【人】 灯守り 冬至――会合 [ 定期的に行われる会合。 全員が揃う事は少ないその集まりに於いて 冬至の灯守りが其れを欠かす事は珍しい ] [ 少なくとも。 今代の冬至が席を空けた事は 百五十の冬は巡って尚 片手でゆうに足りる程。 ] [ 肩に力の入る者 緊張のあまり気を失う者 熱心にメモを取る者 メモを取ると見せかけ日誌をつける者 あえて進行を妨害する者 中央の人間に喧嘩を売る者 蛍に甘える者 戯れる者 惰眠を貪る者船を漕ぐ者――… 会合への参加姿勢は 灯守りの数だけある ] [ 少しずつ 時と共に代わる顔ぶれを 少しずつ 改良されていく端末で 少女はこの席から、変わらずにずっと見ている ] (218) 2022/01/20(Thu) 23:48:34 |
【人】 灯守り 冬至[ 此処に集い 顔を合わせ 話し合うひと時 己の役目は此処に居る灯守りと何ら変わりは無い ] [ 故に会合の間 暫し動きを止める端末なれど 貴重なまとも枠を過労死させぬ程度には>>28 必要に応じて言葉や宥めを添える一幕もあるだろう ] 前回もお話した冬至域の人口についてですが 今年の鬼節入りが昨年以上に早い上 例年に無い寒さが続いていることもあり 還る灯りが増加の一途を辿っています。 特に大寒…立春、雨水におかれましては 灯宮入りの折 少しばかり融通して戴ければと。 [ 己が統治域の情勢報告。 終わりに三人の灯守りを見れば ぴょんと跳ねた ] * (219) 2022/01/20(Thu) 23:49:54 |
【赤】 先代“小雪” 篠花ーー先代の記録ーー 「お、義兄、様……! 君から、お義兄様………! いい響きだね! 義弟よ!」 [目に涙を湛え、呼吸困難になりそうなほど大笑いしている。 その冗談はツボに入るぐらいウケたらしい>>*29 可愛くて良い子? 半分僕が育てたようなもんだし、当然じゃない。] 「無・理♡」 [滅茶苦茶いい笑顔でさらっと何でもないように答えた。 これを本気と捉えるか、いつもの悪ふざけと捉えるかはおまかせモード。 言わずともやってくれるだろうとは思ってるけど、念の為。 ]肩の力を抜く的な意味では小満の君がやってくれるだろうけど、 真面目なところは君に任せた方が円滑に進みそうだから。 兎も角、僕は言いたいことは伝えたからね! (*46) 2022/01/20(Thu) 23:55:10 |
【赤】 “小雪” 篠花…………? どうかした? [芝居がかったようにも思えるそれが中途半端に止まったのなら、何か変なものでもあったのだろうかと辺りをキョロキョロ。 兄が固まったせいだとは気付いていない それが素の行動だからこそ、更に拍車をかけたわけだ。 後日、飲みながら気付いた紫明に 「小さい頃なんか 僕と同じ灯りの器にしたいって言ってたのにいいい!>>0:15 なのに何で……何で……!!」 腹癒せに中央にダーツバーを設置するよう計画書書いてやるうううう!! 等とガチ泣きして絡んだわけだ。 中央に遊技場ができたかは、さて。 頼れる相手は他にもいたでしょうけれど、真っ先に思い浮かんだのは貴方だったものだから。 初の灯守りの仕事の時は、真っ先に彼の元へと飛んでいった。 無事完了したのなら、お礼とお詫びを兼ねて統治域内の酒でも持っていったかしら。] (*47) 2022/01/20(Thu) 23:56:03 |
【赤】 “小雪” 篠花[そんなお世話になった人だから、葵のことを任せられたなら頷く以外の選択肢はなかった>>*32。 祝福の言葉を掛けようとしてーー声にならなかった。 兄に比べれば挨拶の時間があるだけ、まだマシだと思うけど。 それでも 置いていかれることには変わりなくて。 ]わかった。葵のことは任せて頂戴。 私も楽しかったわ。 [彼の言い分はわかるもの。 新しい風を入れるなら、古いものは去らなければ。 古いものが残ったままでは、入れ替えても変わらない。 だから引き止めたりしない。 隠れた理由の存在には気付かないまま。 でも、もう少し早く言ってくれても良かったと思うの。 そうすれば、ゆっくり時間をかけて心の準備ができたのに。 ……ねえ。] (*49) 2022/01/20(Thu) 23:56:59 |
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