人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】   リー   




    なら、いいんだ。
    ……敵対している部族の男と
    会っているなんて、親もいい気はしない。
    それは分かりきっているから、
    何も起きないことしか俺は願えない。


[ 海の見えるリルのほうへ彼女が来ることは
  とても危ない行為であり、
  逆のことが出来ない分気にかけることしかできない。
  惹かれると、彼女のすべてが欲しくなる。
  だから、彼女と別れることがわかった日、
  初めて唇を重ねた。でもその先に進むことはなく
  彼女が好きだと、ぬくもりで伝えて、
  悲しみを滲み出さないようにグッと堪えた。  ]*



(206) 2021/12/04(Sat) 0:12:34

【秘】   リー    → 末っ子長女 シャーレン




   どうして、初めて会った時に
   本名を伝えなかったのか。
   多分それは、信用できなかったから。
   最後だって分かった時に言えば良かったのに。

   苦しい思いをするなんて、思ってなかった。



[ だからこそ本名を知るときは
  最上の幸せが待っているかもしれない。 ]*



(-48) 2021/12/04(Sat) 0:13:18

【人】   シオン

[叱ったわけではないのに、怖がられてしまったらしいことに、ちくりと胸が痛む。

 余った袖の中に差し込んで取った手は柔らかく、暖かく。細い指は、女のそれよりも長そうだと感じた。手を合わせて比べてはいないから、確かかはわからないけど。

 タンスもいずれ新居に運び込まなければいけないし、衣装の身幅を狭くする暇はなさそうだけど、袖も短くしたほうが良さそうだ。身幅は広くても、帯で締めればそれほど問題はないだろう。]
(207) 2021/12/04(Sat) 0:24:39

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

 はいはい。大丈夫だから。

[まるで、女が彼を物陰にて襲うとでも思われているかのようだ。

 まさかそんなはず、ないと思うけれど。

 見ないでと言われても、どこか艶めかしい仕草で服を肌蹴る彼に視線を奪われる。仕切りの上の隙間からある程度光が差し込み、仄暗い中で知らず知らずのうちに唾を飲む]

 あ、ごめんね、服、貸して。

[半ば強引に(それでもやぶけないように)服を受け取ると、するりとカーテンの隙間から外へ出る。]
(-49) 2021/12/04(Sat) 0:26:14

【人】 怪力 シャオロン

[残念ながら教養はない。
村の手習い所には通えなかったから、最低限の読み書きと計算ぐらいしか出来ない。
彼女は異国の読み物を読める家庭で育ったらしいから、話が噛み合わなくても仕方がないだろう。

人を起こすのにキスをするらしい。
本当にそんなので人が起きるのか?
揺さぶった方が効率的ではないか。
どうにも「おうじさま」に魅力を感じないが、それは小龍が男だからなのだろうか。

詳しく聞くことよりも、彼女に現れた獣耳の方に興味がある。
感情と連動するようにぴるぴると動くさまを観察し。]


 ああ、狐が化けて人型になったって訳でもないのか。
 そうだよな、ヒトが本来じゃなきゃ、ヒトと子作りなんかできないか。


[では獣型になって逃げるという案は却下だろう。
彼女が逃げたいならば、別の方法を考えないといけない。]
(208) 2021/12/04(Sat) 0:26:33

【人】 怪力 シャオロン

[身体を離したのに鼓動は落ち着いてくれなくて。
それは彼女も同じなのか、驚くと出るという耳も尻尾もまだ消えていない。

「探し物」は何かはわからないが、婚礼衣装にも関わらず飛び込もうとした理由はわかった。

両手で顔を覆う様子に、笑ってしまったのを反省する。>>202]


 ……悪かったよ。

 事情はわかった。
 ケジメをつけたい、みたいなもんだろ。

 お詫びに、俺が探してやるから、何を探してるのか言ってくれ。

 
(209) 2021/12/04(Sat) 0:26:59

【人】 怪力 シャオロン

[近くの木の枝を折った。
力を使う一瞬だけ、髪が赤く光る。
瞬発的なものだから、すぐに消えたが。]
(210) 2021/12/04(Sat) 0:27:12

【人】 怪力 シャオロン



 顔あげてろよ。化粧が崩れるぞ。
 落ち着かないなら花の数でも数えてろ。


[枝の先を指で研磨し、釣り針のように先端を曲げる。
彼女が顔を上げたなら、先程作った子供用の花冠を輪投げのように放って彼女の尻尾に引っ掛けた。**]
(211) 2021/12/04(Sat) 0:28:42
怪力 シャオロンは、メモを貼った。
(a25) 2021/12/04(Sat) 0:30:12

