【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ それでも暗い気持ちを片付けて、 用意していた赤い靴>>0:30を贈れば 彼女は喜んでくれただろうか。 眩しかった。 外界に解き放たれた可憐な蝶、 これから世界を知っていく無垢な5歳の女の子。 御礼を言われたら、 「素敵な靴が素敵な場所に連れて行ってくれますように」 と寿いで。……本当に、そうなればいいと願っている。 ] (232) 2022/12/14(Wed) 23:03:42 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* 大事なのに書き損ねた備忘録なんですけど、 最初にシトラの様子を窺うことをしなかったのは シトラの自主性全肯定botな自分の在り方が 今回ばかりはシトラの重荷になってしまいそうだと思った という理由です 今度こそ 本当に 寝…… (-56) 2022/12/14(Wed) 23:03:58 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 21人が一同に介した──かどうかは指折り数えたわけ ではないけれど、思い思いの方法で彼女がこの世に生を 受けたことを祝っている。 ……暗い気持ちを何度片付けても、ここにいる限り ずっと湧き上がってくるのだろう。 ナハトが退席するなら>>169、引き止める代わりに 一緒に誕生会を後にしようか。 本当は、彼が避けているあの子に 「今日のこの子とお話する権は完売だよ?」 などと牽制してあげてもよかったし、 皆でお祝いした方が、彼女も喜ぶだろうに。 ……自分のことしか考えてなくて、本当に嫌になる。 ] (233) 2022/12/14(Wed) 23:05:34 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 賑やかでなんだか疲れたから助かっちゃった、 なんて嘘に言い訳を重ねたら、嫌われないだろうか。 いつもみたいに笑ってくれている? 彼がどんな気持ちでどんなことを思っているか>>172 こんな風に見上げるだけじゃちっともわからなくて。 色んな気持ちをないまぜにして、 「ナハトもお疲れ様」と夜色の髪をそっと撫でてみる。 ……二、三言葉を交わしたら部屋に戻るだろうか。 * ]もう少し、とは言い出さず、彼の言葉を待ってみた。 (234) 2022/12/14(Wed) 23:06:55 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a36) 2022/12/14(Wed) 23:10:25 |
【人】 U『女教皇』 キュリア(誕生日パーティーの日) [誰かがこの世に生を受けたことはこんなにも幸せなものなのだと誰かのお祝いのたびに思うのでございます。] (いつか自分の誕生日も喜べるようになれるのでしょうか。 お祝いしていただいたのに上手く喜べず、みんなを失望させているかと思うと……ごめんなさいって言いたくなります) [アリスのお誕生日パーティーもとても楽しいひと時で、アリスもみんなもとても楽しそうでした。 アリスの嬉しそうな表情はとても眩しく見えました。] (235) 2022/12/14(Wed) 23:15:06 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 戻ったら可愛い恋人(名称)がいた それを爆弾と認識してくれるところが愛しいですね!!!!! 爆弾ですよ 爆発するかはやり取りしだいだ (-57) 2022/12/14(Wed) 23:15:32 |
【人】 U『女教皇』 キュリア--今日-- [アリスのお誕生日の幸せな空気がまだまだ残っているかのような翌日、玄関ホールに呼ばれました。] 「やあ皆。久しぶりだね」>>5 [その方を見たのは初めてだったので"はじめまして"と挨拶しようとした矢先のことでございました。 目の前にいる男性が一言発した瞬間、言葉がヒュッと喉の奥に引っ込んでいく感覚に襲われました。] ……! [この方を見たことはありません。 見たことはないはずでございました。 けれどわたくしはこの方を存じております。 なぜかとてもよく覚えているのです。] 「選びなさい、わたしの愛しき子ら」>>11 [一つ一つの言葉が脳を強く揺さぶってきます。 激しい頭痛とめまいに襲われて立っているのがやっとの状態で、ただただ小さく一度頷くことだけを、どうにか。] (236) 2022/12/14(Wed) 23:24:52 |
XIV『節制』 シトラは、メモを貼った。 (a37) 2022/12/14(Wed) 23:26:50 |
