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【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム「ふふん、癖になっても知らないぞ!」 髪を撫でる手に一度ぐいと頭を擦り寄せて、 ちょっとくすぐったそうに笑った。 春風と日向の匂いのする茶色のふわふわは、 柔らかくて艶のある、小動物や白いふわふわのそれとは 多分またちょっと違った感じのふわふわだ。 みんな違ってみんな良いね。 「平気平気、私は食べ歩きが趣味なんだ! だから何かにつけてあれこれ付き合ってもらうだろうし、 こう見えて力はあるから君一人くらいなら背負える、多分!」 旅人は案外人と同じ事をしたがって、そして案外力持ちだ。 とはいえ体格の差は誤魔化せないものだから、 もしかすると、ちょっとどこか引き摺るかもしれないけど。 それはご愛嬌ということで。 「それに、こうして大手を振って遊び歩く為に! 私だってちゃんと……たまに仕事はしてるんだぞぅ! だからお金の事も心配ご無用、そうと決まれば〜…」 「遊びに行こう、テレベルム!それから白いふわふわの君も! 今日だけじゃなくて、また明日もだ!」 自分とはまた毛色の異なる淡い色の長い髪。 その毛先に手を伸ばして、指先でくるりと軽く弄んで。 それからまた一つ袖を引いた。 (-259) 2022/03/24(Thu) 16:27:57 |
【秘】 風来人 ユピテル → 異邦人 サルガス「うん、きっとそれがいい! 誰だって困り事は、少しでも少ない方がいいものな!」 少し難しい言い回しでの返答を深く気にしたふうでもなく。 うんうんと頷いて、ああそうだ、と。 「このお祭りが終わった後でも、いつか何かわかったら。 その時は、手紙を書いてこの街に預けてよ! そうしたらきっと、いつかの春には私に届くからさ!」 それがいつになるかもわからない口約束を、あっけらかんと。 いつの事になったとしても、この旅人には必ず届くのだけど。 きっとあなたはまだ知る由もない事だろうな。 「よっし、そうとなれば! 君自身の事は、またいつかの時に聞くとして。 この街で何か良い事あった?って聞きたい所だけど…」 「まだお祭りは始まったばっかりだし! あまり今時間を取るのも悪いから、また今度お話しよう! 次までにもっとゆっくり話ができる所を探しておくからさ、 君さえよければ、次は私から会いに行くよ!」 (-260) 2022/03/24(Thu) 16:47:25 |
【独】 風来人 ユピテル/* ところで今夜占われたら死ぬッピけど、どうなると思う? オレは結構死ぬ気がしてるぜ!ワンチャン処刑もあるしなァ〜! (-261) 2022/03/24(Thu) 16:53:48 |
【秘】 物書き ラサルハグ → 学生 ニア「おや…、もう試していたか。そう、ポルクス殿の。 私も頂戴したのだが、あれは…良い物だ。優しい光で… …夜に見れば、きっと…星が手元にあるようだろうな」 ロマンチストめいた台詞を平然と吐いてしまったのが我ながら少しおかしくて、笑って誤魔化す。 花弁が風に乗って空へのぼっていくのを目で追っていたから、少女の視線が杖に注がれている事に気づくのが遅れた。 「……難しいなどと、とんでもない。 お相手が大の男で構わないなら…ご相伴にあずかろう。 なに、足なら問題無いとも。 …なんだかんだこうして、祭りを見て回る程度には元気なものだ」 心配ありがとう、踊りは明日も見られるから。 そう付け足して、花喫茶へ向かって少女をゆっくりと先導した。 そう遠くもない。道端に飾られる花や旗、リボンなどの彩りを眺めながらでもばちは当たらないだろう。 (-262) 2022/03/24(Thu) 18:00:19 |
【秘】 物書き ラサルハグ → 異邦人 サルガス「視野の広さ、説明の巧みさ、……恐れ入る。 少し…照れ臭いな。すっかり諭されてしまった」 苦笑して、さり気なく紙幣と伝票を通りすがりの店員に手渡した。 一枚で十分、二人分を賄うだろう。 「……つまり、…まだ遅くない、という事だ。 この平和を享受して…祭りを楽しむも。この先を、… …貴公の使命が果たされるよう、幸福に過ごすも。 ふふ、…サルガス殿、私は手強かっただろうか? 人類の幸福に…僅かでも一歩近づいたと思って貰いたい。 …あまり、こういう込み入った話をする機会も… 無かったものだから。 …お陰で、視界が晴れた」 (-263) 2022/03/24(Thu) 18:10:50 |
