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【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ君の反応を目の前で見て。 君の嬌声を耳元で聞いて。 どこまでも淫靡な香りを鼻腔に揺蕩わせて。 でも、少年はそれに"雄としての反応"は示さない。 少年の熱は、ただ久方ぶりに満足いくまで食事ができる事への、喜びによるものでしかない。 だって、そうでしょう。 家畜に欲情する人なんて普通いないでしょう? 弱い場所を見つければ。 そこをなぞりあげた時に示した、僅かな体の強張りに口角を上げて。 執拗に、そこを責め立てた。 弱点を責められる恐怖。 薄い皮膚越しになぞられる数多の神経。 それから得る、形容しがたい感覚。 それらが、雫を溢れさせるために適したものであることを知ってるから。 そう、だから。 胸の、その幼子特有の桜にも似た頂も。 責め立てれば同じようになることを知っていたから。 やはり、執拗に、飴玉を転がすように、弾くように、撫でるように、ぬるりとした感触で弄ぶ。 小さな胸に、顔を埋めて。 僅かな柔らかさを堪能して。 手が、今度はもっと"下"を味わおうと。 君の膝から、内側をどんどん登って。 ゆっくり、ゆっくり、その、登った先にある泉まで。 ゆっくり、なぞって、なぞって、ついに。 ついに、触れようと ▼ (-198) 2022/05/04(Wed) 13:31:23 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ……した、ところで。 「……もう時間が無いかな。」 名残惜しそうに呟きながら、しかしなんの後引かれもなく、 すっと体を離した。 触れていたところに外気が当たり、やけに冷たく感じる。 「服、整えられる?大丈夫かな?」 まるで今まで何もしていなかったかのように、 純真な少年の顔をうかべた悪魔は、君にそう問いかけて。 かつかつと聞こえる小さな足跡が、もうあまり猶予がないことを告げる。 上着を拾い上げて、君に渡して。 「僕が合図をしたら、一緒に飛び出して、大人達にこういうんだ。」 「火事だ!って」 そう言うと少年は、懐から小箱をひとつ、取り出す。 図書室のロウソクを付けるための、マッチ箱。 そこから火種をひとつ取り出せば。 がらり、扉と向かいにある窓を開けて……そこは、今は資材置き場のようになってる場所。 そこにぽい、と赤く灯ったマッチを落とす。 立ち上る煙。火は大きくはならないだろう。 でも、ボヤくらいにはなる。 そしてそれは、子供が慌てふためき、大人が原因究明のために時間を潰すには十分な出来事。 ───今日の夜は、安全だ。悪魔の灯火によって。 「……うん、いい感じに燃えてる。」 「行けそうかい?大人の前に行くのが怖いなら、手を繋いでいてあげよう。」 「頑張ろうか、今日のおやすみのために。」 優しい、柔らかな微笑みを君に向けて。 そうしたら。 がら!と扉を開けて、計画通りにことを進めるのだろう。 (-199) 2022/05/04(Wed) 13:41:57 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット「その前に怪我の処置を──……」 言いだそうとしていたけれど、言葉を選ぶために、 黙りこくって後ろからついていき、 掛けられた声でようやく咄嗟に声を返そうと思うものの。 不安の手前に違和感らしきものが膨れ上がっていて、 なんども咀嚼していたけれど何故だか飲み込めなくて、 それが代わりに溢れて、口をついて飛び出していく。 「さっき。君は…… わざと怪我をしなかった、かな」 夜の明かりに髪が照らされて、 その奥に垣間見える瞳には眠気はかけらもない。 不安でも疑惑の目でもない。 真剣に向き合い、相手を見定めようとしているような。 (-200) 2022/05/04(Wed) 13:48:40 |
【人】 高等部 ラピス「?」 「!」 勉強会が始まる少し前。 疎らに集まり始めた下級生を相手している。 持ってきた課題の内容を軽く見て、教科毎に適した参考書が置いてある席を指す。 後でその分野が得意な生徒もやってくるだろう。 勉強の合間につまめるお菓子類も食堂からいくつか運んできて、空いたテーブルに準備していた。 (42) 2022/05/04(Wed) 14:17:29 |
