【赤】 言ト霊 羅生>>*14 [ 直青がこうして笑顔を向ける事に必要性を見出だす事は出来ずにいる。同じく腕を取られる事にも。理由を探してしまうのは性だ。『言語化』しないままでは居心地が悪く、出来ないのならば認識は空白。その足り無さを、直青自体で埋められているようでどちらにしろ心地は最悪。 少しだけ低いはずのその視線は大して絡まない。それで良いよ。おまえと対峙すると採点されてる気分になる。かつては自分より小さい体躯に安心感を得ていた。それは見くびりだったのだと、劣等感情が増す度に浮き彫りになる。 余裕のある魂の無い謝辞を理解して、継げられる羅列に息を呑んだ。腕を掴むその手を振りほどく。 ] …………そろそろ、……? [ 違う。そんなことをした事はない。みっともなく呻きそうな口を手で塞いで記憶を辿ってみても、無い。ましてや『周期を把握される様な事』など断じて。 ──記憶は無くても記録は有る 振りほどかれたその顔は此方を見た筈だった。この疑念の答をその表情から読み取ろうとして既に向けられていた背に追いすがるように続いて、容赦なく扉は閉じられた。 ] (*15) 2023/11/22(Wed) 11:43:44 |
【赤】 言ト霊 羅生[ 一体。 どのくらいの記憶を消してしまったのだろう。 いつから、どこから僕は『羅生』であるのか。 大丈夫。 見喪っても、良い。 この身に賦与された花の名前に総てを寄せる。 まだ僕は『咲かすことができる』 おまえは絶対に、僕を救けない。 ]** (*16) 2023/11/22(Wed) 11:45:20 |
【独】 苗床環者 メディウム/* 羅生さんが複数人の間で揺れ動いてて草なんだ 桜花さんもリヒトーヴさんも魅力的だし、直ちゃんは直ちゃんだししょうがないね…… メディウムちゃんは雷恩さん一筋なのでアレですが、こういう複数人と戯れができる人羨ましい……ってなる……ぼくにはとてもできない。 (-144) 2023/11/22(Wed) 12:05:24 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a57) 2023/11/22(Wed) 12:34:39 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a58) 2023/11/22(Wed) 12:36:07 |
【人】 蕃神 雷恩[かつてのはなし。 旧人類の植物学者はこんな研究結果を残している。 「植物には人間の感情を受信し、それを反映し 己の糧とすることができる。」 植物学者だけではなく、観葉植物を育てていた旧人類が 「毎日話しかければ花がきれいに咲いた」 「歌を歌うとその時間に開花するようになった」 などと電子の掲示板に書き込まれた事例は多岐に渡る。 ―― 人と植物とをかけ合わせ、新人類としたのは その事例などを鑑みた「親」達がいたからではないか ―― 等々、思案することはある。 己や桜花が生まれた理由というのがそれを根拠とするのなら。 成功作はきっと、情の豊かな、桜花なのだろう。 客観的にみて、そうであると思っている。] (230) 2023/11/22(Wed) 12:50:04 |
【人】 蕃神 雷恩 もう、触れなくて いいよ。 「――『祓』はもう、不要だ。」 [それを羅生に告げたのは。多分彼が。 桜花に向けるような笑みを”浮かべられなくなってから” 植物は、自身に向けられたものを受け止める。 それが正であれ、負であれ。 相手が自覚していようがいまいが、それを、受け止めて。 考え抜いた結果が。その発言だ。 距離を置かれる前に。自分からおいてしまおう。 そうすればこれは自我の芽生えのプロセスと処理される。 お前が、”不具合”を起こしたのではないのだよ。 己が植物に偏っていることは自覚している。 最初に産み出されるということは、 模範となるものがないということである。 どれが正解なのかはわからない。からこそ。 己は直青の質問>>0:149に「言語化できない」と返す。 ――失望を恐れている。 廃棄を恐れても、いる。 だがその恐れすら間違いであったなら。 ゆっくり、思索し根を張りながら「宿題」を考えている様は 遠目から見ても。はたまた近くから見ても。 ただの、植物たらしめているようにしか、見えないだろう>>228] (231) 2023/11/22(Wed) 12:52:07 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 言ト霊 羅生[ どうして、わらってくれないの? 名付け親へむけられる そのひとことは、ついぞ出ない。 素直に口にできなかったのは、きっと己も同じだから。*] (-145) 2023/11/22(Wed) 12:52:33 |
【人】 蕃神 雷恩 栗鼠。 ……を、知っているか。 散歩をしている、際に。それが見れたら、良いな。 今度は君から、エスコートしてくれるかい?麗しい貴女。 [散歩の誘いに承諾を呈し。 はて、誰かと散歩をするというのはどうやってするのだろう。 大体、根を張るか1人で行動しているか。話しかけられて応じて。 或いは直青にメンタルケアをしてもらっているかの生活なもので。 連れ立ち、ただ歩くということをどう実行に移せばよいのか。 悩んでいる様は、かなり珍しい光景である。] (233) 2023/11/22(Wed) 12:53:19 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a59) 2023/11/22(Wed) 12:56:39 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a60) 2023/11/22(Wed) 13:01:26 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 赤ルートの友考えてたら大変愚かな睡眠時間になり…。