【人】 調査員 バーナード【エアロック前】 [ラサルハグから任務の詳細を改めて聞けば、装備をつけて外に出る準備をする。 もう歩くのにはそれほど支障もなくなってきていたし、まだ若干だけ褪めた顔色も、船外服のドームガラスに覆われればわかるまい。] どうしたの、ゾズマ。 手指可動に不調? [手を握ったり開いたりを繰り返すクルーを見かければ、そんな的外れを。 ついでに自分も同じことを試し、可動に不備がないか確認している*] (343) 2022/07/12(Tue) 11:00:14 |
【人】 生物学者 アマノ【研究室】 [俺はペシミストじゃない。かといってオプティミストと言うわけでもない。 あえて言うならリアリスト、なんだろうな。 研究者は往々にしてロマンチストな要素も持ち合わせるものだが、と同時に、自分も他人も、その人生、肉体、魂さえも一つの事象として捉えてしまう節もある。 俺は、コールドスリープ装置が9人分しか動かないという現実を至極冷静に受け止めていた。 "ゆっくりとした死の宣告" >>269、"限りなく緩やかな自殺" >>313、そう口に出して言われずとも、最後に残る1人は、幸運が訪れることを神頼みしながらの「死ね」という宣告と同値だと正しく理解していた。] (344) 2022/07/12(Tue) 11:00:54 |
【人】 生物学者 アマノ[更に言うならば、自刃したい奴は勝手にすれば良いとも思っている。 それは誰のせいだと詰る詰らないの話とは全く別の軸の問題で、死の世界に安らぎを見出すならば、それを止めるのは"こちら側"のエゴでしかないと思うから。 ────でも俺は、ラサルハグがそうしようとしたら全力で止めるんだろうな。 自刃でなくとも、例えば"自分が最後の1人になる"という宣言であっても。 何を馬鹿なとぶん殴ってでも止めようとするだろう己の心は、パラドクス以外の何物でもない。 と、そこまで思考を飛ばした後、リアリストは現実に帰還した。] (345) 2022/07/12(Tue) 11:01:17 |
【人】 生物学者 アマノ────餓死と窒息死ならどちらがマシかと問われたならば。 窒息死一択だろう? [空気だけがあって水と食料が尽きるという状況が最悪中の最悪だ。 酸素が尽きれば5分で死ねる。水が尽きれば1週間。後者は地獄の苦しみだ。 逆に、酸素と水があれば2ヶ月は生き延びられるらしいけれど。] 食料、確認しておくか……。 [アンテナに問えば返答はあるかもしれないが、そんな事で船のリソースを使うわけにはいかない。 目視の確認に限ると、俺はのそりと俺にとっての禁断の地であるところの食堂に向かってみることにしたのだった。 サダルがスピカにかけている声 >>334 など、全くもって知らぬまま。**] (346) 2022/07/12(Tue) 11:02:12 |
機関士長 ラサルハグは、メモを貼った。 (a61) 2022/07/12(Tue) 11:02:44 |
【人】 調査員 ルヴァ大丈夫、って言葉、信じるから。 僕はまだ諦めない。 ちゃんと還ろう。…全員で。 [メインデッキを去る前、振り向いて。 告げるそれは決意に似ていた。**] (347) 2022/07/12(Tue) 11:05:18 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a62) 2022/07/12(Tue) 11:09:54 |
【人】 管制官 スピカ[コール音と自分を呼ぶ声>>334気が付くと、身だしなみを整えることもせずに来客を迎える] ……ああ、サダルか。 その……心配かけた、かな?ごめん……。 [ボサボサの髪に濡れたままの頬、赤くなった目の目尻にはまだ涙が居座っており、先程まで泣いていたと判断するのは容易であろう] ちょっと、ちょっと待ってて、すぐにデッキに……。 [そう言いかけてやめる。 サダルはカウンセラーだ、来た目的は突発的な自傷を心配してだろうか?きっと今すぐ戻ると言っても首を横に振るだろう。 それならと、] カウンセリングを、受けたい。 [覚悟の証人になってもらおうと、サダルの手首を掴んだ**] (348) 2022/07/12(Tue) 11:10:24 |
【人】 調査員 バーナード[いのちの選択、と頭の中で考えるくせ、すぐに自刃してしまわないのは、まだまだこの艦の中で仕事があるというのもひとつの理由だが、ひとえに生きる可能性を見ているからだ。 "全員で">>347という中にバーナードは自分を含めないが、おそらくルヴァが言う中には入っているのではないかという予測くらいはできる。 けれど周囲の認識どおり、スリープポッドに入らなければ、それは緩やかな自殺と等しい。 アンテナはまだしも、ひとり艦の中で生身のままいれば、いずれはどうしようもない未来が訪れる。 ここはミニョネット号ではなく、揺蕩う海も星の海だ。 その"自殺"の期間を、自分であれば長く取れると認識していた。 案外とスリープ後すぐに他の艦に回収してもらえるかもしれない。そうすれば、無事に全帰還が叶う。 "すぐに"の猶予が長ければ長いほど、可能性はあがる。 故にあえて先に死のうとは思わない。 ひとり覚悟を決めていれば充分だ。 ――口に出さず行動に移さないことで、望みが掬われない可能性を、失念している*] (350) 2022/07/12(Tue) 11:27:27 |