【秘】 高等部 ラピス → 夢見る乙女 シャルロッテ風に攫われそうな声を、聞き逃さないように拾い上げる。 抱えたものに押し潰されそうな苦しげな声。 どうにか和らげてあげたくて、小さな子にするようにその背を撫でた。 胸につかえた想いが零れる間も、拾い上げた言葉を吟味する。 身体的性別が男性であることは、知っている生徒は少なくなかったと思う。 自分もそのうちの一人。 教師にお父さん、という呼称を使うことも周知であったろうか。 ただ、その後の言葉はわからなかった。『お母さん』。 何も全貌をわからないまま、不用意な言葉を掛けられない。 書けない。 だからもっとその心の中を垣間見るように、でも傷を広げすぎてしまわぬように。 一緒に悩めるように。 『バラニくんが、"女の子"の"シャルロッテちゃん"が好きだと言ったのですか?』 『先生方をお父さんと呼ぶのには、何か、あなたを縛る理由がありますか』 (-201) 2022/05/04(Wed) 14:22:02 |
バレンタインは、勉強会の光景をみて僅かに苦笑じみた息を吐いた。 (a25) 2022/05/04(Wed) 14:51:24 |
【秘】 高等部 ラピス → 雷鳴 バット大人達の扱いと、それを受け入れる青年。 両者にとって彼が危険であることは異論ない事実であるらしかった。 言われるままに、後ろに控えたままでいるしかなかった。 「……」 埋葬、罠、被害。 およそ普段接する青年からは程遠いとすら思える語群。 それに思いを馳せる間に、青年は様々な拘束に囚われて。 まるで獣にする扱いにも、青年は不平を言う素振りはなく。 むしろ正当な対応であるかのようだった。 終始従順に大人達の言いつけに従う様子。 引き摺られながら遠くなっていく巨躯を見送る。 せめて姿が見えなくなるまではと。 一体彼の何が危険だったのか、少女にはついぞわからぬままだった。 それから、教師群の内の残った一人に『もう戻りなさい』と声を掛けられたように思う。 きっと自分は、青年が庇った通りに、大人達の中では無理に連れてこられたことになっているのだろう。 違うと否定しても、かえって青年がそう言うように指図したと思われるかもしれない。 だから何も言葉にしないままで、踵を返すしかできなかった。 来たときとは半分の足音だけが森の静寂に溶ける。 血のついたリボンのことが、頭から離れなかった。 おやすみなさい。また明日。 音にならない願いを、誰に届かせるわけでもなく呟いた。 (-202) 2022/05/04(Wed) 15:15:34 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「んへへへ〜〜……うん!」 「みんないっしょで、いいおもいでがいーな」 「そつぎょーしても、だいじょーぶなのがいい」 「ここにいてもあんしんしてくらせればいい……」 授業、と聞けばそうだった!の顔をした。 「おれもじゅぎょーいかなきゃ! どーいたしまして!!バレンタインもだよ!」 「んじゃっ、おれもいくから!たりなくなったりとかしたらいってね!!」 慌ただしくまくし立ててから、止められなければ風でも吹いたかのようにピューッと行ってしまうだろう。 朝よりも安心した顔で、貴方にバイバイ!と手を振って。 (-203) 2022/05/04(Wed) 16:12:21 |
【秘】 司書 エルナト → 神経質 フィウクス「君は偽物じゃないけれど。」 「本物でもないんだよ。」 「病に曲げられた形が、それでも自分の形?」 「───そんな事が許されるか。」 柔らかく、穏やかな微笑み。 それはいつものままなのに。 言い放った言葉だけが、酷く冷たかった。 それは、まるで。 君じゃない誰かに向けて。 言い聞かせるかのような言葉だった。 ひとつ、息をつく。 「賭けに出るのが怖い事。現状維持が一番安心な事。」 「分からないわけじゃないけれど。」 「ずっと苦しみながら生きるのは、辛い事だよ。」 「生まれ変わった君も、きっと素敵なのに。」 眉を下げて。 それ以上の言葉を言う事もなく。 結局、病なんて気の持ちようだ。 本人に治す気がないならどうにもならないし。 どうにかしようと思うほど自分には力も気力もない。 (-204) 2022/05/04(Wed) 16:55:26 |
【人】 司書 エルナト>>40 フィウクス 「まぁ、そうだろうね。君と僕は違うから。」 「患ったものも、苦しんだ境遇も。」 「きっと僕は君よりマシだよ。」 「だって僕には、友達がいるもの。」 だから君は哀れだとか、いう訳じゃなくて。 「僕と同じようになれたらいいね。」 柔らかく、穏やかに。 君の言葉からは棘を感じない。ずっと。 だからきっと、本当は優しい人なのだと思う。 勿体ない。勇気一つで、変われるかもしれないのに。 生まれ変わる勇気があれば。 「"What does not destroy me, makes me stronger. "」 去り行く背中に、投げかけて。 「またのご利用をお待ちしております。」 図書委員として、利用者を見送った。 (43) 2022/05/04(Wed) 16:56:39 |