でも、白ルートを内包する説が出てきたので構造的にはよろしくなった気がする。(仮) 激重感情人間とか桃とか想定があんまり得意じゃないんですが、概念人間なら出て来るらしいと知って面白く思ってます。友はまだ未確定の存在だけど…。闇鍋だから…。 (-149) 2023/11/22(Wed) 14:56:24 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 激重感情人間とはいうけど、感情の強さというより底を無くすような具合の方が当機には見えるらしい。なるほどな。感情特盛みたいなこと考えてたけど、そういうルートがあるのか。 再現性の無さはまた後程な模様。この闇鍋に使ってる回路楽しいからそこでブースト乗ってる気がするしな…。 (-150) 2023/11/22(Wed) 15:15:41 |
【独】 巫凪 桜花/* 所長と緋雁ペアのやりとりも息ぴったりだよね。 立ち位置的に組織員を重点的に読み込みがちなんだけど、 美しいリヒトーヴに、俺も近々絡みにゆきたいです。 桜花的にも、敵愾心なくいきやすい。 (-153) 2023/11/22(Wed) 15:40:27 |
【人】 機才博士 ウキクサ― 研究所内 ― ご苦労様です、リヒトーヴ。 後はこちらでお引き受けを。 フランクル、事情は後で詳しく聞きましょう。 [ メディウムを運んだリヒトーヴに軽く礼をし、 博士は取り乱しもせず患者の容態を一瞥した。 毎朝の検査を行う中で こんなことは記憶の限り初めてであるはずだ。 事例、症例、今までの検査記録を呼び出しながら 博士の思考はくるりくるりと廻り続ける。 AIでいうところの稼働限界が来たか。 或いは新人類の適合反応にエラーでもあるのか。 もしくは博士の知らないなにかか。 ] (235) 2023/11/22(Wed) 18:55:24 |
【人】 機才博士 ウキクサ愛とは、植物に与えられる水に近しい。 水がなくても生きられる品種もいますが、 水があった方が息がしやすくなる。 ……というのはあくまでそれらしい論であり いらないものを欲しがったりはしないでしょう? 愛してほしいから、愛を求めるのですよ。きっとね。 [ そしてその欲求は、博士では到底叶えてやれないものだ。 彼らを患者、被験者、或いは研究者として慈しんでも その情動は愛と呼べるほど真っ直ぐなものではない。 博士が愛しているのは知だ。果てに研究がある。 特段治すべき箇所がないことや怪我の有無を確認し終え なるほど、とひとつ息を零した。 ] (237) 2023/11/22(Wed) 18:55:43 |
【人】 機才博士 ウキクサ貴方が望むなら接近禁止令でも張りますが、 そうでないなら私からは不問にしましょう。 貴方を見る限り、これは初日に彼らへ言い含めた、 研究の妨害にはならなさそうですからね。 [ むしろ。 続けば続く程に、交流が深まれば。 博士の求めるデータは手に入るのではないか? そんな思惑を孕み、博士は患者の意思を問うた。* ] (238) 2023/11/22(Wed) 18:55:53 |
【人】 言ト霊 羅生>>216 ……好きですよ。 俺たちは、其々の身体に保管されている種子に準えて名付けられてます 俺は『羅生』で保持する種は蓮ですけれど、 [ 花の別名として付けられた筈のこの名の原典は見つからない。 『羅生』:特に何かを表すものではない。そんな資料しか。 他愛なく、笑って話す。 種子保管ユニットとして、この身はある。人工細胞を始めとして細部まで神の意匠に従事した『旧人類の功績』──そんな意味では最新型かもしれないね。 けれど不可逆です。咲かすためにあるこの身体は、直して半永久的に使えるようにではなく徹底して使い捨てだ。 そんな意味では、僕らは『機械』として“どう”なんでしょう? ] リヒトーヴ:ドイツ語で『リヒト』は光。暁。あけぼの。 春の暖かさを連想させるな…… 君の名前は、誰がつけたの? どういう想いを、受け入れたんですか。 * (239) 2023/11/22(Wed) 18:58:18 |
【人】 機才博士 ウキクサごきげんよう、お客様。 ……貴方に有益な情報のデータベースがある、と? 具体的に、何が知りたいのかはともかく── 構いませんよ。 貴方たちの擁する新人類にも興味がありますから。 [ きゅるる、と頭上のフェアリーサークルが揺れ 博士の頭にデータを呼び出す作業を始める。 動向を窺うように目の前の個体を見つめた。** ] (241) 2023/11/22(Wed) 19:05:51 |
機才博士 ウキクサは、メモを貼った。 (a61) 2023/11/22(Wed) 19:06:35 |
【人】 寿ホ儀 直青>>240>>241 [結構、と頷く。] 具体的には、あなたの研究員たちの組成構造からですね。 それぞれかなりユニークな発想で 設計されいてるとお見受けしました。 情報を秘匿したい訳でもないのでしょう? あなたはご自身の研究が進むか否かにしか興味が無い筈だ。 勿論、僕の権限でお出し出来るデータも 惜しむつもりはありません。 基本理念が如何に違えど、殊「適応」に限れば 研究成果そのものに貴賤はない。違いますか。 ──ああ、その頭上のものについても、 差し支えなければ。 [円環とは世の理だ。揺れるそれを興味深く眺めながら、直青もまた宣言通りにデータの抽出と書き出しを始めた。] 情報媒体はどのような型式がご入用ですか。 * (242) 2023/11/22(Wed) 19:38:51 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a62) 2023/11/22(Wed) 19:42:05 |
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