情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー「お前は自身を、事を為すなぞ大層なことの出来ない一介の道化と言ったが、それだけであるのなら、証拠の類もわざわざ消して、人知れず夢見に影響する理由がどこにあるのだろう?」 「それも、皆に笑っていてほしいという願いに通じるものなのか? 隠すということは、知られると困るということだ。小生には、その願いを隠す理由として思い当たるものがない」 「ので、教えてもらえるとうれしい」 先日、聞き切らぬまま去った時とは状況が違う。今のミズチは、チェルシーの立場を不明瞭なものにしたままにしておけなかった。 (-203) 2021/12/17(Fri) 17:44:56 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「……"俺"より"私"の方が拘りもないのでアレですけどね。普通に考えて自分の血を吸われてウットリする相棒を初めて見て、大喜びする人はいると思います?いませんよね?普通は驚くでしょう?貴族の問題のせいで貴方、結論を性急に求めすぎなんですよ。 はー……何で私がこんな説明しないと何ですかね?もう貴方にその洗脳やら上書きやらで消されようとしてるのに。居場所がないのは私の方ですよ全く」 仮にも情事を始めようとしていた最中なのだが、半目のジト目になってペラペラと捲し立てる。それも、貴方が飲み込める人間だと理解しているからこの速度で述べている。 ハア、と溜息の後、男は肩口に爪を立てて自分で皮膚を破く。「ほら、」と、 新鮮な鮮血 が玉になり、徐々に流れ落ちて行くのを横目で見ている。「私は"良い子"なので教えてあげますよ。優しくしても効果が薄いです。まあ愛の力とかは知らないですが、その場合は"俺"の方と、貴方が今抱えてる血の衝動の不安を話すべきですね。すれ違いまくりですけど。でも、無理でしょ?」 「──じゃあ、酔いきっちゃえば良いんですよ」 「貴方が本能のまま貪った後、それ自体が離れる人間だと思うなら……もうそんな人間の洗脳だって解く必要、ないでしょう?貴方を助けないし信じてくれないし何もくれない上に立ち去る。そんな奴いらないじゃないですか」 なら私を私として残していてくれてもいいですよね?そうしましょう?煽り囃し立てるようにそう言って。そして、この人格は貴方への恐れが見て取れない。少なくとも行為に没頭は出来るだろうし、貴方を犯したくらいだ。何も恐れない。 血は幾らでも流れ続ける。何を選ぶのも、貴方の自由だ。 (-204) 2021/12/17(Fri) 17:51:45 |
アイシャは、少しだけ怖いです。 (c53) 2021/12/17(Fri) 18:17:20 |
【人】 埃運び オーウェン「……いつも通りとは言ったが。 よく耳を澄ませりゃ静かだな、この酒場も」 変わらず、飲兵衛の野郎どもの笑い声や、依頼を物色する冒険者の相談は耳に届くのに。 いつの間にここまで寂れたんだか。 気配だけは感じるのに、その実みんなが内緒話。 これが……自分の望んだ景色だったっけな。 (37) 2021/12/17(Fri) 18:44:52 |
【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ「おや、おや、おや…… おやおやおやおやおや、おやおやおやおやおや! ミズちゃん、何でしょう!チェルちゃんに…… 謂れもない嫌疑を掛けているのですかっ!?」 「困りましたね、困りました。 チェルちゃんは、ただの一介の道化にございます! その言葉は真実ですともね!!!!」 「だからこそですとも! だからこそ……」 → (-205) 2021/12/17(Fri) 18:46:26 |
オーウェンは、浴場に出かけた。依頼受ける気分にはなれん。 (a40) 2021/12/17(Fri) 18:47:50 |
