【人】 XII『吊された男』 ユグ――カルクドラは、アリスの誕生日には何をなさるご予定ですか? はじめてですから、楽しんでもらいたいですよね。 ……変な邪魔が入らないのが、一番なんですけれど。 [変な邪魔、の言葉に思うのは『悪魔』の顔だ。 直接出会わなくとも、やはりこうして思ってしまう。加えて相手が『愚者』だから、余計に。] (239) 2022/12/12(Mon) 1:19:07 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[洋館に来てすぐのことだ>>193。 夢にも見なかったような穏やかな暮らしの気配を瞳いっぱいに映していたはずが、彼の顔を見た瞬間に心の奥が昏く淀んだ。 ぞくりと不安や怯えに似た感情が身体を蝕んだが、その理屈が理解できずに、振りかぶられる拳を避けも出来ず。 あれは誰が止めてくれたのだったか、それ自体は遠い記憶。 あの瞬間に思ったのは。] (240) 2022/12/12(Mon) 1:19:33 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[その記憶があるからか、壊れた箱庭のはじまりの事件のせいか。 ゼロとアリスのやり取りには気を配っていたし、此度の誕生会では構ってくれるなという彼の期待>>194にはまったく応える予定がない。 それでも、極力自制しているのだろうというのは感じているので、そうしていてくれる限りには行動に目を光らせている程度で、特別何をしようというつもりもないのだが。 皆が自制さえすればなべて事もなし、と語りながら注視してしまうこれが、魂の記憶というものなのだろう**] (242) 2022/12/12(Mon) 1:21:16 |
【人】 XIII『死神』 タナトスよく生きたね 偉い偉い。 [ 四年前のあの日。 ――そうだね、思い返すのならば。 俺は酷く安堵を覚えたんだ。 ] (244) 2022/12/12(Mon) 1:25:36 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 君が生きている今に。 生きる事を決して忘れようとしない君に。 確かな温もりを持つ君に。 自ら命を絶たなかった 君に。 魂が、きっと。 ] (245) 2022/12/12(Mon) 1:26:52 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 君の目線に合わせるように膝を折って 俺が纏っていた白のローブを君に降らせよう。 北に近いこの土地は、少し冷えるからね。 それからすっかり絡まった髪に触れ その頭をそっと撫でたんだ。 怖がらせないように。 俺の表情には憐憫なんてない。 心から、君の再生を祝福していた。 その笑みに君が覚えるものを、 俺は知りはしないけれど。 ] (246) 2022/12/12(Mon) 1:27:58 |
【人】 XIII『死神』 タナトスやあ、『吊られた男』 俺は『死神』。 この地の君の生に、終焉を告げにきた。 どうか手を取ってくれるかな。 俺は君の望む『神』ではないけれど。 (247) 2022/12/12(Mon) 1:29:06 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a42) 2022/12/12(Mon) 1:30:12 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 洋館へ、ではなく。 敢えてその言葉を用いた。 ここよりは良いだろうしね。 君がその気になるならなんだってよかった。 君が生を全うできるのならば、なんだって。 ――俺が思っていたよりも 君はもっと、神に魅入られた人だったから 必要のない配慮であったかもしれないね。 ] (249) 2022/12/12(Mon) 1:31:03 |
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a43) 2022/12/12(Mon) 1:40:48 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 彼の名はユグと言った。 加護を受けたその名を、俺は好んで呼んでいる。 吊られた男は長いしね。うん。 とりあえず人前に出せるように洗うのを手伝った。 ローブは君にあげるよ。 どうせ彼らに貰ったやつだ。 着る物もまともに無いなら――無いよりマシだ。 身体は弱ってはいるかもしれない。 せめてふらつかない程度になるまでは 歩く事も手伝うこともあったかもしれないね。 そんな時かな、 君達が遭遇し合ったのは。>>193>>240 ] (250) 2022/12/12(Mon) 1:41:09 |
