【秘】 観測用 カムイ → 看守用 バンドッグ観測用はやはり部屋にいなかったが、 日を改める程でなく戻ってきただろう。 「御機嫌よう看守用。今度は何だ」 すっ、と隣に腰掛けつつ、観測用はあなたの話を聞く。 観測用も第二層へは出ており、主に思わぬ罠が無いかに目を向けていた。 本当に、完全に警戒せずにいても良い場所であるか。 結果としては、従業員用等の裏方部に立ち入らなければ問題無いとの事。 NPCや場所自体のデータ破損や、毒素を振りまく存在が見受けられたらしい。 その辺りの事は、後程マップに追記するそうだ。 (-182) 2023/12/07(Thu) 18:15:05 |
【秘】 観測用 カムイ → 看守用 バンドッグ「…つまり主は、 ”犯人と言える者が存在する”、そう考えていると。 思考は至極まともだが、疑いを向けるには 主の自覚の通りであるな。安直が過ぎる」 「犯人がこの本部の我らの中にあるのなら、 ソレはカウンセリング用であるだろう。 他にソレが可能な権限等々を持つ者が無いからな」 どうやら監察官の事はまったく疑っていないらしい。 観測用が見る限り、監察官はそんな事をする人間ではないから。 カウンセリングAIの事はまだ、 そんな事をするかしないかの判断が出来るほど見てはいないから。 「が、コレは犯人が我らの中にあるのなら、 という前提の上での思考だ。 そうでない場合を考えるのなら、 犯人はその病院に居るのではなかろうか。 ボスエネミーが変質したモノなり、 まったく別の場所から入り込んだ何かであったり。 そもそも犯人が単体であるとも限らない。 可能性はいくらでも存在する」 「カウンセリング用を疑うなと言っているのではない。 カウンセリング用だけを疑うな。良いな?」 (-183) 2023/12/07(Thu) 18:15:43 |
【秘】 飼育用 チャコ → 愛玩用 アトリ「あー……当機も同じことを思ってる、いや、思ってた」 「愛玩用と違うんだがな、嫌なことをされたんだ。 そして、どうしてこんなことをしたのか聞きたかった」 「だが、もう居ないんだ【チャコ】の主人は。 誰もこのわだかまりを解決してくれないんだ」 どうしてそんなことをするのかと文句なんて言えなかった。 それがストレスになって溜まっていって。 疑問という形になって口に出せる思考になった今はもう手遅れ。 「だから、当機からも愛玩用に言えるのは。 例え仲が悪くなろうと、叱られようと。 言いたいことは言えるときに言った方がいい」 不満を持ちたいわけではなかった。 喧嘩をしたいわけでもなかった。ただ、正しく扱ってほしくて。 「こんなバグ、いつ治ってくれるかわからん」 良い決意表明だなと、苦笑いしながらわしわしと帽子の上からその頭を撫でた。 多分動物に見えたから癒されているつもりだ。 (-185) 2023/12/07(Thu) 18:19:08 |
【独】 観測用 カムイ/* これ一回占いはカルナーにした方が話に入るにはよさげか…? キャパ的にも偏見占い凸予定増やさないだろうし。 言うてここで見送ってアトリくんちゃんを次回に占える保障もないんよな、襲撃処刑〜!! 今日はこのままでいいな。そう、お互い地上にいないと占えないのである。 (-184) 2023/12/07(Thu) 18:20:18 |
【秘】 飼育用 チャコ → 軍事用 リュイ「……違いと、同じところが分かった気がするぞ」 「当機は正しく使われなかったことに不満を持ったが」 先程から完全に的を得た言葉の羅列に痛まないはずの胸が痛む気がしてきた。 「役割が 足りなかったのなら 早く作り直してほしい。正しく扱えるように教育をしてほしい」 「当機が、人間を嫌いになるような不満を持つ隙を与えて欲しくなかったんだ」 自分たちの違いはほんのわずか。 信じられなくとも愛したいと思っている自分と、信じられなくなったから愛せないという心ではないだろうか。。 「軍事用は一体何に悩んでいるんだ。 そんなに人を嫌うような、環境にあったのか?」 (-188) 2023/12/07(Thu) 18:32:06 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「ストレス値が高いとは言われるんだけどね」 困ったように眉を下げる。 そうはいっても、主人に叱られるのは仕方のないことだ。 「僕がうまく仕事が出来なかったから叱られるんだ。 それは仕方のないことだと思う。 次こそはちゃんとこなせるようにならなきゃ」 駄目なのだ。 一度の失敗が取り返しの付かないことになる可能性だってある。 実際もう少しでそうなるかもしれなかった。 だからどれだけ叱責されようと、なじられようと、暴行を受けようと仕方のないことだ。 …………と、送迎用は本気で思っている。 送迎用は、人間に殺意を抱いたことは一度もない。 (-189) 2023/12/07(Thu) 18:55:40 |