リアンは、分からないと声の上がった子の勉強を見て回っている。 (a26) 2022/05/04(Wed) 17:13:22 |
トットは、勉強会にいる。紙で手を切らないように手袋着用。 (a27) 2022/05/04(Wed) 17:23:23 |
ラピスは、今日は黒板に公式を書いている。 (a28) 2022/05/04(Wed) 17:42:34 |
【人】 充溢 バレンタイン>>44 エルナト 「エルナトッ……!ちょうどいいところに。 明日の自分に何もかもを押し付けるとこだったよ」 わかってくれるか、と話しかける口元は、 いつになくハキハキと動いている。 クラスメイトであるあなたなら、 何らかの要因で“眠気がない”ときのバレンタインは、 割とこんな感じなことがわかるかもしれない。 「いやさ、今日の授業はあまり集中できなくて…… そしたら宿題をどこまでやりゃいいか聞けてなかった」 ・・・・・ 「この通り調子も悪いし、 けど勇気を出して共有スペースまで来て良かった……」 シャルロッテ様様だな、と安堵に、 ほんの僅かに口を歪ませた。表情の堅さは相変わらず。 (45) 2022/05/04(Wed) 17:54:54 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン「あはは、レンは結構マイペースだからね。 でも終わらなかったらそのときは、そのとき」 「うん、うん。 それもあるよね、何かに集中すれば、嫌なことをちょっとだけ忘れていられる」 だめなものはだめだけれど、不調を押してまでするものでもないのだし。 終わらせることそのものよりも、なにか、少しでも楽になればいいと思った。 二人は寮の部屋へと向かい、筆記用具などを用意するだろう。 室内のあらぬところに置かれた本を見つけては、少女は「またこんなところに置いてある」なんて笑った。 (-205) 2022/05/04(Wed) 17:58:00 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス背を撫でてくれる手のぬくもりに促されるように、一粒。 赤い瞳から、色のない雫がこぼれる。 白い頬を伝い、落ちてゆく。 「……バラニはロッテが本当は男の子だって知らないの」 「知られたらきっと、嫌われちゃう」 女の子ならよかったのに。 そうすればきっと、みんなが幸せで。 ここにいる間だけでも、あの子のそばにいられたのに。 ぱち、ぱち。濡れた睫毛から雫を払うように、少■は瞬いた。 それは、あなたが不思議な言葉を続けたからでもある。 「――先生は、先生だよ、?」 (-206) 2022/05/04(Wed) 17:58:58 |
【置】 司書 エルナト消灯時間間際。 廊下の一番端の空き教室、そのすぐ外でボヤ騒ぎがあったらしい。 火の不始末か、それとも故意犯か。 大人達が慌だたしく動いているのを見た。 きっと子供達が寝静まってるうちに、色々と 調べたりするのだろう。 「怖いなぁ………」 そんな様子をちらりと部屋の窓から眺めて。 少年は今夜も穏やかな夜を過ごすのだった。 (L3) 2022/05/04(Wed) 18:04:34 公開: 2022/05/04(Wed) 20:55:00 |
【秘】 半分の仮面 リアン → 神経質 フィウクス「それは僕にだって分からない。君の病気が治ることなのか、緩和することなのか、維持を続けることなのか。 それ以外の方法かもしれないし、それは君が決めることだ」 君がどうしたいのか、考えることができるようになったら。そういう話だ。 だから、君が分からない以上は誰にも分からない話で。 不透明な未来の話だ。 「……君なら分かるだろう。 僕が部屋から荷物を持って、不在にしたことが一度だってあったか? 長期休暇に閑散とした部屋を一人で過ごしたことがあるか? 僕にだって帰る場所はない。 正確には、居場所から蹴り出されたというべきだろうな」 変なところで、似たもの同士だ。 そう話しながらも、態度は淡々と。過去のことだ、と割り切ったような話し方。 (-207) 2022/05/04(Wed) 18:07:07 |
バレンタインは、この恋愛小説は読み切ってもいいか。とか思ってた。 (a29) 2022/05/04(Wed) 18:07:08 |
