【秘】 ワーカーホリック ラサルハグ → 陶酔飛行 バーナード「ああ、在り来たりなもので退屈させたでしょうか どうも『共犯者』達に比べるとこのような催しは不得手でして」 然して気にも留めていないような平坦な声。 表情もその言葉にやや目を細めるばかりで代わり映えはしない。 初めからそうだ。ガラス玉のようにも無機質な瞳は、 いつだってただ真実を問うように相対する者の瞳を覗き込む。 「大変失礼致しました。 僕は『お客様』からの──そして、ある方からのご要望により あなたをお客様の為の余興へとお連れする任を仰せ付かった者」 例え罠でも踏み込まないといけない時もある。 リスクを避けた捜査で真相に迫れるような規模の事件じゃない。 ああ、まったくもってその通り。 虎の子を得る為に、虎の穴へと飛び込むべきが今なのだ。 「僕の請け負った仕事は飽くまでもその手引きまで。 それ以降の事は、『要望』が無い限り動くつもりはありません つまり、あなたが内部へ潜り込み得た情報を持ち帰る事を 僕が咎める事は原則ありません。」 諜報員たるあなたには十分に同意する理由がある。 或いは、同意せざるを得ない理由が。 眼前に佇む執行者は決して仕掛ける様子を見せず、そう続けた。 尤も、あなたにもはやそれを持ち帰る先が無いなどという事は 怜悧狡猾の白蛇は既に、知っている。 そして同時に、たとえ軍人と言えど乗客の立場では どうしようもなく、得られる情報には限度があるという事も。 (-226) 2021/07/05(Mon) 2:32:56 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー「はい、処女喪失おめでとさん。ちゃんと形を覚えて立派な雌の仲間入りをするまで、何度だって抉って、嬲って突いて犯して壊してやるからさ。嬉しいだろ?嬉しいって言えよ、なあ。お礼はなんて言うんだっけダビー?」 一息で言い切ってたのは高揚の証だろうか。一気に深く息を吐き出し、処女の筈の中は薬のお陰もあって、締め付けこそキツいものの、柔らかなじっとりと湿った粘膜が食らいつく様に刺激してくるのを、うっとりした顔で見下ろす。 イイ具合じゃん、と、そのまま何度か律動させ、伸ばされて震えながら宙に浮く手を引っ張り、己の背に回させた。あなたの台詞を遮らないタイミングで、何度も腰を打ち付けながらも、首筋と肩に痕と噛み痕を交互につけていく。 「なぁ、俺の物になるって言ってみな。尊厳も全部投げ出して、身を預けて他人に蹂躙されて好きにされる快楽と、それ以外の全部の感情から解き放って楽にさせてやるからよ」 じんと理性と脳を溶かすよう痺れる甘美さを混ぜ、貴方の耳元で悪魔の誘いの様に、蕩ける声で囁きかける。言いながら、腰の抽送を少しゆっくりにし直腸をまさぐる。粘膜を、腸壁をなぞるように擽り、嬲り、前立腺に狙いをすませ、体重をかける様に、鈍く押しつぶす様に。追い立てる猟犬の様に、確実な性感を与えつつも、その先が見えるのに届かないギリギリの線で、焦らし続ける。問いの答えが返ってくるまで。 (-227) 2021/07/05(Mon) 2:42:06 |
【秘】 翠眼の ダビー → ボディガード テンガン「──…きっとどちらが正しいというものでもないのでしょう。単純に救済を喜ぶ者もいれば救済に伴う犠牲に悲しむ者もいる。救済された者が良かったとしても周囲がどう思うかはまた別の話です。だからこれは私のエゴである、という前提でお聞きください。」 見下ろす瞳を受け止める翠色の目は先程から続いている葛藤でずっと揺れ続けている。それでも逸らされることはなく、普段の自分が他者に投げかけているものに近い視線に不快を訴えることもなかった。 「…私がしくじって犠牲になれば恐らく"弟子"にも累が及びます。私は犠牲になってもならなくても必ず誰かを取り零す。だから私"だけ"の犠牲が前提にあるその質問には答えられません。 ただし、誰か一人だけが救われるという状況下で助けたい誰かが救われるのならば…救われるのは私じゃなくていい。」 救われたい気持ちがないわけではない。 それでも、湧き上がる悪感情に身を焦がされるのを許容してでも救われてほしい人がいる。 (-228) 2021/07/05(Mon) 2:44:32 |
