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【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「…………ばか」 ゴムなんて使わないほうが、より気持ちよくなれることなんて知っている。 いくら薬があるとはいっても、ゴムをするのは相手との関係を大事にする意味もあったというのに。 ……だけど。 こんなおねだりはズルいだろう? 「……子供、出来ても知らないぞ」 そんな事になったら責任とるつもりはあるけれど、軽く小突いてくしゃりと笑う。 結局のところ、貴方の素直な態度にはほとほと弱いのだ。 ……可愛くて、抱きしめていたくなるから。 ▼ (-218) 2024/04/01(Mon) 20:52:48 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「……良いよ」 「お腹いっぱいになるまで食べさせてやる」 弧を描いた口元は、 色づいて。 明け方になるまで何度もその身体を穿っては、その中に思いの丈を吐き出すのだろう。 (-219) 2024/04/01(Mon) 20:53:42 |
【独】 総合雑務機体 カンア/* 三日目の地の文用。出たやつから適当に組み合わせます。 狸animal狸animal鯵animal 矢車菊flowerスイートピーflowerストレチアflower (-220) 2024/04/01(Mon) 21:18:31 |
【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ「んはは、別になんだっていいよぉ。 ヴィのために作ってくれるってだけでうれしいし〜」 死ぬまでにあと何度、手料理というものが味わえるだろう。 それが例え簡単なものだとしても、だ。 自らのためにというのは少しずつ機会を失っていくから。 「…ん、約束。そっかぁ、そうだねぇ。 それじゃあ、甘え…………え?」 ▽ (-222) 2024/04/01(Mon) 21:27:37 |
【秘】 palla ヴィーニャ → 機関士 ジャコモ甘えておこう、とお暇前に決意するが 戻ってきた貴方にどうしたのかと首を傾ける。 その間に端末が震え、中を確認すれば猫だるま達。 …と、春の花。ひらひらと薄桃色の花弁が映りこんでいる。 思わず魅入るように見つめ、ほぅっと息を吐きだした。 「………かわいい、ねぇ。…ありがとぉ、ジャコモちゃん」 (-223) 2024/04/01(Mon) 21:28:15 |
【見】 バンカー ストレルカヴェスペッラ下層の廊下。 貨物格納庫のある区画。 今日はロボットやAI達はその殆どが正常稼働中。 静かな下層で今日も貨物格納庫、 そして一時的に認証権限を得た武器庫の点検作業をしていく。 概ねいつも通りの日常だ。 今はまだ。 昨日よりも少し早く、 今日も点検結果は異常なしと送信されるだろう。 #廊下 (@23) 2024/04/01(Mon) 21:32:11 |
【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ「でしょ?会心の一枚と思ったんですよ。 これは絶対ヴィーニャ様に見せようと思って。 まだストレルカやユウィさんには送れてないから、 機関室当たりの見回りを終えたら送るつもりです」 「耐熱カバーがあるから、夏や秋の猫だるまもきっと見れるはずですよ。ほら、実はあの公園って季節の書き換えは管理室横のボタン一つで行けるんで」 「もし今度暇があったら、 猫だるま達に四季を見せてやれば喜ぶと思いますよ」 なんて、満足げに言い終えたら、今度こそ手を振って立ち去って行った事だろう。 (-224) 2024/04/01(Mon) 21:36:18 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナルそぉですねぇ、と苦笑と頷きを返す。 「ナルさんには似合わないですよぅ」 淡々と告げられた数字。 その意味を理解できないわけではない。 ゆえにこそ苦い顔をした。 「アウレアさんも確信されてるということですよねぇ。 ナルさんがユウィさんを信じているからこそ、 怪しいところに気付くなんて……なんだかなぁってぇ……」 溜息をひとつ。その後の苦笑は更に苦いものとなった。 「分かりました。その判断を信じますよぅ。 ジャコモさんのことも、了解です」 (-225) 2024/04/01(Mon) 21:38:55 |
