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【独】 夜の一族 チャンドラ「……たくさんの食べ物が食べられるのはいいんだけど……やっぱり不便ね」 夜の間なら、こんなことはないんだけど。 どんなに食べてもどんなに食べても、お腹がすいて仕方がない。 「本当は、こんな館は出た方がいいんだろうけど」 出る方法も分からないのだから、困った話。 それでも真に迫ったものじゃないのは、わたしに危機感が足りないからかもしれない。 「……食べようかな」 海苔を手において、米を載せる。 次はあれを食べてみよう。こんな状態でも楽しむことが出来るのは、まだまだわたしがこどもで冒険に憧れているからなのかもしれない。 悪いことかしら。 不安で泣き叫ぶよりずっとマシだと思うから、わたしはこのままでいたいものだけど。 (-158) 2021/10/16(Sat) 21:43:01 |
チャンドラは、寿司を(2)1d6+1つほど楽しんだ。ごちそうさまでした。 (a55) 2021/10/16(Sat) 21:45:38 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネふたりぶんのグラスに酒とコーヒーを注いで、 言葉の通りに盆をローテーブルに置く。 それから、これまた言葉の通りにソファに座る。 両手は膝の上に、背筋を伸ばして。 「す、すみません。まだ緊張が、解けていなくて……」 『それで、早速本題なんですけど』。 掌は握りしめられたまま。 「そ、それで。あの。ミズガネさん……ですよね。 もし仮に、あたしが館の協力者だとして。 それを訊ねて、何を求めるつもりだったんですか」 (-160) 2021/10/16(Sat) 21:50:44 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィスキエは変わらず話し続けた。 ──否、先程よりも愉しそうに。 「そして。女はとうとう死んでしまった。 男は約束通り、その女を土に埋めた」 弧を描く唇から紡がれるのは美談。大衆が涙を流し感動する、愛の物語。 手を叩かれたことも、爪を立てられていることも意に介さない。 食い込む爪からは、喉を震わせる柔らかい声色が伝わるだろうか。 「男は待ち続けた。しかしだね、そんな男にもちらと “もしや自分は騙されたのではないだろうか” ……って考えが浮かび始めたのさ」 心此処に有らずといった様子の男を見上げたまま、目を細めた。 愛おしいのだ。 そんな感情を抱え込む哀れな人間が。 (-161) 2021/10/16(Sat) 21:52:27 |
キエは、やはり変わらず笑っていた。 (a56) 2021/10/16(Sat) 21:52:46 |
【人】 夜の一族 チャンドラ「おいしいけど、作るのがやっぱり難しいわね」 寿司はふたつほどで諦めた。 満足したわけじゃないんだけど。 わたし、不器用だったのかもしれないわ。 まだまだお腹は空いている。 いろんなものが並ぶパーティ会場ではあるけど、どれから手をつければいいのか、悩んでしまう。 どうしようかな。 (130) 2021/10/16(Sat) 21:56:39 |
チャンドラは、掲示板の貼り紙に気がついた。近寄り目を通そうとして、白紙であることに気付く。 (a57) 2021/10/16(Sat) 21:57:51 |
テラは、くるくる。あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜〜 (a58) 2021/10/16(Sat) 22:00:26 |
テラは、ピタッ (a59) 2021/10/16(Sat) 22:01:13 |
【見】 座長 トラヴィス>>116 ユピテル 貴方から離れた手が、居心地悪そうに頬を掻く。 真っ直ぐな視線が自分に向く事など、忘れてしまいそうな程昔のことだったから。 「………、…………………」 懐旧。 僅かばかり眉を潜めて、はく、はく、唇を開いて、閉じる。 言葉を飲み込んでから、また開く。 「───何も希望は無いよ? そのまま名前を呼んで欲しいな。」 ひとつ瞬きをすれば、 先程までと変わらない穏やかな笑顔に戻った。 「思い続ける………か。」 そうして、瞳を伏せる。 長めの沈黙。言葉を探して、困った様にくしゃりと苦笑い。 思ってもいない心ない肯定を返せば良いだけなのに、それが出来なかった。 「………君が私から、離れないなら、ね。」 (@30) 2021/10/16(Sat) 22:02:08 |
テラは、浮いている。 (a60) 2021/10/16(Sat) 22:06:15 |
チャンドラは、テラが浮いていてももう気にしない。 (a61) 2021/10/16(Sat) 22:07:45 |