【人】 XI『正義』 マドカ―― 回想:『悪魔』の君と ―― [僕は君のことを、 どこまで知っていたのだろうか。 君の出自を知っていたのなら、 僕は憐みのつもりは微塵もなかったけれど、 君の痛みに寄り添おうと試みたのかもしれない。 拒絶されたら深追いはしないけれど。 君が既に救われていることを知っていたのなら、 君の不幸と幸福は既に完成されている、 僕には何も言うことは無かったろう。 けれどもしも、僕が何も知らなかったのなら。 きっと、何もしなかった。 ただ、面白みのない善人面をしていたことだろう。] (237) 2022/12/14(Wed) 23:31:05 |
【人】 XI『正義』 マドカ[……まぁ、多分。 君は僕より後に洋館に来たから、 僕は何かしらほんのり察していたんじゃないかなぁ。 きっと、更なる不幸を強要することはない程度には。 それはそれとして、 *]フォルスと デート に出かけているのを見かけたならば、 僕は自然と君を避けていたかもしれないね。 (238) 2022/12/14(Wed) 23:31:29 |
【人】 XI『正義』 マドカ―― 回想:年下の少女 ―― [年下の子に対しては、大抵優しく接した。 特に、親の愛情を受けられなかった子供には、 代わりの愛情を与えたいと思った。 それはかつて、僕が受け取ったものだから。] 文字を覚えたいの? いいよ。 じゃあ、まずは本を読んであげよう。 [言葉を覚えたいのなら、文字を覚えたいのなら。 触れるのが一番だ。 そう考えた僕は、少女に最初、 本を読み聞かせた。 少しずつ触れさせて、少女が好むものを探る。 好きこそものの上手なれ。 僕の故郷の言葉だ。] (239) 2022/12/14(Wed) 23:31:50 |
【人】 XI『正義』 マドカはい。 これ、あげる。 [暫くして僕は、少女にノートと鉛筆を贈った。 少女の好みはまだそこまで分からなかったから、 やや子供じみたデザインだったかもしれない。 少女が、友人が来るかどうかを尋ねれば、 僕は笑って彼女の手を握る。] どうかな。 聞きに行ってみようか? [きっと、職員の誰かなら知っているだろうと、 僕らに比較的好意的な誰かを捕まえに、 少女を誘ったかもしれなかった。**] (240) 2022/12/14(Wed) 23:32:49 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク―― 誕生日 ―― [洋館に来るまで教養というものを知らなかった。 実の両親はもちろん、 証持ちの子供に学を与えることなど考えもしなかった。 老夫婦に引き取られた後も、 私塾にいけるような環境下ではなく。 人とあまり話さないせいか、言葉もたどだどしかった。 文字や計算を知り、流暢に喋れるようになったのは、 洋館に訪れてから先人の証持ちたちに教わったからだ。 誕生日を祝うことも、証持ちの誰かに教わった。] (241) 2022/12/14(Wed) 23:34:50 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[ヒナギクは広告塔の仕事をしているが 給金というものはもらったことがない。 街や仕事へ出てものが欲しい時は、 メイドの人や、付添の人に払ってもらい、 その場で現物支給という形を取っている。 だから、アリスの誕生日には、 私設合唱団(withオルガン)の歌声を聴きながら、 アリスの手を取り、ダンスを踊った。 エスコートするように手を引いて、 彼女の歩幅に合わせてタップして、 小さな彼女の身体を抱え上げ、くるくると回った。 ダンスをしながら自分も歌を歌った。 小さな彼女が笑ってくれることを 心の底から喜び、微笑み、声を上げて笑った。] (242) 2022/12/14(Wed) 23:35:28 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[合唱団の輪に入ることを躊躇う人が居れば、 手を取って招き寄せただろう。 例えば少し距離を置いているエーリクを>>106。 ユグが声を掛けた誰かも増えていたかもしれない。>>195 最後にもう一度と、ゼロにも声を掛けてみたけれど、 歌声の代わりに渡されたのは喉飴だった。>>168 喉飴はしっかりちゃっかり頂いておいて、 気のせいかすっきりした喉で。 『んも〜〜〜〜〜!!』 と牛のように呻いてクリスタベルと共に去るゼロの後ろ姿を見送ったのだった。] (243) 2022/12/14(Wed) 23:36:31 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク―― そして、翌朝 ―― [前日の騒ぎで夜更かししたせいで、 寝ぼけ眼で廊下に出てみれば、妙に騒がしかった。 メイドさんに聞けば『世界』が帰ってきたらしい。 箱庭の22人が揃うのは初めてのことだという。 喜ばしいことのはずなのに、妙な胸騒ぎを覚えた。 そうして、支度を整えホールに向かえば、 知らない男性が、まるで我が城であるかのように 笑みを湛え、中央に鎮座していた。 