【墓】 檻の中の華 ナフここで失敗してしまえば『取引』を無駄にしてしまうかもしれない。 少年は、主催の言葉を聞いて素直に頷いた。 仲の良い人間も、特にいはしないのだけれど。 「…よろしく、お願いします」 カメラに映されることには、慣れている。 少しばかり、普段よりも風を敏感に感じてしまうくらいで。 音楽に合わせてしなやかに体を動かして、舞いを踊り始める。 指先までピンと伸ばした腕、床を軽く蹴ってはアクセサリーを揺らしている。 擦れる布に息は上がり、再び起き上がる股間のそれが主張しているのがよく見える。 (+23) 2021/07/05(Mon) 2:51:16 |
【秘】 ボディガード テンガン → 翠眼の ダビー「そう、ですか。 ああ、成る程。先ほどの方々と、 貴方がたの繋がりは、つまり」 透けてくる。盤上に置かれた駒たちの内訳が。 「……試すような真似を、すみません。 虚勢を張ったり、綺麗事を言ったりする相手に、 無償で力を預けたいとは思えない性分なもので」 首を振って、右眼を覆う重い前髪を払う。 白いその色が露わになり…… 見られる事自体は厭うのか、少し顔を背けて。 「愛と信用、真実。全ての両取り。 今日、必ずそのチャンスが巡ってきます。 客が従業員にされる時、“研修”という段階を踏む。 ……その隙を突く。 俺の警備員という立場を利用して、 救い出すことは……不可能ではありません」 導きの灯。 淡く光を持った瞳は、柔らかく微笑む。 (-229) 2021/07/05(Mon) 3:00:36 |
【赤】 ディーラー サダル>>ナフ 「…………ふうん。招待されただけの事はあるね」 カメラ越しに見ていたエンヴィーは独り言ちる。 エンヴィーには踊りに関する知識などなかった。ただなんとなく眺めているものの、それでも少年の舞には惹かれるものがあった。 あれだけ"仕込み"を行っても自分の役割を全うしようとする姿。 その艶姿にスピーカーから聞こえる歓声はどんどん熱がこもっていて。 純粋な喝采が、湧き上がっている。 「…………」 なんだかちょっと、気に食わない。妬ましい。 ▼ (*43) 2021/07/05(Mon) 3:05:05 |
【赤】 ディーラー サダル>>ナフ 「……ずるいな」 舌打ちをして手元のスイッチを弄る。 それは踊り子の体に取り付けられた玩具の電源を切り替えるもの。 女の指が容赦なくスイッチを押し込んだ瞬間。 少年の体を蝕む玩具たちは一斉に激しい振動を始めることだろう。 (*44) 2021/07/05(Mon) 3:06:13 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → ワーカーホリック ラサルハグ「ただの案内人でも気取ってるって?お前まで針何か取り出して来た日にゃ、今ここで言葉も聞かずに本気で殺してやろうかと思った程には、退屈と言うよりは不快かねぇ」 苛立ちを隠せない。 相手の相性が、間が悪すぎる。 何故これ程まで己の感情が乱されているのか、 それが理解できない事が一番不快感を掻き立てる。 内心はどうあれ、彼が言う内容自体は本当にただの“案内人”でも“主催者”でも、余りに突拍子もない提案でもない。否定の言葉を吐き捨てた時点で何か仕掛けてくるのかと警戒したのを無駄とは思ってないが、律儀に返されるのが余計に底知れなさを滲ませて、目を逸らしがたくなる。 