【赤】 学生 ニア「イタズラする権利を頂けるのは嬉しいけれど……。 二人はいいの?私がお花の蜜を奪ってしまって」 襲う相手を指で指し示しながら選んでいく。 ランダムになるだろうけれど、その方が楽しいかな。 (*9) 2022/03/24(Thu) 18:31:14 |
【人】 物書き ラサルハグ>>+10 ポルクス 「ようは…雪深いところさ。花も咲くには咲くが、 いかんせん種類が少ない。色合いも。 …まあ、とはいえ…あそこはあそこで、 温泉だとか…良い所も幾つもある。 いつか…、機会があれば、友人とでも訪れてみると良い」 少し調べれば、雪と温泉のキーワードだけでも場所のあたりはつくだろう。最近では観光地にもなっているらしいから。 食いついてくれた少年を相手に苦笑を零す。 「…まだ、見習いの身分だからな。 原稿を書き溜めている最中で…きちんと本にするのは、 少し…先かもしれない。 だが、……折角だから、貴公にも判って貰えるように。 名はそのまま使おうかな。 ……ああ、そうだ。 …良い機会だ。インタビューさせて貰えないだろうか? 何でも構わない、思いつくもので。 貴公の好きなものについて…詳しく話してほしい」 (59) 2022/03/24(Thu) 18:31:59 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス「………うん…… 君って、なんか……練習中、って感じなんだね、色々と」 * 失礼な物言いをしましたが、これでもマイルドにしたらしいのです。 * さて、同じものという言葉が届いたのか。もう一つ、いちごの飴があなたへ差し出されました。 「本当にきらきら……」 * 先に手に取ったルヴァは、くるくると飴を回して。 * 陽の光を照り返すのを、ちょっとだけ楽しそうに見ていました。 (-264) 2022/03/24(Thu) 18:50:00 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン* 見守るようなその視線が、なんだかくすぐったくて。 * カップが空になるころまでは、恥ずかしそうにしていました。 「………うん?」 「えっと、甘いもの……」 * 少し考えてから、頷きます。 * お祭りの時くらいしか、甘いものでお腹いっぱいにはなれませんもの。 * ちょっと悪い子になるには、いい機会なのです。 (-265) 2022/03/24(Thu) 18:51:38 |
【秘】 看護生 ミン → 甘言 イクリール「まぁ、嬉しいです。イクリールさん、よろしくお願いしますね。」 ニコリと微笑んで。 それでいてコロコロと変わる貴女の表情を楽しそうに眺める。 「お土産用に沢山買ったので、大丈夫ですよ。 それに、候補が一つ減れば絞れるかなと思って…。」 早速幸せそうに飴玉を転がす貴女の見て、 同じく幸せそうに目を細める。 「甘いものですか?はい、大好きですよ。 お団子というと、あのもっちりとした触感の… あまり食べたことがないんですけれど、とっても美味しいですよね! 本職というと…イクリールさんはお団子屋…さん…?なんですか?」 (-266) 2022/03/24(Thu) 19:01:52 |
【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス「まぁ!非公開なんですね…残念…」 もしかしたら今幸福指数とやらが下がったかもしれない。 …と、思いながら少しだけしょんぼりとしてみせる。 「うふふ、…こんな事言われるの初めてですから なんだか不思議な感じですけれど、とっても嬉しいです。 サルガスさんは、幸福な人がお好きなんですか?」 (-267) 2022/03/24(Thu) 19:10:29 |
