【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタインなるほど。それなら人前はよくないかも、と聞きながら思う。 けれど、かと言って閉じこもる気分でもないらしい。 ふむ、と口を開きかけたところで、あなたの口から答えが導かれる。 「うん、ロッテもそれがいいと思う」 「途中で抜けたって、きっと平気。 無理して留まっても、宿題は進まないもん」 そういえば、朝食もよく噛んでくれていたように見えた。 頑張ろうとしてくれていることが、なんだかうれしい。 「それじゃ、部屋に必要なものを取りに行こう。 筆記用具とか、肝心の宿題とか」 (-172) 2022/05/04(Wed) 2:50:27 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「シャ、シャルロッテくん……!?」 不意に手を取られて、驚いたようにそちらに向いた。 どきどきと、胸が高鳴っているのが否応なくわかる。 こうしてみたいと願うことはあったけれど、心の準備ができていない内にそうなってしまうと緊張ばかりを感じてしまう。 「すっ、すまないね! 大きな声を出してしまって…… ええと、うむ、ありがとう……嬉しいよ……とっても」 言いたいこと、伝えたい気持ちはたくさんあるのだけど、出てくるものはその切れ端ばかり。 顔がとても熱くて、熱に浮かされているのようだと、これこそ病のようではないかと思って。 このまま、まっすぐに君の顔を見ることも難しいとも、思うのだけれど。 ▼ (-173) 2022/05/04(Wed) 3:06:44 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「…………」 まだひとつ。こんな幸せがあっても、幸せだからこそ、拭いきれぬ不安がある。 慎重に言葉を選んで話をした、まだ言ってはいないこと、不確かなことだけど。 「シャルロッテくん」 「今から私の言うことは……まだ、本当かどうかもわからないことだから……」 「全部信じなくてもいい、私もわからないし、そうかもしれないというだけで」 曖昧な言葉とは裏腹な険しい顔をしながら、君をしっかりと見つめて。 「……昔の話だけど、神隠しに遭ったと言われる子は病気の治療のために…… 酷いことをされていた、らしい。それで、結果的には病気は治るのだけれど それは、今でも続いている……かもしれない、まだ本当かわからないのだが」 「アオツキ先生に、そう、教えて貰ったのだ……内緒だと、言われていたけど」 「君には……どうしても、伝えて置きたい理由があって……」 内緒だと言われていたにも関わらず、声を震わせながら自分の知りうることを伝える。 不確かな情報しかないけれど、その可能性があることにバラニは耐えられない理由があった。 「わ、私は──」 ▼ (-174) 2022/05/04(Wed) 3:07:28 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「──君が、好きなんだ……!」 「友人ではなくひとりの 女性 として……君を、愛おしいと思っている!」ああ、言ってしまった。 こんな不安から逃れるような告白など、彼女の言ってくれた立派な大人には程遠いのに。 「だからこそ、だからこそ……君には、酷い目に遭って欲しくないんだ……」 「君が酷い目に遭わないように……私が、君を……守ってあげたいんだ……」 私は今どのような顔をしているだろう。 せめて、涙を流すような酷い顔をしていないといいのだけれど。 このままずっと、君の顔を見てなんていられなかったから、俯いて隠してしまう。 (-175) 2022/05/04(Wed) 3:08:09 |
【独】 高等部 ラピス/* シャルロッテちゃん 本名シャルルだったりする?いや気のせいかも………花束抱えては歩かないかも…… 寝て起きたら返信……… (-176) 2022/05/04(Wed) 3:33:54 |
【秘】 失意 フィウクス → ライアー イシュカ「……家族だって、必ずしも受け入れるわけじゃない」 父が居て、母が居て、多くの兄弟姉妹が居て。 今はもう自分の居場所ではない家 がこの森の外にあって。何れも無い事と比べれば、幸福な事だったのだろうか? きっと答えは否だ。 それぞれにそれぞれの苦しみがある。 今ここでそれを比較する事に何ら意義はない。 「必ずしも受け入れないと言いたいわけでもないが。 今更無条件の受容を夢見れるほど楽観的になれもしない。 一概に言えるものじゃない 。結局は環境だのタイミングだの周りの人間性次第だ。」 同腹の兄弟姉妹であっても喧嘩する鼠が居るように。 全ては個体差個人差だ。家族だからといって、 誰もが誰もの病を無条件に受け入れるわけじゃない。 今更急に降って湧いたところで受け入れられるとも思えない。 そんな理由で優しくされたくもない。 「……だから、別に、いいだろ。 俺達がそういう奴等に歩み寄らない事を選んで。 周りの奴等が、普通じゃない奴を── 俺達を受け入れない事を選ぶだけだ。 