IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a46) 2022/12/12(Mon) 2:07:29 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 撫でられ確定面白すぎて笑っちゃった ありがとう〜〜〜死神が来るのいいですねえ ユグの救いたい欲ほんと面白すぎる ニコォ 解る そんな感じある お前の事が嫌いだムーブします!! (-57) 2022/12/12(Mon) 2:13:22 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* あの子はいないのにどうして皆のうのうと生きているのか 箱庭隠者はそういうやつなので、 チップがグリーンアイなのが奇跡ですね(今日気付いた) 緑の目の怪物…… どうして1日は24hしかなくて わたしは明日から6連勤なんだ???(絶望顔) (-58) 2022/12/12(Mon) 2:15:44 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―三年前:お迎え― [その時の子供の姿は、正しく試練を受けていた、といえたかもしれない。>>205 やせっぽちで薄汚れた、平均よりも低い背丈の子供。 誰かに殴られたとみられる頬は腫れており、口の端は切っていたし、手足に青あざが作られて膝の所が破けて証が覗いていた。 村のすぐ側の森の中、ただ一人で大声で泣いていて、慰める者など当然のごとくいなかった。] ………? [けれど、誰かに声をかけられたような気がして、声を張り上げるのはやめた。まだしゃくりあげてはいたけれど。] (264) 2022/12/12(Mon) 2:41:58 |
【人】 ]『運命の輪』 クロう……? [姿に気づいた時には、その人はすぐ傍に来ていて。 何をされるのかとぼんやり見ていると、抱きしめられた。 誰かに抱きしめられるなんて、生まれて初めての経験だった。目を瞬かせて、少し戸惑っていたけれど。>>205] あ……うぅ、会いたかったの、僕きっと、 会いたかったのぉ…… [君に。 まだ涙は完全に止まらなかったけれど。 この人は味方だ、と自分の内側から声がする。 何故かはわからないけど、懐かしく感じるのだ。 抱きしめ返すことを知らない子供は、棒立ちで抱きしめられたまま、ふぇふぇ泣いていたのだった。**] (265) 2022/12/12(Mon) 2:45:11 |
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。 (a47) 2022/12/12(Mon) 2:47:56 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[自分は一座の皆とは違うことを、 チェレスタは小さな頃から知っていた。 なぜって自分の右腕には痣があるから] (267) 2022/12/12(Mon) 2:53:26 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[この痣はチェレスタが『証持ち』であることを表していて、 『証持ち』は普通は嫌われたり疎まれたりするから、 外に出る時は痣を隠すようにと教わっていた。 勝手に外に遊びに行くのもダメって言われていたっけ。 痣は、一座の者が客を呼び込む時に吹くラッパとおんなじ形。 だから楽器の中ではラッパが一番好きだった。昔は。 『証持ち』というイレギュラーを受け入れてくれた彼らは、 チェレスタにとっては家族同然であった。 『証持ち』のいる一座ということが立ち寄った村の者にバレて、 「あの一座は災いを連れてきたのだ」と疎まれたり、 なんにも悪いことをしてないのに石を投げられたりしても、 なんにも変わらずにチェレスタを色んな所に連れて行ってくれた] (268) 2022/12/12(Mon) 2:55:26 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[これはだいぶ大きくなってからリーダーから聞いた話だが。 チェレスタの親は子どもが痣持ちだとバレないように、 各地を転々としながら暮らしていたが、 逃げ回るような暮らしにとうとう耐えられなくなって、 たまたま同じ町にいた一座のテントの傍にチェレスタを置いていったのだそうだ。 なんでそんな事情を把握しているかというと、 置いてかれたチェレスタの服のポケットに入っていた手紙に、すべて書いてあったからだ。 「チェレスタ」という名前も、彼女が生まれた日がいつかまでも。 それを思えば一座の皆はほんとうにすごいことをしたと思っているし、 彼らに拾われたことの――なんと幸運なことか] (269) 2022/12/12(Mon) 2:58:28 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[チェレスタのせいでどんなつらい目に遭おうとも、 「大丈夫」だって皆は言っていた。 幼い頃の彼女にとっては、その「大丈夫」が痛かった。 石を投げつけられることなんかに比べたら、はるかに。 痛みから逃れる術をチェレスタは多くは知らなかった。 泣くか、泣き疲れて眠るか、そのどちらか。 そんなありさまだったが。 リーダーから『歌』を教えてもらった時、 彼女の世界はがらりと変わった。 教わったままに紡いだ『歌』は確かに、 チェレスタの中の痛みを和らげたからだ] (270) 2022/12/12(Mon) 3:00:27 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[かつてのチェレスタは、 旅芸人の一座にお世話になってこそいたが、表舞台に出ることはなかった。 裏方を手伝いつつ、大きな秘密を抱えながら世界を巡り、 何かの弾みで奇異の視線にさらされたり、 あるいは、かつての痛みがぶり返したりするたびに、 歌を歌って痛みを和らげた。 歌を歌うのは好きだ。 だが、歌で身を立てずとも生きていけるわけで。 かつてのチェレスタの中にはわざわざそうするだけの理由はなかった。 何より、表舞台に立つのは――――怖い。 だから、そんな風に、おおむね安穏と生きてきた。 それを変えようと思ったのは、8年前のことだった**] (271) 2022/12/12(Mon) 3:31:46 |
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a48) 2022/12/12(Mon) 3:38:13 |