【秘】 死にぞこないの スカリオーネ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「何もない。……お前は何か、あったようだな?」 予想していたよりずっと、身綺麗な姿。 そこで手首のそれはいやに目立つから、そんな言葉。 「何を考えているか、か。ははは。 この街は変わらない、とそう考えている」 いびつに笑う。顔色を窺うごろつきは多く、 果ては部下ですらそんな風にする事もあるが、 目の前に居るお前がそれを聞くのか、と。 或いは、それを聞かせてしまうだけ変わっているのか。 ……どうやら、答えは後者らしい。 「許せよ、今日……いや、今だけだ。 それにしても殺したい、か。 どうも、やはり主としては失格だったか」 懐を探り、葉巻を取り出す。 室外で吸うのには向いていないのだが、 今は煙が欲しいから。 先端をカットし、マッチを擦る。 この街の深い路地まで、潮風は追いかけてこない。 顔を逸らして一息、煙を吐き出した。 「悪いな、ノア。俺はまだ死ねんよ。まだ、な。だが、」 一度切って、また一口。煙の味を。 (-206) 2021/12/17(Fri) 18:49:22 |
【秘】 死にぞこないの スカリオーネ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「いつかその時が来たら、 お前に殺されるのも悪くはないかもしれんな。 ――その時は、お前に《骸狩り》になってもらうか」 煙を纏う。煙管ではない、ただの葉巻だ。 幾つも、幾つも煙を吐いて、その頃になって、 (-207) 2021/12/17(Fri) 18:50:00 |
【秘】 番犬 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「……ミズチから……?」 最近あまり酒場で見かけないような気がする。 何も心当たりがなさそうな面持ちで、配達されたものを受け取ると、中身を見て、少し考えるような間があったのち。 「おれが頼ったというよりは、彼の善意だが…… そうだな。……感謝する」 本人には後程伝えるつもりだ。 だから、この礼は、配達に対するものだった。 (-208) 2021/12/17(Fri) 18:50:57 |
【秘】 骸狩り スカリオーネ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「……。まったく、やれやれだな。 どうしようもない日だ、今日は」 やっといつものように、冷静な顔が少しずつ戻ってくる。 それからいつもの通り、手首の痕に塗れとでもいうように、 ポケットから出した傷薬を投げ渡す。 いつもの通り、煙を纏う、骸狩りの男がそこにいた。 (-209) 2021/12/17(Fri) 18:57:49 |
【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ「──皆に笑っていてほしい。 それだけの、一介の道化の願いでも、 この都市では、簡単には通らないからなんだよ。」 「公にして、そして…… どうなる? 隠さないでいて、その末路がどうなるか。 君が、尋問官だったりしないなら、わかるんじゃないか。 今までのみんなを見てきたなら、わかるんじゃないか。 膨らんだ疑念に言葉が通じなければ、もしくはそれ以上の歪んだ感情を押し付けられれば。一体どうなるのか。」 「……悪夢って呼ばれもするものしか見せられないのは、謝罪するよ。この笛の効果はごく限定的なものだ。使い勝手のいいものじゃない。……一方的に聞かせて、夢を見せて、それだけ。 本当なら僕も、もっと素敵で、救いになるような夢を見せたいさ。」 → (-210) 2021/12/17(Fri) 19:03:12 |
【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ「……というわけでして! チェルちゃんはみんなに笑っていて欲しいのですが〜、 時々芸の内容がビミョーになることはあって、 そこはお見逃し頂きたいのですね〜!!!! そう!改めてお答えしましょうとも、ミズちゃん。 問いの答えの最後には、簡潔な纏めが必要ですからね! 世界にもう少しだけ、笑顔を、 ドン底に落ちている人達に、夢を、 ほんの少しだけ、そんな願いを…… 抱えているだけにございます!この道化は!」 (-211) 2021/12/17(Fri) 19:05:26 |
アイシャは、やっぱり 気のせいだったかもしれません。 (c54) 2021/12/17(Fri) 19:17:21 |