【赤】 裁縫屋の子 リュシー「今日没収されなかったら、次はリュシーがやるからだいじょーぶだぞ! それにリュシーは前にも蜜の妖精やったことあるから、やってない人にもやってほしいんだぞ」 楽しんでくれるのが一番だから、喜んで譲るつもりだ。 生き残ってる限りは、まだチャンスはあるのだから みんなで楽しみたいしね。 (*10) 2022/03/24(Thu) 19:31:43 |
【秘】 裁縫屋の子 リュシー → 異邦人 サルガス「ほへー……じゃあ、個性みたいなものなのかもしれないなー… サルガスは、どういう使命なんだ〜?合ってる、っていうなら、色々もう行動したりしてるのか?旅してるって言ってたけど」 腑に落ちるような、そうでないような。そして、気になる事もまだまだあって。 (-268) 2022/03/24(Thu) 19:38:32 |
【赤】 学生 ニア「それなら……リュシー、ラキ、ありがとう。 蜜を頂くお役目、任されました」 スカートの裾を摘んでカーテシーをひとつ。 花弁と髪が巻き上がり、ふわり揺れる。 楽しみが一つ増えたことに、少しそわそわしてきたかも。 (*11) 2022/03/24(Thu) 19:40:05 |
【人】 看護生 ミン>>55 ラキ 「あら、あら。そうなんですね。 灯火を扱う方のカリキュラムには”甘い言葉”が学びの中に含まれてるのかしら」 ストレートな言葉回しには慣れていないのか、気恥ずかしそうに微笑んで、あらあらうふふといった様子で流してみせる。 「まぁ、残念。今ここに売られているのも素敵なものですから、甘い言葉に騙されたフリをして、一つくらい購入しようかとも思ったんですけれど、 …、もっと素敵な物が見られる機会があるなら、そちらに取っておいた方がいいですかね?」 揺らされたランタンを追って、彼女の視線もまた揺れた。 「うふふ、お勉強は…まだまだ先になりそうですね。」 今まで心血を注いできた物への情熱がそう簡単に薄まることもないのだろう。勉学への道のりはまだまだ先になりそうなことが予想出来てクスリと笑みを零す。 (60) 2022/03/24(Thu) 19:51:48 |
【赤】 灯集め ラキ「じゃ、順番はそんな感じで。 蜜の妖精の進軍はまだ始まったばかりだからな! ……ってリュシーは経験者なんだ? 俺は結構ランタン屋に篭ってたからな〜……この遊びに関しては君のが先輩なのかもしれない」 (*12) 2022/03/24(Thu) 20:09:50 |
【秘】 異邦人 サルガス → 演者 シェルタン「確かに他者に尽くすもまた自己満足の類なのでしょうか」 ぴたりと自分の口元にゆびを置いて考え込む。 その間微動だにせず数秒。 「その側面はあります。心はそう言っています。 けれど使命を為すは別の現象なのです。 例えばリンゴが木から落ちるように。 己の幸福と為すべきことが同じ向きを向いているだけ。 為していたから好きになったとも言えますが」 「欺かれる、あり得ることでしょう。 経験がない故に、対処を考えようとも思いませんでした。 自分一人の不利益なら享受しますが、そうとも限りませんし。 ……」 「どうしたらいいとおもいますか」 (-269) 2022/03/24(Thu) 20:13:48 |
【秘】 異邦人 サルガス → 行商人 テレベルム「……記憶に似たものはいくつか。 いいえ、ここまでの光量となるものか。 暗闇にあるがゆえに。花とも限らない。 専門の知識がある者、長く旅をしている者、等、 色んな人類に求めてみるのが良いでしょう。 あなたも旅を行う身でしたね……それで尚見つからぬというのであれば、後は時間と根気の問題でしょうか。 必ず見つけるとは言えませんが、もちろん協力いたします」 見つけたいものがまた一つ。 「私自身の困りごとですか。不自由はないですね。 しいて言えば身体があと一つか二つ欲しいものですが。 もしそんなことがありえれば、その身体もまた一つや二つ余計に身体を求めると思います。この世界には私が無限に必要です」 (-270) 2022/03/24(Thu) 20:22:49 |
【人】 風来人 ユピテル「──どっ こいせっ、と」 街が昼とはまた違った表情を見せる花祭りの夜。 危なげなく一際大きな木に登って、その枝に腰掛けた。 花舞の演舞と、それを見物する人々がよく見える特等席。 「良い風吹いてる?」 両足をぶらりと投げ出して、遠く壇上を見遣る。 旅人の問い掛けに返答はなく、ただ優しい夜風が頬を撫でた。 (61) 2022/03/24(Thu) 20:33:17 |