【人】   シオン

[彼の婚礼衣装を受け取り、彼を物陰に置き去りにして出て来ると、近くの箱に衣装を置いて真ん中辺りをたたんで縫い、丈を詰めたあと、袖も折りたたんで短く縫った。

 作業が終われば、カーテンの隙間から衣装を持った手を差し入れた。]

 応急処置だけど、さっきよりは不格好じゃないと思う。

[中が見えないように目線を逸らして*]
(212) 2021/12/04(Sat) 0:30:15

【独】   シオン

/*
コピペミスって大慌ての巻
きづかず投下しなくてよかった〜
(-50) 2021/12/04(Sat) 0:34:54

【独】   シオン

/*
スマホにはマウスないからメモ帳からコピペしにくい
(-51) 2021/12/04(Sat) 0:46:18

【独】   シオン

/*
他の人と絡めてなくて申し訳ない
というか残念に思う
(-52) 2021/12/04(Sat) 0:54:18

【人】 翠眼 ユンチェ

― 新居前 ―

[袖の中繋いだ手は、とてもあたたかくて柔らかくて。
 自分よりも背が高いひとだけど、その指は自分のよりも弱々しい感じで。

 ……と思ったら。
 物陰の薄暗い中で衣装を脱げば、その人は自分に何かして来るのではなく……なんとその衣装を持って出て行ってしまった。>>212]


 え?

 え、あの……僕、どうなるのこれ……


 うぅ……


[薄衣一枚でこんなところに置き去りにされて。
 何か酷いことが起こる恐怖よりも、何が起こるかわからない不安のほうがずっと強くて。
 こんなことをするひとがいなくなったことよりも、こんなことをするひとでもいてほしいと思いが募ったりで――こういう上級者向けプレイがあるとかいう話を文献で読んだことがあったかもしれないが頭には思い浮かばず。]
(213) 2021/12/04(Sat) 0:58:12

【人】 翠眼 ユンチェ

[小さな物音と共にカーテンが微かに開けば、丸まった体がびくりと震えるけれど――とても意外な結果が入って来て。
 差し込まれた手にある衣装を受け取ってみれば――明らかに様相が異なっている。

 翡翠の瞳を丸くしてから纏ってみれば。
 その腕は、ユンチェの手が衣装に埋もれるのではなく、自分の手が袖から顔を出した。
 その脚はユンチェの裾が地面について靴で踏んでしまうのでやむなく腰元で引っ張り上げなければならないこともなく、華奢な自分の足首が微かに顕になっている。]


 わ…っ

 すごい…!


[その場でくるりと一回転。
 自分の体が完成したかのような感覚。]


 ありがとうございます…っ!

[もしカーテンの隙間に、あるいはすぐ外にこのひとの手があったなら、迷わず両手でとったことだろう。*]
(214) 2021/12/04(Sat) 0:58:47

【秘】 翠眼 ユンチェ →   シオン


[物陰にては最大限の哀願で譲歩してもらったもので、厳密には物陰でなくても襲われると思っているのはさておき。


 見ないでと言いつつも、男の華奢な体に価値があるとは思ってはおらず。

 実は肌着も婚礼用に誂えられたものであり、これも大きさが合わないのである。
 婚礼衣装であればぶかぶかだと丈が余るだけでいいのだが……肌着はサイズが異なるとずり落ちるのだ。
 なで肩なものだから襟は上手いこと引っかかってくれず、肩やら鎖骨やら出てみっともない――というのが見ないでと言った理由だったのだが。]


 …………。


[唾を飲む音によって、このみっともないに意味が生まれてしまった――そんな予感がした。**]
(-53) 2021/12/04(Sat) 1:09:51

【人】 狐娘 レイ

[獣耳にシャオロンの視線が行く。
あまり注目されると恥ずかしい。
両手で早く消えてほしいと願いながら耳を抑えた。]


 こ、子作り……っ、
 
……は、したことがないから……分からない、けど……



[改めて子作りの話をされて顔を真っ赤にした。>>208
なぜそうもしれっと言えるのか。
男の人からすれば大したことないのだろうか。
確かに、その為の婚儀ではあるものの経験のないレイからすれば、それは言葉にするのも恥ずかしいものだ。

