情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【徒】 勢喜光樹「喧嘩売ってるんじゃないけど……、ううん、」 水のペットボトルはほぼ空になる程度に呑んでいる。 ぷらぷらとそれを弄びながら、 「そう。色々喋り過ぎたよね。ごめんね」 失敗したなあ、と、頭を掻きながら呟いた。 「うん。そう、……あのー」 珍しく、間延びさせるというよりは、少し困った様子だった。 「…………ふわふわで、いい気分だったから。楽しくて……、つ、つい、色々言ってしま……、った。た。まだ、言わなくてもいいようなことも」 歯切れ悪く、呟いた。 「俺は……、まだ、ちゃんと関われてないのが、気になってて……」 (.89) 2021/08/15(Sun) 18:12:02 |
【徒】 一年 黒沢誉「はァ?」 機嫌どころかガラも悪い。 見た目から想像される通り――といえばそうだが。 「まだって何」 「言いたきゃ言やいいだろ別に」 「タイミング計る必要でもある訳」 水も氷も冷まさなかった。 後からぐらぐらと頭が煮えて、自制がない。 普段飲み込めるものが外に出る。 「初対面の元幽霊部員とこの短期間でどう関われって? まだ喋った方だろ、これでも」 (.90) 2021/08/15(Sun) 18:29:18 |
【徒】 勢喜光樹「ああー……………」 「……っ、で、も、さ。 多分、困らせる…」 とはいえ。 「黒沢に、嫌われたいわけじゃなくて、……、あー…」 ”忘れとくには喋りすぎじゃねえの” ………その通りだった。 喋りすぎている。 虚実ではないことを、つい、口をついて出たものがあって。 ▼ (.91) 2021/08/15(Sun) 18:44:04 |
【徒】 勢喜光樹「俺、後輩の黒沢が気になってるんだと思ってたんだけど」 「他の下級生とも、同じぐらい一緒にいると思ったのに、なんだか贔屓目があって」 「頭撫でてあげたときから、一挙一動、どうにも気になって」 「ちょっとだけ、黒沢のことを知って………なんか、可愛いな、って思って。色んなところが……おかしいなって思って、もうちょっと色々、話してみたりしてみたいと思って」 ▼ (.92) 2021/08/15(Sun) 18:51:37 |
【徒】 勢喜光樹「それで……ここ、きて。ここの温泉、多分、ちょっと変わってるでしょ。…洗い場のあとで、あの温泉入ったら、なんか、抑えが効かなくなって」 「……触れ、てみたい、と、思っちゃった。」 「ただの後輩なら、そんな風に思わないはずだから……。でも、俺、絶対温泉の勢いで、とか嫌で」 ▼ (.93) 2021/08/15(Sun) 18:56:13 |
【徒】 勢喜光樹「だから、水飲んで、落ち着きたかった……。」 髪をかき上げて、ふう、と息を吐いて。 改めて、向き直る。 「俺、お前のこと好きみたい。」 淀みない口調で、静かに穏やかに。 「初対面の元幽霊部員と、この短期間だけ過ごしただけなのに、ね。 ……なんか、気になってしょうがない。お前の、いろんな顔と、声が好き。困った顔が、特に好きみたい。 これから、ゆっくり確かめたかったのに、もっと見たくなって。我慢できなくなっちゃった」 ▼ (.94) 2021/08/15(Sun) 19:17:06 |
【徒】 勢喜光樹「俺に、黒沢のいろんな顔、もっとみせてほしい。 もっと知りたい。もっと聞きたい。 俺と、付き合ってほしい」 ほとんど空のペットボトルが、ぱこ、と小さい音を立てた。 (.95) 2021/08/15(Sun) 19:17:53 |
【徒】 一年 黒沢誉戸惑う、照れる、困る、気まずげにする、あたりが 普段の振る舞いからすれば自然なものだった、はずだが。 「へーえ」 どれでもなかった。 背を曲げて膝のあたりに肘をつく。姿勢も態度も悪い。 (.96) 2021/08/15(Sun) 19:54:40 |
【徒】 一年 黒沢誉「あんだけ触ってまだ足んねえの」 「温泉の勢いって何。酒じゃねえんだから」 「後輩困らせんのが好きって悪い先輩だなァ! でもあれか。ちゃんと困って罪悪感湧かねえなんて 俺くらいしかいねえもんな〜〜……」 「……ハハ。面白」 一度飲むだけの冷静さがなければ、他の何より愉快が勝つ。 他人からの直接的な好意なんて受け取った覚えがなかった。 あまり、どころか明確に性格の悪そうな笑顔。 (.97) 2021/08/15(Sun) 19:55:02 |