【秘】 裁縫屋の子 リュシー → 気分屋 ルヴァ「ん!じゃあ屋台行くぞ〜! 焼き菓子屋さんは行ったし、果物飴のお店は後で行くし〜……ルヴァはどっか気になるところないのかー? リュシー詳しいから、案内してやれるぞ!」 行こ行こー!と、嫌がるそぶりがなければ手を引っ張っていこうとするのかも。 鮮やかな光であたりを照らすランタン屋さん、花文屋さんとインク屋さんで手紙とインクを買って何かを書いて遊ぶのも楽しいかな。 (-271) 2022/03/24(Thu) 20:33:52 |
【赤】 裁縫屋の子 リュシー「ふふーん、リュシーはもう何年も参加してるんだぞ〜! 勝ったことないけど… 今年はぜったいぜったいぜーったい勝ってやるんだ!」勝ったことないのは、めちゃくちゃに気にしているようだ。 負けず嫌いらしい。 「ラキとニアが一緒なら負ける気しないぞ〜!」 (*13) 2022/03/24(Thu) 20:35:45 |
【人】 看護生 ミン>>57 ラサルハグ 「まぁ…そんな…私は思っている事だけを言ってるだけですから…。ラサルハグさんこそ…求めているものを返すのがお上手で…。 ”それ”は私にとって、一番の褒め言葉です。…ありがとう。」 嬉しそうなようで、泣きだしそうなような。そんな笑顔。 彼が顔を上げれば、貴方を見上げる自分と視線が交わった。 「ラサルハグさんは、謙遜なさるけど…。 私は行いも…そうですし、心優しいラサルハグさんにぴったりの職業だな、と思いますよ。 同僚の方に慧眼御見それ致しました、と。お伝えください。」 今度はまた、茶化すように。 花が時期によって姿を変えるように。 彼女もまた、コロコロと表情を変える。 「ふふ…勿体ないお言葉です。…その気持ちだけで、 とっても心が…温かくなります。きっと、贅沢ものだといわれてしまいますね。」 美しい指先から綴られる贈り物が 煌めく物語が、優しい想いに満ちた貴方からの言葉なら。 きっと涙でぐちゃぐちゃにしてしまった本を抱いて寝たあの日の様に、穏やかで、それでいて勇気が湧いてきたあの時と同じ気持ちになれるのだろう。 (62) 2022/03/24(Thu) 20:37:29 |
【秘】 異邦人 サルガス → 語り部 ナフ「記録は空間だけでなく、時間を超えるものですね。 早く覚えるものでしょうか。 ありとあらゆる人に手を伸ばしていれば瞬く間かもしれません」 「文字にして時に句点をうつのですね。 現在を留めて。未来へとここある幸福を送りましょう」 (-273) 2022/03/24(Thu) 20:38:13 |
【秘】 看護生 ミン → 物書き ラサルハグ静かに話を聞いていた彼女の瞳が、戸惑うように小さく揺れる。 そうして、耐えきれなくなったかのように彼女は俯いた。 ぽつり、ぽつりと、零れる言葉は雫になって。 「私……、…やっぱり、…好きです。」 誰かの支えになることが。 誰かの隣に寄り添うことが。 「 あきらめたくないなぁ…… 」震える声が、濡れる瞳が、すべての答えだった。 手の甲で優しく目元を拭うと、今度は顔を上げて 貴方の瞳をしっかりと見据える。 (-274) 2022/03/24(Thu) 20:40:15 |
【秘】 看護生 ミン → 物書き ラサルハグ「ありがとう、ラサルハグさん。 あなたがくださった最初のお話、私は一生忘れることはないでしょう。 きっと何度も思い出して、”誰か”に励まされた魔法使いさんのように私もこのお話に励まされたこと、”貴方”に励まされたことを思い出して、何度だって前を向けます。」 潤んだ瞳を細めて。とびきり幸せそうに微笑んで見せる。 誰かの為に迷いなく戦うけれど、 自分の事では簡単に戸惑ってしまう優しい魔法使いのように 誰かを励ます物語を綴る先生のように。 私も、そうなりたいのだと―― 「…ラサルハグさん、一つだけ、私のお願いを聞いてくれませんか?」 (-275) 2022/03/24(Thu) 20:40:56 |
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