浮遊想 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/16(Sat) 22:10:04 |
【見】 座長 トラヴィス>>126 ゾズマ 「おや、お気に召されなかったか。 では次までに、君に似合う言葉を探しておくよ。 きっと私が吠え面をかくまでは 君は側に居てくれるんだろう? 時間はたっぷりとありそうじゃないか、ねぇ。」 優雅に貴方へ手を振る。 お粗末様でした、と形だけ述べて。 「可憐、愛々しい、……そんなところかな? またおいで、 今度はフォークで食べられるものを用意しておくよ。」 素手でも良い。 テーブルマナーを重視しないものであるならば。 そうして口にした単語のそのどれもが 可愛らしいと表すものばかり。 やっぱり余裕を見せながら、貴方の背を見送るのだった。 (@31) 2021/10/16(Sat) 22:10:37 |
【独】 探偵 キエ多分なんだけど、これ匿名でポルターガイストしてるのおはるさんじゃないか? 句読点の位置がね〜、明治〜戦前における文豪っぽい (-163) 2021/10/16(Sat) 22:12:32 |
【赤】 パイ焼き ゲイザー「あァ……? ハロウィンだあ〜? ああ、血みどろで着飾って雑魚どもをビビらせるアレか! いいねェいいねェ、妙な恰好していても誤魔化せる。 あァ悪かねえ。面倒だから準備は全部オマエの好きにやれ。 オレもオレで、好きにやらせてもらう!」 (*13) 2021/10/16(Sat) 22:13:51 |
【秘】 技術指揮 シトゥラ → 夜の一族 チャンドラ「ああ、どうしたんだ」 誰かさんに話すときとは違う粗雑な口調で丁寧に話す。 気を使いすぎず、かつこの屋敷で敵を作りたくない故の処世術だった。 「何度か見かけていた、きれいな髪だから覚えていたよ」 (-165) 2021/10/16(Sat) 22:25:43 |
トラヴィスは、貴方の言葉の続きが聞きたくない。 (t16) 2021/10/16(Sat) 22:26:31 |
トラヴィスは、柔らかい喉を掴む手に、力を込めて、 (t17) 2021/10/16(Sat) 22:27:51 |
【秘】 座長 トラヴィス → 探偵 キエ「うるさい、」 腕に力が籠る。 「うるさ、い」 爪先がめり込む。 「うる………さ、」 どうしたって貴方の話は止まらない。 きっと痛いのは貴方の筈なのに、ずうっと自分の胸の奥が痛む。 ぐるぐる、思考が渦巻いて、 閉じ込めていた感情が内側から揺さぶる。 うるさいうるさいうるさい、うるさい! やめろやめろ、やめろ、騙されてなんかいない。 事情があったんだ、そんな訳ない、よっぽどの事が起こったに違いない、じゃあどうして自分の前から消えた? どうして、 どうして……… 貴方の首を締め上げる手が、そうしてついにシーツの海へ落ちて ぱたりと金色が項垂れ、貴方の胸に顔を埋めた。 「……………やめてくれ」 (-166) 2021/10/16(Sat) 22:28:23 |
トラヴィスは、その手を下ろした。 (t18) 2021/10/16(Sat) 22:28:58 |
【人】 夜の一族 チャンドラ「……?」 何度見ても白紙のまま。 穴のあくほど見つめてみても変わらない。 「誰が貼ったのかしら」 しばらく掲示板の前で、貼り紙を捲ってみたりする姿が見られることになる。 (いたずら……にしては、意味がわからないし。 本当になにかしら、これ) 不思議な感覚、気配のようなものを感じても、よくわからない。 覚えておくことにしたけど、些細なことすぎていつかは忘れてしまうかも。 (134) 2021/10/16(Sat) 22:31:51 |
【人】 パイ焼き ゲイザーキエからの依頼で、ゲイザーは催しの準備をしていた。 口の割けた南瓜を片手に、 下女のゲイザーはゲストのあなたたちに呼びかける。 「待宵館では、あなた方が思うままの施設をご用意しております。 各国の料理から創作料理まで楽しめる、ここ大広間。 景色が一望できるバルコニーから、四季の花々が咲く中庭。 広々とした大浴場。性別を秘匿したい方は、 湯浴み着を貸し出しております。 その他、図書室から娯楽室、小規模の舞台まで。 どうぞ終わらぬ宴をお楽しみください……」 (135) 2021/10/16(Sat) 22:37:16 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 技術指揮 シトゥラ「ほんとう? よかったわ。 いきなり見知らぬ人から名前を知られていたら、気味悪がられるかもしれないと思っていたの」 蜂蜜色の髪に指先で触れる。 家族もみんな似たような色をしているから、褒められるとただ自分のこと以上に嬉しく感じた。 「お寿司、食べさせてもらったわ。 ありがとう。おいしかったわ。 それを伝えようと思ったのが、ひとつ」 あとひとつあるわ、とわたしは人差し指を立てる。 