彼が真剣に逃げ出す方法を考えてくれているとは気づかずに、レイは耳まで赤くして俯いた。]
(215) 2021/12/04(Sat) 1:19:43

【人】 狐娘 レイ

[耳も尻尾も感情の揺れ動きで飛び出すもので。
驚いたり、酷く感情を乱されれば意図せず現れる。
飛び出してしまえば、一定の時間が経たなければ消えることはなかった。
だから耳を抑えても、なかなか消えることはないのだけれど。
感情を表すように揺れる耳は、少し恥ずかしく隠したくなってしまう。

笑われたことに素直に謝罪を返されれば、あまつさえ代わりに探してくれるという。

けじめ、というのならそうなのだろう。
ロンとの最後の繋がりを望んだのかもしれない。

一族のためを思う婚儀と、自身の強い願いである思いに揺れ動きながら、結局は一族のためを取った。
これはロンとの別れの儀式なのかもしれない。]


 ……指輪、なの。
 透明な石に白い花が嵌め込まれた、子供の指輪。


[それを付けたのは一度きり。
でも鮮明に覚えている、彼が作ってくれた大切なものだから。]
(216) 2021/12/04(Sat) 1:20:07

【人】 狐娘 レイ

[木の枝が折れる音に顔を上げてシャオロンを見つめた。
その一瞬だけ見えた光に目を瞬かせる。

見覚えのある鮮やかな赤。>>210


 ……っ、……!?


[見えたのは一瞬だけ。でも忘れられない。
見つめていた眼がみるみると見開かれていった。]
(217) 2021/12/04(Sat) 1:20:45

【人】 狐娘 レイ

 
 まっ……、


[思わず手を伸ばした。
赤が消えない内にと。
その一瞬の光はすぐに掻き消えて、今は黒髪が揺れる。

まるでロンを望んだわたしが見せた幻かと思う程の間。]


 ひゃんッ……!!


[言葉にならずに戸惑っていれば、尻尾に違和感を覚えてピンと背筋が伸びた。
びっくりして変な声が上がる。
振り返って、揺れた尻尾を見ればそこには花冠が掛けられていて、――ロンと花冠を作った記憶が鮮明に蘇る。]
(218) 2021/12/04(Sat) 1:21:32

【人】 狐娘 レイ

[伸ばした手は今度こそ、彼の腕を掴んだ。]


 
……待って!


 この花冠、シャオロンが作ったのっ?
 髪、髪は……っ、赤い髪……

 名前……っ、そう、名前っ……ロンって……
 シャオロンって……


[掴んだ手の力がぎゅうと強くなる。
確かに捕まえかけた記憶の端。
消えかけてしまいそうで離したくなかった。

自分でも説明がつかず、戸惑いに脈絡のない言葉が紡がれる。
ヴィス族にいるはずのロンの代わりにいたのはシャオロンで。

でも、だったら、どうして。

私のことを覚えていないの?
という考えまでには至らずに―――。**] 
(219) 2021/12/04(Sat) 1:22:40

【人】   シオン

[物陰からゴソゴソと服を着る気配と衣擦れの音と感激の声の後、彼は飛び出して来て、女がお腹辺りで組んでいた手を取って暖かな両手で包み込む。]

 よかった、問題なさそうで。きっと、君の花嫁も気に入ってくれるはず。

[未だに彼をレイの婚姻相手だと勘違いしたままだから、素敵とかかっこいいの褒め言葉は言わないでおく。

 万が一にも、向けてはならない感情が芽生えないように。]
(220) 2021/12/04(Sat) 1:45:38

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

[なんとも思っていない。今は、まだ。さっき見た艶めかしく肌蹴た姿も、記憶に留めないようにしないといけない。

 婚姻相手が誰だろうと同じこと。穢れた身で番う相手を穢して、無垢なる命を生み出す。

 それだけ。

 女が罪悪感に耐えられるのかは今はまだわからないけど。]
(-54) 2021/12/04(Sat) 1:46:07

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

 君が。君と君の花嫁が、幸せになれるように祈ってる。
(-55) 2021/12/04(Sat) 1:49:17

【人】   シオン

[少し屈んで彼の耳元で囁く。

 遠くの方から女の名を呼ばわる声が聴こえた。後から出発した両親がこちらに着いたらしい。]

 呼ばれちゃったから、行くね。

[またね、と、手が包まれたままなら離すように促して、両親の元へ。]