【人】 司書 エルナト>>45 バレンタイン 「お、おぉ………随分調子が悪そうだね。」 いつもと違う、勢いのある様子にたじろいて。 調子が悪い、という評価は。 同じクラスである君が、同じような状態になった時に、 決まって自分をそう評するから、そうなのだと理解してるだけで。 正直、少年からしてみればすこぶる調子がいいようにしか見えないのだけれど。 「シャルロッテさんに、行ってみたらって言われたの?」 「まぁ、僕が通りがかってよかったねぇ。」 「宿題、共有スペースでやっていく?」 今は勉強会もしているらしいし。 楽に宿題を終わらせるチャンスだよ、とお勧めしつつ。 「それとも、調子が悪いから部屋でする?」 勇気を出して、と言っていたし、 あんまり人の多い所はまずいのかな、と首を傾げ。 (46) 2022/05/04(Wed) 18:13:26 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a30) 2022/05/04(Wed) 18:17:11 |
半分の仮面 リアンは、メモを貼った。 (a31) 2022/05/04(Wed) 18:26:10 |
【人】 充溢 バレンタイン>>46 エルナト 「相談に乗ってもらったくらいで、 行こうかなって思ったのは僕だよ。 勉強に集中すれば不安なこと考えなくてすむし、 そう、不安な言葉が溢れなくていいかなって…… っと、まあ一緒に行こうとは言われてたんだけど」 記憶を漁ろうとして、嫌なものを思い出しかける前に、 手前に浮かんできた言葉で堰き止める。 真の意味で、調子はいいのかもしれない。 「……というか、うん、君に声を掛けられて、 思わず走ってきたせいで置いてきたかもな」 部屋まで一緒に戻って筆記用具とか取って、 勉強を見てくれる、とついてきてもらってたのに。 多分後ろを振り返れば見えるくらいの位置にはいるか。 (47) 2022/05/04(Wed) 18:36:36 |
シャルロッテは、バレンタインとエルナトにのんびり手を振った。 (a32) 2022/05/04(Wed) 18:41:47 |
【秘】 高等部 ラピス → 夢見る乙女 シャルロッテ背を撫でる。言葉が全て吐き出されるように。 流れる涙には、ハンカチを差し出したりして。 『バラニくんは』 『性別ひとつで誰かを嫌う人間だと シャルロッテちゃんは思いますか』 打ち明けてみろとは言えないし言わない。 それこそ無責任だから。 結果はこの場の誰にも断言できないから。 ただ、彼がそういう人間であると思わないのなら、考えてみる価値くらいはあるのだろう。 今のままを、続ける自由だってあるのだろう。 それはあなたが、■■■■が選択すべき決断だった。 「………」 お父さん、という呼称は実親を指して使う、或いは子どものいる母親が配偶者を指して使うものだと認識していた。 けれどシャルロッテは、全ての教師をそう呼んでいる。 バラニを愛してはいけない理由に、『お父さん』を挙げる。 どうしても結びつけがたい何かが浮かびかけている。 それらを全部押し込んで、敢えて何でもないようにチョークを走らせた。 『変なことを聞いてしまいましたか』 『お父さんというのは、一人だと思っていたので』 (-209) 2022/05/04(Wed) 18:45:08 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン薄ら差し込む月光がまばらに模様を作る。 互いの表情も見えないなか、逆光を受けて。照らされる貴方の表情を見た。 どのような表情で貴方を見下ろしているかは影に隠れて見えない、ただ。 貴方から投げかけられるものがあったことに、悪い気はしていなかったと思う。 「もしも近しいことだったなら、一人で思い悩むのは寂しいから。 けれど直接聞くのは、怖いし、わからないから……」 青年の言葉はいつも拙く言葉足らずで、真意が相手に伝わることは多くはない。 だから発信する側としてもそれは不足のあるものだろうし、 聞き取る側としても全て察することは出来ない、仕方のないものだ。 貴方がどのように受け取ったって、それはあとあと気にすることなどではない。 「罰せられたいのかもしれない。 よくないことをしたことが、もうバレたと思うから」 今日、その日貴方が離れた頃に青年は大人の元へ連れられていく。 それは当人も誰も知らないことだし、知らされてはいないことだ。 それでも、ジャステシアがいなくなったことで何かを肌に感じているのかもしれなかった。 あやふやな応答ばかり、もっとわかりやすく打ち明けられたなら、 これまでの何年かのふれあいの中で、きちんと話ができていたのだろう。 (-210) 2022/05/04(Wed) 18:49:59 |