「あなた、いろんな料理を知っているようだから。 いろんな料理を楽しんでみたいの、わたし。 だから、おすすめはないかしらと思って」 あなたがこれまでわたしを見かけた時も、多分わたしは何かを食べていたことでしょう。 信憑性は十分のはず。 (-167) 2021/10/16(Sat) 22:41:51 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>136 テラ 「ああ、テラ。そうなの。何も書いていなくて。 キエがそのうち掲示板に貼り紙をすると言っていたから、それなのかと思ったんだけど」 どうやら違いそうね、と肩を竦める。 やっぱりいたずらかしら。 「紙飛行機なら、わたし、得意よ。 こどもの頃、よく作ったもの」 そう言いながら、貼り紙に触れる。 剥がさないと、紙飛行機も作れないもの。 けど、勝手に剥がしていいものかしら。掲示物って。 (137) 2021/10/16(Sat) 22:47:35 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィス「……」 「……」 「……、」 「……っふふ、はははは!」 真上に在った筈の宵闇は、いとも簡単に沈んでしまった。 それが可笑しくて、愉しくて、 美味しくて 、キエは喜んだ。爪痕の残る喉が、ころころと戯れのように笑う。 「いいのかい? これからが面白い所だと言うのに。 でも仕方がないな、高慢な君が頭を下げているのだから。 これを揶揄うのは良くないねェ?」 金糸を指で梳く。しかし触れるのは髪ばかりで、肝心の頭にはちっとも触れなかった。 トラヴィスから擦り寄らない限り、頭を撫でる事にはならないだろう。 「おお、よしよし。 何か辛いことが在ったんだねェ、夢に没頭する程に。 僕ァね、それがいっとう食べたくて堪らないのさ。 ────なァ、トラヴィス君」 半月の形をした唇を一度、舌が舐めた。 (-168) 2021/10/16(Sat) 22:49:41 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィス「 君の悪夢を見せてみろ。 「そうしたら止めてやってもいい。」 「────意味が、わかるね?」 それは微睡みへの誘い。 受け入れるだけで訪れる、深い深い悪夢への切符。 (-169) 2021/10/16(Sat) 22:50:58 |
キエは、美味しいものが好きだ。 (a62) 2021/10/16(Sat) 22:53:08 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>124 ユピテル 「ど、どうしてそこまで……」 冷や汗と涙を、柔らかなタオルで拭われる。 久しぶりの思いやりに、また、目尻に涙が浮かんで拭われた。 「あ、あたし、ずっとずっとドジだから……。 嫌われる才能しかなくって。全部、うまくできないんです」 要領の得ない言葉を紡ぎながら、 問いには、ゆるゆると首を振った。 「い、いいえっ。あたしもゲストです。 でも、パイ焼きだけは得意だったから。 なにかひとつでも、あたしに役立てることがあったらなって」 『まあ、このざまなんですけど』と苦笑した。 それから談笑の合間に、ゲイザーは片付けを終える。 「あ、あの。ご親切にありがとうございましたっ。 あなたは……、ゲストのユピテルさん、で合ってますか? あ、名簿帳でお名前拝見してて。あたし、ゲイザーです!」 (138) 2021/10/16(Sat) 23:04:06 |
【赤】 探偵 キエ「勿論僕の方で進めさせてもらうさ。信用も得る必要があるからねェ、名前を売るには丁度良い。そしてここからが本題さ」 「僕の調べによると死体は神隠しに遭い易いみたいでね。きっと殺せば消えるのだろうが……もしも消えなかった場合は君が第一発見者になりなさい。 悲鳴でも上げてくれれば僕が駆けつけるさ。得意だろう? 犯行の痕跡がある場所も教えてくれると助かるよ。君が戦果を見て欲しいなら参加者を其方へ誘導するし、隠したままにしたいなら其方から遠ざけよう」 (*14) 2021/10/16(Sat) 23:08:33 |
【人】 逃亡者 ポルクス「ここは本当に不思議な場所だな……」 館内も何か不思議な気配のようなものがあるが、窓は開くし普通に生活はできる。 庭に出ることも可能。 ただし塀や門の外に出るのは不可能だし、壊すといったこともできないみたいだ。 なにかにずっと見られている気がする。 「俺はそういうのは嫌いじゃないな。……逃げたくなってしまうよ」 男は小さく笑い、何かを思い浮かべた。 (139) 2021/10/16(Sat) 23:08:49 |
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