【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト/* 言っていいことと悪いことがあるぞスカリオーネ様! やべぇーーーーーーーーー 何も情報晒してないのがいけないけど 素直にこいつやべーし、かくごきまっとる。 はーーーーーーやめてくれよ。 ゆる、せ、許せだ!? 許せって言われたら許すに決まってんでしょうが馬鹿野郎ッ、エモい言葉を吐くんじゃねぇ! (-213) 2021/12/17(Fri) 19:18:33 |
【秘】 番犬 エドゥアルト → 迷彩掃除屋 ノアベルト「主人。そうか貴方も──……しかし、仲がいい、か。 ………。そう、思われるのは意外だ」 誰かの下につく生き方しか知らない故に 忠実に彼のことを考えて行動しているだけだった。 第三者からはそう感じるのか、と意外そうにした。 そして、続いた頼みにはすこし思考するような間。 「それは……一体、どんな騒動だ。 ……犯人ではないと証言するのは簡単だが」 たしかに、エドゥアルトは政府側でも、反乱軍側でもない。 しかし、怪しまれはしないだろうか、と考えるのが苦手な エドゥアルトにも、それくらいはわかった。 (-215) 2021/12/17(Fri) 19:20:51 |
アイシャは、少しだけ、信じてみます。 (c55) 2021/12/17(Fri) 19:22:57 |
【人】 番犬 エドゥアルト「……………………」 エドゥアルトは、何度目かの御布令が張り出されているのを見ても、最近は興味が失せたみたいに、見向きもしなかった。 これまで何人か連れて行かれたが、何が変わったというのだろう。彼には理解できる頭がない。 エドゥアルトは、カウンター席に座っている。 酒場にいる時は端に突っ立って喧騒に耳を傾けているか ここにいるかどちらかだ。 いつもみたいに何を食うのか悩んでいる様子もなく ただ、ぼんやりとして静かにそこにいるだけだった。 (38) 2021/12/17(Fri) 20:11:55 |
エドゥアルトは、そのうちただ座ってるだけなら何か頼みな、と小言を言われた。 (a41) 2021/12/17(Fri) 20:12:55 |
エドゥアルトは、……………(悩む間)。 (a42) 2021/12/17(Fri) 20:13:18 |
【念】 番犬 エドゥアルト「……それは、甘やかしているというより。 当然のこと、なのだが………」 塩梅がわからない。 今まで誰かの為だけにしか生きていなかった故に。 貴方が恥ずかしがる理由も、鈍いのでよくはわからない。 「…………貴方は今までどんな生活を……?」 (!12) 2021/12/17(Fri) 20:18:33 |
アイシャは、なんとなくカウンターの花瓶に、スミレの花を挿しました。 (c56) 2021/12/17(Fri) 20:28:12 |
【念】 番犬 エドゥアルト「あぁ、」 「………………ありがとう」 後になって、自分の為だと言ったことにほんの少し申し訳ないような、落ち着かない気持ちになったけれど。安堵のように、小さく息を吐いた。 (!13) 2021/12/17(Fri) 20:51:02 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート「………うるっさ…」 がつん、額に走る衝撃と遅れて感じる痛みにやや呻いた後。 うるさいのはお前じゃん、みたいな顔をした。 確かに大人しくしてろとは言わなかったけどさ、 良い子にしてるって何だっけね。認識の相違を感じます。 「……あのさ〜 "くらい"じゃないんだよ俺にとってはさぁ… お前には革命軍があっても俺にはお前しか居ないわけで、 お前に否定されたら何もかもそこで終わりなの。わかる?」 なら我慢しろという話になりそうなものの、それは棚上げ。 だって餌付けしたのはお前じゃん。 たとえ反論されてももはやそう開き直るつもりしか無い。 血を与えた貴方と怯えを見せた貴方は異なるのだろうけど。 事ここに及んでは流石に見当も付いてきた。 今は異なる二つが揺らぎ鬩ぎ合っているから非常にやりづらい。 そしてそれらは必ずしも二つに一つなのだろうか。 決して共存し得ないものなのだろうか。 本当に? (-219) 2021/12/17(Fri) 21:42:27 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハートいいや、曲がりなりにも同じ人間から出づるものなら。 