【人】 遊惰 ロク 間借りしている病室にて。 ベッドに腰掛け、音が弱まった外の方へ視線を向ける。 閉め切られた儘の雨戸。 外の様子は、何一つ窺い知ることが出来ない。 手持無沙汰、右手は耳介を弄っている。 幾らも開けた穴を埋める色取り取りの耳飾り。 白く光る小さな石はそこに無く、穴が一つ、空いた儘。 (1) 2021/07/07(Wed) 22:31:33 |
ロクは、今日も死んでいない。 (a1) 2021/07/07(Wed) 22:32:10 |
【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ「……へへ、ありがと……」 あなたの言葉がもし冗談だったとしても 素直に嬉しくなって、照れくさそうに笑った。 それから、なにか少し考えごとをするかのように沈黙する。 「──ねえフジノ、もし、」 「オレが今、ここから生きて帰るために "悪いことをしている" って聞いてもそう言ってくれる?」世間話をするような調子で尋ねるが メイジは真剣な眼差しをしていた。 (-10) 2021/07/07(Wed) 23:40:06 |
【独】 被虐 メイジ襲撃、二択なんだけど フジノちゃんは殺さないと約束したので 必然的にロクさんか、パスになるんだよな。 セナハラの死体でとらんからとりあえず セナハラ殺してから考えるか・・・・・・ セナハラ殺してから考える。こんな日本語一生つかわん (-11) 2021/07/07(Wed) 23:58:29 |
【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ「……メイジ?」 沈黙の後告げられた言葉に、訝しげに名を呼ぶ。 何を言っているのだろう? 視線を上げ、貴方の視線を正面から受け止める。 「……もし、メイジが、悪い事を、していても。 私に、優しくしてくれたのは、変わらないよ」 けれど、 (-12) 2021/07/08(Thu) 1:05:34 |
【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ「 『私達』も生きないといけないの 」膨らんだ腹に、手を当てて。 フジノという女はそう告げた。 「もし、『私達』にも "悪いこと" をするのなら。私はメイジにとって、 "悪い人" になる、よ」 (-14) 2021/07/08(Thu) 1:10:00 |
【人】 焦爛 フジノミロクの死体を、見つけて。 どれぐらい時間が経っただろう。 フジノは部屋でひとり、硬いベッドの上。 雨風の音はだいぶ、収まった。 ……それを差し引いてもここは、こんなにも静かだっただろうか? 昨日、あの部屋には何人集まったっけ? 腹の膨らみを撫でながら。 フジノはぼんやりと窓から外を見つめた。 (2) 2021/07/08(Thu) 1:14:10 |
フジノは、今日も生かされている。 (a2) 2021/07/08(Thu) 1:34:58 |
【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロクこの男は、商人と取引をした事がない。 しかし金銭に拘る、というよりは等価交換に拘る様に思っていた。 そんな商人と貴方の関係など、微塵も知らなかったから。 歯に衣着せぬ言葉で問いかけた。 「……僕は今、貴方が殺したと仮定して話しています。 つまり貴方が遺体にピアスを着け、 首を縫いつけたと捉えて良いんですか?」 あの少年が人を殺すならもっと衝動的な筈だ。 もし計画するなら、自分に相談をする筈である。 あの少女が殺したにしては、手段が難しい。 首を斬るには相応の力が必要だ。 では姿の見えない人間はどうだろうか。 クレイシならばもっと上手く縫う筈である。 ……タマオはわからない。 彼なら首を斬る力があるが、動機が思い当たらなかった。 目の前の貴方を疑ったのは、ただの消去法だ。 死者を知覚できない男にとっての。 (-16) 2021/07/08(Thu) 2:06:22 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新