公平だろ。 」 (-177) 2022/05/04(Wed) 6:35:53 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ腿に感じる熱すぎるくらいの熱を。 しかし少年もまた、慰めてあげる事はせず。 ぐつぐつと煮え立った欲望の鍋を、ただかき混ぜて。 焦げ付かないように、かと言って冷めないように。 舌だけで君の熱を掻き立てる。 鼻にかかる声、口の端から漏れる唾液にすらも気にかけることもなく。 どうしようもなく混ざりあった唾液のカクテルを飲み下し、あるいは飲ませて。 味なんてするはずもないのに酷く甘ったるく感じるそれに、また恍惚の表情を浮かべて。 「良い子だね。」 言葉はどこまでも甘く、君に絡みついて。 目の前に現れる御馳走に、ごくりと生唾を飲む。 飢えた獣のような目をしていた。 ▼ (-178) 2022/05/04(Wed) 6:49:12 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ顕になる肌、白色の肌着は、汗で張り付いて少し色を濃くしている。 君の手を口元に持って行って。 指の一つ一つを、丹念に口に含んでいく。 何もかもを舐めとるように、指の間を、爪の先を。 それから、手のひらに溜まった雫もこそぎ取って、 つー…………と手首へ、肘へ、二の腕へ。 だんだんと上へと辿っていく。 君の体を高ぶらせるようにじっくりと。 そうして、舌が脇のくぼみ、蜜の溜まり所へとたどり着く。 「……いい匂い……それに……」 「……とっても、美味しいよ…………」 ちゅう、と吸って、柔らかな肉に鼻先ごと埋まるように舌を這わせて。 喉を鳴らして、君を喰らって行く。 横目に君を見る顔は獣のようでもあり、給餌される雛のようでもあった。 ひとしきり堪能したら、手が。 君のタンクトップを、裾から捲りあげて。 そうして、顕になるであろう胸に。 もっとも汗をかきやすい胴体に。 ……一際目立つ、その胸の先端に。 口をつけた。 (-179) 2022/05/04(Wed) 6:57:01 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト飲み混んだ唾液の味なんて分からない。 くつくつ煮える熱はいつまでも冷めなくて、 身体中がずっと火照って、汗ばんで、 だのに熱は優しく加えられ続けていく。 果てぬよう、冷めぬよう、焦らされ続けて あなたに捧ぐ供物ばかりが垂れて行く。 「ぅ、」 もうとっくに思考は放棄していて、 自分の言葉すら自分の支配の上に無い。 勝手に口から漏れて行くのは、 反射が生み出す意味の無い母音の小さな音列だ。 あなたの行為を拒まず受容するそれは、 空腹の獣の前に放り出された肉でしか無い。 ▼ (-180) 2022/05/04(Wed) 7:53:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト先より敏感になった肌は、 獣のひとつひとつの動きで、びくびくと跳ねて 縋り付く様に、或いは求める様に、 空いた手はあなたにしがみつき、 けれども食まれる手指は大人しくあなたに捧いでいく。 ひとつひとつ丁寧に指を撫で回す舌の、 ひとつひとつの動きに逐一身体を揺らす。 「ふあ…………、」 今のクロノの身体は、成人した大人の女の身体。 けれども病気が歪に熟らせた身体は、 身体のあちこちに“弱いところ”を抱いている。 脇の下も当然そうで、そこまで辿り着いたあなたの顔 に 恐怖してるのか期待してるのか、分からないけれども、 ぞくぞくと首裏をなぞられる心地がしてしまう。 あなたの顔を覗く余裕なんて無いけれど、 入念に舐めしだく舌の動きが、雄弁に語っていて。 安堵するより、恐怖するより、 いっそう大きく揺れた身体から漏れる 声を押し殺すことが、大変だった。 ▼ (-181) 2022/05/04(Wed) 8:13:13 |
【秘】 高等部 ラピス → 夢見る乙女 シャルロッテ「……」 心地よい風が、あなたの心も軽くしてくれたら良い。 "だから"の先に、本当の願いが微かに見えた気がした。 『確かにバラニくんは頑張っていますね』 ジャステシアが居なくなったとき、彼は空いた時間を縫って探し回っていた。 朝の食堂でも配膳を手伝い年少の子達の面倒を見ている。 それは間違いなく称賛されるべき献身だった。 けれど、あなたの口からその先が語られなかったことが疑問に思えて。 『自分を助けてくれる誰かの力になりたい気持ちは、胸を張って良いことではないですか?』 何が躊躇わせているのだろう。 少女の口を塞ぐものの正体を捉えたくて、夜空のような瞳が向けられた。 (-182) 2022/05/04(Wed) 8:20:48 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトそうしてひとしきり味わわれて。 捲り上げられるタンクトップに、 反応をすぐにする事は出来なかった。 