22人もいるホールに、一滴の水が落ちる。>>5 ] (244) 2022/12/14(Wed) 23:37:00 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[息を呑み、思わず口元を抑え、 距離を取るように後退った。 満面の笑みを浮かべて、 愛子のように語りかけられるのに、 どうしてか恐ろしいもののように見えた。 幸せな世界を作る? 世界を壊す? 何を言っているの? そう口に出したくても出せない。 だって、 この人なら本当に出来てしまうだろうから。 (246) 2022/12/14(Wed) 23:38:06 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[選ぶ時間をくれただけでも、譲歩なのかもしれない。 去っていく後ろ姿をただただ眺めていれば、 とん、と膝下にぶつかる何かに気づいた。 怯えたアリスの身体が震えていた。>>@0 そっと彼女の肩を抱き、引き寄せる。] ……びっくりしたね、アリス。 [そうして、何とはなしに彼女の姿を探した。] ……チェレスタ、どうしよう。 アリスが……、 [こんな時にいつも頼ってしまうのは、 やっぱり彼女の他には居なくて。**] (247) 2022/12/14(Wed) 23:38:36 |
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。 (a38) 2022/12/14(Wed) 23:42:14 |
XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。 (a39) 2022/12/14(Wed) 23:52:31 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― アリスの誕生日においては ―― [一緒にお祝いの歌を歌うという企画について。 あくまで各人の自主性を尊重するスタイル――、 言い換えるなら「やりたい人この指とまれ!」でゆるく協力者を募集していくスタイルだ。 途中で練習から足が遠のいてしまう者がいても、>>231 深く問い詰めたり、追っかけて引き止めたり、なんてことはしてなかった。 とはいえ、ヒナギクらとのやりとりでちょっとだけ前向きになったこともあり、 出張お手伝いから帰還した日、食事の集まりかどこかで、確かにこう言ったのだ] 男のひともオルガン以外の楽器も……、 賑やかしもまだまだいてくれると嬉しいかな? [賑やかし、といったところでパンパンと手を叩いたのは、 手拍子オンリーでもいいと言いたかった、というやつ] (248) 2022/12/14(Wed) 23:56:54 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[それからだろうか、『吊るされた男』の青年――ユグが人集めに積極的になったのは。>>195 時折垣間見える彼のスタンスについては否も応も唱えず、 一歩引いた見方をしているチェレスタだが、 そのスタンスから来てるのであろう彼の行動については、素直に感謝したい心境であった。 その一方で、形に残るプレゼントも用意していた。 穴に息を吹き込んだり、逆に吸いこんだりすると音の出る楽器だ。 アリスが初めて触る楽器になるのだから、直感的に音が出せるものが良さそうと思ってのこと] (249) 2022/12/14(Wed) 23:57:50 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[高い音、低い音、オルガンの伴奏。歌に合わせて鳴らされる音。 さまざまな音が混じり合って、ひとつになっていくのを、 夜ごと夢想した。それだけでも十分楽しかった。 一座のルーツである地ではこの、様々な音が一つになったものに、 「音」を「楽しむ」と書いて「音楽」という名前がついている。 まさにぴったりな名前といえよう。 ……大丈夫、私はちゃんと、音を楽しむことができている] (250) 2022/12/14(Wed) 23:59:29 |
【人】 III『女帝』 シャルレーヌ──回想・誕生会前・売店でフォルと [ 彼に怒られた記憶はない。 世間知らずで物を知らない私を 優しく嗜めることはあったかもしれない。 フォルは優しい。それは今も昔も変わりなく─] ええ、わかったわ。 次は必ず話すから。 [ そう、フォルの手にかかれば なんでも楽しくなって、怖くなくなるだろう。] そうね、今更、よね。 [ フォルの笑顔につられるように弱々しく笑った。 いつだって頼って甘えているのに、時々こう遠慮してしまうのは、なぜだか自分でもわからなくて。] (251) 2022/12/15(Thu) 0:00:44 |
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