【独】 ]]『審判』 チェレスタ/* うおおおおおさっそくやらかすんじゃないよ! 頭が寝てるせいで〆は頭が悪い感じに若干なってるし でも夜更かしできる時にはしないとじゃん(カレンダー通りに休みがない) (-60) 2022/12/12(Mon) 3:39:58 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 回想:コールリッジ邸/夜色の君 ── [ 屋敷に出入りする人間は全て覚えている。 だから知らないこの子は関係者じゃない。 少なくとも新人使用人です! といった風情でもなく、 見たところそう歳の変わらない少年、のように見える。 わたしたち のこともあり、清濁併せ呑む壮年層のみを 雇用方針にしていた、筈だ。 ならこの子は誰だろう? と思い巡らせてみると、 迷い込んだのだと彼は言う。 ] へえ、そうなんだね。 このお屋敷に迷い込むのは猫くらいだと思ってたよ。 ────ああ、自己紹介がまだだったね。 わたしたちはクリスタベル・コールリッジ。 二人でひとつの双子の兄妹だよ。 [ 不法侵入を咎めることなく、ただあるのは人への興味。 それと、理由もなく 大丈夫だ、と思える何かを感じる。 絶対的に揺るがない何か、永遠を信じられる何か。 そんなお綺麗なものではなかったかもしれない何か、を ] (272) 2022/12/12(Mon) 3:44:30 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 二人でひとつ。 本当は別々に生まれてくるつもりだったんだけど、 やっぱり同じがいいねって。 だからこの身体はクリスとベル──クリスタベルなんだ。 ……ああ、多重人格とかじゃあないからね。 二人が溶け合ってひとつ。それがわたしたち なんだよ。 なんて語れば、 生まれた時から一人だったから羨ましい と。 今まで見たことのない感情を向けられる。 その眼差しに怯えも憐みも蔑みもないことを知ると、 素直に嬉しかった。 わたしたち の言葉に欠片の不信を抱かぬその受容が 堪らなく嬉しかった。 ──そう、きっと生まれて初めて 嬉しい と感じられた ] (273) 2022/12/12(Mon) 3:45:05 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ いいこ、と夜色の髪を撫でる。 人に触れようと思ったのもこれが初めてで、 それが喜びを伝える方法だというのは記憶ではなく知識 だったけれど。 拙くも、彼に温かな気持ちを分けられればいいと思った。 彼のことをどれだけ聞けただろうか。 知って貰うことが出来ただろうか。 全て分かち合うには、きっと一日あったって 足りやしないけれど。 そうして幾許かのやりとりの後。 良い子のナハト、また上手に迷い込んでおいで? と、 彼が名乗ろうが名乗るまいが、構わずナハトと呼ぶ。 その意味を聞かれたなら、 「きみは綺麗な夜色の毛並みをしているからね」 と、猫扱いのついでにもうひと撫でして笑うだろうか * ] (275) 2022/12/12(Mon) 3:46:54 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a49) 2022/12/12(Mon) 4:28:52 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a50) 2022/12/12(Mon) 4:34:21 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* は〜!恋人が可愛い〜! お返事書きます!! 全然齟齬ないありがた〜い!! タイミング的にダブルなでなでなので 対比的な事をしたいですね! ところでよく読みなおしたら死神殴っていいの!? 殴っちゃおっかな〜!てなってる今 (-62) 2022/12/12(Mon) 9:32:27 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―あなたたちと僕― [運命の輪が洋館に保護された頃。 クロが思っていたよりも証持ちと呼ばれる人たちは既に集められていて、仲間がいることに密かに喜んでいた。] ……? うん、よろしくなのさ。 ……それで、もう一人の人はどこにいるのかな? お兄さん……お姉さん? 一人に見えるよ? [しかしながら、証持ちの中でも独特な自己紹介に、クロは首を傾げた。「わたしたち」と彼?彼女?はいうが、どう見ても二人いるように見えなくて。 無邪気すぎる子供ゆえに、直球で尋ねたのだ。*] (276) 2022/12/12(Mon) 10:16:55 |
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。 (a51) 2022/12/12(Mon) 10:22:28 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―現在:自室― [色紙の飾りを作っていた手をふと止めた。 気が付けば、大蛇のように長い紙の鎖が出来ている。] 長すぎるかな、それともまだ要るかな。 [とりあえずは一旦休憩しようと、飾りを置いて立ち上がった。最初は、ここではお菓子が食べられることに驚いて、遠慮してしばらく食べられなかったけれど。今では食べることが出来るようになった。 お茶を飲みに行こうかな、と自室を出て廊下をぱたぱた歩く。**] (277) 2022/12/12(Mon) 10:31:50 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:掃溜めの悪魔 ── [物心ついた時にはすでに一人だった。 中央のスラム街、後ろ暗さの掃溜め。 最初の記憶は腐ったような世界で見上げる雨空と、 "輝く道の向こう"にある地獄だ。 後から知った事だけど、 『証持ち』はそれ以外と比べ丈夫らしい。 俺はきっと、『証持ち』じゃなければ誰に知られる事もなく路地裏で野垂れ死んでただろう。『証持ち』じゃなければ、棄てられる事がなかったのかもしれないが。 ………解らない。 裕福な家に棄てられたのか、 スラムの人間が産み棄てたのかすら、 俺には解らない。 解るのは、俺が一人だったという事だけ。 俺はきっと、怪獣になりたかった。] (278) 2022/12/12(Mon) 12:20:26 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[誕生日は解らない。 自分が何歳なのかも。 ただたまった雨水や廃棄された有機物が 自分に必要な事だけは本能で解った。 なんでも口にした。 なんにも口にできなかった。 幼少期の記憶なんてそれくらいだ。 身体が人より丈夫だったことを 感謝したらいいのか恨めばいいのか解らないくらい 横目で動かぬ有機物になった人間を見てきた。 だから俺は『証持ち』じゃなくても 苦しむ人間が文字通り腐る程存在する事を知っている。 同情の念などそこにはない。 向こうからも、こちらからも。] (279) 2022/12/12(Mon) 12:20:44 |
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