【徒】 勢喜光樹「だって……、温泉で、気が大きくなってって、そうじゃん?」 悪そうな態度? 「違う。罪悪感はあるよ、ただ、それでも見たくなっちゃう。本気で困らせたいわけじゃなくてさ……、ギリギリ、なんとかなるけど、みたいなときの、黒沢の顔が、よくて。だから、最悪俺が責任取れる範囲で、困らせたく、て……」 笑顔? 「さわ、ったのは、ちょっと、意地悪した。ごめん、あれは……でも、普段からあんなかんじで」 うれしい。 うれしい。 かわいい。 嗤われているかもしれないのに、どうしてこんなに、 ▼ (.99) 2021/08/15(Sun) 20:06:06 |
【徒】 勢喜光樹「だよね」 「……黒沢は、普通に、女の子好きだろうから。だから、悩ませるから。ゆっくり確認してかないとなっておもって」 ……勢喜自身のことは、口にしなかった。 あえていわないのか、気恥ずかしいのか。 (.100) 2021/08/15(Sun) 20:08:29 |
【妖】 三年 堀江豊久「ちゃう、キヨくん、それは俺が」 「……」 掻き抱く腕の力を緩める。 呼吸が整っても、あなたの肌へ触れていることに幸せを感じている。 穏やかに背中をさすられるたび、安心感と一緒にもどかしい疼きが蟠る。 姿が、声が、感触が、頭を離れない。 何かがおかしい。 おかしいのに、ずっと前から望んでいた気がして、 分かっているのに、このまま壊れるまで暴いてしまいたくて、 「大事にしたいのに、こんな……」 感情が小さく溢れた。 ▼ ($44) 2021/08/15(Sun) 20:16:43 |
【妖】 三年 堀江豊久「……出よ……か」 「のぼせたら、良くないし」 言葉に反して、両腕はまだ名残惜しそうにあなたをつかまえていて。 言わなければならないことを言うために口だけを動かす。 これ以上優しさに溺れれば止まれない気がした。 ($45) 2021/08/15(Sun) 20:17:18 |
【徒】 一年 黒沢誉「なお悪ィだろ、それ。どっちも」 罪悪感があっても意図的に困らせたい。 わざと意地の悪い触り方をした。 少なくとも褒められたものではない。 はーあ、とやる気のないためいき。 (.101) 2021/08/15(Sun) 20:46:52 |
【徒】 一年 黒沢誉「俺、『お兄ちゃん』だからさあ? 年下とかあんま小さいと妹に見えて無理なんだよな」 「一番背ぇ高えの誰だったかな。鴨嶋先輩? そんでもあれはあれで危なっかしいから無理だわ。 好き嫌いじゃねくて頭が保護者んなる……」 「……『背が高くて』『年上』だなァ? 勢喜先輩?」 (.102) 2021/08/15(Sun) 20:47:19 |
【徒】 勢喜光樹「うん、ごめん」 素直に謝らなければならない所だ。 これは、本当に、そう。 彼の困った顔をみて、自分は、どうしても、喜んでいた。 ダメなのに。 なのに、どこか、 なぜか。もう、あるはずのない湯の熱なんて。 「そだね。あの人は大きいから。確かに、守ってあげたいタイプなのはわかる。……? ……そうだよ?俺は背が黒沢を撫でるのに苦労しないぐらいにはあって。年上、だよ。黒沢を、わざと困らせて、楽しんでた、けど」 (.103) 2021/08/15(Sun) 20:59:21 |
【徒】 一年 黒沢誉何も言わずにそのまま覗き込んでいた。 今困っているのは相手の方だ。 「女の子じゃねえから駄目」 「なんて。言った覚えねえけど」 (.104) 2021/08/15(Sun) 21:08:41 |
【徒】 勢喜光樹「……………………………」 困った、顔だ。 勢喜は恐らく、はじめて見せるような顔だった。 「………………そう、なの?」 「……俺、今、相当馬鹿になってるから……、それだけで、心臓、痛いんだけど」 喉を鳴らして、目を伏せる。鼓動がうるさい。 (.105) 2021/08/15(Sun) 21:17:57 |
【徒】 一年 黒沢誉「べっつに。人と付き合ったことねえし。 好みだって絞り出してそんなもんだし」 「…………。 『女の子が好きな黒沢くんが好き』 ならさすがに知らねえ。めんどくせえ趣味だと思う」 ふっと視線を外して、伸びをした。 言わなくて良かった話、は聞き終えてしまった。 「で? そんだけ?」 (.106) 2021/08/15(Sun) 21:44:47 |