「ハッ、本当に最悪だな。次に担当決めがあったなら、お前を愛しすぎて困るからチェンジしてくれ。手を出しかねない」 吐き捨てるように言いつつ、暗に同行の意と案内先を教えろとばかりに顎で扉の方を指し示した。訳の分からない事を言いつつ、普段と態度を変えやがるのはアイツ、無駄に無機質で欲の欠片も見せない割に、裏を返せば『要望』があれば何でもしやがると言った顔は、アイツ。 ──知り合いばかり脳裏に過って、反吐が出そうだ。 (-230) 2021/07/05(Mon) 3:12:13 |
【墓】 檻の中の華 ナフいける。盛り上がりの声も、聞こえている。 このまま続ければ と、優雅な舞いを続けている。 続けようと、した。 「は、ぁあ…っ!?や、な、っ…!」 ガタン! と大きな音がしたかと思えば、舞台の上で蹲る少年の姿が見えるだろう。 嬌声を上げ、逃がせない快楽を直に受けて欲をその場で吐き出す。 まだ、音楽は続いているのに。 立てない。 (+24) 2021/07/05(Mon) 3:16:40 |
ディーラー サダル(匿名)は、メモを貼った。 2021/07/05(Mon) 3:25:12 |
【秘】 翠眼の ダビー → ボディガード テンガン「いえ、私自身試されるべき人間である自覚はありますし、あなたの判断は正しいと思います。…おかげで痛感しましたよ…私はやはり、他者の身を預かるのに向いていない…。」 義妹と弟子、少なくとも二人に影響する立場だと理解しているからこその悩み悩んだ末の吐露だった。虚勢や綺麗事で包み隠せないほどに大きくなった情だったからこそあなたからの光を見出すことになったのだろうが、青年自身はただ抱え慣れないそれにふらついているようだった。 一度見出した白にほうと息をついた直後、自然と浮かぶ穏やかな微笑みを隠しもしなかった。 「"研修"、…動くのであれば協力します。私にできることはありませんか?」 (-231) 2021/07/05(Mon) 3:25:54 |
ディーラー サダル(匿名)は、メモを貼った。 2021/07/05(Mon) 3:26:30 |
ダビーは、例のポスターを見た直後、自室に向かった。 (a46) 2021/07/05(Mon) 3:27:46 |
ディーラー サダル(匿名)は、メモを貼った。 2021/07/05(Mon) 3:27:49 |
ディーラー サダル(匿名)は、メモを貼った。 2021/07/05(Mon) 3:28:27 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → 檻の中の華 ナフ「悪いが俺は心理戦は向いてないんでね。そう言う面倒臭え深読み合戦みたいなのは御免だ。煙に巻く言葉をぺらぺら喋られてまともに聞いて為になった経験もない」 実際に一切聞いていない訳ではない。 言われた事も脳裏で咀嚼している。ただ、 国に居場所がない という状況が余りにも今の自分にはぶっ飛んだ戯言にしか聞こえない。何より、先程定時連絡だって済ませた所だってのに。 ──その連絡は、ただ虚空に向けただけなんて、認識すらさせて貰えない。 「毒を飲ませて耐久合戦がお好みだったかい?そりゃそれでも構わねえがよぉ、暗殺者とくりゃ耐性とやらがあるらしいじゃねぇか。何よりお前ら、自分の命すら捨ててくるのも多いなら単純の苦痛の我慢比べなら、俺が不利だし?」 聞きかじりの知識で、実際に暗殺者と相対した事は初めてだが、“今飲ませた物”よりは効果が高いと判断した。──先程、膝を入れた際、本当はもっとダメージを与えるつもりだったのが、入りきらなかった。つまり麻痺毒が嘘じゃないのを内心実感して、それを悟られない様に笑みを湛え続ける。 「さて、媚薬と自白剤ならお前さんはどっちが困るかね。どっちも大好きって言うならもう少し痛めつけて新しいのを用意しないとだけどな?」 (-232) 2021/07/05(Mon) 3:33:47 |
