【人】 厨房担当 シャミああ、ごめん 私は気にしないんだけど [お駄賃の強請りへのお返し>>233>>242の小皿が用意されているのに、苦笑になりかけてた笑みが明るくなる。 現金。沙弥、ミートボール、好き。 煮込まれてソースの染みた状態で完成する味、を表現するにはあの揚げ焼きがいいと思う。 でも揚げ物は全般に不得意分野だった。加熱された油の前にずっと立っているとそれだけで胸がいっぱいになってしまうから。 好きなんだけど。コロッケとか天ぷらとか唐揚げとか。なのでちょっとずつつまみ食いが理想なのだ] 贅沢がかなう。やっぱりここは天国かな [仕事を没収されるのに任せ、手を拭いて小皿を受け取る] (245) 2023/03/02(Thu) 2:27:13 |
【人】 厨房担当 那岐―― 深夜のラジオ ―― [ラジオから聞こえるのは、タカノという男の声。>>203 テレビは家にない。元から見る癖もあまりないせいか、 情報はいつも視覚より耳に頼る事が多い。 古い口説き文句だという声に、 釣られるように笑って、窓の外へと視線を移した。 月は出ているのだろうか。 確認してみても良かったが、缶ビールを片手に 腰を据えてしまったものだったから身体が重かった。 見えない分、想像に頭の中に輝く月を想う。 ミニコーナーというものは何か。 新しいものが始まるようだが、SNSを見るような人間じゃないから、どんなものかは分からなかった。 ただ、タカノという男が演者だということは把握できる。 動いている姿はファンにはきっと喜ばれるだろう。 メディアがテレビなら、見ることはなさそうだが。] (246) 2023/03/02(Thu) 2:29:02 |
【人】 厨房担当 那岐[サウンドドラマがどういったものかも、 聞いてみたところでよくわからなかった。 ドラマというからには、演技をするのだろうか。 どんなものだろう。 何気なくかかったラジオは、 大体同じようなシフトになる深夜の同じ時間。 定期的に耳にすることになっていく。 覚えた名前は、タカノということ。 気兼ねなく話しているような声音の奥に、 少し繊細な音が聞こえたこと――。] (247) 2023/03/02(Thu) 2:29:15 |
【人】 厨房担当 那岐[さて、昨今のにんにくは匂いが随分と控えめになっているとはいえ、料理に入っていると敬遠されがちなのは仕方のないこと。 りんごジュースや、コーヒーなどでいくらか軽減は出来るだろうが、それでも落ち着かないというのであれば。 ホールから厨房に戻る前に、レジに立ち寄っていく。 レジの内側に置いてあるエチケットガムとフルーツキャンディが入ったバスケットを取り出して、お会計のトレイの横に置いておいた。 『ご自由にどうぞ』 と、書かれてあるプレートをバスケットに差して。 レジを通るお客様たちが手にとることが出来るように。 そうして厨房に戻る頃、ホールへと視線を戻せば、 ミートボールに舌鼓を打つ知恵の姿が見えた。>>240 ふ、と思わず小さく笑みを零しながら、ホールを抜けていく。 きのせいか、その中に聞き覚えのある声を聞いた気がした。>>164**] (249) 2023/03/02(Thu) 2:30:30 |
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