長らく湯煎されたチョコレートのように惚けた頭が、 次はそっちなんだ、と、漠然と受け容れる。 身体が変容する病気とて、無いものを生み出す事は出来ない。 脂肪が多いわけでないクロノの身体が作り出す双丘は、 丘なんて呼ぶには粗末で、けれども包む事が出来なくも無い、 なだらかな膨らみがあった。 先端は、大人のものよりずっと鮮やかな色を呈している。 美味しそうな、果実のような色。 「 ひやッ、…… 」その果実がその舌に絡まれれば、 思わず上がった声に、何度目にかしがみついた手の力が抜ける。 口の中で弄ばれるだろうそれで、 何度も身体を揺らしながら、あなたに縋り付いて。 ───かつん、かつんと。 小さく。廊下を歩く大きな歩幅が聴こえてくる。 (-183) 2022/05/04(Wed) 8:31:47 |
【秘】 迷子 フィウクス → 半分の仮面 リアンあなたが仮面を被る理由を知らない。 知ろうとして来なかったから。それはこちらも同じ事。 けれど自分にとって、 見境なく背負い込む事は逆効果でしかなくて。 苦い思いに表情は硬く険しいまま。 それから、周りに誰も居なくてよかった、と思った。 「……良い方向が何処かもわからないのに?」 今はただ、その場に留まり続ける為に進んでいるだけ。 本当は自分の行くべき先が何処かもわからない。 わからない場所に向かう事はできない。 「俺にはここ以外に居場所なんて無い。 今更、家に戻ったって居場所になりはしない。 お前はどうだ。この場所の外に帰る先があるのか? この場所に来て以来、 一度でも家族はお前を気に掛けてくれたか?」 「お前は何度家に帰った事がある?」 フィウクスは、ここに来て10年の間、ずっと。 たとえ生徒達に長期休暇が訪れても。 一度たりとも家へ帰った事はなかった。 (-184) 2022/05/04(Wed) 9:40:34 |
【秘】 焦躁 フィウクス → 司書 エルナト「──今更本当の自分もあるものか」 「物心付いた頃には既に病と共にあった俺は。 そうして今ここに至る俺は。 病が治療されれば消えて無くなり、偽りと化すのか。 俺が苦しみ足掻き続けた18年は欺瞞だったのか?」 病の影響を受けて形成された人格は。 病と共に歩んできた人生は。 病の上に築かれた自己同一性は。 今更になって手放すには、少しばかり時間が経ちすぎた。 たとえあなたから見れば何もないのと同じだとしても。 今となっては、この病も確かに自己を形成する一部だった。 それがどんなに煩わしいものであったとしても。 「違う、違う、違う。 俺という人間とこの病はもう切り離せない 。俺はもう、これを現実と受け入れるしかない。」 「……それを受け入れてくれるのは、きっと 結局のところは、この場所だけだ。」 (-185) 2022/05/04(Wed) 10:50:47 |
【人】 苛々 フィウクス>>37 >>38 エルナト 「……俺は、お前と同じようには考えられない。 お前と同じようにはできない。 お前の病への対処法は、お前の病への対処法だ。 そうやってできる事があるのは、…恵まれてるよ」 だからお前はまだマシな方だとか、言うわけじゃなくて。 「俺と同じようにならなきゃいいな」 無愛想に、ぶっきらぼうに。 声色は変わらず不機嫌そうで、苛立ちの篭もったものだけど。 やっぱり特別あなたを煩わしく思っているわけではなくて。 問いへのあなたの答えにそんなふうに言葉を返して、 その前の不満げな言葉には返事をしないまま。 図書室を後にするべく踵を返し、背を向けた。 「俺は、……自分以外に構ってる余裕なんて無い…」 「俺には視野を広げる余裕なんてない。」 独り言のように呟いて、一歩、二歩、出入り口の方へ。 内に籠もる事でしか自分や他者を守る事ができない。 いつも片眼を遮る前髪は、 どこかそれを物語っているようだった。 (40) 2022/05/04(Wed) 10:52:13 |
【独】 神経質 フィウクス/* Q. なんで片目隠れなん? A. 視界が広い(情報量が多い)と気が散るから…… 物理的すぎる対処法だけど結構効果あると思います。 視覚と聴覚はモロに来るから情報量を絞るのは大事。 (-186) 2022/05/04(Wed) 10:57:31 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 花信風 トット「……そう、なると、いいね。 そろそろ、ギムナジウムから…… 卒業する、先輩だっている……から……」 この頃は不安な事ばかりだけれど。 それでも、傷を癒す花が、 お茶として使われるような未来を想像していたい。 「みんなにとって……いい思い出になれば、いい。 僕は……うん、そう思ってる……」 いつか、心から安心して眠っていたいものだ。 「……そろそろ、授業、だから……準備しなくちゃ。 何度も、いうけど……ありがとう、トット。 君も……怪我とか、には……気を付けるんだよ」 (-187) 2022/05/04(Wed) 11:26:05 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ「宿題が終わらなくて、 多少怒られても……僕は気にしねえけど、 まあ……だめなものはだめだからな……」 邪険に思われようが愛想を尽かされようが、 それ自体は不安でもないから特に気にはしないらしく。 