「 何も消えやしないだろう。 俺がお前に望むのは俺以外のものに囚われない事だけ。 今はあんたの存在を否定してるわけじゃないし、それに たとえそれで"あんた"が消えたとしても。 あんたがあんただった事が消えて無くなるわけじゃない。 あんたがこの街で過ごした時間が嘘になるわけじゃない。 今となってはあんたという存在も、 確かに"エアハート"という人間の一部だろう。 仮にそれが"お前"にとってどんなに忌むべきものであっても。 たとえこの血を抹消しても、この生まれだったからこそ 俺がお前と出会えた事実が変わらないように。」 貴方の肩口に頬を擦り寄せ、掠れた声が静かに言い聞かす。 「あと、俺は別に同じ事をされてもああまでは怖気付かない。 お前になら何をされても構わないし、 "エアハート"が俺に危害を加える事は無いと知っている。 まあ"あんた"がどうかはどうにも測りかねる節があるが…」 これは単に人格的に、というよりは命令の強度に懸念点がある。 結局の所。 殆ど強姦じみて手酷く抱かれても口答えをするだけで、 拘束の上とはいえ抵抗らしい抵抗はしなかったのがこの男だ。 何かこう、変なのかもしれない。情緒とか感性が。 (-220) 2021/12/17(Fri) 21:44:09 |
【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハートもう一度、与えられた血を種の本能のままに啜って。 貴方の肩、或いは首を単なる甘噛みとして柔く一噛みした後。 「…『お望み通りに』«What You Will»。 元はと言えばそっちが煽ったんだ。 泣いて懇願してもいいが、俺に聞き入れてやる義理は無い。 たとえ"お前"が怖がっても、その時は いっそ恐怖心も何もわからなくなるまで。 目一杯溺れさせてやればいいわけだ」 「そうだろう、ハーディ?」 貴方を見下ろす笑みは捕食者のもの。 すっかり中断されていた愛撫が再開される。 再度下腹部へ伸びた指は前を通り過ぎて後孔へ。 手付きは依然甘ったるいほどに優しいまま、 けれど快楽を逃がす事は許さない。 気が済むまで執拗に、勝手知ったる貴方の身体を暴き立てる。 (-221) 2021/12/17(Fri) 21:47:04 |
【秘】 灯屋 レイ → 迷彩掃除屋 ノアベルト「―――」 これは墓守であった。これは灯屋になった。 そして、冒険者でもある。 他からどのような評価を受けようと、“猿退治”が出来る程度には汚れ仕事もやっている。 「それぐらいならお安い御用です。 貴方達ならば、減らすべき頭がどれかはわかっている事でしょう。 革命軍側も……私の知り合いに、このような馬鹿な真似をするような輩はいません」 洗脳だなんだと、きな臭い話も出ている。 今後を思うなら早めにご退場願った方がいい。 「……共犯者を望むなら、こちらからひとつお願いをしても? 数に入っているかもしれませんが、政府側にいる半妖精の羽根を欲した者。もしくはそれに融通した者。 その始末を」 それを野放しにする方が余程、気分のいい話ではない。 灯屋は貴方達に協力するだろう。 (-223) 2021/12/17(Fri) 21:57:05 |
レイは、お願いを断られても共犯者になるだろう。 (a43) 2021/12/17(Fri) 21:58:40 |
【独】 番犬 エドゥアルトエドゥアルトの前の主は趣味で魔術を嗜むような金持ちの"魔術師"だった。 親とも引き離されてしまい、路頭に迷った下層の民のこどもが そのひとに拾われたのは、救われたといってもおかしくなかった。 魔術の実験とやらに使われるためだとしても。 "主人の忠実な奴隷"として見えない首輪を付けられ 思考も行動も全て主人の思いのままだった。 善悪を判断する思考さえ育っていなかった少年にはそれは洗脳に近かった。 しかしある日その支配は解かれることとなる。 自らの手によって。主人を撃ち殺したからだ。 ──主人を恨んでいた? ──自由になりたかった? ──主人の忠実な奴隷だったのだから、言葉通りのことをしただけだ。 『この武器は血を浴びれば浴びるほど"力"を集められる。 お前は魔術の才能だけはからしきないからな。画期的だろう』 魔術師はエドゥアルトに、生みの親を殺させた。 『絆があるほど──おまえが"家族"のように慕う者ほどいいんだ!』 そう言って。