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【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「成程。……小生はそちらの立場を問わないのだが。政府にしても革命派にしても、シュシュさんのような人が、相手方の利益に大きく貢献しているとなれば目の上の瘤だろうと思う」 「単純に腕の立つ者よりも、どうにも別の者たちが目をつけられているだろう? 基準は派閥で当然違っている。革命派は掃除屋が嫌いらしい」 静かに、つとめて静かに。ミズチは述べたつもりだ。とりわけ、掃除屋について述べる時は意識をしていたのだが、そこはどうにも怒りが滲んでいるようにあなたには聞こえただろう。 「シュシュさんに目をつけるのは、どちらの側だろうな。小生は、シュシュさんを敵にはしたくないものだ」 ふ、と息を吐く音がした。 (-191) 2021/12/14(Tue) 21:25:30 |
【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート「 い"っっっ 」右拳はもろに喰らった。当然身構えていなかったため。 きっと昔からそうだったんだろう。 貴方の友は、貴方のする事だけは何も拒まなかった。 拒むつもりがなかった。 「…気が向く向かないで返すかどうかは決めないくせに 『腹が立ったから』で人をどつくのか。」 さりとて文句を言うかどうかは別の問題だ。 不平不満を垂れながら片手を小突かれた箇所へとやって。 血が出ていなければいいけど。手甲の角はえぐい。 「折れやしないさ。 言っただろう、 俺はお前が居なきゃだめなんだ。 お前の許しを得なければ、折れる事も死ぬ事もできやしない。 お前が居る限り、そしてお前がこの剣を折らない限りは」 フランドル・スキアーは、決して心折れる事はない。 己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。 これまでも、そしてこれからも。 (-192) 2021/12/14(Tue) 21:32:05 |
【秘】 貴方の剣 フランドル → 残氷 の エアハート託すものを託し終えれば、徐に踵を返し、貴方に背を向けて。 「そいつは確かにお前に預けた。 政府にくれてやるのは、俺のものでも、お前のものでもない。 ただの"哀れな役者"を演じる為の小道具だ」 今は貴方に預けたものは、剣と杖と、誓いだけ。 薔薇の意匠の短剣は、政府の元に、この街に捨てて行く。 それが今どのような色彩を呈していようとも。 「じゃあな、ハーディ。 預けたものは、俺が戻って来た時に まだお前の剣と認めてくれるなら… 認めても良いと思えたなら、返してくれればいい」 揺れ動く貴方を一人残し、かつん。 陰は"哀れな役者"を演じるべく、踵を鳴らして去って行く。 動揺はすれど、職務を優先とするさまに。 今は少しだけ、安堵を覚えるものだった。 だって、本来の貴方であればきっと それこそ形振り構わずに行動していただろうから。 (-193) 2021/12/14(Tue) 21:34:18 |
【秘】 百識眼 の シュゼット → 花売り妖精 アイシャ自身が何で濡れようと構わず。 「ばか、あんたみたいな娘傷付けて良い道理があるわけないじゃない。いい子すぎるのよ。 こんなになって大丈夫なわけないじゃない、背中のはぜったいに取り返すから安心しなさい」 長い付き合いだ、ある程度察していたのだろう。 ただそれを明かすわけでも、冗談でも羽をくれなどと言う事は無かった、言わず見守る事が互いの為としていたから。 「それじゃ服、脱がすわよ」 服越しでもその凄惨さは伝わってくるものがあるが、処置をするならば直に容態を観察しなければいけないだろう。 「医療系じゃないにしても自分とトコで売ってる道具の使い方くらいマスターしてるわ、だから安心して。 ちなみに薬が効きすぎたり効かなすぎたりしないわよね?」 (-194) 2021/12/14(Tue) 21:46:23 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 花売り妖精 アイシャ「……おや、アイシャ君」 視界の外、随分下から掛かる声。 心当たりは一つしかないし、それに声は聞き覚えのあるものだ。 「君の方が…いや、無粋だな。 いいとも、話があるなら入ると良い」 ──そこまでやるか、と。 赤黒く染まったローブに一度眉を顰めて。 そう願うように、"大丈夫"と繰り返し口にしていた貴方の姿。 何より自身の立場に、出掛かった余計な言葉を引っ込めて。 場所はきっと、役者騙りの部屋の前。 貴方に一つ了承を返し、扉を開いて室内へと招いた。 (-195) 2021/12/14(Tue) 21:53:09 |