病や薬の影響化になければ、この少年は、 基本的にマイペースで己の一歩一歩を行くような生徒だ。 「うん、じゃあいくか。 勉強に集中できたら……あるいは眠くなったら…… 不安な事考えなくて済むしな」 (-188) 2022/05/04(Wed) 11:33:52 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a15) 2022/05/04(Wed) 11:52:58 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ嫌だったかな、と不安がよぎる。 あなたは優しいから、きっと、振り払うことはできない。 慌てるあなたを見る。 けれど、どうやらそうではないらしい。 うれしいと言ってもらえると、少女もまた、うれしくなって。 ——はにかむように笑んだのも、束の間のこと。 ▼ (-189) 2022/05/04(Wed) 12:26:40 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ『神隠しに遭った子供は治療のために酷いことをされる』 『今でも続いているかもしれない』 『あなたは“女の子”の“シャルロッテ”が好き』 ▼ (-190) 2022/05/04(Wed) 12:27:09 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ胸が軋む。 掠れた呼気が漏れる。 この喉は今、変声期を迎えている。 それはいずれ自然と治るもので、けれど。 そのとき、かつてのようなソプラノの声は永久に喪われるだろう。 あなたの愛する『少女』の寿命は、もう、幾許も無い。 少■は眉を歪めた。 あなたは絶対に『少女』を守ることができない。 恐ろしい治療からではなく、時の流れから。成長の痛みから。 「…………バラニ、」 ——あなたに愛される資格を得るためには、どうすれば。 それはきっと、『シャルロッテ』が願ってはいけないことだ。 『シャルロッテ』は『お母さん』にならなければならない。 『シャルロッテ』は『お母さん』にならなければならない。 見ないふりをした呪縛に足を掴まれる。それなのに。それでも。 少■は震える声をこぼした。 「…………わ、たし、は」 「……バラニのことが、」 好きになってしまった。 あいしている。 けれどそれを今ここで告げるのは、あなたを騙すのとおんなじだ。 息が詰まる。……どうすれば。 ▼ (-191) 2022/05/04(Wed) 12:28:39 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ「————ぁ、……お、」 「先生は、酷いことなんて、しないよ」 「『お父さん』は、いつでも正しい」 初めて繋いだ手は、呆気なく離れてしまった。 少■が離した。 嘘をつき通す勇気も、本当のことを伝える勇気もなかったからだ。 じりじりと後退り、そのまま、背を向けて駆けてゆくだろう。 (-192) 2022/05/04(Wed) 12:29:19 |
シャルロッテは、バラニに恋をしている。 (a16) 2022/05/04(Wed) 12:29:38 |
シャルロッテは、でも、 (a17) 2022/05/04(Wed) 12:29:48 |
シャルロッテは、—————— (a18) 2022/05/04(Wed) 12:29:57 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピスそのことを考えると、胸がくるしい。 言葉がつかえて出てこなくなって、無意味な喘鳴だけが幾つもこぼれては、風に攫われてゆく。 「……………………でも、」 長い沈黙。 ようやく絞り出されるのは、消え入りそうな声。 「…………バラニは『女の子』の『シャルロッテ』が好きだから」 少■は、彼に愛される資格を持たない。 「…………『シャルロッテ』は『お母さん』だから」 少女は、彼を愛してはいけない。 (-193) 2022/05/04(Wed) 12:31:29 |
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。 (a19) 2022/05/04(Wed) 12:32:33 |
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。 (a20) 2022/05/04(Wed) 12:32:55 |
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。 (a21) 2022/05/04(Wed) 12:33:39 |
