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【人】 白竜 ヤオディ― 祝言 ― [花婿は困惑していた。 夜ごとに花嫁に抱きつぶされる。それはいい。お互いの承知の上でのことなので。それに体力もついてきて、平気になっている自分もいる。 でもって、かんぅの希望で祝言を上げるというのもいい。 しかし、かんぅが花嫁衣裳なのはどうしてだろう。 いや、かんぅが花嫁であるというのは、最初からそうではあったのだけれど、日々、これでいいのかという疑問がわいてくるのだ。 そう。夜な夜な抱かれているのは自分の方だったから。 これで合ってるの? 余の人間世界の知識が間違っておったのかの? 疑問符だらけになるのだが、かんぅ本人が堂々としているので、そうなのかこれでいいのか、とその度に思い直す。 元々、祝言を上げるというのは人間の習慣であり、魔物であるヤオディにはそのような風習はまるっきりわからない。 白い花嫁衣裳のかんぅに合わせて、こちらも白い紋付き袴を着ている。元々色素が薄い顔立ちに髪色なので、様になってはいるだろう] (69) 2021/07/01(Thu) 13:24:51 |
【人】 白竜 ヤオディして、これはどうすればよいのかの? [しきたりなどがわからず、かんぅに聞くしかないが、花嫁の背中に青龍偃月刀がある時点で色々間違っていることを、花婿殿は気づかなければならなかったのだが。 祝いの酒をふるまわれ、一息に飲み干すと、その飲みっぷりに、やんや、と拍手喝采がわく。 頬が赤く染まり、ほぼ白一色の花婿のそこだけが赤くなり、ほわっと花が咲いたようである] (70) 2021/07/01(Thu) 13:25:12 |
【人】 白竜 ヤオディのぉ、花嫁どの。 [皆が祝いだと騒ぐ中、花嫁ににじりより、そっとその手を握る。 とろん、とした目でかんぅを見てその耳に囁きながら、かんぅの花嫁衣裳の中に手をさし入れた。 彼が穿いてないだろうというのは知っている。だっていつものことだから] (71) 2021/07/01(Thu) 13:25:46 |
【人】 白竜 ヤオディここにいる者たちはみな、この滝壺に住まう魚や小エビやらが姿を変えたものは知っておるかの。 となると、根本的に余というか、そちとはちがうものでの。 だから、この者たちは余たちが夜な夜な何をしているか、知らなんだ。 あのような悲鳴をあげて、花嫁どのが、主である余をいじめて泣かせているのでは、と疑うものも多くての。 なにぶん、魚はふーふの営みなんぞする必要もないのだから。 それが必要なのは、陸に住まう者のみであろ? そち、この場で見せて教えてやってはどうだ? この青龍偃月刀で余を悦ばせているということを。 そしてそれが、人の夫婦の在り方と、な。 [片手で握りきれない、まだ大きくなっていないのに、既に大きいかんぅのかんぅ。 それを両手できゅ、きゅ、と緩急つけて両手で握って、擦って。 妖艶にほほ笑むと、どうする?と胸元の合わせをほどいていく。 ――花婿は、酒癖が悪かった*] (72) 2021/07/01(Thu) 13:26:17 |
【独】 白竜 ヤオディ/* 思いついたことは言わないと気が済まない人です( あと、すだちさんと色々やったけど、衆人環視の中というのってなかったような気がして。 ハッテン村でもペアなってないし?そもそも同村してたっけ? そして、後でまた他のとかも落とします。 ひとまず** (-143) 2021/07/01(Thu) 13:28:42 |
【鳴】 ソフィア 彼が生贄を逃している村と、 多少なりとも交流があるのなら 私が彼の元で生活するための道具は そこで揃えることになるだろうか。 神様への嫁入りに、道具を村から 持たされることは無かった。 それは意味がなかったからか それとも価値がなかったからか。 (=30) 2021/07/01(Thu) 15:51:28 |
【鳴】 ソフィア あの日、嫁入りする時の気持ちは 暗く沈んだものだった。 どうなるのかわからない未来。 今までの、そしてこれからの犠牲。 どうしたって、明るい気持ちにはなれなくて。 でも今は、これでよかったと思っている。 生贄制度の流れが変わったこと、 今までの人達がどうなったのか知れたこと、 ……彼と再び出会えたこと。 村に閉じこもっていたらなにも知らないまま 私は生を終えていただろうから。 (=34) 2021/07/01(Thu) 15:54:10 |
【鳴】 ソフィア世界は緩やかに時を刻む。 怪物だろうと、人間だろうと 自然の摂理には逆らえないのが世の理。 いずれ私たちはまた離れ離れになる。 けれど、……その時が来るまで。 (=35) 2021/07/01(Thu) 15:54:47 |
【独】 ソフィア/* 遅くなりました……!!! 西さんやりたいことあるかな?どうだろ? と思っているのでふわふわ〜 そう、気づいたのですが3日まである〜と思ってたけど10時まででしたね!! まだ時間ある〜と余裕もってました、時間はなかった。 まだ落ち着いてないのでまた後できます!** (-145) 2021/07/01(Thu) 15:58:03 |