ニアは、張り紙を見ていなかった (a47) 2021/07/05(Mon) 3:40:09 |
【赤】 ディーラー サダル乳首を噛むクリップが激しく揺さぶる。 男根に絡むローターが酷く震える。 後孔を苛むバイブが荒々しく暴れる。 例え少年がどれだけ果てようと、責め立てているのは玩具だ。無機物だ。 止めてと言っても止まることなどなく、ただひたすらにその役割を果たすだけ。 『踊れないのか』『けれどそれもまたいい』 『早く立ってくれ』『踊りはどうしたんだ』 どれだけ少年が泣こうが喚こうが、その空間にいるのはたった一人。観客さえも見当たらない。 それなのに視線と歓声の雨だけはずっとずっと少年に向けて降り注がれている。 ▼ (*45) 2021/07/05(Mon) 3:53:10 |
【赤】 ディーラー サダル>>ナフ 「そうこなくちゃ」 カメラの向こう、"嫉妬"は満足げに嗤う。 胸に仄暗い喜びが満ちる。自分より優れた者が無様な姿を見るのはやはり気持ちがいい。 「……これ、もう要らないや。捨てておいて」 エンヴィーは従業員にスイッチを渡し、席を立った。 この"研修"はこれでいい。ギャンブラーの時のような撤収は必要ない。 少年への道は開放していた。 写真をばら撒いた時に炙り出された者たちが後はなんとかしてくれるだろう。 それもカメラに映るだろうから、賓客は救出劇も堪能できる筈だ。 今回の"嫉妬"の特別研修はこれで全て終わり。 ──次に毒牙にかかるのは、いったい誰だろう? (*46) 2021/07/05(Mon) 3:56:35 |
【秘】 ワーカーホリック ラサルハグ → 陶酔飛行 バーナード「案内人であればもう少し上手くやったでしょう。 言うなれば、その下に傅く猟犬と言ったところですか」 抑揚に乏しい声が、謙ったような物言いをただ滔々と並べ立てる 無感動な虹彩に映るものは無く、それが皮肉かもわからない。 それから、言葉や態度はともかくとして 素直に同行を申し出た事は些か想定外だったようで 無感情な蛇の目が音も無く閉じて、また開いた。 「……その言葉、ご協力頂けると解釈します。 僕は実のところ、過度の…『しなくていい仕事』はしない主義で けれど今回ばかりは少々手を焼くかと思っていたのですが。 あなたのその思慮分別に免じて、提言はしておきましょう。」 「けれどね」 (-237) 2021/07/05(Mon) 4:06:49 |
【秘】 ワーカーホリック ラサルハグ → 陶酔飛行 バーナード──踵を返し、敢えて無防備な背を見せる。 たとえこの場で自分一人どうにかしたところで、 あなたにとって、事態が好転するわけではない。 蟒蛇のように狡猾な役者には、確信に足るだけの打算があった。 「 お客様が望むものは、まさにそれだと思いますよ。 ……そもそもの話になりますが。 『諜報員』を地へと墜とすのが、『工作員』たる僕だとは よく出来た演目だとは思いませんか、バーナードさん。」 部屋の外、廊下はやはり異様な程に静まり返っている。 用心深く狡猾な白蛇は既に人払いを済ませ、 剰え複数人の従業員を待機させている。 一度廊下へと出れば音も無く取り囲まれ、 "研修"を受ける為に連行されて行くだろう。 「それと…これからは、僕の事は『スロウス』と呼ぶように」 怠惰の名を冠する内通者は、不確定要素のある賭けは好まない。 (-238) 2021/07/05(Mon) 4:08:14 |
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