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。 (a22) 2022/05/04(Wed) 12:34:26 |
バレンタインは、筆記用具を取りに行って勉強会へ。 (a23) 2022/05/04(Wed) 12:55:23 |
バレンタインは、歩けるうちに歩いておくべきだ。 (a24) 2022/05/04(Wed) 12:55:32 |
【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピスここに従属する大人たちのうちには、軽蔑すべき性質のものもあるのだろう。 治すべき子どもたちを確実に確保するために、貴方がたを利用しているのだ。 自身の立場を利用して、子どもたちに浅ましいことをする者もいる。 さて、そのうち前に立つものが普段何を抱えているのかはわからないが、 少なくとも、彼らは僅かな警戒をにじませて青年とその後ろに控える貴方を見る。 『ラピス、危ないから下がりなさい。何をするかわからない』 大人は確かにそう言った。異分子を前にし、貴方を慮った。 そしてその内容はやはり青年自身も理解しているだけに、 貴方がここにいる理由への疑いをかける材料には、少しもなりはしなかった。 「はい、そうです」 危険であると言われた青年は腕を下ろし、審判を待った。 意外でもなんでもない答えを聴き、大人たちは更に険しい顔をした。 ゆっくりと近づきながら、更に問答は続けられる。 『埋葬をしたのもお前か』 「そうです」 『森に罠を仕掛けたのもお前だな』 「そうです」 『生徒にはまだ被害を及ぼしていないな』 「はい」 『本当か』 「はい」 『両腕を前に出せ』 「はい」 → (-194) 2022/05/04(Wed) 13:08:26 |
【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス例えば突然に悪辣に振る舞うのでもなく、暴れるのでもなく。 青年は未だに従順なままで、教師群のいうことに従った。 それでもなお彼らは大きな獣を相手取るように、じりじりと距離を詰める。 まるでそこにいるのは人間のかたちをした危険な生き物であるかのように。 貴方の目の前で、青年は手錠を掛けられた。 次に、犬につけるような口枷を着けられた。 肘を振り回されることのないように、縄で遠巻きに引きずられる。 その様子は、狂犬病の犬にも似た扱いだった。 青年はどこかしらに連れて行かれるのだろう。 その先で何をされるのかはともかく、不思議と、そこまで理不尽な扱いではないように見える。 観念したように押し黙った青年が、明日どのように他の人間と接するのか、 きっと今まで以上に遠巻きなものになるのだろうというのだけは確かだ。 (-195) 2022/05/04(Wed) 13:08:45 |
【人】 充溢 バレンタイン「……興味のある分野だけ、勉強してえなあ」 声色に眠気はあまり宿っていなくて、 その上で溢した言葉は久方ぶりの、不安以外のワガママ。 「その前に、宿題の範囲は聞けてないし…… エルナトか……あるいはAクラスの子が、 他にいてくれたらいいんだけど。どうだろうな」 (41) 2022/05/04(Wed) 13:11:27 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ どうあれば、より多くの食事が出来るのか。 どれほど追い詰めれば、最も多くの蜜がでるのか。 どうすれば、冷めないのか。 どうしなければ、果てないのか。 知っている、全て。 体の熱が限界を迎えるその直前が、最も多くの供物を得られることも。 その状態以上にも以下にもしないやり方も。 本能的に、ではなく、 経験によって知っている。 熟知できるほどの回数、食事をしている。 だから、無垢な君を煮込むくらいは、造作もないことで。 ▼ (-196) 2022/05/04(Wed) 13:18:05 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタインかすかな鉄錆びた匂いは、少なくとも香る程度には新しいものだ。 それに反応する様子にはちらと目を向けて観察していた。 それを地面へと下ろす際に、かすかなとっかかりに手首を引っ掛けた。 手首から指先まで手袋で覆われているから、怪我の程度は袖口に僅かに覗く程度。 少なくとも今の青年の様子から、うっかり引っ掛けるなんて真似はしそうに なかった 。さ、と傷口を手で覆い、漂う血の匂いを隠す。 何事もなかったかのように、再度歩みを進めた。 あちこちに目を配り、手掛かりを探している素振りも別に、 ついでではあるかもしれないが嘘をついて連れ出しているものでもない様子。 「そろそろ、森を抜けそう。 見つかる前に、戻ろうか」 もうしばらく歩いたならば、順路は庭園へと再び抜けるだろう。 やり残したことはないか、とばかりに声を掛けた。 (-197) 2022/05/04(Wed) 13:27:43 |
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