【秘】 荷物運び エーラ → バンカー ストレルカふわり、楽しみにしていた無重力の感覚に瞳が輝く。 ストレルカの目の前のそれは、とっても楽しそうに笑って。 あなたにしっかりくっついている。 「そーそ、あんなの食べなくたって今は生きていけるもん。 ディンカだって、多少は流通がちゃんとしてるはずだし……下層の子達も美味しいものばっかり食べて生きていけるといいな」 きっとそういったデータを集めるのにも。 あなたのような存在が必要なのだろう。発展のためにも。 割り切るには、あと数年必要なのかもしれない。あるいは、知らないふりをしているだけなのかもしれないが。 「バックアップ?」 「もちろん!だって、何かあった時怖いもん。 皆といられなくなっちゃうのもいやだし!」 当然でしょ、とでも言いたげに。 「うん……今どうなっちゃうのかわかんないのも怖いけど、あとのこと考えてバックアップがあると安心だよね」 「みんなも、バックアップ取ってるのかな。 ストレルカは、ちゃんと取っておいてくれてる?」 じ、と。目の前のあなたを見つめる。 眉を下げたその顔は、寂しげな色が見えたかもしれない。 (-226) 2024/04/01(Mon) 21:47:33 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…できないさ。」 だって、あの薬は。 避妊薬だなんて単純なものじゃないから。 もっと根本的な、排卵自体を止める薬。 貴方は見たことがないだろう。 この男が生理に見舞われているところなんて。 まあそんなこと、言った事はないんだけれど。 「おれの中に、ちょうだい。」 熱と熱が直接触れ合って、溶けるほどに交わって。 抱きしめられる腕の中で、快楽に溺れていく。 それは夜が明けるまで続いて…甘い声で啼き続けた犬は、胎をぽこりと膨らませたまま、眠ってしまうだろう。貴方の溢れる想いを胎に抱いたその表情は、安らかで幸せなものだった。 (-227) 2024/04/01(Mon) 21:53:06 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「ユウィさんの背をずっと見て育ちましたからね」 「未練がないとは言わないですよ」 「正直、望まれるならそのままでもいいというくらい、 あまりにも尽くして貰った生だから」 生き方を他者に預けるのはとても心地が良かった。 貴方の後ろを歩いて、貴方の庇護の元大切に守られ続け、貴方の後悔と責任感に付け込んで、微睡みの中幸福を享受し続けていてもよかった。 「でも気づいたら」 「その横顔も見たくなっちまったから」 幼い頃。貴方が彗星のようなヒーローに見えた頃から、 貴方の生き方を見続けていた。そして知った。 その横顔を見るには、今のままだけじゃ足りないのだと。 「俺にだけ見せてくれる表情が沢山あった。 それだけで十分すぎるほど幸せだった筈なのに、」 どうしてか、貴方の全てを見れないと思うと、胸が苦しくなるんです。 これを恋かどうか躊躇うようになってから得た感情である事には、ようやく今の今、気づいて。 「だから、お望みならば……いいや、望まれなくったって 全部奪って見せますよ。アンタの全てが欲しいから」▽ (-228) 2024/04/01(Mon) 21:54:41 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「──はい。 好きにさせて貰うのに、 好きにするのを許さないなんて勿論ないです。 「何を取って何を取るか、無い頭で必死に考えて、 そんで、ユウィさんと幸せになるんです」 結論は柔らかすぎるようにも聞こえる、そんな言葉だが。 男にとってはそれが全てだ。喧嘩するのも、取捨選択も、 全ては悩んだ末の、男が出した幸せな結論の為のもの。 それだけは何を以てしても変わらない。 「……やっべ、緊張してきた」 「……服、邪魔ですから取っちゃいますね」 たわんだ布は、遠慮なく剥がす為に引かれて。 少し背伸びした啄むようなキスを落とした後、首から胸へと同じくらいの軽さで音を鳴らしながら口付けて。 それから前に伸びるもう一つのファスナーに視線をやって、 破ろうか迷った思考の末に、しかしながら結論は思ったよりも早く、破くというものに至った。正直色々と我慢がならなかったからだ。 早急に、焦るくらい、貴方に焦がれた熱に焼かれるように、この先を知りたくて仕方がなかったから。 (-230) 2024/04/01(Mon) 21:56:23 |
【独】 通信士 カテリーナ苦い顔。 それは数字の意味を知っているから、というだけではなく。 私の本当の思いでもあります。 釣り合わないはずの、釣り合ってしまった天秤。 その行く末を、悩む私に。 ”ちょっと悪い”私に掛けられた案じる声。 ――あぁ、もう…… 溜息をひとつ。苦笑を浮かべて、ひとつの決断を。 心に決めたのでした。 (-231) 2024/04/01(Mon) 21:58:33 |
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