【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「いや普通にいると思いますよ、処女育ち。 それはさておき、貴方非処女だったなら、 余計にそんな怒る理由、特にないじゃないですか。 ……とは言え、狙ったのはそうです。 貴方、下手に敵対側の人間より身近な多少心許した相手に こう言う事されると堪えるかな、と考えたもので。 これを貴方に明かしてしまえば貴方堪えないでしょうし」 最低最悪のカスの様な発言をしているが、やっぱり悪意は無い。殺意も狂気も愉悦ももっとない。何度見ても、悪感情ではない。それが善意100%だったなんて、貴方に伝わるかは不明だが。 「ははは。落ち着いて。 どれの事言ってるのかさっぱりわからないです。 何でそんな手錠嫌いで?過去になにかありました? 私を嫌いになるのは構いませんが、殺されるのは困ります。 普通に抵抗しますし返り討ちにしかねませんよ。 あ、強姦をやり返されるのもちょっと。 精一杯殴り返します。被虐趣味、特にないもので」 シレッっとした澄まし顔でそう言っている。 ここまで堂々と開き直る暴虐があるだろうか。あった。 最もこの男も無意味にこんな事をする男ではない。 それは貴方もご存じだろうから、述べた通りの意図だろう。 とは言え、叩く程度は素直に受け入れている。あ痛っ。 (-196) 2021/12/14(Tue) 22:04:18 |
【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ「あいや旦那のお陰さんでだいぶあっしの立場ってぇんがわかってきた。 しかも大旦那の所業次第ってこって、まったくしょうもねぇハナシでさぁ」 つまり、首輪の製造に関わっていると知られれば革命派の、大旦那が珠響玉に仕込みをしている一派だとすれば政府に、両方にとて都合が悪く、体よくトカゲのしっぽ切りに使われかねないと言うこと。 「聞かせてくれてありがとうごぜぇやした」 「・・・」 「旦那は・・・潜んでやがる革命派が誰か存じてるんで?」 (-197) 2021/12/14(Tue) 22:05:27 |
エアハートは、いくらなんでも酒場の男全員が非処女はないだろう……と、さすがに考えた。 (a30) 2021/12/14(Tue) 22:06:37 |
オーウェンは、何だか酒が不味くなった。部屋の前のクリーニングが済んでないからか。 (a31) 2021/12/14(Tue) 22:31:08 |
【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドルさすがに手甲と己の腕力の威力の自覚はある。 血が出ない程度にちゃんと手加減済みだ。 それにしたって痛いだろうけども。 「すみません、今何処かの誰かがミスをしたせいで、 すこぶる手が暴れ足りないらしくて。 ついこうしないとやっていけなかったらしいですよ」 ああ言えばこう言う。腹が立っただけで手を上げたのも事実。 ただ、そんな突発的な衝動を起こすくらい感情が揺さぶられて いるのを、貴方はどう思うだろうか。嬉しいと感じるだろうか。 「──許しなんて、絶対出しませんよ」 随分な独占欲を、任務用の顔の癖に含み、滲ませて。この男は独占欲も劣等感も嫉妬もあらゆる感情を常に向けている。 それでも、いつも貴方がずっとこちらを見てくれていたから 安心できたから、その顔を見せなかっただけだ。 「何があっても、他人に折られるのを許しませんから。 ……折る位なら、私がこの手で直々に折ってやります」 暗にそれはもう、貴方を剣と認めているのと同じ事。 去っていく貴方を引き留めたい気持ちと、それに反して全く動かない身体に、ただ目を伏せるしかなかった。 心は、去る貴方を引き留めて抱きしめてしまいたいのに。 遠くに行きたいどころか、傍にすら、在れなかった。 (-202) 2021/12/14(Tue) 22:44:50 |
フランドルは、どつかれた所は地味に痛むし寒気はするし。 (a32) 2021/12/14(Tue) 22:50:53 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「こんな汚い街で今更そこは気にするんですね。 それこそ掃除屋やその見習いのお仕事でしょう。 案外雇用が生まれていいかも知れませんよ」 猫、可愛いですよね。と同意している。 苦渋の決断で餌を渡せないのを想像して微笑ましい目。 「……半分だけ、流れている、か。 それは、大変でしょうね。……分かるとは言えませんが、 同じく別の血が流れている子の苦労は聞いた事があります」 自分はひたすら貴族を憎み呪っていたけれど、 彼ら「半分」の者にとっては、現在も進行している話で。 そう思うと、苦労を偲んで溜息の一つだって出てしまう。 「苦労の形も、その重さも比較にならないでしょう。 私もこの国で言う“下級市民”の出ですから、 他人にどうにもならない生まれで何か言われる── その鬱陶しさは、少しは理解できる部類と思います。 でも、やはり不思議ですよ。ねえオーウェン。 貴方は私ほど、何かを恨んでいるように感じられない。 確かに人付き合いを避けていますが、 逆に言えばこの世界の差別と上手く付き合っている。 ……革命軍に入る理由が、見当たらなく思えます。 一体どうして?」 (-203) 2021/12/14(Tue) 22:54:29 |