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a44) 2022/12/12(Mon) 1:45:31 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 彼の拳がユグを狙うものだから 条件反射。 利き手で庇う事が出来たなら 運が良かったかもしれない。 悪ければそのまま彼の拳は俺の顔に突っ込んでく。 ] (251) 2022/12/12(Mon) 1:56:07 |
【人】 XIII『死神』 タナトス挨拶の仕方を忘れてしまったのかい? ゼロ。 小さい子も見てるよ。 元気なのは程々で。 [ 怒るでもなく、微笑んで。 血気盛んとも言える年頃のそう変わらない 青年の頭を撫でた。 落ち着くんだよ、よしよし。 俺の名前は洋館へ来てからは空白になった。 だから、 ゼロが何と呼んでたって気にはしない。 ] (252) 2022/12/12(Mon) 1:57:34 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 回想:初対面、あるいは再会 [ 私が『魔術師』ことシンに迎えられたように、 未だ洋館に保護されていない証持ちを、 同じ証持ちが迎えに行くということは度々ある。 とはいえ原典からしてあの有様。 私にはまず縁がないことだろう… と、どこか他人事に思っていたのだけれど。 ] …… 『節制』の子、が [ わざわざ私へ指令が下った時、 その名に触れた、それだけで それは私でなければならないと燃える何かがあった。 ] (253) 2022/12/12(Mon) 1:57:36 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 怖かった。 (あの子は僕よりも死を選んだ) 会いたかった。 (それでも僕はあの子が大切だった) もしかしたら、幸せに暮らしているかもしれない。 迎えなど余計なお世話だと拒まれるかもしれない。 (また選ばれなかったらと思うと、耐えられない) …… それでも結局はただ肯いていた。 何が待っていたとしても。 それは自分がやるのだ、他の何かになどあげないのだと、 きっと魂が叫んでいるって、ああいう状態のことだった ] (254) 2022/12/12(Mon) 1:57:47 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ どこから情報が伝わったのかは私には知れない。 ただ、あの子が――『節制』の子がいるという その村は南西地域の高山地帯にあるのだという。 もしそう遠くない地域の出だと私が知っていれば、 高山地帯を往く上での心構えみたいなものについて シャル――『女帝』の彼女に教えを請うたかもしれない。 その時季節が何色をしていたとしても、 右上腕の痣は衣服か外套で隠して。 貸し出してもらった政府職員然とした服に身を包んで。 ] ―― 失礼。 私は「洋館」…… 政府より参りました。 こちらの村に『証持ち』がいると伺ったのですが、 間違いありませんか? [ 目についた村人に声を掛ける。 たった一言、それだけで、瞬く間に大事になっていって ―― 少なくとも余計なお世話と恐れるのは杞憂だった それをすぐに理解することになる。たぶん、悪い意味で。 ] (255) 2022/12/12(Mon) 1:58:18 |
【人】 IX『隠者』 アリア [ 文字で知る顛末。暴走と制裁。 それらはどこを、何を源泉としたのだろう? 私は一目で全てを理解した。 この魂が、一瞬で燃やした感情の焔。 それを集約するならば、 ] (256) 2022/12/12(Mon) 1:59:13 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 酷い有様だなと思ったのは彼女そのものに対してというより 取り巻く環境を含めた全てに対してであった。 わざわざ詳細は語らないし、あくまで私の感想に過ぎない。 証持ちを引き取る洋館の存在は、 村そのものに伝わっていなかったのか、あるいは。 怯えた様子の少女は初耳という顔をしたのだから、 その時点でこの訪問は私にとっては正解になった。 ] …… 僭越ですが。 一言でも、 当人の意見に耳を傾けることはできないんですか。 決めるのは彼女であってあなたがたではありません。 率直に申し上げると―― 邪魔です。 [ 不機嫌を隠さない表情がひどく珍しいことを、 その場にいる誰も知るわけがない。 けれど彼女を怯えさせたいわけでは無論ないから、 丁寧にしまって、改めて向き直る。 ] (258) 2022/12/12(Mon) 2:00:26 |
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