[彼の名前を聞いてないし、女も名乗っていないことに気づくのは後の事。**]
(221) 2021/12/04(Sat) 1:49:34

【人】 御曹司 ジャヤート

>>193朗らかに笑うところもまたまぶい。
森で獲れる果実と聞こえたがヴィス族以外にも森を生活圏にしている一族がいるのかと初見の知識に世界の広さを覚えた。
可愛らしく食べる姿などいつまでも見ていたくなる程であったが目的地に到着したのだから別れぬわけにはいかない。
何せ此処にはこれからジャヤートの嫁も来るのだ。
どの様な芋娘であっても人妻と二人で居るのは流石に不貞であろうし筋ではない。

 幸いにも中は既に粗方準備が整っているようであった。
家具に装飾品とジャヤートが住むに相応なものを用意してある。
ヴィス族は質素と言うがこの程度であれば贅とは言えまい]


 オレも名残惜しいよ、本当に。
 ではな。


>>194誰かが年貢の納め時だと言っていたが誰がなんだと言おうとしたところで後ろ裾を引かれる。
振り返ると最高にまぶい可愛い子が裾を握っており小さな手可愛いなと思いながら振り返る]
(222) 2021/12/04(Sat) 2:10:28

【人】 御曹司 ジャヤート

 いかにも、オレはジャヤートだ。
 リル族きっての豪商の跡取りにして次期頭領とはオレのことだ。
 よく知っているな。
 誰か商人に聞いたのか?


>>195偉い子だと砂糖漬けの干しレモンをもう一つ差し出す。

 然しながら花嫁衣裳で新しく夫となる者がいるであろうに他の男を捕まえるのは体がよろしくない。
だから早くお行きと背を押すつもりであったが間近で聞えた言葉に流石に耳を疑う]


 ん、マンユゥ? ヴィス族?
 いや、君がヴィス族なわけないだろ。
 ヴィス族っていうのはこうな。
 皆芋のようにコロコロしていると聞いている。
 君はどう見ても白桃だ。とても可愛い。
 オレ好みの女だ。


[だから違うだろう。
小首を傾げ記憶を辿る]
(223) 2021/12/04(Sat) 2:10:45

【人】 御曹司 ジャヤート

 いや、あんのえばりくさった婆さんからは……。
 ん、待てよ。
 確か雷に打たれる前に名前も聞いていた気がするな。
 ……いや、マン……ボウ?


[頭の惜しいところまで出かかっている感覚がする。
拳を握り額を幾度か軽く叩くがからからと軽やかな音がするわけでもない]
(224) 2021/12/04(Sat) 2:10:56

【人】 御曹司 ジャヤート

 …………そう、マンユゥだな。
 マンユゥだ。
 それがオレの嫁になる芋のようなヴィス族の女の名だ。

 ……はて?


[様子を伺う眼差しを受けて柔らかく微笑みを向ける。
目の前にはマンユゥと名乗るヴィス族であると名乗るまぶい女がいる。
刷り込まれてきた知識と目の前の現実の狭間で眉間に皺を寄せていき膝を折って目線の高さを合わせるとまじまじとマンユゥを見つめた]


 どういうことだ?
 オレ好みのこんなにまぶい子がオレの嫁でヴィス族、だと?
 聞いている話と全然違うんだが、どうなんだ?


[そして全ての答えをマンユゥへと丸投げした。**]
(225) 2021/12/04(Sat) 2:11:07

【人】 翠眼 ユンチェ

[自分の花嫁とも限らないのに、だとしてもまだ花嫁になっていないのに、自分の手になったことが嬉しくて女性の手をとってしまったのは過剰だったかもと少し後悔した。
 だって、このひとは自分の姿を評してくれるのに言葉を選んでくれるのに。>>220
 ――このひとが先ほど手をとって物陰に連れ込んだことはさておき。]


 はい、ありがとうございました


[家族に呼ばれたらしいことに気付くと、深々と頭を下げて見送って。
 手のひらに残ったぬくもりを意識して良いのか悪いのか――名前を聞くか告げれば判明したかもしれないが、このときは思い至らず……年齢や結婚歴を聞くのはさすがにアレだし。

 少なくとも
 願ったほうだったとき喜ぶのは良くても、願ったほうでなかったとき残念に思うことだけはやめようと強く思った。**]
(226) 2021/12/04(Sat) 2:14:08

【秘】 翠眼 ユンチェ →   シオン



 …――おねーさんも、どうかお幸せに


[囁かれて。
 このひとが自分の妻となる可能性が下がった。

 だって。
 こんな素敵なひとが、幸せに至れなかったなんて思いたくなかったからだ。**]
(-56) 2021/12/04(Sat) 2:17:32
 




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