【人】 司書 エルナト>>47 >>a32 バレンタイン シャルロッテ 「そっか、まぁ、何かに意識を向けるのは、悩みを忘れる一番の手段だよね。」 「読書もそう。そういえば、紹介した本は読んだ?」 首を傾げつつ。 一緒に行こうのわりには片割れの姿が見えないようだけれど、と辺りを見渡して。 そうして、背中越しにその姿を見つける。 「わんこじゃないんだから。」 苦笑して。 手をひらりと振り返す。緑髪コンビ(と勝手にエルナトが心の中で呼称している)が今日も仲が良さそうで安心だ。 「とりあえず、宿題の範囲は43から47ページまでだよ。」 「君、授業ちゃんと聞いてる?問題とけそう?」 シャルロッテさんがいれば大丈夫かなぁ、と思いつつ…思いつつ……………… ………中等部の子達はみんなちょっと抜けてる所があるので、心配だ。 (48) 2022/05/04(Wed) 18:56:19 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト供物として、食物として、餌として 一方的に摂食されるだけの少女は どこまでもあなたの手のひらの上。 まるで子どもの喜ぶ玩具のように、 殺し切れない声が、あなたの舌の動きに合わせて鳴らされる。 その身は上から下から、どこまでも、あなたの思い通りに。 あなたの狙い通りに。雫は溢れて溢れて行き、 あなたの味覚を満たして、充たして行く。 焦らす様に迫り来る手の動きに、 知らないことを知る恐怖のような期待のような、 そんな想いに、熱い息を吐いて──── ▼ (-211) 2022/05/04(Wed) 19:18:33 |
【独】 焦躁 フィウクス「……強いられた形が、本当の自分でなどあるものか」 図書室を出て、扉を背に、ぽつり。 誰かに、自分に、言い聞かせるような言葉。 それがいやに耳に残って離れない。 病を抱えたまま生きる事が許されない事であるならば。 卒業までに病を克服できなかった人間は、 その存在すら許されはしないのか。 拒んでも、抑え込んでも、どうにもならないなら。 自分の一部として、受け入れるのが一番なんじゃないのか。 外の世界は、社会はそれを許さない。 そんな事はもうわかっている。 けれどここでは、ここだけは、それが許されるはずで。 (-212) 2022/05/04(Wed) 19:20:12 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト突如。 「…………ぅ、……え?」 あなたの動きが止まって離れて、 そのままずり落ちるように床に座り込む。 熱を帯びていた身体が、あなたとの 空いた分の空気と床とに、ゆっくりと冷やされる。 ぽかんとあなたを見上げながら言葉を聞く。 暫く呆けたまま居たけれど、近付いてくる足音に、 「──あ、」 はっと我に返って“そもそもの目的”をようやく思い出す。 思い出して、ぱきぱきという不快な音で 女の姿が少女へと戻る。 ▼ (-213) 2022/05/04(Wed) 19:20:14 |
【人】 充溢 バレンタイン>>48 エルナト 「途中まで読んで終わりが気になってるところで…… 勉強が終わったら心置きなく読み切ろうかなって」 見失うほど置いてきたわけではなかったみたいなので、 振り返り、緩く手を挙げてよかったと息を吐く。 確かに毛長で目元が隠れた犬とか、 漫画でいるよな〜って他人事のように思うなどして。 「これでも予習復習はしてるから、 多分大丈夫なはず……じゃねえかなあ。 ダメだったらやっぱりシャルロッテさんに頼る」 「43から47ページまで、と…… ありがとう、助かった。 やろうって気になって出来ませんでした、じゃあ、 ちょっと笑い話にもならないところだったし……」 (49) 2022/05/04(Wed) 19:29:06 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピスハンカチを受け取り、きゅっと握る。 縋るものを見つけたみたいに。 あの子は優しいから、友達にならなってくれるかも。 少■が口を噤んでいれば、話ぐらいはできるだろうか。 「………………わ、から、ない、」 それは、告げてみるまで誰にもわからないことだった。 だからあなたも、簡単に『大丈夫』だとは言わないのだろう。 だから少■も、勇気を出せずにいる。 そして、わからないことがもうひとつ。 「……『お父さん』は、ひとり……」 「ひとりなのに……?」 「……ここに先生がいて……でも、家族のところに帰らなきゃ……」 ——おかしいな。 『お父さん』がここにいるなら、一体どこへ帰るんだろう。 或いは、『お父さん』のところへ帰るなら、ここにいるのは誰なんだろう。 (-214) 2022/05/04(Wed) 19:31:17 |