【人】 カウンセラー サダル[ 扉が開けば、表情には出さぬまま安堵する。 閉じこもられたら状況はより厄介だった。 アンテナに頼んで正当性が認められれば 強制的にロックを解除できたかもしれないが。 無理やり踏み入るのは、 カウンセリングにおいては愚策でしかない。 ] スピカは何が好き? 僕はねー。 [ 気分野なので、僕は≠ノ続くメニューは 日によってころころ変わるけど。 それを言葉にする前に、 彼女の決意によってかき消された>>348。 ] (351) 2022/07/12(Tue) 11:51:35 |
【人】 カウンセラー サダルうん、わかった。 [ 想定より、ずっと早かったな。 と、独り言で収まる程度の声で呟いて。 ご飯は後回しかな。 食堂の惨状を知らない僕は、>>158 もしも気付いた誰かによって。>>346 室内が片付けられていたり、 完成品はこちら!とばかりに 温かい食事が用意されていたりしたら 心からの喝采を送るに違いない。 ] (352) 2022/07/12(Tue) 11:51:53 |
【人】 カウンセラー サダル場所はカウンセリングルームでいい? 顔を洗ってすっきりしたら行こうか。 [ 特に問題ないようなら。 スピカの準備が済み次第、 彼女を連れて部屋の外に出る。 ]** (353) 2022/07/12(Tue) 11:51:57 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前】 [船外活動の装備を整えたバーナード>>343からの声に、はっと顔を上げた。] いや、特に不調って訳じゃないさ。 アンタこそもう――… いや、ここに来てるなら大丈夫ってことか。 [ドームグラス越しのバーナードの顔色はよく窺えない。自分もまたガラス越しに彼を見ている訳だからなおさらだ。 だから一先ずは体調が戻ったと信じることにして、同じように手指可動の動きをするバーナードに話を続ける。] 何書こうかなー、とか。 そんなこと考えてただけ。 ほら、ラスが言ってた遺書のこと。 [ラサルハグははっきり告げなかった“遺書”>>281の語を、ゾズマはさらっと口にする。] (354) 2022/07/12(Tue) 12:32:02 |
【人】 操縦士 ダビーーメインデッキー [スピカは休息に入る事にしたらしい。 本人の希望でもあるが、確かにその方がいいだろう。 変わって、ラサルハグから>>268>>269>>274>>277の指示を受ける。] 了解した。航行停止なら制動をかける。 機体のメンテナンス及び燃料補給も行っておく。 緊急停止後、直ちに作業に取り掛かる。 調査員の二人およびゾズマには機体の操縦方法をレクチャーするが…これは他の緊急業務の合間で良いか。簡略化するが、恐らく数時間程度以上を要する。 [それに、追加の指示についても>>287>>298] 問題ない。他のクルーの準備ができていれば直ちに作業可能だ。 [と告げ、作業に取り掛かる前に、コールドスリープの事についても状況を聞いた] (356) 2022/07/12(Tue) 12:34:33 |
【人】 操縦士 ダビー1台壊れているのか。 [>>269>>312となると、コールドスリープ装置の仕様に関わらず1人は外に残らざるを得ない。 考えてみれば、食料や酸素の残量を考慮すると、交代でのスリープというのもおよそ意味のない話だ。] その判断はアンテナに委ねる。異はない。 他に通達事項がなければ、直ちに作業に取り掛かる。 …時間があれば食料、水、酸素の残量の確認は可能か。 優先事項ではない。 [僅かに気にかかったのはそのことだけ。 他は何もなかった。 仮に自分が残るとしても、そこに異はなく、むしろ自然な事だとも思っている。軍にいた頃から、自分がいつかベッドの上でない場所で明日にも命を落とす覚悟は漠然とであるがしていた。 その時は、その時が来たという、それだけのことだ] (358) 2022/07/12(Tue) 12:46:19 |
【人】 操縦士 ダビー…他になければ、作業に向かう。 [ラサルハグからの指示のとおり、バーナードやルヴァ、ゾズマと、作業のためスーツの保管庫に、そうしてエアロックに向かった*] (359) 2022/07/12(Tue) 12:49:23 |
【人】 調査員 バーナード何にも、しないけど。 だめかな? [ゆるく、首を傾げる。 クルーの皆に対してもという視点は抜けていた。 なにか必要だろうか……今この場では、すぐに浮かばないけれど。] 考えてみるよ。 ゾズマは、おかあさんのこと、大事なんだね。 [ゾズマがバーナードの生まれを知らないように、バーナードもゾズマの出自を知らない。 その"おかあさん"が、彼女にとってだけでなく、ふるさとにとっての唯一であることも、知らない。 ただ、一般論のように、思ったことを口にした*] (361) 2022/07/12(Tue) 12:56:52 |