ミズチは、何某かの意識を向けられたような気がしたが、その正体は分からずじまいになったのだった。 (a33) 2021/12/14(Tue) 23:47:30 |
【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「ここは特別そうでしょう 大蛇の腹の中。吹き溜まりのヨルムガンド。 英雄になれない者達の、犠牲の上に立つ街です」 墓守だった者はそう認識している。 それでもこの街を嫌うことはできない。 「剣と心を捧げる先は彼の者に、と」 彼の『隠し事』はこれだったのだと、理解した。 この騎士は守るものを失わなっていないのだと、羨ましくも思った。 誰も彼もが明日を見ている。明日しか見ることができない。 より良き日々を得ようと足掻いている。 ―――だから。 親しい者達が連れて行かれる事がわかっていながら、傍観を選んだ。 ほんの少し耐えればなにかが、変えられるのだと。そう思ったから。 (-206) 2021/12/14(Tue) 23:56:05 |
【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* あのですね、スカリオーネの旦那がさぁ、旦那が。旦那が、旦那が。可能性の話をした時に「過去」ってワード使ったの思い出しちゃって、どうしよう睦月は同人誌の可能性におののいているのに、ミズチは単純に好きな人たちの過去の話を気にしてしんみりしていておれのなかで感情がねじれの関係。今日も残機が。 (-207) 2021/12/14(Tue) 23:56:56 |
【秘】 灯屋 レイ → 仮面の役者 フランドル「私は観客の立場に甘んじていました。 彼女達が傷つく事は、仕方がないと。 貴方達の活動にそう思える理由が欲しかった。 納得できる理由が欲しかったんです」 そんなもの、与えられはしない。 薄々わかっていた事だ。 「……それはまた、都合の良いものを提示してくれますね」 差し伸べられた手。酷く魅力的な提案だと思う。 この騒動の前ならすぐに握り返していただろう。 「ですが、内容次第です」 脳裏を掠めたのは、番犬の名を与えた者。 彼をひとりにはできない。それだけは悩む必要もない。 (-208) 2021/12/14(Tue) 23:57:28 |
スカリオーネは、新聞から興味を失ったので窓の外を見ている。 (a34) 2021/12/14(Tue) 23:59:00 |
【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ/* 闇はしてないんですけど、してないと思うんですけど、人を占うとすぐその人が吊り先指定されるんですわ。 三回続けてってそんな事あります?どうして?? 鳥はいつでもカモンですわよ。アクションで食べてってもいいのですわ。まだまだあるので食べて。チキンはいいぞ。 エピ後楽しみにしてますわ〜〜〜!!半分終わってるってほんとに?震えながら待ちます。こちらこそまだまだよろしくお願いします〜〜! (-209) 2021/12/15(Wed) 0:02:13 |
【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 百識眼 の シュゼット鑑識眼など持ち合わせていない為に当然石ころにしか見えないそれを不思議そうに眺めてから、瓶に視線を移す。 愛想があるんだか無いんだか分からない女性である。 話が早くて助かるのだけれど。 「あっ、そーゆーのそーゆーのぉ♡ スッゴイまずそーだけど効果は期待しちゃうよねぇ♡ ロッテが舐めたらカニさん砕けちゃうかもだけどぉー。 ん〜〜……どのくらいなんだろー? 金貨1枚とかってテキセー価格?」 大きな声では言わないが、正直金には困っていない。 荷物から無造作に金貨を1枚取り出すと、ひとまず見せて小首を傾げた。様子見。 しょうもないブツを押しつけてくる事は無いとの信頼の上で。 (-210) 2021/12/15(Wed) 0:02:38 |