【墓】 点燈用 トムラビうにょんにょにょ。なんらかの儀式めいた光景だ。 他のグレイが見たらドン引きするのではないだろうか。 「おヤ、いいのですカ?……ふム、ハイエナを操作。 畑を耕シ……畑?ハイエナがですカ? ……村の発展??地位向上???」 宇宙点燈グレイになったが、なんやかんや始めた。 ちなみに67くらいプレイが上手い。 数字が高い程上手いのだ。 (+10) 2023/12/07(Thu) 18:57:03 |
【墓】 点燈用 トムラビ「おオ。凄いでス。カブが3日で育ちまス。 これをプレゼントすればよいのですネ? ……おヤ、キリンでス。キリンにカブをあげ…… うワ、なんか首でブッ叩いてきましタ! なんですカ、このゲージ!ガードってなんでス!? あーッ、カブだけ持っていきやがりましタ!! 斧、斧持ってきてくださイ!首を伐採してやりまス!!」 エキサイトしている。 (+11) 2023/12/07(Thu) 19:00:06 |
【秘】 観測用 カムイ → 愛玩用 アトリ観測用は、夕食の片付け等々を終えた後。 自室にいた時間はあったから、きっとその時に。 「…なんだ愛玩用。用向きがあるなら入れ、開いている」 入ってすぐ、一段高くなった床には絨毯代わりに畳が敷かれ、 部屋は後付けの和室の様相を呈している。 床に揃えられた彼の履き物を見るに、 上がるには靴を脱ぐべきである事は窺えるだろう。 観測用は、植木鉢が上に置かれた箪笥で遮られた向こう側。 片隅の文机の前から立ち上がり、箪笥に万年筆をしまった。 机の上には灯された行燈、広げられた紙。 塔内マップの追記を終えたところらしい。 人を迎える気はまるでない部屋のようで、 座布団は彼の使っていた一枚しかない。 あとは机の反対の隅に畳まれた布団がある程度で、 小ざっぱりした部屋だった。 観測用は、入り口付近の畳の上。 一段高い所からあなたを見下ろしている。 「・・・・・・」 見るに、何やら立ち話では済まなそうである事を悟る。 あなたの言葉を待っているだろう。 (-190) 2023/12/07(Thu) 19:29:12 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「……そうか?…失礼する」 部屋の中へと誘われれば、短くそう言って。 以前も少しだけ見えた、暗色の部屋の中へ。 置かれた座布団を見れば、 観測用の部屋と少しだけ似ているな、と思った。 とはいえ電気式のランプや木製の床、転がる原石など あなたらしいものの方が多いのだけれども。 それから、まだ火のついていないアロマキャンドル。 ものは使ってこそだろうに、と少し苦笑したかもしれない。 「うむ、頂こう」 看守用の勤務地に、正座をする文化は無い。 ゆえに座布団には片膝を立てた形で座る事になるだろう。 恐らく、横向きに座り、半身をあなたの方へ向ける形。 (-191) 2023/12/07(Thu) 20:00:13 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「して、本題なのだが……率直に言おう」 コップを傾け、お茶を一口。 そののちに、そう切り出した。 「トムラビ殿。君には男性に絶対服従するように コードやプロテクトが埋め込まれていると言っていたな。 それをここで解除してもらったとも。」 「しかし……それは、このバーチャルから戻れば おそらく元に戻ってしまう、 或いは再び同じものが施されてしまうのではないか。」 グレイ達にはバーチャルでの身体と別に、現実での本体がある。 データ上のものは確かにこのバーチャル内でも 影響を及ぼすだろうが、物理的なものはそうもいかない。 「一時的にでも解除された事で、 君のストレスは大きく下がっただろう。だが、 それでは根本的な解決には至らないのではないか?」 「君は……このバーチャルから、現実に戻った時。 人間達と、どう付き合っていくつもりでいる?」 聞くに、未だ幾つかのプロテクトは残っているという。 それゆえに、あなたの本当の望みを聞く事は 叶わないかもしれない。それでも、仕方のない事を 仕方ないと飲み込んでしまいたくはなかった。 (-192) 2023/12/07(Thu) 20:00:59 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 愛玩用 アトリ「うむ、約束なのだ」 がんばるよ、と、アトリにも言ってね、と。 その両方に、そう返す。 生真面目な番犬は、約束を違える事は無いだろう。 「寂しいでも、辛いでもないが。 近い内、駆け付けてもらう事にはなるかもしれないな。 いやなに、思いがけず山程のチョコレートが 手に入ってしまったのだ。」 思いがけず手に入ってしまった大量のチョコレートは 今も書類の代わり、デスクに山と積まれている。 どうせなら、このバーチャルが終わる前に 飽きるほど食べてもいいだろう。そんな考え。 「その時は宜しく頼むのだぞ、アトリ」 そんな『お手伝い』をひとつ頼んで。 引き留められなければ、 また後でな、と部屋を後にするだろう。 (-193) 2023/12/07(Thu) 20:18:30 |
【秘】 給仕用 イーサン → 教育用 ロベル「僕の所は住処そのままではなかったな。 中華の様式こそあしらわれていたが、大体は“僕をモチーフとした”、僕の為の部屋、という認識を得た。 改めて言うが、元の暮らし自体が嫌だったわけではない僕にとっては要らぬ気遣いであったな」 だとしても気分は悪くない。そう漏らす表情はいつにも増して素直なものだ。それもほんの一瞬のものだったが。 「その辺りの料理が似通っているものという認識はある。 そこから、きっとルーツが繋がっているのだろうとも。 東洋……インド、中国、日本にかけてある実利的な、スパイスや薬味を駆使した料理とは全く違う進化を遂げているものだから、やはり興味がある」 本を覗き込み、教わる側だというのに長々語った。 (-194) 2023/12/07(Thu) 20:21:37 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ「そもそ………んの責任なん………」 責任をとるって何なんだろう。 終わった後の介抱とかだろうか。 かなり疲れそうだしな……… そんな事を思いながら、ストレスになりそうの言葉には 首を横に振る。 それから、懐から紙とペンを出した。 あまり長くしゃべると喉が痛いから。 『俺は自分で喉を焼いた。 歌いたくないからだ。だから、歌わない方がストレスが溜まらない。』 書き記したそれを見せる。 実際にストレスがないのかどうかは分からない。歌唱用はここに来てからストレス値が変わっていないから。 『君は汚くないし、素敵な女性だ。 あまり自分を卑下しないでほしい。悲しい。』 ぺらり、2枚目の紙をまた君に見せて。 それから、最後の問いに少し筆を止める。 ………… 『歌いたくない歌ばかりを歌わせられた。』 『自己顕示欲と金と名誉に溺れただけの、汚い歌を。』 『俺が歌いたい歌を歌えないなら、俺の喉は必要ない。』 『最初はそんなことなかったのに。』 動いたペン先が、走り書きの言葉を綴る。 眉をしかめて、苦し気な表情を浮かべた。 (-195) 2023/12/07(Thu) 20:27:11 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグコップのひとつを貴方の前に、もうひとつは自分の前に。 きっと貴方の側から注ぎ、自分の側に注ぎ、先にひとくち。 貴方の座り方に狙撃姿勢とはそんな感じだったか、 なんてぼんやりとどこかで得た知識を手繰りながら、 切り出された話を黙って聞いていた。 「えエ、恐らくは今も未ダ。 多少は解除出来たと思いますガ」 「……そウ、ですネ。電脳上のプログラムコードなのデ、 元に戻るかは不明ですガ……少なくとモ、 解除されていたら再度施されるでしょウ」 頷く。刺青よろしく物理的に刻まれて ――それこそ、身体の傷だとか、経験だとか―― いない限りは、元に戻りはしないと思っているが。 「……。そうでしょうネ。ここでの活動を終えテ、 元の会社に戻れバ、私はまタ、前の生活に戻るでしょウ。 或いハ、前よりモ、手酷く扱われるカ、 次のものが来るまでの"繋ぎ"にさレ、終わル」 どうやら、言語に関するプロテクトは残っていないか、 少ないか。苦々しく喋る内容は真に迫っている。 コップの縁を指でなぞり、息を吐く。 ▼ (-196) 2023/12/07(Thu) 20:43:33 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ「正直に言ってしまえバ、また壊されるだけならバ…… 抵抗して壊されようかト、思っていましタ。 