けれど、少年にとって家族だったのはその魔術師だった。 それだけのことだった。 (-224) 2021/12/17(Fri) 22:20:27 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「とても頼もしい、協力者ですよ。 ……彼は貴方の事も案じています。 もし貴方と喧嘩したら、彼が悲しむでしょう?」 悲しむ顔は見たくないでしょう?なんて言って肩を竦める。 「おやおや。難問の上に引っ掛け問題ときましたか。 ―――それにしても、嫌いな街に住み続けるというのも、酔狂なもので」 カンテラを指で叩きながら貴方の話を聞く。 鋭くなった貴方の目を、細めた目で見つめる。 「冒険者?」 この灯屋はヨルムガンドから離れた事がない。 他の街での扱いを知らない。比較対象はない。 暫し考え、口を開く。 「良いとは、言えないでしょうね。 どれだけ力を持とうと役に立とうと、市民にとって騎士や衛兵でもない冒険者は路地裏のゴロツキと大差ないのでしょう」 貴方はどう考えているのですかと、問いを返す。 (-225) 2021/12/17(Fri) 22:26:05 |
【秘】 灯屋 レイ → 羽無し妖精 アイシャ「限りがあるからこその良さがあるとはいえ、この稼業は毎日世話できるとも限りませんからね。 知っていれば、今度押し花の作り方も教えていただけますか?」 折角なので、とまだ瑞々しいラベンダーを指す。 たまには私物を増やすのも、いいだろう。 「―――」 「……そんな事は、ないですよ。 お礼をされるような事なんて、なにも」 少しの間の後、出たのはそんな言葉。 "不信感" "期待" どこか見透かされてるようにもなった花言葉。 そのような『思慮』を貴女はしないと、知っていたのに。 知っていたのに、これは御布令を見てもただ傍観していたのだ。 「……それは?」 瓶を見つめて、問う。これは、なんの花の香りだっただろう。 (-226) 2021/12/17(Fri) 22:56:01 |
【秘】 羽無し妖精 アイシャ → 灯屋 レイ「勿論なのです。遠方のご家族へのお手紙に押し花を同封される方も少なからずいらっしゃるので、勉強してあるのですよ」 近いうちに作り方をメモしてお渡しするのです、と少女はとても嬉しそうに微笑むことでしょう。 「いえ、いえ。貴方がそうじゃないと思っていても、私は」 彼女自身、自らに出された御布令に関心を示さなかったのです。貴方のそれを咎めることなどでましょうか。 少女は平等に誰でも心配し、誰にでも期待をしていた。 この街に馴染んでからは、そうするようにしていたのです。 「これは、香水というのです。 身に着けて使うもので、匂い消しにも使えるのですよ。 もちろん、これもお花を使っていて―――」 一つ花籠の敷紙を手に取り、端に一度吹きかけます。 ふわりと、バニラのような甘い香りが漂うことでしょう。 「これは、 ヘリオトロープのお花 ―――なのです」 (-227) 2021/12/17(Fri) 23:16:20 |
アイシャは、 でしょうか。それとも。 (c57) 2021/12/17(Fri) 23:23:37 |
【念】 灯屋 レイ「……」 「では、私も当然のようにガルムの意向を聞いて、おいしいものを食べてもらって、貴方の無事を祈ります」 もうやっている?細かい事は気にしないでいい。 「どんな、と言われると……修業していた時期が、長かったですかね。 先代の墓守に拾われて以降、墓守の仕事を叩き込まれる傍ら生きていく上で必要な事を教わりました。 全部無くなってからは、それらを活かして今に至ります。 ……わかりやすく甘やかされた事はありませんが、それなりに大事にされていたとは思います」 これは路地裏で生まれ、拾われ、名を与えられて墓場で育った。 ―――結局、期待に応える事も恩に報いる事もできなかったけれども。 「……ガルムは、」 貴方はどんな生活を送ってきたのだろう? ロクな環境でなかった事は察している。 だから、踏み込んでいいものかこれは未だに測りかねている。 ……聞けば、貴方は恐らく。どう感じていたとしても話してくれそうだから。 (!14) 2021/12/17(Fri) 23:46:01 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新