レイは、チキンがおいしい。これチキンなんですかね?チキンみたいな味がするのできっとチキンです。 (a35) 2021/12/15(Wed) 0:02:50 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチこちらのことを気にするのも意に介さないように、 死霊術師は席を立ち、自らの工房にへと向かおうとしている。 今まで様子を見ていた限り、昼食を食べたような気配はない。 ……というより、元よりそれほど食べる質ではないのだろう。 普段の様子からしても、この死霊術師の女は菜食中心の食生活だ。 下層街の、あまり目立たぬ路地裏の、さらに奥まって埃っぽい処。 隠れ家のようにある場所へとあなたを案内する、そこが工房だった。 (-211) 2021/12/15(Wed) 0:08:23 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……置いてあるものは、勝手に動かさないで」 一見して乱雑なように見える内装。 こだわりがあるのか、真っ先に口にしたのはこの一言だけ。 何かの巨大な生き物の遺骨のようなものを指して、 あなたに座るように促した……これが椅子代わりらしい。 「……それで?」 とだけあなたに問う。何を聞きたいのか、と。 /* おまたせしてしまい申し訳ございませ〜ん! (-212) 2021/12/15(Wed) 0:08:40 |
フェリックスは、ノアベルトへと、不透明な笑みを向けた。 (t0) 2021/12/15(Wed) 0:09:04 |
チェルシーは、今日の風さん………………………騒がしいですね…………………………と言った。 (a36) 2021/12/15(Wed) 0:12:54 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 ―《黄金の海》近辺― ヨルムガンドは砂漠と海の境界に立つ。 豊かなる海を背に砂上船で砂漠を数刻泳げば、金色の岩肌を敷く《黄金の海》と呼ばれる地帯に辿り着く。 普段は体の大きい砂蜥蜴の類や気性の荒い大怪鳥などが闊歩し、隊商も冒険初心者も基本的には避けて通る場所である。 そのモンスター達が今はどこぞに身を潜めている。 “原因”は巨大な図体をゆっくりと――とはいえ、巨体ゆえの尺で決して油断できる速度ではないが――遠く海へと向かわせている。 砂色の発達した甲殻、ひと振りで塔でも崩しそうな鋏。 不意に見上げただけではそのフォルムの正体を掴めないだろう。 ひたすらに巨大な、蟹である。 それが、今ここには2体。 (@6) 2021/12/15(Wed) 0:22:01 |
アイシャは、ぼうっとお花を並べています。 (c6) 2021/12/15(Wed) 0:28:30 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 腕に覚えのある冒険者達が砂上船を次々に降りて行く。 リーゼロッテもまた、地上に下ろされた馬に飛び乗った。 「ひゃー、でっかいねぇー! これはお鍋には入りきんないなぁー」 船上を振り返って暢気に手を振って、槍を構えて手綱を引く。 ―――さて、蟹のほうはといえば。 渡りの時期で気が立っているらしく、向けられている敵意に応じんと早くも鋏を振り上げていた。 ズ ズ ン!! 落とされた鉄槌は地面を文字通り砕き、辺り一帯を揺らす。 流石にこれが直撃する者はいないようだったが、地割れに一人ばかり足を取られていた。 一瞥し、それがヒーラーでないことを確かめると馬を走らせる。 非常にざっくりしたものだったが、作戦は聞いていた。 「んー、やっぱ足辿って走るのはムリだねぇ」 あわよくば、と言われていた考えを捨てて足元へ。 (@7) 2021/12/15(Wed) 0:32:21 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート「被虐趣味があったらこんなところにもいないでしょうし。 反乱もしないでしょうよ!! ぁ〜……最悪、もう誰にも会いたくない」 引きこもりそう…、布団に潜って顔を隠す。 ふと言い忘れたことはだけ放つ、本当は帰ってほしい。 今は顔を見るのも、なんか、嫌だ。 「そうだ、例の監視の首輪、あるじゃないですか……。 この後それつけてお偉いさんのところ行ってくるつもりです。 実際あたくしはまだ無実ですし、なんなら、 記録されたらまずいもんの方が知ってるんですよ。 適当に悪いもん見まくって、内部崩壊させて。 まずはこの魔女狩りみたいな炙り出し政策から消しましょう、異論あります?」 (-213) 2021/12/15(Wed) 0:33:25 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート ・・・・・ 「ああ──そいつの話は知っている。 