【人】 調査員 ルヴァ[――ところで。 ルヴァに血のつながった親兄弟という概念はない。 ルヴァの生まれ故郷で実子を育てるのは 遺伝子的に優秀とされる家系のもの、 一部の資産家、政治家、選ばれたものか、 あるいは反政府や宗教家、思想のあるものだけ。 残り大多数の下層民には なるべく多くの子を残す義務が課せられ (残せば残すほど優秀と認められて国の補助が受けられる) 生まれた子供たちは国の各地に点在する施設で 養育員に育てられることになる。] (363) 2022/07/12(Tue) 13:27:38 |
【人】 調査員 ルヴァ[荒れた貧弱な国に、 全員を手厚く育てる余裕があるわけない。 体の弱い奴から死んでいく。 出来の悪い奴は売られていく。 その後も何度かふるいにかけられて 生き残った人間だけが「おとな」になって社会に出る。 その中でも生きていく術は自分で見つけなければいけない。 自分の居場所を見つけられなかった者、 役割を果たせなかった者から死んでいく。 逞しくなければ生き残れない。そんな場所で育った。] (364) 2022/07/12(Tue) 13:28:36 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前】 「たぶん」って何それ。 各自健康状態維持って言われたばっかっしょ、 何かあったら、途中でも仕事から抜けなよ。 [いささか不穏な三文字が聞こえたために思わずこう漏らすも、それなりに普段通りののんびりとした笑い方――そうとしか察せられなかった――をしたバーナード>>360の手前、これ以上の深入りはしないことにした。 その後の答え――「遺書」にピンときてなさそうな様子に、そういえばラサルハグもそこまでは言っていなかったかと思うも、それは置いといて] そうなんだ? いや、別にダメってわけじゃないけど、 ……誰を置いてく身分でもないんだなって。 [首を傾げてみせたバーナード>>361に対し、声音には少しだけ意外そうな色が乗ったが、咎める意図があった訳ではなかった(この言い回しで相手にどう聞こえるかは置いて) 彼の身の上の事情に深入りする心算も特になかったのだけれど、なんとはなしにのんびりとした調子にあてられてなのか、身の上の想像についてもぽつりと口から零していた。] (366) 2022/07/12(Tue) 13:43:32 |
【人】 メカニック ゾズマうん、もしアンタが死ぬことになってさ、 その時遺書のこしてくれてたなら、アタシが読んだげるし。 [なんて、まるで軽く笑いでもするかのように(顔は相変わらず笑っていなかったが)「考えてみる」の語にはそう言い] ……うん。大切。 家族は母しかいなかったし、 生活も進学もずっと世話になってきたし――… [ぽつぽつと話し出したこの言葉は本心。 そして他のクルーを――友として想う人、自分を助けてくれた人を残すことになったら、とも。 もっとも、これらの想いはあくまでゾズマのもの。 バーナードや他のクルーにまで、誰かに対しての同様の想いを求めていた訳ではなかったけれど] (367) 2022/07/12(Tue) 13:44:52 |
【人】 メカニック ゾズマ“わたしたちの民”は昔から―― ばあばやじいじのずっと昔から言ってたさ。 命あるものは必ず終わりがあるって。 [バーナードが「おかあさん」と言及したのは一般論だろう、とはぼんやりと思っていた。 それでも、特に問われた訳でもないのに、ぽつりぽつり、ひとりごとのように口が滑っていく――否、この艦でならもういくら滑らせたっていいと思えた、自分の出自の話だ。] とにかく、それでもさ。 ママ……母が子供に死なれたら そりゃ悲しいだろって、アタシにだって解るし。 ま、そういうこと。 (368) 2022/07/12(Tue) 13:48:24 |
【人】 メカニック ゾズマ[そこまで言って、はっきりと意識させられる。 「遺書があったら読んであげる」とまで口ずさんだ自分は、果たしてどこまで“他の誰か”の死を悲しめるのか。 たとえば、母に死なれたら、友に死なれたら。 それは、イヤだ。 そういう想いはある、筈、なのに。 ――“命あるものは必ず終わりがある” ――“国も星も、永遠に続きはしない” そんな諦念が、この問いに対してのゾズマの解答を鈍らせていたのかもしれない。] (369) 2022/07/12(Tue) 13:49:52 |
【人】 メカニック ゾズマバーニーはさ。 自分が死んだときに、誰かに泣いてほしい? [こんなにのんびりとしていて、遺書のことだって考えていなかった彼であれば“No”でもおかしくないかも、という先入観は一旦捨てて。 互いのドームグラス越しで見えづらくなっている、バーナードの両目を見つめる。*] (370) 2022/07/12(Tue) 13:50:09 |
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