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。 (a33) 2022/05/04(Wed) 19:34:03 |
【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ――青年が部屋に戻ってきたのは、姿のなかった一日を過ぎ。 もう辺りが夜闇に紛れて、月が高く昇った夜のことだった。 ようやっと顔を合わせることが出来たのは、ひょっとしたら朝だったかもしれない。 或いはそうでなくとも、会話が出来たのはやはり朝日が昇ったあとだろう。 なぜなら。 教師棟の渡り廊下を行き交う姿。 背の高い大人たちに紛れるように、青年の姿はあった。 生徒たちが就寝してすっかり施設内に静けさが降りた頃に、 彼はようやく"治療"を終えて部屋へと帰されることになったのだが。 寝台の上に転がされた青年には手錠が掛けられ、口枷をつけられ。 朝まで目覚めないようにと、鎮静剤が打たれた状態だった。 昼の内に姿を見られることがないように、このように移送されたのだ。 こうした処置を取られたのは、同室が実習生である貴方だからなのだろう。 連れてきた教師は貴方に伝えた。 朝まで決して拘束を外さないように。 万一暴れたらこの鎮静剤を再度打つように。 もしもきみが傷つけられることがあったなら、 患部を押さえてすぐに医務室に事情を伝えるように。 何があっても生徒たちにはこのことを報せないように、と。 目を閉じてじっとしている青年は、少なくとも自ら暴れたりはしなかった。 けれども教師たちは真剣に貴方に伝えた。面白半分ではなかった。 そうしたことは起こりうる可能性なのだと、その目は確かに訴えていた。 静かな夜が、過ぎていく。 (-215) 2022/05/04(Wed) 19:37:54 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………ぅ、うん……大丈夫……」 熱の余韻に溜息をつく暇もなく。 上着を羽織って、立ち上がる。 まだ頭がフワフワして、話の半分も 状況の半分も分かっていない気がしてしまうけれど。 「…………」 柔らかい笑顔を見て。 先の変貌を思い出して。 顔が赤くなりそうなのを、首を振って。 その手を握って、ふらふら立ち上がる。 そして、 ───その後はあなたの思惑通り。 子どもを連れていこうとした大人は、 ふたりの子どもの声に慌てて現場を見に行った。 間もなく火は消し止められたものの、 原因を探るのに大人たちは手を割く事になり、 火事の噂で子ども達は、一部統率を失って。 予定していた子どもが大人の元に連れられなくても、 仕方の無いと片付けられた……のかも知れない。 少なくとも、今日この日は。 何に怯えることも無く、眠る事が出来る。 (-216) 2022/05/04(Wed) 19:38:53 |
【秘】 焦躁 フィウクス → 半分の仮面 リアン「………ほら、やっぱり、」 お前も人に手を差し伸べられるような立場じゃないんだ。 誰かを何処かに手を引いて連れて行ける保証なんて無い。 「じゃあ、もう、お前にだってわかるだろ 行く先も帰る場所も無いのにここを出て行く事が、 誰もに無条件にそれを幸せな未来と押し付ける事が、 どんなに無責任で楽観的な事に思えるか。 …俺は、俺だって、 他に居場所も無いのにここを出て行くほど愚かじゃない。 後先を考えて──まだ、生きていける道を選んでる」 生きていけもしない苦しみと、 辛うじて生きていけるような苦しみと。 今はまだ、自分の意思で、後者を選ぶ事を選んでいる。 一度ここを出てしまえば、きっともう考える時間は無い。 どうしたいか考える余裕なんて今より更に奪われる。 だからきっと、ここで出した結論が。 自分にとって最後の決断なんだろう。 「 ここで生きていくしかないんだ 。お前も、俺も。卒業した後もここに居られるようにするしかない。 実習生のように一度外へ放り出されて戻って来るんじゃない。 それまでの道程もこの場所の庇護下にしなければならない」 「俺は……その為なら、手を汚したっていい」 (-217) 2022/05/04(Wed) 19:47:55 |
雷鳴 バットは、メモを貼った。 (c0) 2022/05/04(Wed) 19:50:05 |
【独】 神経質 フィウクス病が治療される事は果たして幸福な事だろうか。 病に冒されていない、自分さえ知りもしない自分。 それを今更になって『あるべき形』と押し付けられる事は、 果たして幸福な事だろうか。 (-218) 2022/05/04(Wed) 19:53:08 |
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