苦労の共有もした。俺達革命軍は…… ある程度息苦しさを抱えているものだな。 同情してはやらないけど、………」 猫の話も、考えて。 ああそうだ。この街には、と。 「……確かに、誰を強く恨んだことはないな。 おたくの言う通り、俺は最大限にこの街に順応してるさ。 仕事さえしてりゃそれなりに蜜は吸える。 酒場で馬鹿どもとバカ騒ぎするのも…… 何だかんだ言って、悪くないとさえ思ってやる」 良いものだ、と思えるものは沢山あったりする。 どれだけクソッタレた世の中でヒーコラ働いても、 それでもいいかな、と思えることは、ある。 「だが俺は……それでも、この街のことが嫌いなんだ。 黄金と夢に魅せられた貴族や下賤の民は、厄介事ばかり起こしやがる。 上が肥え、下が絞られ、そのしわ寄せは……辿っていけば、その先にあるのは、俺ら冒険者だ。 悪党どもが暴れればケツを拭き、稼いでる奴らは紙一つでコキ使って来る。俺達は……真の意味で蔑ろにされているのは俺達なんじゃないか?そう思ったら──」 ▼ (-214) 2021/12/15(Wed) 0:38:52 |
【秘】 百識眼 の シュゼット → 騎兵 リーゼロッテポンと金貨が出てくる気前の良さ、正直適正価格ではないがここで恩を売っておけば後々の利益になると判断。 「よし売った! あとふたっつほど足りゃしやせんが、折角わざわざ出向いて『ハク付き』をやろうってんだ、特価でお手伝いさせて頂きやすよ。 そのかわり、今後ともシュシュさんをご贔屓にどうも」 ひと舐めで、は流石にセールストークだが効果は確かなもの。 貴方のシュラール商店はこの街には珍しく客に優しく堅実な商売をモットーとしている。 コト、っと瓶をそちらに置き差し出す。 「他にも回復薬に補助魔法スクロールとあって嬉しい品々もご一緒にどうですかぃね?」 サイドメニュー。こちからは欲しい物を欲しいぶんだけ適正価格で取引しただろう。 (-215) 2021/12/15(Wed) 0:40:14 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス「死んでもお断りよ、そんなもの」 死霊の術を持てど、処世の術を持たず。 多くの術師の中にはそういった偏屈な人間も少なくはないだろうが、 死霊術師と呼ばれる者から、それを見つけるのに事欠くこともない。 この〈泥掬い〉の異名を持つ女も、そんな死霊術師のひとりだった。 「そうね、そのまま這い上がれないほどに足が沈んでからでないと、 何にも気付けない愚か者ばかりなんだわ、この上の連中は。 ……持ちきれない財宝を抱えたまま、地の底に沈んでしまえ」 「……それなら、恋物語をお聞かせ願おうかしら」 (-216) 2021/12/15(Wed) 0:40:41 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット「いや? 幸いなことに、見つけられていないな」 残念ながら、ではないらしい。無意識に出た言葉だった。 この絡繰りもどきは昨日と比べれば随分と落ち着き、 平時に近いように見えているが、その実まだどこか思考回路が狂ったままだ。 「己の力不足が歯痒く、口惜しい。その程度だ」 本当に、ただそれだけのことだった。 ミズチにとっては。 「……礼の言葉は受け取った。こちらこそ礼を言う、話をありがとうシュシュさん。肝臓はそちらが店にいる時に取りに行く」 普通のものに戻った声でそう告げられた。内緒の話は一先ず終いの構えだ。引き留められなければ、このまま姿を消すだろう。 (-217) 2021/12/15(Wed) 0:44:35 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ここにある、誰かの誇りを──四方に運んでた。 ……俺はどうでもいいんだよ、黄金と夢の為に犠牲になる下層市民なんか。 この街が壊れたら、冒険者はもっと遠くへ羽搏ける。 ひっくり返るなり、あるいはより締め上げがひどくなって都市が立ちいかなくなりゃ……俺はそれでいい」 顔を近づけて、目を細めて、そう囁く。 嗤っていた。けれどそれは、どことなく疲れのある笑み。 まるでその勘定に。羽搏く者に自分を含めるのを、とうに諦めたような。 「反感を抱くならそれでいい。付き合いきれねえってんならそれだって別に構いやしない。 俺もなんでここまで話しちまったもんだか……酒の席の気紛れ、ってことでひとつ、勘弁してくれ」 (-218) 2021/12/15(Wed) 0:47:28 |
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