【念】 白竜 ヤオディ[蟻となったかんぅが分からず、ぷちっと潰してしまうかもしれないのに。 でも楽観的なところが嫁の大好きなところなのだけれど。 こんなに優しく抱かれているのに、中に熱いものを感じれば、中を焼かれるような気持ちになる。 元々水の生物のヤオディは、体温は低い。 かんぅの熱は自分には熱いはずなのに、それが心地よくて。 彼の手が髪を避けてくれる。それすらも愛しい] (!38) 2021/07/01(Thu) 18:33:10 |
【念】 白竜 ヤオディもう、おしまい……っ あんまりして、飽きられては困るでの…… [中をどんどん開かれて汚されて。おしまいと言っているのに傍若無人にまだ中を抉るかんぅ。敏感な雄を握られ、先端の弱い場所を押されて。 高い声をあげて啼いては、かんぅにすがりつく] (!39) 2021/07/01(Thu) 18:33:20 |
【念】 白竜 ヤオディもう、感じすぎて、死んでしまう……っ [かんぅではなく、自分の方で命数を減らしてはどうしようもないではないか。 まだ続く悪戯に、さすがに体力の限界を感じて、ヤオディは昨晩から何度目だろう。意識を失った*] (!40) 2021/07/01(Thu) 18:33:32 |
【独】 天狗/* わー、今朝落とそうと思って間に合わなかったロルは大急ぎで仕上げるのでちょっと待ってておくれ― これを朝送信したはずだったんだ(文章はちょっと違う) (-147) 2021/07/01(Thu) 19:35:19 |
【人】 天狗[不意に散る 赤 、村人のどよめき、怒声、虚ろな目で呟く娘>>42他人事のように子天狗が呟く>>41 茅は、実際何もしていないのだ、ただ「自分が聞いただろう声」を聞かせただけ 心当たりがなければ否定もできようが、それにあっさり飲まれたのであれば 内にそれがあったということだ、疑い見下し争う要因が 茅はそれを引き出しただけだ、事実かどうかなど知ったことではないが] 浅ましいのぉ [きっかけは些細なことだろう>>44、それを引きずり出し突き付けてやれば 宴の席のあちこちで諍いわめく声がする 天狗がわざわざ手を下すこともない、ただ「好きにしろ」と言っただけだ 子天狗が仕掛けたきっかけで人がどう動くかなど、それこそヒトの心のうち一つ 踏みとどまるものがいれば関心もしたろうが、結局起こったのは>>43] (74) 2021/07/01(Thu) 20:52:54 |
【墓】 天狗 こわいのぉ こんなもん抱えて、よくまあ今まで平然としていたもんよ それを解き放ってやったんじゃ、茅はようやった [躊躇いも憂慮もない笑顔で寄り添う子天狗を、褒めるかのように頭を撫でる] (+19) 2021/07/01(Thu) 20:53:29 |
【人】 天狗[気づけば家屋から火の手が上がる>>45 よほど恨みを買っていたか、それともこの際と略奪でも仕掛けたか 村長に問うてみたかったが、倒れている者が多くて、さて誰がどうなったやらだ 天狗は何もしなかった、したとすれば、火の粉が村の外まで焼かぬよう気を付けた程度だ 全て、全ては村人たちが、己が内の猜疑心に飲まれ悪意に悪意を持って報いた結果 愉し気な子天狗を見て天狗も笑う 子天狗は村を今でも好いてはいたのだろう だからこそ、本性を引きずり出し晒して「見せてやった」のだ 恐らくこの村は、このようなことをしなくてもいずれこうなっただろう 他の集落に悪影響が出る前に間引くのは、必要なことだと天狗は思った やがて喧騒は消え、村のあちこちを焼いた火も小さくなる あとに残ったのは>>46] (75) 2021/07/01(Thu) 20:54:51 |
【人】 天狗[高下駄で地を踏み鳴らす様子に、言ってこいというように子天狗の背を押す その先には、子天狗が身代わりになってまで守ろうとした娘がいる 今、倒れていないのは娘ただ一人 息のあるものは他にまだいるかもしれないが それはきっと、偶然ではないだろう ほら、子天狗が気遣うように笑って、いる 見下して陰で嗤っていた娘を見て、笑って、いる] 無邪気な奴ほどえげつないことをしよるからのぉ [娘の事か茅のことか、まあ、この娘は無邪気とは程遠かろうが 天狗には茅の声が全て聞こえている、何をしたのかも薄とわかる 悲鳴を上げ倒れた娘は目を剥いたまま「眠っている」 このまま、現へと戻ることはきっとないのだろう] (76) 2021/07/01(Thu) 20:56:07 |
【人】 天狗[駆け寄ってきた子天狗を抱きとめ、笑う] 茅は優しいのぉ [何せ、命は奪わず夢を見せてやったのだ 大事な大事な「お嬢さん」だからこそ「飛び切り大事に」扱って 無事に一仕事終えた茅の視線に合わせるように屈んで口を吸う 村が厄介者扱いしてきた茅の幸せを見せつけるように] そう言えば礼を言っとらんかったのぉ お前さんらがよこした「嫁」は、立派にワシの眷属になった ワシも茅も幸せじゃ、お前さんらのおかげでの 茅からの「礼」は、お前さんらに相応しかろう? [屍たちに向かってそう言って、そうして茅に向き直る] (77) 2021/07/01(Thu) 20:56:50 |
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