【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ ピアノの音色をかき鳴らしながら 脳裏に思い浮かべるのは数多の人の顔。 この城で過ごした数十名の子供達。 その中でも一際目立つのは陽の存在。 月の名前を持つ子供の姿だった。 ふと、開きっぱなしだった部屋の中に 与えた本人の存在>>$62が増えた ] おはよう、セレン。よく眠れたかな? [ 挨拶は極めていつも通りに。 ピアノの手を休めれば彼に振り返った。 彼の手にあるのは知恵の実>>$63 それから棘の目立つ赤い薔薇の花だった。 彼の言葉>>$64に男は目を伏せる。 言葉を選びあぐねている様子だった ] ($66) 2019/04/14(Sun) 5:26:17 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクスそれは、俺が触れていいものじゃない。 それに、きっと君が持っていた方が喜ぶ。 [ 差し出された金貨一枚>>$65 久々に他者から存在を生かされる今に 男にしては少し苦い顔をしてみせる ] 部屋がいつもの調子なのは、忘れられないからだ。 いや、……忘れたくないのかもしれない。 [ ピアノに備え付けられた椅子に腰掛けた。 男は飾られた赤い薔薇一輪に視線を向ける ] ($67) 2019/04/14(Sun) 5:26:33 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス忘却は人にのみ存在するものだから。 それから、俺が触れたくないのもある。 彼らがここで生きた痕跡を、 俺如きが穢してしまいたくない。 [ 組んだ指だけが落ち着きなく動いた ] ……その思い出が、記憶が、より胸を痛ませても。 どの子供も悪い子供じゃなかった。 中には俺の願いを叶えようとする子もいた。 結局、逃げてしまったけどね。 他には父のように慕ってくれる子供もいた。 だが、みんな帰してしまった。 残酷な望みを君達に架していると分かっているから。 [ 言葉を区切り、それから少年を見遣る ] ($68) 2019/04/14(Sun) 5:26:49 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス君を特別扱いしたのは……、 その金貨をお守りと持ち歩いていた子に 君が少し似ていたからだ。 どう。少しは、殺す気になれた? [ よく見ると日に焼けたのだろうか。 赤い頬>>$58は少し痛々しい。 冷やしてやるべきだろうと彼を見つめ ] なんて。 ……君に酷い事を願っているのも理解してる。 君と俺を違うと枠組みを取り替える癖に 君に同じ所まで堕ちろと それと同義の言葉を口にしているのだから。 [ 男自身の矛盾>>$38を形にした。 困ったような眉はそのままにふと顔を上げ ] ($69) 2019/04/14(Sun) 5:27:13 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス色々と、知ってくれたんだね。 出来れば君が全て知った上で、 承知してくれた上で、欲しいものだから。 ありがとう。 でも多くを見て回ったのなら腹が減るだろう。 何か、用意しようか? [ 彼が選んできた赤い果実を見て、尋ねた ]** ($70) 2019/04/14(Sun) 5:27:29 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[段階を踏むということまでは知っている私 段階を踏むことすら知らぬ君 尚、その段階は小説の知識で ぼんやりとした交わりについての君の知識は 漫画のものだと知るのは果たしていつの日か ――どんな姿でも、 ]嗚、君ならば何でも美しいのだと こんなにも君を、求めているのだと 私が思うことを、知れば良い (D58) 2019/04/14(Sun) 6:40:48 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[漏れる声に、体の奥がずくっと疼く 触りもせぬのに、君の声に反応しそうだ などとは、恥ずかしくて言えもせぬ 素直な子には、ストレートに言った方が良い とは、理解はしているものの 此方も恥じらう日本人なれば 性の前戯でストレートに押せ押せは難しく 少しばかりの駆け引きとともに 触れることは許してくれまいか 君の、可愛い痴態を見るのもまた 楽しみでは、あるのだから>>D54] (D59) 2019/04/14(Sun) 6:40:57 |
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