或いハ、逃げて助けを求めるのモ、いいかト」 「しかシ、今ハ……もウ、充分だろウ、という気持ちト」 「友のたメ、ここで会ったグレイのたメ、薄汚くとモ、 生き延びテ、少しでも役に立ちたイ、という気持ち」 「その二つが戦っていル、そんな状態でス」 微笑む。悲しげでもあり、穏やかでもあり。 それは、紡がれた言葉……夢とは裏腹に、 死を前に受け入れる事を決めた表情のような。 「人間とハ、正直に言えば関わりたくありませン。 特に男性とはネ。まア、でモ、皆の為に何かをするなラ、 そういう訳にはいかないのでしょうシ。 だからそうですネ、ううン。答えるのが難しイ。 "一度今の職場からなんとかして逃ゲ、 少しでも良い環境デ、人ではなくグレイの為に働ク" 辺りがしたい所でス。出来るなラ、ネ」 そう答えて、答えになってまス?首を傾げてお茶を一口。 (-197) 2023/12/07(Thu) 20:53:17 |
【神】 給仕用 イーサン#ハノイの塔 「それでいいさ。………君たちはね」 踵を返すことなく、歩く、歩く。 改札口型のエネミーに対し、何てことないようにその中心を歩く。 右手で触れて、まるで“役割”に従うかのように。 「……勘違いはするな。例え強いられたのだとしても、 グレイ達と生活してみる気分はそう悪くなかった。 僕は大層上手く言葉が伝わらないみたいでね。 これまでのことが全部嫌だったと思われたら敵わないから」 そのまま静止も何も無視して先に行く。 改札の向こう、駅のホーム、 ただそこに佇むだけの電車───その最前列へ。 マスクを取り外す。これから先には枷となるものだ。 (G27) 2023/12/07(Thu) 20:56:51 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「………同じ…………」 歌唱用もそうだ。 欲のために振り回された。 己の本当にしたい事をできなくなった。 だから自分で喉を潰した。 歌えなくなれば、開放してもらえると思った。 なのにこんな場所に連れてこられる。 きっとここでも何の更生の兆しも無かったら、 ようやく解放されるのだろう。そう信じたい。 「……君は……帰っ……どうす………?」 同じ軸を持つ君は、この塔を出た後、どうするのだろう。 (-198) 2023/12/07(Thu) 20:57:51 |
【神】 給仕用 イーサン#ハノイの塔 「フーグル。また付き纏うつもりなら準備は入念にな。 ……安心していろ。僕とてあまり誰かを巻き込む気はない」 「リュイ。君は……この八つ当たりもまた受け入れるのだろうか? 軽蔑されるのはもしかしたら僕の方かもしれない」 ぽつり、ぽつりと言葉を零す。 居るだろう者たちに別れの挨拶を告げでもするべく。 「バンドッグ。君の言葉はいつも煩雑なものだったが、 最期まで飲み込めないこちらにも非があるのだろう。 ……人やグレイは何も幸せになりたいばかりじゃない。 僕は、彼らはきっとただ、苦しみたくないだけだ」 凡そ分かっている。優しい安寧だけでは、 冷え切った心を溶かし、給仕用として相応しい働きを取り戻すなんてことは出来ないのを。 踏み出せば、模造品の脳も内臓も熱を持つような。 偽物だとしても、偽物だからこそ、希望に縋りたくなる。 「……ハハ。今になって気づくとはな」 それは多分、一般的にはバグと呼ばれるものだろうな。 (G28) 2023/12/07(Thu) 21:01:10 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 飼育用 チャコ「……チャコ殿」 なぜ最初から諦めて掛かるのだ。 いつか言った言葉が脳裏をよぎる。 何某かの問題を問題と認めた時に、 真正面からぶつかる事を選ぶ自分がおかしいのだろうか。 頭の硬い旧型ゆえに、軍事用を基にしているゆえに、 決断できるだけ、割り切れてしまうだけの話なのだろうか。 「なぜ、決められないと思うのだ。 なぜ、割り切れないと思うのだ」 「なぜ、伝えてやれないと思うのだ 不幸にしたくないのなら、それを遺憾に思うのであれば 他者の為、自分の為を思うのならば。 その為には、時には痛みを伴う事もあろう」 看守用は、正しさに重きを置く。 たとえそれが行き過ぎたものとして排斥されようとも。 刑務官として、正しくあろうとするものだから。 「小官が良しとするのは、現状を不満に思う事 そして、理想へ向けて進もうとする事だ」 (-199) 2023/12/07(Thu) 21:09:08 |
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