【徒】 勢喜光樹「………男が好きなら、話が早くて都合がいいと思う………」 あまりにも、粗野な表現で伝えた。 ストレートな表現は、無意識的に、あなたにわかりやすく伝えるためのものになっていた。 「…………………つ、きあってくれ、る、の?」 絞り出すような声。 (.107) 2021/08/15(Sun) 21:54:35 |
【徒】 一年 黒沢誉「どっちが好きっつか、どっちでもいい」 「あー。でも、あれだな。 勢喜先輩、俺にはわかんねえけど好きなもん多いだろ」 「そん中に俺が入ってんのは気分いいかな」 地が短気なのは間違っていない。 より正確に言うなら、喜怒哀楽の振れ幅が激しくて ついでに切り替わりやすい。要は子供だ。 「嫌ならどうするか知ってんじゃねえんですかあ?」 (.108) 2021/08/15(Sun) 22:06:29 |
【徒】 勢喜光樹「どっちでも、」 いいんだ、と。 「………………」 「……そうだった。嫌なら、嫌って言うんだったね」 大きく息を吐いた。 脱力した。 ▼ (.109) 2021/08/15(Sun) 22:13:56 |
【徒】 勢喜光樹隣に座って、相手の頬にまず手で触れる。 それから、じっくりと相手の顔を見ながら、 相手の腰に腕を伸ばしてそっと抱く。 片手で相手の耳の裏へ指をのばし、 片手で横腹を柔らかに探る。 勢喜が観察した限り、 あなたが気持ちよさそうに身動ぎした箇所。 (.110) 2021/08/15(Sun) 22:20:34 |
【徒】 一年 黒沢誉「んー……? ん」 体温まで子供じみて高い。 もう少し冷静だった時、手を握った時よりもまだ高い。 「触られんのなあ。 嫌いじゃねえけど反応に困んだよな。 なんも考えてねえと肘あたり出るし」 抵抗はない。 距離の近さにたじろぎもしない。 (.111) 2021/08/15(Sun) 22:30:56 |
【徒】 勢喜光樹「………あついね」 ぽつりと呟く。 「肘は出さないで。痛いから……。……嫌いじゃないなら、何だろ」 そういいながら、顔を相手の首にゆっくり埋めていく。 それから、僅かな水音を立てて口づける。 (.112) 2021/08/15(Sun) 22:44:02 |
【妖】 三年 井上清春さながらシーソーみたいに、 腕の力が緩んだ分だけ代わりに力を入れる。 口ぶりに反して、そこだけは聞き分けの悪い子供だ。 「大事にされているよ」 これまでも、 口内をまさぐる指も舌も大事に愛おしんでくれて ダメだ。猥雑な思考が抑えられない。 「とよひーが思っているよりたくさんもらっている」 内心を否定するように重ねた言葉は無垢な本心そのものなのに、 『たくさん』の内訳を考えれば 今日この日のやましさがあふれかえる。 吐息が熱い。 あなたに効かなかったまほうはこの身に跳ね返り、 自家製生する毒がじくじくと身を苛んだ。 ($46) 2021/08/15(Sun) 22:50:46 |
【妖】 三年 井上清春「うん…………」 最後に背中をひとなでして緩慢な動作で離れた。 それでも離すことを望まれるまでは、 手をぎゅうと握り続けたのは自身の意思だった。 ($47) 2021/08/15(Sun) 22:51:34 |
【神】 三年 井上清春だいぶ遅れて風呂をあがった。 休憩用のソファに腰掛けてちびちび水を飲んでいる。 長風呂の影響で顔はほてり、 どこかぼんやりとしている。 (G89) 2021/08/15(Sun) 22:55:55 |
【徒】 一年 黒沢誉「あつい。 氷食ってもずーっとあつくて、なんか腹立ってきて」 だから顔を出した時不機嫌だった、と。 そういうことだったらしい。 「じゃあ好き?」 「……わかんねえな。撫でられんのは好き」 「…………」 間。 「人……わざわざ来ねえか、こんなとこ。 客少ねえもんなあ……」 気にするなら剥がしてどこかへ押し込んでいたところだ。 止めない。 (.113) 2021/08/15(Sun) 22:59:15 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新