ乗せられるニエカワを 知らない機械を、古いラベルの薬を、管のついたマスクを 突っ立ったまま、瞬きもせずに、眺めている。 感情のない説明にただひとつ、首だけで頷いて 「……え?」 やさしげな声にはっと目が覚めたように 丸くした目が瞬き、あなたを見上げた。 「いいけど……なんで?」 (-15) 2021/07/04(Sun) 23:18:27 |
【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ「……はは、なんででしょうね」 渇いた笑いが手術室に響く。本当はわかっていた。 大きな手がそっと貴方の頭に乗る。 包帯の巻かれた箇所を触れないように。 隠れているかもしれない痣を刺激しないように。 撫でるというよりは、なぞるような力加減だった。 「よく、頑張りました」 どうかこの慈愛にも似た想いが伝わらない様にと、願った。 そんな資格は、自分に無いのだから。 (-16) 2021/07/04(Sun) 23:36:25 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク「うん、メイジ。メイジ アキラだよ。 ……理由? それだけでいいんだ」 メイジは足をぶらぶらと揺らしながら、床を見つめている。 なにをどう話すべきか、考えているようだった。 "取引"をしたのだ、誠実に話すべきだろうかと。 その目はただただ、遠くを見つめている。→ (-18) 2021/07/05(Mon) 0:15:24 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「はい、はじめからです」 あなたはタマオの思惑通りに事を受け取ってくれていたらしい。あなたが生きている状態で彼の姿が見えるのは、彼としても想定外だったが。 (-19) 2021/07/05(Mon) 0:23:13 |
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